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マロンゴーを調理します!

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はい、ではこれからマロンゴーの調理を始めるよ。

本日はマロンゴープリン、マロンゴータルトを作る。さらに甘いものだけだとツライのでマロンゴーサラダ、アヒージョも作ろう。

まずはマロンゴーを全て一口大に切り、サラダ用、プリン用、タルト用に分ける。
更にそこからプリンとタルト用は2つに分ける。分けた2つはミキサーにかけてピューレ状にし、適量を牛乳や砂糖と火にかけてま~ぜまぜっと。

ちなみにさっきほどまで刺激臭を放っていたマロンゴーは美味しそうな香りを放つただのマンゴーになった。

意味がわからないけど、考えることを放棄し、「おいしくな~れ。おいしくなれ~れ。」と丁寧に混ぜた。

それから少し時間経ちあと少しで出来上がるタイミングでシンジュは気が付いた。

あれ?···間違えた?

この作り方だとゼラチンがないとプリンを作ることができない。そもそも固まらない。
本当は泡立てた生クリームにマロンゴーピューレを混ぜようとしていたのに。

ど~うしようかな。

これをそのまま食べる?

それとも凍らせてアイス?
う~ん、そのままだとシンプルすぎるし、凍らせても途中混ぜるのが面倒だな~。

あ!!!このまま使えて、氷も使うラッシー?ジュース?にしようかな。
飲む時に氷を用意し、氷と一緒に牛乳と混ぜ合わせたマンゴローをミキサーで撹拌しよう。

この暑い時期に美味しい飲み物になる!!!

絶対に美味しいはず!!


よし、これは冷やしておいて飲む直前に作ろう。
次のタルトを作ろう。

ではタルト用はまずタルト生地を焼いていく。本当はアーモンドパウダーが欲しいところだけどそんなものはないので、バターに小麦粉と卵黄と砂糖でぱぱっと作る。

常温にしたバターに卵黄と砂糖を入れて分離しないように混ぜて、さらに小麦粉をいれてさっくり混ぜる。

あとは何でも屋さんに注文して作ってもらったタルト台に流し入れて焼くだけ。ちなみにタルト台の上にはドワーフ達が鍛冶場に捨て置いていた金属製の塊を粉砕したものを置いた。

なんちゃってタルトストーン!!!

この世界にタルトなんてないので、そもそもタルトストーンが存在しない。
タルトストーンがあったほうが仕上がりが綺麗になるが、わざわざ頼むのもどうかと考えていた時に見つけたのが、金属製の塊である。

塊とは言いつつも手のひらよりも小さいためドワーフ達は鍛冶に使うことができず、なんと捨てていたらしい。

これはギルドマスターに聞いた話だから本当かは知らないけどね。

私の知っているドワーフ達はだいたい頑固で酒狂いで鍛冶が大好き=隊長のお父さんなんだけどね。

まぁでも確かに隊長のお父さん大きなものを作るのは得意だけど、小さなものはすぐ壊していたな~。


そんな事を考えているとタルト台がキレイに焼き上った。
このタルト台にはこれから作るカスタードクリームと生のマロンゴーを乗せて冷やせば完成。

食べる時に生のマロンゴーの上にハケでマロンゴーーピューレを塗れば見た目もバッチリなマロンゴータルトになるね。
うんうん、想像しただけで美味しそう。ウフフフ

あとは冷やしている間にサラダは今持っている野菜を切って和えるだけでできるし、アヒージョはオリーブオイルと謎のきのこで作れば完成するね。


ちゃちゃっと作っちゃいましょう!

そして妖精王に一言言ってやる。

あれ、そういや私何か忘れてる気がする。
食べて、作って、冒険しての繰り返し···


あっ!!!スキルエステサロンのことを忘れてた。
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