39 / 307
第一章
最後の力比べ8
しおりを挟む
リュードは地面に手をついてクルクルと回転しながら衝撃を吸収する。
ほんの一瞬フテノのことが頭に浮かぶけれど上手く衝撃を吸収できたので手足を痛めることはなかった。
狙った通りの動きができた。
華麗に着地したリュードはサッと体勢を整えることが出来て、その上村長との距離も空けられた。
今度はリュードの番だ。
リュードも体勢を整えられたけど村長も当然に一呼吸置けたので仕切り直しとなる。
始まった時と同じくリュードは村長に向かってまっすぐ駆け出す。
今度は正面から切りかかりはしない。
村長の左に回り、側面から剣を振り下ろすが単純な変化では村長を惑わすこともかなわず普通に防がれてしまう。
リュードだってそんな攻撃通じるとは思っていない。
片手で大きく上から振り下ろされた剣を防ぐために村長は上を見ていた。
(消えた……!)
手応えの少ないリュードの剣を防いで視線を戻した村長の目にはリュードが消えたようにいなくなっていた。
左右に移動した様子はない、上も剣を防ぐために見ていたのだから違う。
とっさに村長の頭にはリュードがスライディングで詰めたり後ろに回ろ込んでいた戦い方が浮かんだ。
体勢を低くして後ろに回り込んだ。
リュードが村長に対して一撃加えるのなら死角から不意をつくしかない。
経験から一瞬で判断を下した村長は振り向きざまに横なぎに剣を振った。
が、振り向いた先にもリュードは見えず剣にも手応えはなかった。
「ぬうっ!」
一連の動作は周りで見ていれば滑稽なものに見えたかもしれない。
村長の予想は当たっていた。
リュードは剣を振り下ろして村長に防がせて、素早く剣を引きながら村長の後ろに回り込んでいた。
回り込んでいるのが見えないように剣を当ててすぐに引いた。
急な動作に少しばかり腕がピキリと痛むがその甲斐あって後ろに回り込めた。
そのまますぐに攻撃に移る、でもよかった。
でもリュードはあえて後ろに回り込んで攻撃には移らず片膝をついた体勢のまま待った。
さすがというべきかたった数回やっただけのスライディングを覚えていてリュードが後ろに回り込んだりすると咄嗟に判断を下した。
すぐに攻撃に移っていたら振り向きざまに振られた剣で頭が砕けていたかもしれない。
バレていたら間抜けな行動であるが攻撃しないで待つという見る人が見ればとんでもない精神力がいる選択を取った。
これが功を奏した。
村長の振り向きざまの剣はリュードの頭の上を風を裂いて通り過ぎていく。
同時にリュードが動いた。
立ち上がる勢いもつけて下から斜めに剣を振るう。
確かな手応えが剣に返ってくる。
リュードの斬撃が村長の身に届いた。
しかし上がった白い札は3つ。
村長は剣でガードすることは間に合わないと判断して右腕をたたんでそのまま腕で攻撃を受け止めたのである。
吹き飛びもせずにすべての衝撃を腕が吸収する。
刃潰ししてあるとはいっても金属の塊が腕に高速でぶつかれば痛くないはずはない。
興奮状態にあるのか痩せ我慢か、わずかに顔を歪めたのみの村長は攻撃を食らった腕で剣を振るい反撃を繰り出した。
3人の審判の多くは致命的な一撃と判断してくれたみたいだけど1人はまだ続行可能と村長の様子から見たようで惜しくも力比べは続く。
札を上げなかったのは人狼族の老人。
今の村長と村長の座を争っていた人狼族の戦士であった人である。
あれぐらいならばまだ戦いを続けられると思ったのはやはり戦友だからだろうか。
戦いにおける柔軟性ではすでに敵わない。
下手な変化を打てば対応できないのは自分であり逆にやられる。
そう思った村長は剣を左手に持ち替えて最初と同じ純粋な斬り合いを演じる。
けれど、均衡はすでに崩れている。
赤黒くなり始めた腕はダランとして動かない。
村長の利き腕がこれまで剣を持っていた右なのは言うまでもない。
左手に持ち替えても考えられないほど力強くはあるが一振り一振りのパワーは明らかに落ちている。
右腕が動かなくバランスも崩れていて当然技術も右ほど無い。
長い経験があるから左でもある程度は戦えるがわざわざ利き腕でない方で戦う訓練をするわけもない。
誤魔化すように速さは増していてもむしろリュードにとっては楽になった。
右に剣を持つ人と左で剣を持つ人では戦う感覚が違う。
けれどリュードはウォーケックが双剣使いなために左に剣を持つ相手の対処もできる。
逆に村長はうまく対処されることにも不慣れでリュードに受け流しされると体が流れるのを防ぐために即座に剣を引かなければならない。
よりパワーが乗らず見掛け倒しの斬り合いになる。
もう十分村長はリュードの望んだ状況に、泥沼にどっぷりとハマっている。
しかしそこから長い斬り合い続く。
いくら左であっても無理に攻め込めば足元をすくわれかねない。
決め手がない。一進一退の攻防に観客も固唾をのんで見守る。
けれども冷静なのはリュードの方だった。
切り合いが続けば続くほどリズムが一定になっていく。
痛みがあるためかもしれない。
リュードは村長の攻撃のリズムを読みつつあった。
かなり腕の状態が良くないようだ。
固定されていない腕は動くたびに激しく振るわれて激痛が走る。
動いたためではない痛みによる脂汗が噴き出して顔に垂れてきて煩わしいと村長は思う。
逆にリュードは次にどう剣を振るかも予想がつくようになってきた。
回転を重視する村長にあえてリュードも乗っかって、ひたすら素早い切り合いになっていた。
振り下ろされた村長の剣。
他の軌道の剣よりもしっかりと受け流してきた。
この軌道を辿る剣は受け流されると無意識のうちに村長も更に戻りを早くしていて剣に乗るパワーは弱いものとなっている。
それにリュードは全力で振り上げる一撃をぶつけた。
受け流すのではなく剣に剣を当てる。
受け流されると思っていて戻し始めてもいた村長の剣はあっけないほど簡単に弾き飛ばされ、胸をさらけ出すような格好になる。
こんなこともあるかもしれないと1番始めにリュードの力がどれほど通じるか思いっきり剣を叩きつけて試していた。
勝てはしなくても魔力もない素体で全力で切りつければそれなりにパワーも通じる可能性は最初にチェック済である。
剣を手離さなかったのは流石だ。
ただ振り上げた剣を返し、袈裟斬りに振り下ろそうとするリュードに村長は対抗するすべはないように見えた。
「おりゃあああ!」
「見事。だが……」
「なっ……!」
執念、とでも表現すればいいのだろうか。
村長は一歩大きく前に出た。
肩を差し出されてリュードの剣の根元が村長の肩にめり込む。
力が乗り切らず肩で剣が止まってしまう。
白い札が2枚上がるがまだ村長に対して勝利だとは認められない。
リュードもこれでは大ダメージを与えられても倒したことにならないと焦りが生まれた。
村長がどう動くのか。
剣を持った左手を警戒しているとアゴに衝撃が走った。
「バカ……な」
すでに動かないと思っていた村長の右手。
赤黒くなった腕を村長は無理矢理動かしてリュードのアゴを殴り上げた。
「くそっ……」
たとえ相手を殺さない身内の大会だとしても勝利に貪欲に、負けを許さず食らいつく。
寡黙な村長の目の奥に燃える闘志が燃え続けていることをリュードは気づくべきだった。
殴られてぼんやりとする視界に村長の剣が迫ってくるのが見えた。
一瞬の沈黙。
ぶっ飛んだリュードが地面に倒れ、少し遅れて赤い札が4つ上がる。
「勝者ヤーネル・ドジャウリ!」
審判の宣言。地面が揺れるほどの歓声。
ほんの一瞬フテノのことが頭に浮かぶけれど上手く衝撃を吸収できたので手足を痛めることはなかった。
狙った通りの動きができた。
華麗に着地したリュードはサッと体勢を整えることが出来て、その上村長との距離も空けられた。
今度はリュードの番だ。
リュードも体勢を整えられたけど村長も当然に一呼吸置けたので仕切り直しとなる。
始まった時と同じくリュードは村長に向かってまっすぐ駆け出す。
今度は正面から切りかかりはしない。
村長の左に回り、側面から剣を振り下ろすが単純な変化では村長を惑わすこともかなわず普通に防がれてしまう。
リュードだってそんな攻撃通じるとは思っていない。
片手で大きく上から振り下ろされた剣を防ぐために村長は上を見ていた。
(消えた……!)
手応えの少ないリュードの剣を防いで視線を戻した村長の目にはリュードが消えたようにいなくなっていた。
左右に移動した様子はない、上も剣を防ぐために見ていたのだから違う。
とっさに村長の頭にはリュードがスライディングで詰めたり後ろに回ろ込んでいた戦い方が浮かんだ。
体勢を低くして後ろに回り込んだ。
リュードが村長に対して一撃加えるのなら死角から不意をつくしかない。
経験から一瞬で判断を下した村長は振り向きざまに横なぎに剣を振った。
が、振り向いた先にもリュードは見えず剣にも手応えはなかった。
「ぬうっ!」
一連の動作は周りで見ていれば滑稽なものに見えたかもしれない。
村長の予想は当たっていた。
リュードは剣を振り下ろして村長に防がせて、素早く剣を引きながら村長の後ろに回り込んでいた。
回り込んでいるのが見えないように剣を当ててすぐに引いた。
急な動作に少しばかり腕がピキリと痛むがその甲斐あって後ろに回り込めた。
そのまますぐに攻撃に移る、でもよかった。
でもリュードはあえて後ろに回り込んで攻撃には移らず片膝をついた体勢のまま待った。
さすがというべきかたった数回やっただけのスライディングを覚えていてリュードが後ろに回り込んだりすると咄嗟に判断を下した。
すぐに攻撃に移っていたら振り向きざまに振られた剣で頭が砕けていたかもしれない。
バレていたら間抜けな行動であるが攻撃しないで待つという見る人が見ればとんでもない精神力がいる選択を取った。
これが功を奏した。
村長の振り向きざまの剣はリュードの頭の上を風を裂いて通り過ぎていく。
同時にリュードが動いた。
立ち上がる勢いもつけて下から斜めに剣を振るう。
確かな手応えが剣に返ってくる。
リュードの斬撃が村長の身に届いた。
しかし上がった白い札は3つ。
村長は剣でガードすることは間に合わないと判断して右腕をたたんでそのまま腕で攻撃を受け止めたのである。
吹き飛びもせずにすべての衝撃を腕が吸収する。
刃潰ししてあるとはいっても金属の塊が腕に高速でぶつかれば痛くないはずはない。
興奮状態にあるのか痩せ我慢か、わずかに顔を歪めたのみの村長は攻撃を食らった腕で剣を振るい反撃を繰り出した。
3人の審判の多くは致命的な一撃と判断してくれたみたいだけど1人はまだ続行可能と村長の様子から見たようで惜しくも力比べは続く。
札を上げなかったのは人狼族の老人。
今の村長と村長の座を争っていた人狼族の戦士であった人である。
あれぐらいならばまだ戦いを続けられると思ったのはやはり戦友だからだろうか。
戦いにおける柔軟性ではすでに敵わない。
下手な変化を打てば対応できないのは自分であり逆にやられる。
そう思った村長は剣を左手に持ち替えて最初と同じ純粋な斬り合いを演じる。
けれど、均衡はすでに崩れている。
赤黒くなり始めた腕はダランとして動かない。
村長の利き腕がこれまで剣を持っていた右なのは言うまでもない。
左手に持ち替えても考えられないほど力強くはあるが一振り一振りのパワーは明らかに落ちている。
右腕が動かなくバランスも崩れていて当然技術も右ほど無い。
長い経験があるから左でもある程度は戦えるがわざわざ利き腕でない方で戦う訓練をするわけもない。
誤魔化すように速さは増していてもむしろリュードにとっては楽になった。
右に剣を持つ人と左で剣を持つ人では戦う感覚が違う。
けれどリュードはウォーケックが双剣使いなために左に剣を持つ相手の対処もできる。
逆に村長はうまく対処されることにも不慣れでリュードに受け流しされると体が流れるのを防ぐために即座に剣を引かなければならない。
よりパワーが乗らず見掛け倒しの斬り合いになる。
もう十分村長はリュードの望んだ状況に、泥沼にどっぷりとハマっている。
しかしそこから長い斬り合い続く。
いくら左であっても無理に攻め込めば足元をすくわれかねない。
決め手がない。一進一退の攻防に観客も固唾をのんで見守る。
けれども冷静なのはリュードの方だった。
切り合いが続けば続くほどリズムが一定になっていく。
痛みがあるためかもしれない。
リュードは村長の攻撃のリズムを読みつつあった。
かなり腕の状態が良くないようだ。
固定されていない腕は動くたびに激しく振るわれて激痛が走る。
動いたためではない痛みによる脂汗が噴き出して顔に垂れてきて煩わしいと村長は思う。
逆にリュードは次にどう剣を振るかも予想がつくようになってきた。
回転を重視する村長にあえてリュードも乗っかって、ひたすら素早い切り合いになっていた。
振り下ろされた村長の剣。
他の軌道の剣よりもしっかりと受け流してきた。
この軌道を辿る剣は受け流されると無意識のうちに村長も更に戻りを早くしていて剣に乗るパワーは弱いものとなっている。
それにリュードは全力で振り上げる一撃をぶつけた。
受け流すのではなく剣に剣を当てる。
受け流されると思っていて戻し始めてもいた村長の剣はあっけないほど簡単に弾き飛ばされ、胸をさらけ出すような格好になる。
こんなこともあるかもしれないと1番始めにリュードの力がどれほど通じるか思いっきり剣を叩きつけて試していた。
勝てはしなくても魔力もない素体で全力で切りつければそれなりにパワーも通じる可能性は最初にチェック済である。
剣を手離さなかったのは流石だ。
ただ振り上げた剣を返し、袈裟斬りに振り下ろそうとするリュードに村長は対抗するすべはないように見えた。
「おりゃあああ!」
「見事。だが……」
「なっ……!」
執念、とでも表現すればいいのだろうか。
村長は一歩大きく前に出た。
肩を差し出されてリュードの剣の根元が村長の肩にめり込む。
力が乗り切らず肩で剣が止まってしまう。
白い札が2枚上がるがまだ村長に対して勝利だとは認められない。
リュードもこれでは大ダメージを与えられても倒したことにならないと焦りが生まれた。
村長がどう動くのか。
剣を持った左手を警戒しているとアゴに衝撃が走った。
「バカ……な」
すでに動かないと思っていた村長の右手。
赤黒くなった腕を村長は無理矢理動かしてリュードのアゴを殴り上げた。
「くそっ……」
たとえ相手を殺さない身内の大会だとしても勝利に貪欲に、負けを許さず食らいつく。
寡黙な村長の目の奥に燃える闘志が燃え続けていることをリュードは気づくべきだった。
殴られてぼんやりとする視界に村長の剣が迫ってくるのが見えた。
一瞬の沈黙。
ぶっ飛んだリュードが地面に倒れ、少し遅れて赤い札が4つ上がる。
「勝者ヤーネル・ドジャウリ!」
審判の宣言。地面が揺れるほどの歓声。
11
お気に入りに追加
404
あなたにおすすめの小説
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
悪役貴族の四男に転生した俺は、怠惰で自由な生活がしたいので、自由気ままな冒険者生活(スローライフ)を始めたかった。
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
俺は何もしてないのに兄達のせいで悪役貴族扱いされているんだが……
アーノルドは名門貴族クローリー家の四男に転生した。家の掲げる独立独行の家訓のため、剣技に魔術果ては鍛冶師の技術を身に着けた。
そして15歳となった現在。アーノルドは、魔剣士を育成する教育機関に入学するのだが、親戚や上の兄達のせいで悪役扱いをされ、付いた渾名は【悪役公子】。
実家ではやりたくもない【付与魔術】をやらされ、学園に通っていても心の無い言葉を投げかけられる日々に嫌気がさした俺は、自由を求めて冒険者になる事にした。
剣術ではなく刀を打ち刀を使う彼は、憧れの自由と、美味いメシとスローライフを求めて、時に戦い。時にメシを食らい、時に剣を打つ。
アーノルドの第二の人生が幕を開ける。しかし、同級生で仲の悪いメイザース家の娘ミナに学園での態度が演技だと知られてしまい。アーノルドの理想の生活は、ハチャメチャなものになって行く。
ギルドから追放された実は究極の治癒魔法使い。それに気付いたギルドが崩壊仕掛かってるが、もう知らん。僕は美少女エルフと旅することにしたから。
yonechanish
ファンタジー
僕は治癒魔法使い。
子供の頃、僕は奴隷として売られていた。
そんな僕をギルドマスターが拾ってくれた。
だから、僕は自分に誓ったんだ。
ギルドのメンバーのために、生きるんだって。
でも、僕は皆の役に立てなかったみたい。
「クビ」
その言葉で、僕はギルドから追放された。
一人。
その日からギルドの崩壊が始まった。
僕の治癒魔法は地味だから、皆、僕がどれだけ役に立ったか知らなかったみたい。
だけど、もう遅いよ。
僕は僕なりの旅を始めたから。
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
ごめんみんな先に異世界行ってるよ1年後また会おう
味噌汁食べれる
ファンタジー
主人公佐藤 翔太はクラスみんなより1年も早く異世界に、行ってしまう。みんなよりも1年早く異世界に行ってしまうそして転移場所は、世界樹で最強スキルを実でゲット?スキルを奪いながら最強へ、そして勇者召喚、それは、クラスのみんなだった。クラスのみんなが頑張っているときに、主人公は、自由気ままに生きていく
転生幼児は夢いっぱい
meimei
ファンタジー
日本に生まれてかれこれ27年大学も出て希望の職業にもつき順風満帆なはずだった男は、
ある日親友だと思っていた男に手柄を横取りされ左遷されてしまう。左遷された所はとても忙しい部署で。ほぼ不眠不休…の生活の末、気がつくとどうやら亡くなったらしい??
らしいというのも……前世を思い出したのは
転生して5年経ってから。そう…5歳の誕生日の日にだった。
これは秘匿された出自を知らないまま、
チートしつつ異世界を楽しむ男の話である!
☆これは作者の妄想によるフィクションであり、登場するもの全てが架空の産物です。
誤字脱字には優しく軽く流していただけると嬉しいです。
☆ファンタジーカップありがとうございました!!(*^^*)
今後ともよろしくお願い致します🍀
異世界転生、防御特化能力で彼女たちを英雄にしようと思ったが、そんな彼女たちには俺が英雄のようだ。
Mです。
ファンタジー
異世界学園バトル。
現世で惨めなサラリーマンをしていた……
そんな会社からの帰り道、「転生屋」という見慣れない怪しげな店を見つける。
その転生屋で新たな世界で生きる為の能力を受け取る。
それを自由イメージして良いと言われた為、せめて、新しい世界では苦しまないようにと防御に突出した能力をイメージする。
目を覚ますと見知らぬ世界に居て……学生くらいの年齢に若返っていて……
現実か夢かわからなくて……そんな世界で出会うヒロイン達に……
特殊な能力が当然のように存在するその世界で……
自分の存在も、手に入れた能力も……異世界に来たって俺の人生はそんなもん。
俺は俺の出来ること……
彼女たちを守り……そして俺はその能力を駆使して彼女たちを英雄にする。
だけど、そんな彼女たちにとっては俺が英雄のようだ……。
※※多少意識はしていますが、主人公最強で無双はなく、普通に苦戦します……流行ではないのは承知ですが、登場人物の個性を持たせるためそのキャラの物語(エピソード)や回想のような場面が多いです……後一応理由はありますが、主人公の年上に対する態度がなってません……、後、私(さくしゃ)の変な癖で「……」が凄く多いです。その変ご了承の上で楽しんで頂けると……Mです。の本望です(どうでもいいですよね…)※※
※※楽しかった……続きが気になると思って頂けた場合、お気に入り登録……このエピソード好みだなとか思ったらコメントを貰えたりすると軽い絶頂を覚えるくらいには喜びます……メンタル弱めなので、誹謗中傷てきなものには怯えていますが、気軽に頂けると嬉しいです。※※
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる