44 / 85
44 舌戦
しおりを挟む
アーセルは冴え冴えとした声でそう言った。ハルタカは顔を顰めたまま、固くマヒロの肩を抱いている。アーセルはそのマヒロの肩に置かれたハルタカの手を見て、小さく舌打ちをした。
マヒロはただただ焦っていた。‥‥何だかすっごく空気が悪い、というか雰囲気が最悪だ。何でだ。とにかく、返事、そうだ私が早くが返事をしないからこんな空気に‥
「あの!全然大丈夫です!ハルタカはちゃんと抱えててくれましたし!大丈夫なんで!」
えへらえへらと愛想笑いを浮かべつつそう言ってアーセルを見た。アーセルは厳しい目でマヒロを見つめていたが、マヒロが焦りつつもにこにこ笑っているのを見て、ふっと力を抜いた。
「‥でしたらよかった。‥あんな事の後でしたから心配していました」
「あー‥ありがとうございます‥」
柔らかく笑うアーセルに少しドキリとする。最初の印象はよくなかったが、アーセルが一人でマヒロを助けてくれたのは確かだ。そしてその時のアーセルは武骨ながらとても優しくマヒロに接してくれた。
‥待て待て、私?‥好きなのはハルタカだよね?
うん、そう。‥好きなのはハルタカだ。さっきはちょっと、タイミング悪くて返事できなかったけど。
軽々しく他の男にときめくなんてよくない。うん、よくない。
マヒロは肩に置かれたハルタカの手に自分の手をそっと重ねた。ハルタカは少し驚いて、それから嬉しそうに笑った。
アーセルは、それを見て胸にナイフを突き入れられたような気がした。ぐっと唇を引き結ぶ。‥マヒロを手に入れるには、もう遅かったのか。
‥‥‥手に、入れる?
アーセルは胸の内の自分の言葉に驚いた。いつの間に、そんなにこの『カベワタリ』に心を奪われていたのだろう。龍人の腕の中にいる『カベワタリ』を見ていると胸が軋むように痛む。
そして、マヒロは今マヒロは今、龍人の手に‥手を重ねた。もう、この二人の気持ちは通じ合ってしまっているのだろうか‥。
知らず知らずのうちに顔をうつむけてしまったアーセルを見て、ルウェンが真面目な口調で話し出した。
「マヒロ様、まずは口書きを取っていいですか?攫われる前‥ツェラの店にあいつらが押し入ったところから覚えている限りのことを教えてください」
覚えている範囲での事をマヒロがルウェンに訥々と話している間、ハルタカとアーセルは無言で対峙していた。
いや、どちらかと言えば無表情に徹しようとしているアーセルにハルタカが焼き殺しそうな目で睨みつけている、と言った方が正しい。
ハルタカは、あからさまにマヒロへの好意を示すこの騎士が気に入らなかった。先日この詰所を訪れた時にはどちらかと言えば慇懃無礼な態度であったこの領主騎士が、なぜ急にマヒロに興味を示し始めたのか。
自分がマヒロの傍にいなかったわずかな間に、二人に何かあったのか。
マヒロから番いに関する返事をもらえていないだけに、ハルタカはじりじりと胸の内が焦げ付くような思いでマヒロを待ち、アーセルを睨んでいた。
アーセルはアーセルで、ハルタカの事を気にしないようにしようと心を落ち着かせようとしているのだが、先ほどのマヒロの態度やハルタカがべったりとマヒロから離れない様子などがギリギリと胸をしめつける。
マヒロはハルタカに肩を抱かれつつルウェンの質問に答えていたが、ハルタカとアーセルの二人が醸し出す不穏な空気が気になって仕方ない。そんなに仲が悪くなるようなことあったっけ?と考えてもマヒロにはさっぱりわからないのでなおさら気になる。
ひとまず、調書を書き終わったルウェンが、笑顔でマヒロに言った。
「はい、これで終わりです!ありがとうございますマヒロ様」
そして立ち上がって異常に愛想のいい笑顔をばらまきつつ言った。
「お疲れになったでしょう?いいお茶がありますから淹れて参ります。少しお待ちになって下さい」
そういってそそくさと部屋を出て行った。
残されたのは、無表情を装おうとするイカツイ騎士と不機嫌さと怒りを隠しもしない龍人。
気まずい、気まずすぎる!マヒロは内心焦りまくっていた。
一か月そこらとはいえ、しばらくヒトと触れあっていなかったせいでどう対応するのが正解かわからない。そもそも何でこんな険悪な雰囲気になっているのかわからない(無自覚かつ鈍感である)。二人の顔を交互に見ながら、あたふたと混乱したマヒロは唐突に核心をついてしまった。
「は、ハルタカさん何でそんなに不機嫌なんですか?」
ぴく、とハルタカの身体が跳ねた。
やばい、混乱して直球で訊いちゃった!オブラート、オブラートはどこで売ってます⁈
「‥不機嫌‥」
小さな声でハルタカが繰り返している。うん?自覚なかった?
ハルタカはゆっくりとマヒロの顔を見つめてきた。あ~やっぱり美形。美しい。やばい。‥冷静に考えてこの美形の隣に並ぶの私でいいわけなくない‥?
思考の迷路に入り込みそうになっているマヒロに、ハルタカはゆっくりと話し出した。
「‥もし、私が今不機嫌なのだとしたら、それは目の前にいるこの男のせいだ」
今度はアーセルがぴく、と身体を震わせた。エライこと言うたぞ、と思ったマヒロは恐る恐るアーセルの方をちらりと見てみる。
先ほどまで努力の結果無表情を貫いていたアーセルの顔が、がっちり眉を顰めた怒り顔に変化していた。
ひえ、と口の中で悲鳴をあげたマヒロに構わず、ハルタカは話を続ける。
「先日は突然話があるとここに連れてきたような無礼を働いたものが、今日になって急にマヒロに気のあるようなそぶりをしているのが解せないし不快だ」
‥‥ん?
この、エライ領主様が私に気がある‥?
マヒロはもう一度アーセルの方を見た。
アーセルはあまり表情を変えていなかったが、怒りの雰囲気は少し和らいでいるように見える。パチ、とマヒロと目が合ったアーセルはわずかにマヒロに微笑んだ。
「‥ヒトを、好きになることに時間はいらぬのだと身を持って感じただけのことです」
‥‥‥んん?
肯定、された?
マヒロの頭はパニックになった。
待って待って待ってくれ。そんなモテ期の到来私の人生にある筈がない。だって私だよ?どう見ても平々凡々、取り立てて可愛くもきれいでもない、私だよ?
混乱とパニックで口がきけなくなっているマヒロをよそに、ハルタカとアーセルのにらみ合い、いや舌戦は鋭くなっていく。
「随分と都合のいいことを言う」
「それはあなたに言われることではないと思うが」
「マヒロは私の番いだ」
「‥まだ番いにはなっていないと聞き及んでおります」
「すぐに番いになる!」
「マヒロ様のご了承は?長い生とヒトの社会からの断絶を、マヒロ様は受け入れられると?まだこちらに渡ってこられてひと月余りしか経っていないというのに?性急にすぎませんか」
「お前には関係のないことだ」
「あります、私はフェンドラの領主ですし、その上マヒロ様に対して好意を持っている」
マヒロはただただ焦っていた。‥‥何だかすっごく空気が悪い、というか雰囲気が最悪だ。何でだ。とにかく、返事、そうだ私が早くが返事をしないからこんな空気に‥
「あの!全然大丈夫です!ハルタカはちゃんと抱えててくれましたし!大丈夫なんで!」
えへらえへらと愛想笑いを浮かべつつそう言ってアーセルを見た。アーセルは厳しい目でマヒロを見つめていたが、マヒロが焦りつつもにこにこ笑っているのを見て、ふっと力を抜いた。
「‥でしたらよかった。‥あんな事の後でしたから心配していました」
「あー‥ありがとうございます‥」
柔らかく笑うアーセルに少しドキリとする。最初の印象はよくなかったが、アーセルが一人でマヒロを助けてくれたのは確かだ。そしてその時のアーセルは武骨ながらとても優しくマヒロに接してくれた。
‥待て待て、私?‥好きなのはハルタカだよね?
うん、そう。‥好きなのはハルタカだ。さっきはちょっと、タイミング悪くて返事できなかったけど。
軽々しく他の男にときめくなんてよくない。うん、よくない。
マヒロは肩に置かれたハルタカの手に自分の手をそっと重ねた。ハルタカは少し驚いて、それから嬉しそうに笑った。
アーセルは、それを見て胸にナイフを突き入れられたような気がした。ぐっと唇を引き結ぶ。‥マヒロを手に入れるには、もう遅かったのか。
‥‥‥手に、入れる?
アーセルは胸の内の自分の言葉に驚いた。いつの間に、そんなにこの『カベワタリ』に心を奪われていたのだろう。龍人の腕の中にいる『カベワタリ』を見ていると胸が軋むように痛む。
そして、マヒロは今マヒロは今、龍人の手に‥手を重ねた。もう、この二人の気持ちは通じ合ってしまっているのだろうか‥。
知らず知らずのうちに顔をうつむけてしまったアーセルを見て、ルウェンが真面目な口調で話し出した。
「マヒロ様、まずは口書きを取っていいですか?攫われる前‥ツェラの店にあいつらが押し入ったところから覚えている限りのことを教えてください」
覚えている範囲での事をマヒロがルウェンに訥々と話している間、ハルタカとアーセルは無言で対峙していた。
いや、どちらかと言えば無表情に徹しようとしているアーセルにハルタカが焼き殺しそうな目で睨みつけている、と言った方が正しい。
ハルタカは、あからさまにマヒロへの好意を示すこの騎士が気に入らなかった。先日この詰所を訪れた時にはどちらかと言えば慇懃無礼な態度であったこの領主騎士が、なぜ急にマヒロに興味を示し始めたのか。
自分がマヒロの傍にいなかったわずかな間に、二人に何かあったのか。
マヒロから番いに関する返事をもらえていないだけに、ハルタカはじりじりと胸の内が焦げ付くような思いでマヒロを待ち、アーセルを睨んでいた。
アーセルはアーセルで、ハルタカの事を気にしないようにしようと心を落ち着かせようとしているのだが、先ほどのマヒロの態度やハルタカがべったりとマヒロから離れない様子などがギリギリと胸をしめつける。
マヒロはハルタカに肩を抱かれつつルウェンの質問に答えていたが、ハルタカとアーセルの二人が醸し出す不穏な空気が気になって仕方ない。そんなに仲が悪くなるようなことあったっけ?と考えてもマヒロにはさっぱりわからないのでなおさら気になる。
ひとまず、調書を書き終わったルウェンが、笑顔でマヒロに言った。
「はい、これで終わりです!ありがとうございますマヒロ様」
そして立ち上がって異常に愛想のいい笑顔をばらまきつつ言った。
「お疲れになったでしょう?いいお茶がありますから淹れて参ります。少しお待ちになって下さい」
そういってそそくさと部屋を出て行った。
残されたのは、無表情を装おうとするイカツイ騎士と不機嫌さと怒りを隠しもしない龍人。
気まずい、気まずすぎる!マヒロは内心焦りまくっていた。
一か月そこらとはいえ、しばらくヒトと触れあっていなかったせいでどう対応するのが正解かわからない。そもそも何でこんな険悪な雰囲気になっているのかわからない(無自覚かつ鈍感である)。二人の顔を交互に見ながら、あたふたと混乱したマヒロは唐突に核心をついてしまった。
「は、ハルタカさん何でそんなに不機嫌なんですか?」
ぴく、とハルタカの身体が跳ねた。
やばい、混乱して直球で訊いちゃった!オブラート、オブラートはどこで売ってます⁈
「‥不機嫌‥」
小さな声でハルタカが繰り返している。うん?自覚なかった?
ハルタカはゆっくりとマヒロの顔を見つめてきた。あ~やっぱり美形。美しい。やばい。‥冷静に考えてこの美形の隣に並ぶの私でいいわけなくない‥?
思考の迷路に入り込みそうになっているマヒロに、ハルタカはゆっくりと話し出した。
「‥もし、私が今不機嫌なのだとしたら、それは目の前にいるこの男のせいだ」
今度はアーセルがぴく、と身体を震わせた。エライこと言うたぞ、と思ったマヒロは恐る恐るアーセルの方をちらりと見てみる。
先ほどまで努力の結果無表情を貫いていたアーセルの顔が、がっちり眉を顰めた怒り顔に変化していた。
ひえ、と口の中で悲鳴をあげたマヒロに構わず、ハルタカは話を続ける。
「先日は突然話があるとここに連れてきたような無礼を働いたものが、今日になって急にマヒロに気のあるようなそぶりをしているのが解せないし不快だ」
‥‥ん?
この、エライ領主様が私に気がある‥?
マヒロはもう一度アーセルの方を見た。
アーセルはあまり表情を変えていなかったが、怒りの雰囲気は少し和らいでいるように見える。パチ、とマヒロと目が合ったアーセルはわずかにマヒロに微笑んだ。
「‥ヒトを、好きになることに時間はいらぬのだと身を持って感じただけのことです」
‥‥‥んん?
肯定、された?
マヒロの頭はパニックになった。
待って待って待ってくれ。そんなモテ期の到来私の人生にある筈がない。だって私だよ?どう見ても平々凡々、取り立てて可愛くもきれいでもない、私だよ?
混乱とパニックで口がきけなくなっているマヒロをよそに、ハルタカとアーセルのにらみ合い、いや舌戦は鋭くなっていく。
「随分と都合のいいことを言う」
「それはあなたに言われることではないと思うが」
「マヒロは私の番いだ」
「‥まだ番いにはなっていないと聞き及んでおります」
「すぐに番いになる!」
「マヒロ様のご了承は?長い生とヒトの社会からの断絶を、マヒロ様は受け入れられると?まだこちらに渡ってこられてひと月余りしか経っていないというのに?性急にすぎませんか」
「お前には関係のないことだ」
「あります、私はフェンドラの領主ですし、その上マヒロ様に対して好意を持っている」
6
お気に入りに追加
7
あなたにおすすめの小説
前世軍医だった傷物令嬢は、幸せな花嫁を夢見る
花雨宮琵
恋愛
侯爵令嬢のローズは、10歳のある日、背中に刀傷を負い生死の境をさまよう。
その時に見た夢で、軍医として生き、結婚式の直前に婚約者を亡くした前世が蘇る。
何とか一命を取り留めたものの、ローズの背中には大きな傷が残った。
“傷物令嬢”として揶揄される中、ローズは早々に貴族女性として生きることを諦め、隣国の帝国医学校へ入学する。
背中の傷を理由に六回も婚約を破棄されるも、18歳で隣国の医師資格を取得。自立しようとした矢先に王命による7回目の婚約が結ばれ、帰国を余儀なくされる。
7人目となる婚約者は、弱冠25歳で東の将軍となった、ヴァンドゥール公爵家次男のフェルディナンだった。
長年行方不明の想い人がいるフェルディナンと、義務ではなく愛ある結婚を夢見るローズ。そんな二人は、期間限定の条件付き婚約関係を結ぶことに同意する。
守られるだけの存在でいたくない! と思うローズは、一人の医師として自立し、同時に、今世こそは愛する人と結ばれて幸せな家庭を築きたいと願うのであったが――。
この小説は、人生の理不尽さ・不条理さに傷つき悩みながらも、幸せを求めて奮闘する女性の物語です。
※この作品は2年前に掲載していたものを大幅に改稿したものです。
(C)Elegance 2025 All Rights Reserved.無断転載・無断翻訳を固く禁じます。
【完結済】平凡令嬢はぼんやり令息の世話をしたくない
天知 カナイ
恋愛
【完結済 全24話】ヘイデン侯爵の嫡男ロレアントは容姿端麗、頭脳明晰、魔法力に満ちた超優良物件だ。周りの貴族子女はこぞって彼に近づきたがる。だが、ロレアントの傍でいつも世話を焼いているのは、見た目も地味でとりたてて特長もないリオ―チェだ。ロレアントは全てにおいて秀でているが、少し生活能力が薄く、いつもぼんやりとしている。国都にあるタウンハウスが隣だった縁で幼馴染として育ったのだが、ロレアントの母が亡くなる時「ロレンはぼんやりしているから、リオが面倒見てあげてね」と頼んだので、律義にリオ―チェはそれを守り何くれとなくロレアントの世話をしていた。
だが、それが気にくわない人々はたくさんいて様々にリオ―チェに対し嫌がらせをしてくる。だんだんそれに疲れてきたリオーチェは‥。
騎士団寮のシングルマザー
古森きり
恋愛
夫と離婚し、実家へ帰る駅への道。
突然突っ込んできた車に死を覚悟した歩美。
しかし、目を覚ますとそこは森の中。
異世界に聖女として召喚された幼い娘、真美の為に、歩美の奮闘が今、始まる!
……と、意気込んだものの全く家事が出来ない歩美の明日はどっちだ!?
※ノベルアップ+様(読み直し改稿ナッシング先行公開)にも掲載しましたが、カクヨムさん(は改稿・完結済みです)、小説家になろうさん、アルファポリスさんは改稿したものを掲載しています。
※割と鬱展開多いのでご注意ください。作者はあんまり鬱展開だと思ってませんけども。
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
泣き虫令嬢は自称商人(本当は公爵)に愛される
琴葉悠
恋愛
エステル・アッシュベリーは泣き虫令嬢と一部から呼ばれていた。
そんな彼女に婚約者がいた。
彼女は婚約者が熱を出して寝込んでいると聞き、彼の屋敷に見舞いにいった時、彼と幼なじみの令嬢との不貞行為を目撃してしまう。
エステルは見舞い品を投げつけて、馬車にも乗らずに泣きながら夜道を走った。
冷静になった途端、ごろつきに囲まれるが謎の商人に助けられ──
お嬢様なんて柄じゃない
スズキアカネ
恋愛
運悪く遭遇した通り魔の凶刃から、人質の女の子を咄嗟に守った私はこの世に未練を残したまま、短すぎる17年の人生を……終えたはずなのに、次に目覚めた私はあの女の子になっていた。意味がわからないよ。
婚約破棄だとか学校でボッチだったとか…完全アウェイ状態で学校に通うことになった私。
そもそも私、お嬢様って柄じゃないんだよね! とりあえず大好きなバレーをしようかな!
彼女に身体を返すその時まで、私は私らしく生きる!
命や夢や希望を奪われた少女は、他人の身体でどう生きるか。彼女はどんな選択をするか。
※
個人サイト・小説家になろう・カクヨムでも投稿しております。
著作権は放棄しておりません。無断転載は禁止です。Do not repost.
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる