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市場散策で見つけた!!!
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その後エメが起きてきたので一緒にご飯を食べた。
エメは食事中思い出したかようにあたりを見回しながら
「ギルドマスターはいないの?」とシンジュに聞いた。
「今寝てるよ?疲れてるみたい。」
「しょうなんだ。ブラックきぎょうだよね?」
「よく覚えていたね。ギルド職員はブラック企業かもしれないね。エメは何になりたいの?」
「うーんシンジュ様になる。」
うーん、私にはなれないと思うけれど子どもの夢は壊しちゃダメだよね···近づけるように応援しよう···
「頑張ろうね。」
うん、といいながらシンジュの何倍もあるご飯をぺろりと食べたエメだった。
食べた後はギルドマスターが起きるまでやることがなかったためエメは退屈そうに庭に出ると石ころを蹴って遊んでいた。そんなエメを見てクッキーを作る提案をしてみた。
「エメ君!クッキーを一緒に作ってみる?」
「クッキー?それなーに?」
「お菓子だよ。ザクザクしてて美味しいよ?一緒に材料を買いに行こうか?」
「そとに出れるの?いきたい!」
せっかくなら市場に行って材料を見つけに行こうと思った。
あ!!!そういや私って転移魔法使える···今さら思い出した···転移魔法が使えるなら今まで行ったところに行きたい放題じゃん!うわぁぁぁぁぁもったいない···と思わずシンジュは頭を抱えてしまった。
「シンジュ様あたまいたいの?」
「あぁごめんごめん。エメ君私が今からやる魔法は黙っててもらえる?」
「わかった。でもなんでぇ?」
「あのね、この魔法がバレちゃうとみんなに色んなお仕事を頼まれるかもしれない。そしたら一緒にいる時間が短くなるよ?」
「ゃだ。、ぜったいいわない。」
「ありがとう。じゃあ今から行こうね?私から手を離しちゃダメだよ。」シンジュはエメ手をぎゅっと握りしめて市場をイメージした。
どこに降りるのがいいだろうか。やはり市場は人に見つかりそうだったのでギルドの裏に転移することにした。
すると一瞬で背景が変わるとギルドの裏に転移していた。
久しぶりの転移魔法に気持ち悪くなったがエメは大丈夫だろうか?手を握りながら様子を確認してみると隣で唖然として固まっていた。
「お~い、エメ君。」と声をかけてみると
「ぁのこれなに?ぼく生きてる?」
「しっかり生きてるよ。一度行ったところには想像すると行ける魔法を使ったよ。びっくりさせてごめんね。」
「しょんなことないよ。すごくておどろいただけ。」
エメは信じられなくて驚いてしまった···一瞬で何処かに移動できるなんて神様しか出来ない。やっぱり神様だ。シンジュ様すごい!!
「それじゃあ市場を歩いてみようか?」
「うん。クッキーたのちみ」
この前はあまり市場をよく見ることが出来なかったので、今日は全部を確認しようとシンジュは意気込みながら見ていくのだった。
ちなみにエメはシンジュ様が何かやるぞ!!!とニヤニヤしながら見るのだった。
暫く歩いて最初に発見したのは調味料屋さんだった。
「いらっしゃい。何を探してんだい?」と感じが良さそうなおばさんが話しかけてきた。
「何が置いてありますか?」壺に入っていて何があるのか分からない。
「うちの店はね、基本的に砂糖とか蜂蜜を扱ってるよ。旦那が他国に採掘に行くときに買ってくるのさ。見てみるかい?」
すぐに「見てみたいです。」と言うとおばさんは壺の中身を見せてくれた。
わぁおおお!!砂糖だ~!!壺を開けた途端甘い香りが広がった!!
「砂糖は分かるかい?砂糖は国によって色が違うだ。ほらみてみな、この国の主流は茶色だがね、黒の国もあれば青の国もあるよ。甘さが違うから驚くはずさ。あとは黄金の蜜かね。そういや今は木も売っているよ?噛むと甘くて美味しいよ。お金のない者はこの木をかじることが多いね。」
茶色は甜菜糖だから分かったけれど、他のは黒糖?青色はなんだろう?美味しそうに見えない。
黄金の蜜ってなに?何の蜜か分からないけれどメープルシロップのような香りがするんだよな~
あとは木はサトウキビかな?それなら嬉しいな。
「木を見せてもらえませんか?」
「好きなだけ見ていきな。ほらこれ。木だろ!?これが甘くて子供にはバカウケさ。」
うん、見た目は日本のサトウキビより凶悪な太さだけど100%サトウキビ。これは誰が見ても木って思うね···
サトウキビの加工の仕方は分からないけれど鑑定魔法をかけると大丈夫そうだったので購入しようかな。
「何本在庫がありますか?」
「今100本ほどあるけど買うかい?」
「もし購入して良いのなら100本売っていただけますか?でも他の人の分が無くなりますよね?」
「先に見つけたお前さんのもんだよ。あとなんか買うかい?」
試しにメープルの香りがする黄金の蜜?も買ってみようかな。
「黄金の蜜もジョッキ1杯程度ください。」
「分かったよ。あんたそういやアイテムボックス持ちかい?運ぶ手間が減ったから少し割り引いておくよ。金貨30枚ね。」
30枚か、日本円で30万円くらい。高いけどサトウキビを買う方が砂糖よりも買うよりも何百倍も安いよね···
ここの砂糖の値段を見ると安いものでスプーン1杯金貨2枚だもんな~
まだまだお金があるし食にお金をかけていいもね。
無くなれば働こう!!!
お金を渡してアイテムボックスに入れるとお店を出た。
「次はどこを見ようか?」
「あそこ!!!」
どこだろう?エメが指差す先を目で追ってみると、お肉屋さんだった。あれ?でもどこかで見たけどがあるような?
エメと一緒に向かうと以前購入をした屋台のおじさんの店だった。
「いらっしゃい。今日は新鮮なトロールの肉があるよ。」
「あの、街の中で屋台をされてますよね?」
「あぁ午前中はここで働いて、午後から屋台だな。食ったことがあるのか?」
「はい。以前いただきました。ここのお肉は下処理済みですか?」
「いや、そのままだぞ。狩ってきたばかりだからな。」
さすがにトロール?の肉は捌けない···
「すみません。お金を多めに出すので捌いてはいただけないでしょうか?」
「あ?それならいいぞ。少し時間がかかるがそれでもいいか?」
「もちろんです。」と即答でお願いすることにした。
それからエメと店先で待っていること40分、ようやく店主が戻ってきた。
「全部捌いたぞ。頭とか皮はどうする?いらないならうちで買い取るぞ?」
トロールの頭とか見たくない···
「ぜひ買い取ってください。お金はいくらになりますか?」
「そうだな。皮と頭はこっちが買い取るしなぁ、、、金貨1枚でどうだ?」
「ぜひそれでお願いします。ちなみに日によって売る食材は変わりますか?」
「あぁもちろんだ。俺が狩りに行くからな。日によるぞ?今回は深夜に魔物狩りをしてたらバカなトロールを見つけてな。サクッと討伐してトロールのお宝までとれたぜ。ガハハハ」
トロールってやっぱりアホなのか···名前の通りだね。
「それはすごいですね。また購入しに来ますね。その時に下処理をしてほしいです。あと部位ごとに食材がほしいです。」
「部位ってなんだ?」
「手だけ、頭だけ、背中だけみたいな感じです。1匹?1頭?よりも部位ごとのほうが嬉しいです。あまり大きすぎると食べきれないのと、傷みます。」
という会話をした後、早速店主は下処理済みとそのままの魔物を両方販売してみたところ、圧倒的に下処理の肉を買う人が多かった。それに味をしめた店主は部位ごとでも販売してみると飛ぶように売れてたのだった。
店主も自身の店で部位ごとの串焼きを販売するのだった。
ちなみに1番人気は物はコスタリカのレバーだった。
シンジュとエメは2件しか店舗を見ることが出来なかった。
思いのほか時間がかかってしまったためすぐにシンジュの転移魔法で家に戻るのだった。
エメは食事中思い出したかようにあたりを見回しながら
「ギルドマスターはいないの?」とシンジュに聞いた。
「今寝てるよ?疲れてるみたい。」
「しょうなんだ。ブラックきぎょうだよね?」
「よく覚えていたね。ギルド職員はブラック企業かもしれないね。エメは何になりたいの?」
「うーんシンジュ様になる。」
うーん、私にはなれないと思うけれど子どもの夢は壊しちゃダメだよね···近づけるように応援しよう···
「頑張ろうね。」
うん、といいながらシンジュの何倍もあるご飯をぺろりと食べたエメだった。
食べた後はギルドマスターが起きるまでやることがなかったためエメは退屈そうに庭に出ると石ころを蹴って遊んでいた。そんなエメを見てクッキーを作る提案をしてみた。
「エメ君!クッキーを一緒に作ってみる?」
「クッキー?それなーに?」
「お菓子だよ。ザクザクしてて美味しいよ?一緒に材料を買いに行こうか?」
「そとに出れるの?いきたい!」
せっかくなら市場に行って材料を見つけに行こうと思った。
あ!!!そういや私って転移魔法使える···今さら思い出した···転移魔法が使えるなら今まで行ったところに行きたい放題じゃん!うわぁぁぁぁぁもったいない···と思わずシンジュは頭を抱えてしまった。
「シンジュ様あたまいたいの?」
「あぁごめんごめん。エメ君私が今からやる魔法は黙っててもらえる?」
「わかった。でもなんでぇ?」
「あのね、この魔法がバレちゃうとみんなに色んなお仕事を頼まれるかもしれない。そしたら一緒にいる時間が短くなるよ?」
「ゃだ。、ぜったいいわない。」
「ありがとう。じゃあ今から行こうね?私から手を離しちゃダメだよ。」シンジュはエメ手をぎゅっと握りしめて市場をイメージした。
どこに降りるのがいいだろうか。やはり市場は人に見つかりそうだったのでギルドの裏に転移することにした。
すると一瞬で背景が変わるとギルドの裏に転移していた。
久しぶりの転移魔法に気持ち悪くなったがエメは大丈夫だろうか?手を握りながら様子を確認してみると隣で唖然として固まっていた。
「お~い、エメ君。」と声をかけてみると
「ぁのこれなに?ぼく生きてる?」
「しっかり生きてるよ。一度行ったところには想像すると行ける魔法を使ったよ。びっくりさせてごめんね。」
「しょんなことないよ。すごくておどろいただけ。」
エメは信じられなくて驚いてしまった···一瞬で何処かに移動できるなんて神様しか出来ない。やっぱり神様だ。シンジュ様すごい!!
「それじゃあ市場を歩いてみようか?」
「うん。クッキーたのちみ」
この前はあまり市場をよく見ることが出来なかったので、今日は全部を確認しようとシンジュは意気込みながら見ていくのだった。
ちなみにエメはシンジュ様が何かやるぞ!!!とニヤニヤしながら見るのだった。
暫く歩いて最初に発見したのは調味料屋さんだった。
「いらっしゃい。何を探してんだい?」と感じが良さそうなおばさんが話しかけてきた。
「何が置いてありますか?」壺に入っていて何があるのか分からない。
「うちの店はね、基本的に砂糖とか蜂蜜を扱ってるよ。旦那が他国に採掘に行くときに買ってくるのさ。見てみるかい?」
すぐに「見てみたいです。」と言うとおばさんは壺の中身を見せてくれた。
わぁおおお!!砂糖だ~!!壺を開けた途端甘い香りが広がった!!
「砂糖は分かるかい?砂糖は国によって色が違うだ。ほらみてみな、この国の主流は茶色だがね、黒の国もあれば青の国もあるよ。甘さが違うから驚くはずさ。あとは黄金の蜜かね。そういや今は木も売っているよ?噛むと甘くて美味しいよ。お金のない者はこの木をかじることが多いね。」
茶色は甜菜糖だから分かったけれど、他のは黒糖?青色はなんだろう?美味しそうに見えない。
黄金の蜜ってなに?何の蜜か分からないけれどメープルシロップのような香りがするんだよな~
あとは木はサトウキビかな?それなら嬉しいな。
「木を見せてもらえませんか?」
「好きなだけ見ていきな。ほらこれ。木だろ!?これが甘くて子供にはバカウケさ。」
うん、見た目は日本のサトウキビより凶悪な太さだけど100%サトウキビ。これは誰が見ても木って思うね···
サトウキビの加工の仕方は分からないけれど鑑定魔法をかけると大丈夫そうだったので購入しようかな。
「何本在庫がありますか?」
「今100本ほどあるけど買うかい?」
「もし購入して良いのなら100本売っていただけますか?でも他の人の分が無くなりますよね?」
「先に見つけたお前さんのもんだよ。あとなんか買うかい?」
試しにメープルの香りがする黄金の蜜?も買ってみようかな。
「黄金の蜜もジョッキ1杯程度ください。」
「分かったよ。あんたそういやアイテムボックス持ちかい?運ぶ手間が減ったから少し割り引いておくよ。金貨30枚ね。」
30枚か、日本円で30万円くらい。高いけどサトウキビを買う方が砂糖よりも買うよりも何百倍も安いよね···
ここの砂糖の値段を見ると安いものでスプーン1杯金貨2枚だもんな~
まだまだお金があるし食にお金をかけていいもね。
無くなれば働こう!!!
お金を渡してアイテムボックスに入れるとお店を出た。
「次はどこを見ようか?」
「あそこ!!!」
どこだろう?エメが指差す先を目で追ってみると、お肉屋さんだった。あれ?でもどこかで見たけどがあるような?
エメと一緒に向かうと以前購入をした屋台のおじさんの店だった。
「いらっしゃい。今日は新鮮なトロールの肉があるよ。」
「あの、街の中で屋台をされてますよね?」
「あぁ午前中はここで働いて、午後から屋台だな。食ったことがあるのか?」
「はい。以前いただきました。ここのお肉は下処理済みですか?」
「いや、そのままだぞ。狩ってきたばかりだからな。」
さすがにトロール?の肉は捌けない···
「すみません。お金を多めに出すので捌いてはいただけないでしょうか?」
「あ?それならいいぞ。少し時間がかかるがそれでもいいか?」
「もちろんです。」と即答でお願いすることにした。
それからエメと店先で待っていること40分、ようやく店主が戻ってきた。
「全部捌いたぞ。頭とか皮はどうする?いらないならうちで買い取るぞ?」
トロールの頭とか見たくない···
「ぜひ買い取ってください。お金はいくらになりますか?」
「そうだな。皮と頭はこっちが買い取るしなぁ、、、金貨1枚でどうだ?」
「ぜひそれでお願いします。ちなみに日によって売る食材は変わりますか?」
「あぁもちろんだ。俺が狩りに行くからな。日によるぞ?今回は深夜に魔物狩りをしてたらバカなトロールを見つけてな。サクッと討伐してトロールのお宝までとれたぜ。ガハハハ」
トロールってやっぱりアホなのか···名前の通りだね。
「それはすごいですね。また購入しに来ますね。その時に下処理をしてほしいです。あと部位ごとに食材がほしいです。」
「部位ってなんだ?」
「手だけ、頭だけ、背中だけみたいな感じです。1匹?1頭?よりも部位ごとのほうが嬉しいです。あまり大きすぎると食べきれないのと、傷みます。」
という会話をした後、早速店主は下処理済みとそのままの魔物を両方販売してみたところ、圧倒的に下処理の肉を買う人が多かった。それに味をしめた店主は部位ごとでも販売してみると飛ぶように売れてたのだった。
店主も自身の店で部位ごとの串焼きを販売するのだった。
ちなみに1番人気は物はコスタリカのレバーだった。
シンジュとエメは2件しか店舗を見ることが出来なかった。
思いのほか時間がかかってしまったためすぐにシンジュの転移魔法で家に戻るのだった。
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