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2章 ビギシティと出会い
ビギナーズシティ
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ヒューデッドを倒し、冒険者ギルドへと足を進める俺達だが、何かを思い出したかのように俺の前を歩いていたアイオンが振り返る。
「なぁ、そう言えば俺達自己紹介まだだったな。」
「言われてみればそうですね。ヒューデッドのことで頭がいっぱいになっていました。
確かに……一緒に行動するので自己紹介しておいた方がいいですよね。
では、私から自己紹介を……。私はBランク魔法使いのキャサリン・クリッチと言います。得意な魔法の属性は雷属性。趣味は……そうですね、紅茶が好きなのでよく紅茶の飲み比べなどしています。キャサリンと呼んでもらって構いません。」
魔法使いの女性、キャサリン・クリッチが右手を胸の前に当てぺこりとお辞儀をする。
「んじゃ、次は俺だな。俺はアイオン・ラグナ。
Bランク戦士をしている。戦闘スタイルは、この大剣を振り回して戦う。趣味は武器屋で、武器とか防具を見ることだな。こっちのキャサリンとは、10代からの知り合いで、たまに一緒にクエストを受けたりしている。」
ちらりと、キャサリン・クリッチを見ながら、アイオン・ラグナは自己紹介する。
「では、次は私がしましょうか。
私はリーフ・クレインと言います。Eランクの魔法使いで、得意な属性はまだないですが、回復魔法が得意です。趣味は読書と植物を育てることですね。」
「最後は俺か。Eランク魔法使いのユウキ・ツキモトだ。得意属性は無属性。趣味は読書とゲー……いや、読書だな。」
ゲームと言おうとしたが、この世界にゲームは無いことを思い出し、読書と言っておく。
「2人ともEランクか。初心者の冒険者が多いビギシティの冒険者でEランクは結構高い方だな。」
全員の自己紹介が終わったあと、アイオンが俺達を見てそう言う。
「ビギシティ……周りに高いランクの魔物がおらず、一般人が冒険者になるため、初心者が集まりやすい街。
だから、ビギシティには、FランクやGランクと言ったランクの低い冒険者の方々が多いのですが、お二人は冒険者歴が長いのですか?」
アイオンに続き、キャサリンも俺達に質問してきた。
「私はミラン村に住んでいて、村で取れた野菜などをビギシティに1ヶ月前から持ってくる係になって、その時に冒険者になりましたね。」
「ほう、1ヶ月でEランクとはな。なにか魔法の特訓をしてたのか?」
「特訓ってほどでもないんですけど、村で怪我した人とかによく、回復魔法を使っていたから魔法回復力がほかのステータスよりも高くなって……それがEランクになれた1番の要因だと思います。
……Eランクになったのついさっきですけどね。」
「なんと……おめでとうございますリーフさん。」
「そいつはめでたいな!」
リーフが先程Eランクになったことを明かすと、アイオンとキャサリンが笑顔で褒める。
「私よりもユウキさんの方が凄いですよ。ユウキさんは、私よりも前にEランクになっていましたし、無の加護も持っているんですよ。」
「「無の加護!?」」
「そ、そりゃ凄いな。無の加護の所持者は、例外なく強力なEXスキルを持つって言うからな。」
「それで、どんなEXスキルなんですか?ユウキさんの無の加護は?」
2人が興味津々といった感じで、聞いてくる。
「残念ながら、俺の無の加護……真・無属性はあまり強くはないんだ。
俺の使用する魔法を全て無属性にして、属性魔法の特性も全て無属性の特性になるって効果だ。
例えば、火属性の『ファイア』を撃っても、無属性になって、攻撃力も本来の『ファイア』に劣る。
まぁ、無属性の特性が適応されるから、魔法制御力も、消費魔力量も本来の『ファイア』よりも少ないけどな。」
「つまり……戦技みたいな魔法ってことか。
戦士が使用出来る戦技は、属性を付与することが出来なくて、魔法使いの魔法で言うと、無属性魔法のみしか使えないって感じだからな。」
魔法よりも、制御しやすく、消費魔力量が少なく、戦技の名前を口にするだけで発動できるというのが戦技だが、俺のは魔法であるため、制御も消費魔力量も多いため、もしかしたら戦技よりも弱いかもしれない。
いや、元々魔法と戦技は別々のものであるため一概に真・無属性が戦技の劣化とは言えないかもしれない。
絶対……多分……きっと……。
「ふむ、全属性の魔法を無属性にする……ですか。
つまり、全属性本来の魔法よりも一節短く発動できると。少しでも相手よりも早く魔法を発動できるという点で言えば、結構使えるかもしれませんね。」
少しナーバスになっている所に、キャサリンが腕を組みながら口にする。
「でも、魔法発動速度が速い風属性を使えば、一節詠唱が短くても、無属性魔法とあまり変わらないぞ?」
「それはそうですが、風属性はその魔法発動速度が速いというメリットと引き替えに、攻撃力や、防御力があまり高くありません。でも、無属性なら、ある程度の攻撃力、防御力を保ったまま風属性と同じ速さで魔法を使えます。」
「まぁ、無属性魔法は誰でも使えるし、他の属性魔法も使える、普通の魔法使いのほうがいいと思うけどな。」
横からボソッと、アイオンが呟いた。
それにキャサリンが気づき、杖で軽くアイオンの頭を叩いた。
「せっかくフォローしたのにそれを台無しにしないでくださいね、アイオン?」
アイオンの頭をガシッと掴んで、自分の顔を同じ高さに持っていき、ニコリと笑う。
これ、キャサリン怒ってますよね?
こわ……。
「と、とりあえず、俺の真・無属性についてはここまででいいだろ?
話を変えるけど、なんで2人はヒューデッドについて詳しいんだ?
リーフは、今まで見たことない魔物って言っていたが……。」
アイオンが可哀想だったため、話題を変えることにする。
「それが、ビギシティのギルドマスターが俺達の知り合いでな。最近、周りで変な魔物が出現し始めたから、調査してくれって連絡を貰ったんだよ。
ちょうど、ビギシティに寄ろうと思っていた所だったからタイミングが良かった。」
「でも、どうして私達冒険者には、ヒューデッドのことを教えてくれなかったんでしょう?」
リーフが、朝クエストの受注の際に、ギルドの職員から何もヒューデッドについて聞かなかったことを話す。
「あぁ、それは……さっきも言った通り、ビギシティにいる冒険者の大半はランクが低いからな。怯えさせるかもしれないからって、発表してないみたいだ。
俺としては今日のお前たちみたいに、襲われる可能性もあるから早めに冒険者達に報告した方がいいと思うんだけどな。」
「せめてもの救いは、ヒューデッドの数が少ないことですね。今回のヒューデッドとの遭遇を省くとまだ、目撃情報は3件だけらしいので。
元々、個体数が少なかったりするのでしょうか?」
「さぁな、なにしろ長年冒険者活動をしてきた俺達ですら、初めて見る魔物だからな。
何か嫌な予感がするな。
不吉なことが起きらなければいいんだが……。」
新種の魔物か……。この辺りで何か異変が起きてたりするのか?
「あ、ビギシティが見えてきましたよ。」
考えていると、俺の肩をぽんぽんと、叩きながらリーフが教えてくれる。
「もう着いたのか。帰り道、全然魔物に出会わなかったな。」
「朝に私達が結構倒しましたからね。」
「それに、この辺りはビギシティの冒険者達がよくクエストとかで魔物を駆ったりするからな。」
アイオンが懐かしむように、周囲を見渡す。
「私達も最初の頃はビギシティで冒険者になりましたからね。最初はこの辺りで、魔物を狩ったものです。」
どうやら、アイオンもキャサリンもこのビギシティから冒険者活動を始めたようだ。
「ビギナーズシティ……さすがは、冒険者達の出発点と呼ばれるだけありますね。」
ぽつりと、リーフが呟いた。
「なんだビギナーズシティって?」
「ビギシティの本来の名前です。長いからビギシティって略されたみたいですよ。」
「冒険者達の出発点というのは、周りに弱い魔物達しかいないため、初心者の冒険者にとって強くなるには最適な場所。だから、冒険者になる人達が、ビギシティにやってきて、発展していった街だからですね。
そのため、ビギシティは他の街と比べて、比較的冒険者が多い街なんですよ。」
リーフの説明の後に、キャサリンが付け足して説明してくれる。
「あー、だからビギナーズシティか。」
「んで、そのビギナーズシティに行って、俺達はとりあえず、ギルドマスターに今回の件を伝えに行く。
お前達も同行してもらってもいいか?」
時刻は昼を過ぎた2時頃、ヒューデッドのお陰で早めに戻ることになったため、時間は空いている。
「俺は大丈夫だ。リーフは?」
「私も大丈夫です。」
リーフがこくりと頷く。
「それじゃ、決定だな。行くぞ。」
笑みを浮かべるアイオンの後ろを、俺達は着いて行った。
「なぁ、そう言えば俺達自己紹介まだだったな。」
「言われてみればそうですね。ヒューデッドのことで頭がいっぱいになっていました。
確かに……一緒に行動するので自己紹介しておいた方がいいですよね。
では、私から自己紹介を……。私はBランク魔法使いのキャサリン・クリッチと言います。得意な魔法の属性は雷属性。趣味は……そうですね、紅茶が好きなのでよく紅茶の飲み比べなどしています。キャサリンと呼んでもらって構いません。」
魔法使いの女性、キャサリン・クリッチが右手を胸の前に当てぺこりとお辞儀をする。
「んじゃ、次は俺だな。俺はアイオン・ラグナ。
Bランク戦士をしている。戦闘スタイルは、この大剣を振り回して戦う。趣味は武器屋で、武器とか防具を見ることだな。こっちのキャサリンとは、10代からの知り合いで、たまに一緒にクエストを受けたりしている。」
ちらりと、キャサリン・クリッチを見ながら、アイオン・ラグナは自己紹介する。
「では、次は私がしましょうか。
私はリーフ・クレインと言います。Eランクの魔法使いで、得意な属性はまだないですが、回復魔法が得意です。趣味は読書と植物を育てることですね。」
「最後は俺か。Eランク魔法使いのユウキ・ツキモトだ。得意属性は無属性。趣味は読書とゲー……いや、読書だな。」
ゲームと言おうとしたが、この世界にゲームは無いことを思い出し、読書と言っておく。
「2人ともEランクか。初心者の冒険者が多いビギシティの冒険者でEランクは結構高い方だな。」
全員の自己紹介が終わったあと、アイオンが俺達を見てそう言う。
「ビギシティ……周りに高いランクの魔物がおらず、一般人が冒険者になるため、初心者が集まりやすい街。
だから、ビギシティには、FランクやGランクと言ったランクの低い冒険者の方々が多いのですが、お二人は冒険者歴が長いのですか?」
アイオンに続き、キャサリンも俺達に質問してきた。
「私はミラン村に住んでいて、村で取れた野菜などをビギシティに1ヶ月前から持ってくる係になって、その時に冒険者になりましたね。」
「ほう、1ヶ月でEランクとはな。なにか魔法の特訓をしてたのか?」
「特訓ってほどでもないんですけど、村で怪我した人とかによく、回復魔法を使っていたから魔法回復力がほかのステータスよりも高くなって……それがEランクになれた1番の要因だと思います。
……Eランクになったのついさっきですけどね。」
「なんと……おめでとうございますリーフさん。」
「そいつはめでたいな!」
リーフが先程Eランクになったことを明かすと、アイオンとキャサリンが笑顔で褒める。
「私よりもユウキさんの方が凄いですよ。ユウキさんは、私よりも前にEランクになっていましたし、無の加護も持っているんですよ。」
「「無の加護!?」」
「そ、そりゃ凄いな。無の加護の所持者は、例外なく強力なEXスキルを持つって言うからな。」
「それで、どんなEXスキルなんですか?ユウキさんの無の加護は?」
2人が興味津々といった感じで、聞いてくる。
「残念ながら、俺の無の加護……真・無属性はあまり強くはないんだ。
俺の使用する魔法を全て無属性にして、属性魔法の特性も全て無属性の特性になるって効果だ。
例えば、火属性の『ファイア』を撃っても、無属性になって、攻撃力も本来の『ファイア』に劣る。
まぁ、無属性の特性が適応されるから、魔法制御力も、消費魔力量も本来の『ファイア』よりも少ないけどな。」
「つまり……戦技みたいな魔法ってことか。
戦士が使用出来る戦技は、属性を付与することが出来なくて、魔法使いの魔法で言うと、無属性魔法のみしか使えないって感じだからな。」
魔法よりも、制御しやすく、消費魔力量が少なく、戦技の名前を口にするだけで発動できるというのが戦技だが、俺のは魔法であるため、制御も消費魔力量も多いため、もしかしたら戦技よりも弱いかもしれない。
いや、元々魔法と戦技は別々のものであるため一概に真・無属性が戦技の劣化とは言えないかもしれない。
絶対……多分……きっと……。
「ふむ、全属性の魔法を無属性にする……ですか。
つまり、全属性本来の魔法よりも一節短く発動できると。少しでも相手よりも早く魔法を発動できるという点で言えば、結構使えるかもしれませんね。」
少しナーバスになっている所に、キャサリンが腕を組みながら口にする。
「でも、魔法発動速度が速い風属性を使えば、一節詠唱が短くても、無属性魔法とあまり変わらないぞ?」
「それはそうですが、風属性はその魔法発動速度が速いというメリットと引き替えに、攻撃力や、防御力があまり高くありません。でも、無属性なら、ある程度の攻撃力、防御力を保ったまま風属性と同じ速さで魔法を使えます。」
「まぁ、無属性魔法は誰でも使えるし、他の属性魔法も使える、普通の魔法使いのほうがいいと思うけどな。」
横からボソッと、アイオンが呟いた。
それにキャサリンが気づき、杖で軽くアイオンの頭を叩いた。
「せっかくフォローしたのにそれを台無しにしないでくださいね、アイオン?」
アイオンの頭をガシッと掴んで、自分の顔を同じ高さに持っていき、ニコリと笑う。
これ、キャサリン怒ってますよね?
こわ……。
「と、とりあえず、俺の真・無属性についてはここまででいいだろ?
話を変えるけど、なんで2人はヒューデッドについて詳しいんだ?
リーフは、今まで見たことない魔物って言っていたが……。」
アイオンが可哀想だったため、話題を変えることにする。
「それが、ビギシティのギルドマスターが俺達の知り合いでな。最近、周りで変な魔物が出現し始めたから、調査してくれって連絡を貰ったんだよ。
ちょうど、ビギシティに寄ろうと思っていた所だったからタイミングが良かった。」
「でも、どうして私達冒険者には、ヒューデッドのことを教えてくれなかったんでしょう?」
リーフが、朝クエストの受注の際に、ギルドの職員から何もヒューデッドについて聞かなかったことを話す。
「あぁ、それは……さっきも言った通り、ビギシティにいる冒険者の大半はランクが低いからな。怯えさせるかもしれないからって、発表してないみたいだ。
俺としては今日のお前たちみたいに、襲われる可能性もあるから早めに冒険者達に報告した方がいいと思うんだけどな。」
「せめてもの救いは、ヒューデッドの数が少ないことですね。今回のヒューデッドとの遭遇を省くとまだ、目撃情報は3件だけらしいので。
元々、個体数が少なかったりするのでしょうか?」
「さぁな、なにしろ長年冒険者活動をしてきた俺達ですら、初めて見る魔物だからな。
何か嫌な予感がするな。
不吉なことが起きらなければいいんだが……。」
新種の魔物か……。この辺りで何か異変が起きてたりするのか?
「あ、ビギシティが見えてきましたよ。」
考えていると、俺の肩をぽんぽんと、叩きながらリーフが教えてくれる。
「もう着いたのか。帰り道、全然魔物に出会わなかったな。」
「朝に私達が結構倒しましたからね。」
「それに、この辺りはビギシティの冒険者達がよくクエストとかで魔物を駆ったりするからな。」
アイオンが懐かしむように、周囲を見渡す。
「私達も最初の頃はビギシティで冒険者になりましたからね。最初はこの辺りで、魔物を狩ったものです。」
どうやら、アイオンもキャサリンもこのビギシティから冒険者活動を始めたようだ。
「ビギナーズシティ……さすがは、冒険者達の出発点と呼ばれるだけありますね。」
ぽつりと、リーフが呟いた。
「なんだビギナーズシティって?」
「ビギシティの本来の名前です。長いからビギシティって略されたみたいですよ。」
「冒険者達の出発点というのは、周りに弱い魔物達しかいないため、初心者の冒険者にとって強くなるには最適な場所。だから、冒険者になる人達が、ビギシティにやってきて、発展していった街だからですね。
そのため、ビギシティは他の街と比べて、比較的冒険者が多い街なんですよ。」
リーフの説明の後に、キャサリンが付け足して説明してくれる。
「あー、だからビギナーズシティか。」
「んで、そのビギナーズシティに行って、俺達はとりあえず、ギルドマスターに今回の件を伝えに行く。
お前達も同行してもらってもいいか?」
時刻は昼を過ぎた2時頃、ヒューデッドのお陰で早めに戻ることになったため、時間は空いている。
「俺は大丈夫だ。リーフは?」
「私も大丈夫です。」
リーフがこくりと頷く。
「それじゃ、決定だな。行くぞ。」
笑みを浮かべるアイオンの後ろを、俺達は着いて行った。
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