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第五章

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「ふぁ、ぁ、ぁ…」
一瞬温かくなった鈴口。反射的にソコをぎゅうぎゅう揉み込み、片方の膝を内側に重ねる。
「あ…」
見られている、気づいた時にはもう遅くて。隣の人間とバチリと目が合った。パッと手を離すけど、先端のヒクヒクに耐えられず、ソコに手が吸い込まれてしまう。
「おしっこ、限界?」
カッと顔が熱くなる。
「ち、ちがう!」
「そんなにおちんちんにぎにぎしてるのに?」
「あ、ぅ…」
俺のもみくちゃにされている秘部をガン見され、鼻で笑われる。
 我慢しないとなのに、もう、漏れそう。
「ペットボトル、あるよ?」
「つかわ、ねえ!」
「でも、そんな状態でトイレまで行けるの?」
「いける!!」
「渋滞気味だし、着いたとして、その格好で外出るの?おちんちんギュッギュして、小学生みたいに足ジタバタさせて。かわいい高校生だね。
 しーしー間に合う?パンツの中に出ちゃってない?」
耳元で、囁くような声で。
しょろろ…
「ぁっ…やだっ…」
ふぁっと力が抜ける。もう、無理。ぎゅっと目を閉じても、ありったけのスピードでソコを練り込んでも、放出が止められない。
「ぺっとぼとる…」
やっと離せた片方の手でそのおしっこホルダーに手をかけようとする。しかし、自分の手はそれを掴めない。
「使わないんじゃ無かったっけ」
立たないと取れない高さにかわされたペットボトル。
じょっ!
「ふぅぁっ!」
立ったら絞めているシートベルトが膀胱に食い込んで、またチビる。
「な、なに!?離せよ!」
急にケツをまさぐられる。尻の筋肉が緩んで、放出が止められない。
「お尻、湿ってる。そのまま座ったら座席汚れるだろ?」
「お、まえが触るから!もれちゃうから、小便するから、ぺっとぼとる、はやく、」
「はいはい。ギリギリまで我慢しちゃダメだろ?もうパンツもズボンもグチュグチュじゃないか」
「ぅ…ぁ、」
「じょおおおおおお」
「ふぁぁぁん!!」
じょ、じょび…
「ってするんだろ、おしっこ。ほら、早くしろよ」
手渡されたペットボトル。座席に腰を落とすと、奴の手が挟まっているけど、気にしてられない。
「っ!!」
「どうした?早くジョロジョロしろよ。」
手が、離せない。
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