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第二章 最強娘の学園生活
熊、熊、パニック三度襲来
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翌朝、昨夜少しだけ泣いたアリスちゃんは、気分が晴れていたけど学校に行きたくは無かったですが、パパは行きなさいと言うです。
気が乗らず、モタモタと着替えをしているアリスちゃんの隣でパパは、ニヤリとアラキおじちゃんのような怖い顔をしていました。
「送るから馬車に乗りなさい」
パパに言われるがままに馬車に向かうと、そこでパパが学校へ行けという理由が分かったのです。
「コロス、コロス、コロス、コロス、コロス、コロス、コロス……」
布が被せられた馬車の荷台から、声が漏れていたのです。
「パパ、いいのですか?」
「ああ。アリスも、その方が心強いだろう?」
馬車が学園に近づくと、ちょうど他の子達の登校時間と重なっていて、アリスちゃんやパパに視線が集まってくるのです。
門を通ってちょうど校庭のど真ん中に馬車を止めたパパは、荷台の布を取り外したのです。
「ぐるるるるるるるるるっ!!」
普段以上に気が立っている熊五郎が馬車の荷台から飛び降りたです。
「誰じゃあー! アリス泣かせた奴はぁ! 食いコロスぞー!!」
そんなことを叫びながら生徒を追いかけ回すのです。
アリスちゃんは、少しすっきりとしたのです。
「何事!? うわっ、く、熊!? なんで?」
騒ぎを聞き付けた男の人が涎を垂れ流し牙を剥き出しにしたまま男の子に迫っている熊五郎を見て驚いていたのです。
「熊五郎、戻ってくるですー」
「あいよー」
ドスンドスンと重い足音を立てて熊五郎が戻ってくると、アリスちゃんが背中に乗り、パパと一緒に男の人に向かったのです。
「学園長とルナ先生を呼んで来てください」
パパが男の人に迫ると、すぐに校舎へと戻ってしまったのです。
そして入れ替わるように丸いマルイ学園長とルナ先生が出てきたのです。
「あの女か……。てめぇ、よくも妹をイジメてくれたな!!」
アリスちゃんの方がお姉さんなのにとちょっぴり不満だったですが、熊五郎が立ち上がり今にもルナ先生に噛みつきそうに迫ったのです。
ですがルナ先生は動きません。怖くて動けないとかではなくタレ目がちな眼を此方に真っ直ぐ向けたままなのです。
「昨日はごめんなさい」
ルナ先生は熊五郎の涎で頭を濡らしながらアリスちゃんに謝って来たのです。
「私が至らないばかりに……アリステリアちゃん。もう一度だけ先生に機会をくれないかしら?」
パパと熊五郎が此方を見てくるです。アリスちゃんは、このままだと、熊五郎の顎が外れてしまわないかが心配なのでルナ先生を許すことにしたのです。
後でお利口だったとパパに褒められたのです。パパが言うには「人を憎んで罪を憎まず」なのです。
教室に入った途端、あちこちから悲鳴が上がったのです。
教室の隅にいてガタガタ震えていたり、泣き出す子まで。
昨日、アリスちゃんにちょっかい出そうとしたりした子も怯えた顔をしていたのです。
アリスちゃん、気づきました。
今、クラスの中にアリスちゃんより力の強い子はいません。だからパパも手を出すなと言っていたのです。
そして今はアリスちゃんより弱い熊五郎に対して見た目だけで怯えています。
皆、力も心も弱い人達なのです。だから見た目は大人しそうなアリスちゃんの心を攻撃してくるのです。
自然と皆も自分を守っていたのかもしれないのです。
気づいてしまうと、何も怖くありません。
ただのアリスちゃんと同じ子供なのです。
ルナ先生が熊五郎に近寄り、首に触れて皆に見せます。「大丈夫だから席に着いて」と皆に話しかけたのです。
熊五郎やアリスちゃんを避けるように遠巻きに席に着くと、アリスちゃんも熊五郎から降りてルナ先生に言われたように新しい席に着きます。隣には熊五郎用のスペースも。
「皆さん、聞いてください」
ルナ先生は皆の前に立ち、話を始めました。廊下ではパパと学園長もいます。
「先生は昨日、随分と言い方を間違えアリステリアちゃんを酷く傷つけてしまいました。そして、皆さんも先生に倣って行動してしまいました。責任は全て先生にあります。ごめんなさい」
ルナ先生は一度皆の前で頭を下げると、今度は一人、一人席に回って頭を下げていきました。
そして一人、一人に向かってアリスちゃんの事を分かりやすく話をしてくれたのです。
最後にアリスちゃんの前に来て一番大きく頭を下げてくれました。
その先生の伏せがちな目からはポロポロと涙を溢していたのです。
アリスちゃんの心のもやもやしたりイガイガしたりしていたのが無くなっていったので、先生を許したのです。
ルナ先生は熊五郎にも謝っていたのですが「パパさんの次に旨そうなのに」と残念がっていたので、謝る必要は無いとアリスちゃんは思うのです。
一時間目はルナ先生やパパや学園長が見守る中、クラスの交流の時間へと変わったのです。
アリスちゃんの席に寄って来ては「昨日はごめんね」と素直に謝って来たり、「悪かった」とぶっきらぼうに話す男の子だったりと色々アリスちゃんに質問も飛んできます。
ただ、やっぱり熊五郎からは距離を取っていましたが。
「えー? アリスちゃん、動物と話せるの?」
「わかるです。例えば今熊五郎は『腹へった、あの先生っての食べていいか?』って言ってるです」
「あ、ほんとだ。ルナ先生をガン見してる。他に熊五郎は何食べるの?」
「果物が好きです」
「あ、ねぇねぇ。じゃあさ、あたしお弁当に果物も持って来たからあげてもい~い?」
「酸っぱくなければ大丈夫です!」
淡い赤髪の女の子が熊五郎に果物をあげてからは徐々に熊五郎とも距離が縮まっていったのです。
パパや学園長はいつの間にか居なくなっていました。でも、もうアリスちゃんは大丈夫です。
帰ってからパパに学園が楽しかったと伝えたらきっと喜んでくれるはずです。
「アリスちゃ~ん」
お昼休みになると廊下に集まった他の学年やクラスの生徒を押し退けてリリカちゃんがやって来たです。
「やっぱり朝にその熊に乗ってたのアリスちゃんなんだ~。ね、ね、触っても噛まない?」
「噛まないですよ」
リリカちゃんは初めこそ恐れながら熊五郎に触れますが、すぐに慣れて首に腕を絡ませて抱きついたのです。
それを見て、私も僕もと教室はぎゅうぎゅうです。
「お昼食べる暇が無いです」
熊五郎や一緒にお昼食べようと約束したお友達を連れて教室を出ようとすると、アリスちゃんより大きな男の子が邪魔をします。
「俺、まだ触ってねぇよ。触らせろ!」
そう言ってアリスちゃんの肩を押すのです。と言ってもびくともしないのですが、それを見た熊五郎とお友達やリリカちゃんが怒ったのてす。
男の子に詰め寄るお友達やリリカちゃんでしたが、喧嘩はダメなのです。
だから、アリスちゃんは男の子の手を取って見上げます。
「お昼、一緒に食べれぱいいです。そうすれば熊五郎にも触れるですよ」
そう伝えてみたのです。
ですが、男の子は手を払うと、「い、一緒にお昼とか別にいいし。そ、その代わり放課後少し触らせてくれよな」と顔を赤くして逃げちゃいました。
この事も帰ったらパパに話そうとアリスちゃんは思ったのです。
気が乗らず、モタモタと着替えをしているアリスちゃんの隣でパパは、ニヤリとアラキおじちゃんのような怖い顔をしていました。
「送るから馬車に乗りなさい」
パパに言われるがままに馬車に向かうと、そこでパパが学校へ行けという理由が分かったのです。
「コロス、コロス、コロス、コロス、コロス、コロス、コロス……」
布が被せられた馬車の荷台から、声が漏れていたのです。
「パパ、いいのですか?」
「ああ。アリスも、その方が心強いだろう?」
馬車が学園に近づくと、ちょうど他の子達の登校時間と重なっていて、アリスちゃんやパパに視線が集まってくるのです。
門を通ってちょうど校庭のど真ん中に馬車を止めたパパは、荷台の布を取り外したのです。
「ぐるるるるるるるるるっ!!」
普段以上に気が立っている熊五郎が馬車の荷台から飛び降りたです。
「誰じゃあー! アリス泣かせた奴はぁ! 食いコロスぞー!!」
そんなことを叫びながら生徒を追いかけ回すのです。
アリスちゃんは、少しすっきりとしたのです。
「何事!? うわっ、く、熊!? なんで?」
騒ぎを聞き付けた男の人が涎を垂れ流し牙を剥き出しにしたまま男の子に迫っている熊五郎を見て驚いていたのです。
「熊五郎、戻ってくるですー」
「あいよー」
ドスンドスンと重い足音を立てて熊五郎が戻ってくると、アリスちゃんが背中に乗り、パパと一緒に男の人に向かったのです。
「学園長とルナ先生を呼んで来てください」
パパが男の人に迫ると、すぐに校舎へと戻ってしまったのです。
そして入れ替わるように丸いマルイ学園長とルナ先生が出てきたのです。
「あの女か……。てめぇ、よくも妹をイジメてくれたな!!」
アリスちゃんの方がお姉さんなのにとちょっぴり不満だったですが、熊五郎が立ち上がり今にもルナ先生に噛みつきそうに迫ったのです。
ですがルナ先生は動きません。怖くて動けないとかではなくタレ目がちな眼を此方に真っ直ぐ向けたままなのです。
「昨日はごめんなさい」
ルナ先生は熊五郎の涎で頭を濡らしながらアリスちゃんに謝って来たのです。
「私が至らないばかりに……アリステリアちゃん。もう一度だけ先生に機会をくれないかしら?」
パパと熊五郎が此方を見てくるです。アリスちゃんは、このままだと、熊五郎の顎が外れてしまわないかが心配なのでルナ先生を許すことにしたのです。
後でお利口だったとパパに褒められたのです。パパが言うには「人を憎んで罪を憎まず」なのです。
教室に入った途端、あちこちから悲鳴が上がったのです。
教室の隅にいてガタガタ震えていたり、泣き出す子まで。
昨日、アリスちゃんにちょっかい出そうとしたりした子も怯えた顔をしていたのです。
アリスちゃん、気づきました。
今、クラスの中にアリスちゃんより力の強い子はいません。だからパパも手を出すなと言っていたのです。
そして今はアリスちゃんより弱い熊五郎に対して見た目だけで怯えています。
皆、力も心も弱い人達なのです。だから見た目は大人しそうなアリスちゃんの心を攻撃してくるのです。
自然と皆も自分を守っていたのかもしれないのです。
気づいてしまうと、何も怖くありません。
ただのアリスちゃんと同じ子供なのです。
ルナ先生が熊五郎に近寄り、首に触れて皆に見せます。「大丈夫だから席に着いて」と皆に話しかけたのです。
熊五郎やアリスちゃんを避けるように遠巻きに席に着くと、アリスちゃんも熊五郎から降りてルナ先生に言われたように新しい席に着きます。隣には熊五郎用のスペースも。
「皆さん、聞いてください」
ルナ先生は皆の前に立ち、話を始めました。廊下ではパパと学園長もいます。
「先生は昨日、随分と言い方を間違えアリステリアちゃんを酷く傷つけてしまいました。そして、皆さんも先生に倣って行動してしまいました。責任は全て先生にあります。ごめんなさい」
ルナ先生は一度皆の前で頭を下げると、今度は一人、一人席に回って頭を下げていきました。
そして一人、一人に向かってアリスちゃんの事を分かりやすく話をしてくれたのです。
最後にアリスちゃんの前に来て一番大きく頭を下げてくれました。
その先生の伏せがちな目からはポロポロと涙を溢していたのです。
アリスちゃんの心のもやもやしたりイガイガしたりしていたのが無くなっていったので、先生を許したのです。
ルナ先生は熊五郎にも謝っていたのですが「パパさんの次に旨そうなのに」と残念がっていたので、謝る必要は無いとアリスちゃんは思うのです。
一時間目はルナ先生やパパや学園長が見守る中、クラスの交流の時間へと変わったのです。
アリスちゃんの席に寄って来ては「昨日はごめんね」と素直に謝って来たり、「悪かった」とぶっきらぼうに話す男の子だったりと色々アリスちゃんに質問も飛んできます。
ただ、やっぱり熊五郎からは距離を取っていましたが。
「えー? アリスちゃん、動物と話せるの?」
「わかるです。例えば今熊五郎は『腹へった、あの先生っての食べていいか?』って言ってるです」
「あ、ほんとだ。ルナ先生をガン見してる。他に熊五郎は何食べるの?」
「果物が好きです」
「あ、ねぇねぇ。じゃあさ、あたしお弁当に果物も持って来たからあげてもい~い?」
「酸っぱくなければ大丈夫です!」
淡い赤髪の女の子が熊五郎に果物をあげてからは徐々に熊五郎とも距離が縮まっていったのです。
パパや学園長はいつの間にか居なくなっていました。でも、もうアリスちゃんは大丈夫です。
帰ってからパパに学園が楽しかったと伝えたらきっと喜んでくれるはずです。
「アリスちゃ~ん」
お昼休みになると廊下に集まった他の学年やクラスの生徒を押し退けてリリカちゃんがやって来たです。
「やっぱり朝にその熊に乗ってたのアリスちゃんなんだ~。ね、ね、触っても噛まない?」
「噛まないですよ」
リリカちゃんは初めこそ恐れながら熊五郎に触れますが、すぐに慣れて首に腕を絡ませて抱きついたのです。
それを見て、私も僕もと教室はぎゅうぎゅうです。
「お昼食べる暇が無いです」
熊五郎や一緒にお昼食べようと約束したお友達を連れて教室を出ようとすると、アリスちゃんより大きな男の子が邪魔をします。
「俺、まだ触ってねぇよ。触らせろ!」
そう言ってアリスちゃんの肩を押すのです。と言ってもびくともしないのですが、それを見た熊五郎とお友達やリリカちゃんが怒ったのてす。
男の子に詰め寄るお友達やリリカちゃんでしたが、喧嘩はダメなのです。
だから、アリスちゃんは男の子の手を取って見上げます。
「お昼、一緒に食べれぱいいです。そうすれば熊五郎にも触れるですよ」
そう伝えてみたのです。
ですが、男の子は手を払うと、「い、一緒にお昼とか別にいいし。そ、その代わり放課後少し触らせてくれよな」と顔を赤くして逃げちゃいました。
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