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一章

ここまでの様々な設定など

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【ここまでの人物】

森力丸長氏(=リキ) 
(実際の歴史上の人物とは全く違うものとお考え下さい、考証はあまりしておりませんので‥)
現在十五歳 黒髪黒目から銀髪緑目へと変化 (本人の自覚はあまりないが、身体の内部も少しずつこの世界仕様に変化してきている)
武芸に秀で、槍、刀、弓の順で得意。素直で好奇心が強く、順応も早い。
自分を救ってくれ、世話をしてくれたアヤラセに情愛を感じている。

アヤラセ 現在二十歳 黒髪黒目
マリキシャ。タリエ村では医者をしていたが、もとは退異師。マリキはかなり高いが、目立たぬように暮らしたいと思い、辺境の地で医者をすることにした。上子ライセンに傷つけられたことが忘れられず、伴侶が持てるかどうか自分でも半信半疑だったが、素直でかわいいリキの魅力にコロッと落ちてしまう。自分でも信じられないくらい、リキを大切に思っている。

<タリエ村の人々> 
アン・ラン 三十歳 レイリキシャ レイリキはほとんどなし 白髪薄黄色目
聖タイカ合国からの移民。村で唯一の飯屋を経営。腕はよく、時折近在の村からも客が来るほど。ヨーンの求愛をのらりくらりと交わしていたが、とうとう押され負けて伴侶誓言式を挙げた。

ヨーン 二十歳 キリキシャ キリキは薄い 青髪青目(薄い)
農業を営む若者。十五の時に出会ったアン・ランに一目ぼれし、ずっと求婚し続け伴侶にした粘り勝ちのヒト。

ダルエダ 百十歳 ヨーリキシャ ヨーリキはそこそこ 赤髪赤目(赤銅っぽい)
村の雑貨屋経営、自分で作ったものも置いている。偏屈だが一度懐に入れたものに対しては愛情深い。ウーロとイエナという二人の伴侶がいる。子どもは二人。

<カンガ>
ビンダ 五十歳 シンリキシャ シンリキほぼなし 金髪金目(くすんでいる)
恰幅のいい、宿屋の主。胸もお尻も豊か。三人の子持ちだが子どもはみな独立している。

シンゲル 四十歳 キリキシャ キリキほぼなし 青髪青目(薄い)
細身の美女風。出るところは出ているが腰が細い。ちなみに三人の子は全員シンゲルが産んだ。

ランムイ 四十五歳 シンリキシャ 金髪金目
アヤラセとライセンの親。

ヤルルア 四十歳 レイリキシャ 白髪黄目 特位退異師
アヤラセとライセンの親。

ライセン 二十四歳 ヨーリキシャ 赤髪赤目 解析師
アヤラセの上子。アヤラセに対し強い執着を持っている。逆巻くような赤毛の巻き毛、筋骨隆々とした体つき。

【諸々の設定】

人体
=雌雄同体。ヒトには皆陰裂レムがあり、その中の上の方に陰茎、下の方にホトがある。筋肉の付き方、乳房の有無、顔つきなどは完全に個性。

妊娠、出産
=伴侶誓言式を終えた伴侶が、子果清殿にいって子果納め金(共金貨5枚)をおさめて子果を授かる。いくつ授かれるかはランダム。授かった子果は持ち帰って、伴侶全員で一つずつ食べる。誰が妊娠するかもランダム。出産すると納め金は返却される。

子果、子果樹
=ムリキシャのハリ玉から生えるのが子果樹。幹のみで葉は生えない。幹は銀色。ハリ玉を持って生まれたムリキシャが汲んで注いだ水でしか育たない。ムリキシャが死ぬと枯れて、銀色の砂状になる。その砂は子果樹の培地となる。子果は、それを望む人々とムリキシャの祈りによって実る。いくつ実るかは全くのランダム。伴侶で食べる必要があるので一個しか実らなかった場合、また一年後に子果を授かる必要がある。多い時は十個近く実る時がある。持ち帰って何年置いておいても腐ったりしない。
子果清殿
=子果樹が植えられている神殿。大きい都市には必ず設けられている。ムリキシャのみで構成される。

ゴリキ
=シンリキ(神力)通の力、精神干渉に長ける。金髪金目を持って生まれてくる。
 レイリキ(霊力)剛の力、物質干渉に長ける。白髪黄色目を持って生まれてくる。
 キリキ(気力)覆の力、機工干渉に長ける。青髪青目を持って生まれてくる。
 マリキ(魔力)魅の力、生体干渉に長ける。黒髪黒目を持って生まれてくる。
 ヨーリキ(妖力)惑の力、状態干渉に長ける。赤髪赤目を持って生まれてくる。

ムリキ(無力) 何の力も持たないし、他のリキシャの力も作用しづらい。生まれる時にハリ玉を握って生まれ、それは子果樹の種となる。自分の子果樹の世話をして生きることがほとんど。髪色や目の色は決まっていない。

リキシャ
=この世にあるゴリキを、使えるほど持っているものを指す。

機工車
=大型の路面電車のようなもの。悪路でも走り抜ける。ヨーリキシャとキリキシャがそのレイリキを溶け合わせて動力にして動かす。この二人組は機動師組(セキセイ)と呼ばれる。

異生物
=自然災害的に発生する生物。ニゴリを纏っており、早めの討伐が推奨される。生きているうちには害毒しか発しないが、死ぬとその身体が色々な珍しい素材の原料になるので高値で取引される。

退異師
=異生物専門の討伐師。特位、一位、二位、三位、四位、初位の六段階で分けられる。

機工
=様々な力を使って組まれた機械の総称。
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