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すっかり快楽で素直になった司は蕩けた顔のまま甘えた声を上げていた。
「え、栄之助のくせに…おちんちん気持ち良すぎるよぉ……♡♡♡」
「は?」
栄之助は一瞬思考停止した。今なんて言った?この幼馴染は。
「え、ちょ……今なんつった?」
(まさか、他にも経験あんのかよ…)
そう考えると嫉妬心が沸く。聞き間違いかと思い聞き返すと、司は恥ずかしそうにしながらもはっきりと答えた。
「栄之助のくせにぃ…なんでこんなにセックス気持ちいいのぉ…僕初めてなのにぃ……」
「…お前まさか」
栄之助の顔色が変わる。だが、それに気づくことなく司は快楽に蕩けきった顔で答えた。
「ん……はじめてだけど……気持ちいいからいいもん……僕悪くないもん……」
「っ……」
その言葉を聞いた瞬間、栄之助の中で何かが音を立てて切れた。そして次の瞬間には司の唇を奪っていた。
「んっ!?んんーっ!!」
突然のことに驚いたのか、司はバタバタと暴れ始めるが、栄之助は構わず口内を犯し続けた。舌を絡ませ、唾液を流し込むと、司は苦しそうにしながらも必死でそれを飲み干していく。
「んっ……ぷはっ……はぁ……」
長い口付けを終えると、司は蕩けきった顔で栄之助を見つめていた。その瞳にはハートマークが見えるような気さえする。快楽堕ちした司は本当に可愛らしかった。憎たらしいくらいに。
「ふぇ……え、えーのすけぇ……?」
舌足らずな口調で名前を呼ぶ司に栄之助は小さく舌打ちした。その顔は真っ赤に染まっており、明らかに欲情していた。
「お前マジで可愛すぎ……」
栄之助は呟くと、再び腰を動かし始めた。先程よりも激しいその動きに、司は身体を仰け反らせて悦ぶ。
「あぁんっ♡♡おっきいぃ♡♡」
「くっ……あーもうっ……!」
栄之助はもう何も考えられずひたすら腰を打ち付けた。そのたびにアナルからはローションと腸液が入り混じったものが溢れ出し、ベッドシーツに大きな染みを作っていく。
ムカついてならなかったのだ。小さい頃からこの生意気な幼なじみだけは、自分の言う事を聞かなくて、いつも口答えばかりしてきて。でもそんな司が、今は自分の下で女みたいに喘いでいる。それが堪らなく嬉しくて、栄之助は夢中で腰を振った。
「やっ♡あぁんっ♡♡おっきいのすごいぃ……♡♡♡」
「っ……」
司は目にハートマークを浮かべて感じまくっているようだった。その顔はすっかり快楽に蕩けきっており、口元からはだらしなく唾液を零している。エロい。どこまでも、果てしなく、エロい。
そんな顔を自分がさせているということに優越感を覚えながら、栄之助はラストスパートをかけるようにさらに動きを速めた。
「やぁっ♡あぁっ♡♡イクッ♡♡またイッちゃうよぉっ♡♡♡」
「ああ、イケよ司……俺のちんぽで、何回でもイけ!」
栄之助が一際強く突き上げた瞬間、司は悲鳴のような声を上げて達した。それと同時に栄之助も絶頂を迎える。びゅくっ♡♡♡どぷっ♡♡♡と大量の精子を吐き出すと、司は嬉しそうに微笑む。
「はぅ…えーのすけも気持ち良かった……?」
「ん…まあな…」
栄之助が照れたようにそっぽを向くと、司は嬉しそうに笑った。
「えへへ……じゃあ引き分けだよ?」
「はぁ?」
予想外の言葉に、栄之助は思わず間抜けな声を上げた。すると司は不満そうな声を上げる。
「えぇ……だってえーのすけ僕の事いじめて楽しんでたでしょ?僕知ってるんだからね」
「うっ……」
図星を突かれてしまい言葉に詰まるが、それでも栄之助は反論した。
「でもお前だって悦んでたじゃん」
「そっ、そんなことないもん……気持ち良かったけど……」
「じゃあそれで良いだろ。はい終わり」
そう言って栄之助はベッドから出ようとするが、それを司の手が止める。
「んだよ…」
面倒くさそうに言って振り返るが、司は恥ずかしそうに俯いたまま栄之助の服の裾を掴んでいた。そして蚊の鳴くような声で呟く。
「その、立てなくて…」
「……は?」
予想外の言葉に栄之助が固まっていると、司は上目遣いで見上げてきた。その瞳は潤んでおり、頰は赤く染まっている。その艶めかしい表情にドキッとしたが、慌てて首を振った。
(いやいやいや何考えてんだ俺!!相手は男だぞ?あの司だぞ!ありえねーし!!)
そんな葛藤をしている間も、潤んだ瞳で司はじっと栄之助を見つめていた。その瞳を見ているとなんだか変な気分になってしまいそうで、栄之助は思わず目を逸らした。
「立てないってどういうことだよ」
「……えーのすけのせいだもん……」
司は小さく呟くと、ぎゅっと抱きついてきた。そしてそのまま栄之助の胸に顔を埋める。
「はぁ……責任取って…お風呂まで連れてってよぉ……」
甘えるような声で言われ、栄之助は観念したようにため息をついた。
(これ、風呂でも俺抱いちまいそう…)
そんなことを考えながら、栄之助は司を抱き上げた。そして浴室へと向かうのだった。
「え、栄之助のくせに…おちんちん気持ち良すぎるよぉ……♡♡♡」
「は?」
栄之助は一瞬思考停止した。今なんて言った?この幼馴染は。
「え、ちょ……今なんつった?」
(まさか、他にも経験あんのかよ…)
そう考えると嫉妬心が沸く。聞き間違いかと思い聞き返すと、司は恥ずかしそうにしながらもはっきりと答えた。
「栄之助のくせにぃ…なんでこんなにセックス気持ちいいのぉ…僕初めてなのにぃ……」
「…お前まさか」
栄之助の顔色が変わる。だが、それに気づくことなく司は快楽に蕩けきった顔で答えた。
「ん……はじめてだけど……気持ちいいからいいもん……僕悪くないもん……」
「っ……」
その言葉を聞いた瞬間、栄之助の中で何かが音を立てて切れた。そして次の瞬間には司の唇を奪っていた。
「んっ!?んんーっ!!」
突然のことに驚いたのか、司はバタバタと暴れ始めるが、栄之助は構わず口内を犯し続けた。舌を絡ませ、唾液を流し込むと、司は苦しそうにしながらも必死でそれを飲み干していく。
「んっ……ぷはっ……はぁ……」
長い口付けを終えると、司は蕩けきった顔で栄之助を見つめていた。その瞳にはハートマークが見えるような気さえする。快楽堕ちした司は本当に可愛らしかった。憎たらしいくらいに。
「ふぇ……え、えーのすけぇ……?」
舌足らずな口調で名前を呼ぶ司に栄之助は小さく舌打ちした。その顔は真っ赤に染まっており、明らかに欲情していた。
「お前マジで可愛すぎ……」
栄之助は呟くと、再び腰を動かし始めた。先程よりも激しいその動きに、司は身体を仰け反らせて悦ぶ。
「あぁんっ♡♡おっきいぃ♡♡」
「くっ……あーもうっ……!」
栄之助はもう何も考えられずひたすら腰を打ち付けた。そのたびにアナルからはローションと腸液が入り混じったものが溢れ出し、ベッドシーツに大きな染みを作っていく。
ムカついてならなかったのだ。小さい頃からこの生意気な幼なじみだけは、自分の言う事を聞かなくて、いつも口答えばかりしてきて。でもそんな司が、今は自分の下で女みたいに喘いでいる。それが堪らなく嬉しくて、栄之助は夢中で腰を振った。
「やっ♡あぁんっ♡♡おっきいのすごいぃ……♡♡♡」
「っ……」
司は目にハートマークを浮かべて感じまくっているようだった。その顔はすっかり快楽に蕩けきっており、口元からはだらしなく唾液を零している。エロい。どこまでも、果てしなく、エロい。
そんな顔を自分がさせているということに優越感を覚えながら、栄之助はラストスパートをかけるようにさらに動きを速めた。
「やぁっ♡あぁっ♡♡イクッ♡♡またイッちゃうよぉっ♡♡♡」
「ああ、イケよ司……俺のちんぽで、何回でもイけ!」
栄之助が一際強く突き上げた瞬間、司は悲鳴のような声を上げて達した。それと同時に栄之助も絶頂を迎える。びゅくっ♡♡♡どぷっ♡♡♡と大量の精子を吐き出すと、司は嬉しそうに微笑む。
「はぅ…えーのすけも気持ち良かった……?」
「ん…まあな…」
栄之助が照れたようにそっぽを向くと、司は嬉しそうに笑った。
「えへへ……じゃあ引き分けだよ?」
「はぁ?」
予想外の言葉に、栄之助は思わず間抜けな声を上げた。すると司は不満そうな声を上げる。
「えぇ……だってえーのすけ僕の事いじめて楽しんでたでしょ?僕知ってるんだからね」
「うっ……」
図星を突かれてしまい言葉に詰まるが、それでも栄之助は反論した。
「でもお前だって悦んでたじゃん」
「そっ、そんなことないもん……気持ち良かったけど……」
「じゃあそれで良いだろ。はい終わり」
そう言って栄之助はベッドから出ようとするが、それを司の手が止める。
「んだよ…」
面倒くさそうに言って振り返るが、司は恥ずかしそうに俯いたまま栄之助の服の裾を掴んでいた。そして蚊の鳴くような声で呟く。
「その、立てなくて…」
「……は?」
予想外の言葉に栄之助が固まっていると、司は上目遣いで見上げてきた。その瞳は潤んでおり、頰は赤く染まっている。その艶めかしい表情にドキッとしたが、慌てて首を振った。
(いやいやいや何考えてんだ俺!!相手は男だぞ?あの司だぞ!ありえねーし!!)
そんな葛藤をしている間も、潤んだ瞳で司はじっと栄之助を見つめていた。その瞳を見ているとなんだか変な気分になってしまいそうで、栄之助は思わず目を逸らした。
「立てないってどういうことだよ」
「……えーのすけのせいだもん……」
司は小さく呟くと、ぎゅっと抱きついてきた。そしてそのまま栄之助の胸に顔を埋める。
「はぁ……責任取って…お風呂まで連れてってよぉ……」
甘えるような声で言われ、栄之助は観念したようにため息をついた。
(これ、風呂でも俺抱いちまいそう…)
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