大魔王に「世界を半分やろう」と言われたので、本当に世界の半分を貰ってみた！

登場人物

ネタバレを含みますのでご注意ください
本作品は、様々なネタをふんだんに盛り込んでいます。

■勇者マコト（本名：橘真琴）
本作品の主人公。イケメン。
18歳の頃、ハジマリノ王国の王様により〔勇者召喚の儀〕で異世界転移。
数々の試練を乗り越え、魔王ハセガワを倒した事により半神デミゴッド並の力を秘めている。
ノリが良く。意外と仲間思いな面もある。
大魔王コサカを見事打倒し、世界の半分を大魔王から奪い取った。

■大戦士センシ
勇者パーティーの一員。
25歳。童貞。
剣の腕だけは超一流。
異様な程、女性に夢を抱いている。
大魔王コサカから貰った女性のパンティを大事にしている。

■大賢者スラング
勇者パーティーの一員。
41歳。ブサメン。
知識や魔法の腕だけは超一流。
勇者マコトと自分の顔を比べては、イラついている。

■大神官ダーマ
勇者パーティーの一員。
22歳。勇者マコトの信者。
回復、蘇生呪文だけは超一流。
勇者マコトに並々ならぬ思いを抱いている。

■魔王ハセガワ
世界に恐怖と混乱を齎した魔王。
大賢者スラングの放った目晦ましの魔法を受け、勇者マコトを探している内に討伐されてしまう。
〔髑髏の付いた趣味の悪い杖〕に大魔王コサカを封印していた。

■大魔王コサカ
世界を支配する大魔王。
勇者マコトに負け、世界の半分を渡してしまう。
最近の趣味は、スノーボード。
勇者マコトから貰った〔かき氷器〕も何気に気に入っている。

■闇の宝玉
大魔王コサカの持ち物。
意思を持ち、勇者マコトに口説かれると、大魔王コサカを捨てて勇者の元へ旅立っていった。
勇者マコトに、存在感を無くす魔法をかけていた。
大剣士ケンシ、大神官ダーマに混乱の魔法をかけていた。
大賢者スラングに、老化の魔法をかけていた。


用語集（ネタ）
◆勇者行為
何故か勇者が行うと正当化される数々の悪逆非道。
下記は主な勇者行為の例である。

建築物への無断侵入。
器物破損。
民家のタンスを漁る。
壺を割る。
投獄されても脱獄する。

◆復活の呪文（ネタ：ドラ●エ）
棺桶にその者所縁の物を棺桶に入れ、次の呪文を唱える事で対象を蘇らせる事ができる。

おお〔対象の名前〕よ、死んでしまうとは何事だ。そなたにもう一度蘇生の機会を与えよう。

◆魔王ハセガワの言葉（ネタ：ドラ●エ５のミルドラー●の名言）
「フハハハハッ！　流石だな、勇者マコトよ。しかし、不幸な事だ。なまじ強いばかりに、これから大いなる苦しみを味わう事になるだろう。嘆き悲しむがいい！　お前が悲愴にくれる姿をあの世で見守らせて貰おう！」

◆大魔王コサカの言葉（ネタ：ドラ●エ１の竜●の名言）
「フハハハハッ！　勇者よ。よくぞワシを封印から解いてくれた……。ワシが王の中の王、大魔王コサカだ。ワシは待っておったのだ。そなたのような若者が現れる事を……。ワシを封印せし魔王ハセガワを倒した事、誠に見事。どうだ？　ワシと共に世界を征服せぬか？」

◆しかし返事がない。まるで屍のようだ。（ネタ：ドラ●エ）