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第一章
初めての力比べ6
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男のプライドをかけた戦いが始まった。
「覚悟ぉ!」
人狼族の青年は勢いよく地面を蹴って一瞬で距離を詰める。
2本のナイフを巧みに使い絶え間なく繰り出される攻撃は一撃一撃は軽い反面、手数が多く捌くのにいっぱいいっぱいになって防戦一方になる。
前から横から、一瞬でも油断すると後ろから、そして上下左右からと軽いとはいえ防ぐのも簡単ではない。
息もつかせない鬼気迫る勢いだが激しければ激しいほど長続きもしないものだ。
隙は必ずできる。息をつけないのは攻撃側も同じなのだ。
隙ができる瞬間を待ってひたすらリュードは防御に徹する。
時々ナイフが肌をかすめて痛みが走るがこれぐらいなら一本は取られない。
「チマチマと鬱陶しいんだよ!」
リュードに攻撃が通らない焦りが人狼族の青年に現れる。
前の試合も見ていたので多少はやりそうだと思っていたけどそれでも勝てると思っていた。
なのにリュードは必死に食らいついて防ぎ、回避して人狼族の青年の呼吸が乱れた。
それによって攻撃にほんのわずかな隙が生じる。
大きな隙とは言い難いけれど思い切って攻撃に移る。
まだ未熟なリュードにはウォーケックのような攻防一体の動きはまだ難しい。
だけどリュードだってちょっとはできる。
人狼族の青年の短剣の軌道をそらすようにしながら無理矢理前に出て突きを繰り出す。
逸らしきれなかった短剣が脇腹をかすめて痛みが走るが覚悟していたため動きに影響はない。
逆に人狼族の青年は想像してなかった反撃に反応が一瞬遅れる。
体をねじってかわそうとしたけれど突きがしっかりと右肩に当たって人狼の青年は後ろにぶっ飛ぶ。
地面に左手をついて一回転してその衝撃を殺すも顔は明らかに痛みに歪んでいる。
上がった赤札は2つ。
本当の戦闘ならかなり致命的な一撃であるがこれは本当の試合ではなく一応模擬的な試合である。
人狼族の青年が戦闘継続の意思を見せたところも評価されてリュードは一撃で勝ちきれなかった。
現実の戦闘でも大ダメージだろうがナイフを二刀流で運用している人狼族の少年は左手が無事ならまだ戦える。
それも一本にならなかった要因である。
これで決まってくれていれば楽だったがそう甘くもない。
けれども状況が一気にリュードに傾いたことには変わりがない。
なんて事はない。そうアピールするために構えようとしても右手はどう見ても左手ほど上がっていない。
この好機を逃すはずもなく今度はリュードから攻め込んでいく。
慌てて大振りにならないように鋭く細かく攻撃するも、さすがというべきか左手のナイフを使って上手くリュードの攻撃に対処していく。
右手がまた使えるようになる前に勝負を決めたい。
速さと手数が武器だった相手から手数が無くなった。
速さも最初の体力の消耗と肩の痛みで損なわれている。
リュードはやや相手の右側に回るようにしながら攻撃を繰り返す。
「ぐっ……」
人狼族の青年は必死にリュードの攻撃を防ぐがいくら年下の攻撃とはいえナイフ1本では両手持ちの剣を防御するのは難しい。
速さを活かして防御ではなく回避していくスタイルで持ち堪える。
このままでは勝負もつかない。
鋭く素早い攻撃で気を繰り返して人狼族の青年の体力を徐々に削っているものの決め手に欠ける。
動かせるとは思えないが時間をかければ再び右手が動かせるようになるかもしれない。
そこで思い切って人狼族の青年の懐に飛び込んでみる。
疲労が蓄積されてきたのかとっさの動きに反応が鈍くなっている相手のさらに内側に踏み込む。
どちらかといえばナイフの距離にリュードが飛び込んできた。
回避行動をとるか攻撃するか、迷いが獣人族の青年に生じた。
リュードの行動は相手がどう動こうが決まっていた。
左から右に横薙ぎに剣を振る。
人狼族の青年から見ると動かせない右手側から攻撃が来る。
すでに速さに乗り始めた攻撃は近すぎてあまり力は乗らないけど大きく体を回転させて威力を出す。
もうこうなれば回避も難しい。
なんとか上げた右手に持ったナイフと剣が当たり金属同士がぶつかる高い音が鳴り響く。
力の入らない右手、しかも体勢もほとんど直立で踏ん張りも利いていないためにほとんど力を相殺することもできなかった。
かっ飛ばすようなリュードの攻撃を受けきれなくてナイフと人狼族の青年の体が地面を2転3転と転がる。
「勝者シューナリュード!」
まだ起き上がるならトドメを、と思った時には審判はすでに4本の赤い札を上げていた。
人狼族の青年は立ち上がることはなく気絶していた。
担架に乗せられて医療班の元に運ばれていき、息の乱れたリュードも声援を背中に受けながら控え場所に戻った。
ドッと疲労が襲ってきて椅子に座ると勝った喜びが湧き上がり、小さくガッツポーズをしてしまった。
次は決勝となるのだが、すぐに連戦というわけではない。
ここで大人女性部門のトーナメントのくじ引きが行われ、上手に休憩の時間を確保してくれる。
大人女性部門にはメーリエッヒやルーミオラも出る。
そして子供部門チャンピオンであるテユノも大人部門への特別参加が認められる。
「覚悟ぉ!」
人狼族の青年は勢いよく地面を蹴って一瞬で距離を詰める。
2本のナイフを巧みに使い絶え間なく繰り出される攻撃は一撃一撃は軽い反面、手数が多く捌くのにいっぱいいっぱいになって防戦一方になる。
前から横から、一瞬でも油断すると後ろから、そして上下左右からと軽いとはいえ防ぐのも簡単ではない。
息もつかせない鬼気迫る勢いだが激しければ激しいほど長続きもしないものだ。
隙は必ずできる。息をつけないのは攻撃側も同じなのだ。
隙ができる瞬間を待ってひたすらリュードは防御に徹する。
時々ナイフが肌をかすめて痛みが走るがこれぐらいなら一本は取られない。
「チマチマと鬱陶しいんだよ!」
リュードに攻撃が通らない焦りが人狼族の青年に現れる。
前の試合も見ていたので多少はやりそうだと思っていたけどそれでも勝てると思っていた。
なのにリュードは必死に食らいついて防ぎ、回避して人狼族の青年の呼吸が乱れた。
それによって攻撃にほんのわずかな隙が生じる。
大きな隙とは言い難いけれど思い切って攻撃に移る。
まだ未熟なリュードにはウォーケックのような攻防一体の動きはまだ難しい。
だけどリュードだってちょっとはできる。
人狼族の青年の短剣の軌道をそらすようにしながら無理矢理前に出て突きを繰り出す。
逸らしきれなかった短剣が脇腹をかすめて痛みが走るが覚悟していたため動きに影響はない。
逆に人狼族の青年は想像してなかった反撃に反応が一瞬遅れる。
体をねじってかわそうとしたけれど突きがしっかりと右肩に当たって人狼の青年は後ろにぶっ飛ぶ。
地面に左手をついて一回転してその衝撃を殺すも顔は明らかに痛みに歪んでいる。
上がった赤札は2つ。
本当の戦闘ならかなり致命的な一撃であるがこれは本当の試合ではなく一応模擬的な試合である。
人狼族の青年が戦闘継続の意思を見せたところも評価されてリュードは一撃で勝ちきれなかった。
現実の戦闘でも大ダメージだろうがナイフを二刀流で運用している人狼族の少年は左手が無事ならまだ戦える。
それも一本にならなかった要因である。
これで決まってくれていれば楽だったがそう甘くもない。
けれども状況が一気にリュードに傾いたことには変わりがない。
なんて事はない。そうアピールするために構えようとしても右手はどう見ても左手ほど上がっていない。
この好機を逃すはずもなく今度はリュードから攻め込んでいく。
慌てて大振りにならないように鋭く細かく攻撃するも、さすがというべきか左手のナイフを使って上手くリュードの攻撃に対処していく。
右手がまた使えるようになる前に勝負を決めたい。
速さと手数が武器だった相手から手数が無くなった。
速さも最初の体力の消耗と肩の痛みで損なわれている。
リュードはやや相手の右側に回るようにしながら攻撃を繰り返す。
「ぐっ……」
人狼族の青年は必死にリュードの攻撃を防ぐがいくら年下の攻撃とはいえナイフ1本では両手持ちの剣を防御するのは難しい。
速さを活かして防御ではなく回避していくスタイルで持ち堪える。
このままでは勝負もつかない。
鋭く素早い攻撃で気を繰り返して人狼族の青年の体力を徐々に削っているものの決め手に欠ける。
動かせるとは思えないが時間をかければ再び右手が動かせるようになるかもしれない。
そこで思い切って人狼族の青年の懐に飛び込んでみる。
疲労が蓄積されてきたのかとっさの動きに反応が鈍くなっている相手のさらに内側に踏み込む。
どちらかといえばナイフの距離にリュードが飛び込んできた。
回避行動をとるか攻撃するか、迷いが獣人族の青年に生じた。
リュードの行動は相手がどう動こうが決まっていた。
左から右に横薙ぎに剣を振る。
人狼族の青年から見ると動かせない右手側から攻撃が来る。
すでに速さに乗り始めた攻撃は近すぎてあまり力は乗らないけど大きく体を回転させて威力を出す。
もうこうなれば回避も難しい。
なんとか上げた右手に持ったナイフと剣が当たり金属同士がぶつかる高い音が鳴り響く。
力の入らない右手、しかも体勢もほとんど直立で踏ん張りも利いていないためにほとんど力を相殺することもできなかった。
かっ飛ばすようなリュードの攻撃を受けきれなくてナイフと人狼族の青年の体が地面を2転3転と転がる。
「勝者シューナリュード!」
まだ起き上がるならトドメを、と思った時には審判はすでに4本の赤い札を上げていた。
人狼族の青年は立ち上がることはなく気絶していた。
担架に乗せられて医療班の元に運ばれていき、息の乱れたリュードも声援を背中に受けながら控え場所に戻った。
ドッと疲労が襲ってきて椅子に座ると勝った喜びが湧き上がり、小さくガッツポーズをしてしまった。
次は決勝となるのだが、すぐに連戦というわけではない。
ここで大人女性部門のトーナメントのくじ引きが行われ、上手に休憩の時間を確保してくれる。
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