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「ひぃぃぃっ、」
太ももを撫で上げる手。くすぐったくて、おしっこの出口が何度も緩む。
ぎゅううう…
「そんなとこ押さえて。勃っちゃったのがそんなに恥ずかしい?」
膝に跨がった内ももを、できる限り閉じようとしてたけど、外に向ける手にだらしなく開かれてしまう。
「じゃあ最後はちゅーしようね。そしたらベッド行こう」
「や、だぁ、ほんとに、がまんできないからぁっ、んんっ、」
突然塞がれた口。ぬるりと温かいものが侵入してきて、それは俺の舌をゾゾゾと撫で上げる。
「ふっ、ふ、ん、んんん」
(ヒロさんのベロ、くすぐった…)
じょおっ、
(あ、だめ、だめぇ…)
下から溢れ出す、生温かい液体。ヒロさんの手が俺の背中に回っているのをいいことに、慌ててソコを揉みしだく。
じゅぅぅ、じゅうううう…
「んっ、ふっぅあ、ぁんっ、」
(もぉ、だめぇ…おちんちん、ちからはいらない…)
じゅぁああああああ…
「んっ、ぷはっ、んぁ、ぁぁ、あぁぁ…」
もじもじもじもじっ、
(きもち…おしっこ、とまったけど…まだしたい…んぁっ!?)
突然膝がガクガクと揺れる。
「な、なにっ、」
「あーあ、まだ勃起してないじゃん」
ぎゅうぎゅうに握りしめ手を剥がされ、ビショビショの稚拙なパンツがあらわになる。
「も、がまん、できないっ、」
「そっかそっか。これが我慢汁か」
「ちがうぅっ、おといれっ、」
「さっきおちんちんにぎにぎしても勃たなかったから、次はバイブみたいにしてみようか」
「っ!?っひゃああああん」
ガクガクガクガク!!
いきなり小刻みに震える膝。ぶるぶると震える膀胱は、刺激に耐えきれず、尿道を熱いものでいっぱいにする。
「ぁ、ぁぁ、も、あ、あぁぁ、あ…」
ぷつん、と何かが切れる音がした。
しゃあああああああああああっ、
ありとあらゆる力が抜け、ヒロさんの膝、足、そして伝った床を汚す。皮のソファに当たって、雨みたいにパタパタと音を立てた。
「あ…あ…ふぁっ、」
 頭がクラクラして、後ろにふらついて、心臓がフワッとなる。落ちる、そう思ったけど、ヒロさんの後ろに回した手によって阻止された。ヒロさんの胸にボスっと顔を埋めさせられる。男なのにもっちりとした胸板は、花の石鹸の匂い。
「あーあ、漏らしちゃった」
その一言でさっきまで浮かばなかった感情が脳内を駆け巡る。
(何で行かせてくれなかったんだよ。俺、最後は正直に言ったのに)
ぼろりと涙が溢れた。
「俺、おしっこしたいっていったぁ…何でいじわるするのぉ…」
 その感情は怒りだったはずなのに、口から出た言葉は弱々しくて。でも抑えられなくて、みっともなく喚いてしまう。
「も、やだぁ、ヒロさんきらいぃ…もうかえるぅ」
ちゅっ、
「んっ」
突然塞がれる口元。さっきみたいな濃厚なのじゃないけど。
「え、なにっ、わっ」
びしょびしょに濡れて力の抜けた手を、ある部分に引っ張られる。
「かたい…」
目の前に映る股間はむっくりと腫れて、さっきよりカチカチ。
「かわいい顔晒しといて逃げるのは感心しない。さ、行こうか」
「どこにですか!」
「決まってるだろ、ベッドだよ」
「せめてシャワー浴びさせてくださいよ!!」
「おしっこの匂いとれるじゃん」
「~~っ、変態!!それにソファきれいにしないとっ、」
「はいはい、これでいいだろ」
俺を抱き抱えたかたわら、落ちてたタオルで乱雑に拭いている。
「皮だしこれくらいでいいだろ」
「ダメですよ、掃除するのでおろしてっ、」
「俺は今ヤりたいの。それに…」
「っひんっ、」
「お前のココ、カッチカチだけど?お漏らしして興奮した?」
支えられた尻の間から差し込まれる手。ツンツンといやらしく突いてくる刺激で、今度は別の液体でソコが熱くなった。
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