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第一章
初めての力比べ3
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のどに魔力を込めて話す村長の低い声はよく通りみんなの耳にしっかりと聞こえる。
不敵に笑う村長は正直怖い。立っているだけでも相当な威圧感がある。
というかもっと小さかった頃は本気で村長が怖かった。
竜人なんじゃなくて鬼人族なんじゃないかと思っているほどだった。
竜人族も割と身長が高く男性では180センチほどには平均でなるのに村長はそれより頭一つ高く2メートルほどもある。
さらにパワーは上がるのに筋肉がつきにくい不思議な細マッチョ体質の竜人の中で筋骨隆々なマッスルボディーなのだ。
本来なら村長は竜人族と人狼族交代で行うはずなんだけど圧倒的強さのために村長の地位にあり続ける剛の者でもある。
村長がひけらかすようなことはないけど村長は400年前の戦争で英雄と呼ばれる竜人の1人の子孫に当たると言われている。
直系ではないようだが血は入っているらしい。
どちらかといえばひけらかすのはテユノの方だ。
「力比べの開催を宣言する!」
全員が歓声を上げる。観客よりも参加者の多い力比べが今始まった。
まずは子供部門の女の子から始まる。
女の子は8人で同い年のルフォンとテユノも参加者になる。
何かにつけて練習をサボろうとするルフォンは期待できないのは分かりきっている。
ひっそりとだけどテユノには期待している。
15歳が1人いるから優勝は難しいだろうがくじ引きによるトーナメントの割り振りを見るとテユノは15歳の参加者と逆の山になっているので決勝までは行けるのではないかと踏んでいる。
始まった力比べでは何と刃引きした金属の武器を使って行う。
子供にはもっと安全にした方がいいんじゃないかと思うけど特にそんな声はリュード以外から聞こえてはこない。
大怪我をしかねないがそこも込みである。
直前で手加減することや怪我をしないように攻撃を受けること、あるいは敵を認めて降参できること。
これらも1つの技術や冷静な判断能力、強い心とみなされる。
緊張感もまた実力を引き出す1つの要素となる。
それでも子供は子供なので全くの手放しで戦わせるのではない。
大人部門ではいない審判が柵の中で試合を監視している。
手には鉄の棒を持っていて危険な時にはいつでも止められるようになっている。
試合はどうかといえば熱意の高さは戦う当人たちより親や近しい人たちの方がはるかに高い。
これは子供部門の特徴でもあり応援も優しい応援が飛び交っている。
ルフォンは美少女ということもあっておじさんたちの応援も意外に大きかったのだが1回戦敗退。
ナイフを使って身体能力に任せ切り込んだが甘い戦いは14歳の竜人の子にはもはや通じなかった。
冷静にナイフをさばかれてあっさりと剣を突き付けられた。
テユノは予想していた通り善戦していて12歳、14歳の子をそれぞれ下して決勝に進出した。
決勝の相手はやはり15歳の人狼族の少女であった。
16歳で大人と認められる村の中にあってギリギリ子供世代である。
当然優勝を期待されていることになり、実力も伴っている。
人狼族の少女が構えるのはナイフよりもやや長い短剣、それに対してテユノは短槍。
始めの合図がかかってもテユノは動かず槍先をわずかにユラユラと動かしながら槍先を相手から離さない。
人狼族の少女はテユノを中心に円を描くようにゆっくりと移動する。
人狼族の少女は相手が12歳のテユノとあって余裕の笑みを浮かべている。
「行くぞ!」
試合が始まっても互いが動かずにらみ合いが続く。
やがて痺れを切らした人狼族の少女がテユノに向かって一直線に走り出す。
「ハァッ!」
攻撃の先手は長物を持っているテユノ。
容赦なく突き出された槍を人狼族の少女が左に体をねじりながらかわし、テユノの側面に飛ぶように移動する。
人狼族の少女が首をめがけて短剣を突き出す。
テユノは槍の石突き側で短剣を弾き上げて防ぎ、人狼族の少女の方に体を向けながら短槍を振るう。
飛び退いて攻撃を回避したものの人狼族の少女の顔から余裕は消えている。
まだ力比べに参加できるようになったばかりの年齢なのにしっかりと攻撃に対応して反撃してきた。
すぐに勝負がつくだろうなんて考えていたのに少し相手を侮っていた自分を恥じる。
一瞬の攻防に固唾を飲んでいた会場が沸く。
リュードの予想通りテユノは意外と食い下がっているなと感心した。
今度仕掛けるのはテユノの方。短槍による素早く鋭い突き。
人狼族の少女は戻りの早いテユノの突きをかわすのにいっぱいいっぱいになっていて反撃できないでいる。
「くっ……ナメるな!」
しかしテユノの突きも変化がなく単調でかわすこと自体は出来ると人狼族の少女は耐えた。
絶え間ない連続した突きの連続に疲れたのかほんの少しだけ突きの速度が落ちたように見えたのは罠。
誘われたことに気づかぬまま無理やり自分の間合いにしようと踏み込んだ人狼族の少女の足を突きから巧みに槍さばきを変化させて払った。
まさしく足のつく瞬間だった人狼族の少女はあっけなく倒れてしまい、テユノがその隙を逃すはずもなく槍を人狼族の少女の首元に突きつけた。
「そこまで! 勝者テユノ!」
驚愕して負けを認められない人狼族の少女に代わり審判が勝敗を宣言する。
ワッと会場が盛り上がりテユノ。
不敵に笑う村長は正直怖い。立っているだけでも相当な威圧感がある。
というかもっと小さかった頃は本気で村長が怖かった。
竜人なんじゃなくて鬼人族なんじゃないかと思っているほどだった。
竜人族も割と身長が高く男性では180センチほどには平均でなるのに村長はそれより頭一つ高く2メートルほどもある。
さらにパワーは上がるのに筋肉がつきにくい不思議な細マッチョ体質の竜人の中で筋骨隆々なマッスルボディーなのだ。
本来なら村長は竜人族と人狼族交代で行うはずなんだけど圧倒的強さのために村長の地位にあり続ける剛の者でもある。
村長がひけらかすようなことはないけど村長は400年前の戦争で英雄と呼ばれる竜人の1人の子孫に当たると言われている。
直系ではないようだが血は入っているらしい。
どちらかといえばひけらかすのはテユノの方だ。
「力比べの開催を宣言する!」
全員が歓声を上げる。観客よりも参加者の多い力比べが今始まった。
まずは子供部門の女の子から始まる。
女の子は8人で同い年のルフォンとテユノも参加者になる。
何かにつけて練習をサボろうとするルフォンは期待できないのは分かりきっている。
ひっそりとだけどテユノには期待している。
15歳が1人いるから優勝は難しいだろうがくじ引きによるトーナメントの割り振りを見るとテユノは15歳の参加者と逆の山になっているので決勝までは行けるのではないかと踏んでいる。
始まった力比べでは何と刃引きした金属の武器を使って行う。
子供にはもっと安全にした方がいいんじゃないかと思うけど特にそんな声はリュード以外から聞こえてはこない。
大怪我をしかねないがそこも込みである。
直前で手加減することや怪我をしないように攻撃を受けること、あるいは敵を認めて降参できること。
これらも1つの技術や冷静な判断能力、強い心とみなされる。
緊張感もまた実力を引き出す1つの要素となる。
それでも子供は子供なので全くの手放しで戦わせるのではない。
大人部門ではいない審判が柵の中で試合を監視している。
手には鉄の棒を持っていて危険な時にはいつでも止められるようになっている。
試合はどうかといえば熱意の高さは戦う当人たちより親や近しい人たちの方がはるかに高い。
これは子供部門の特徴でもあり応援も優しい応援が飛び交っている。
ルフォンは美少女ということもあっておじさんたちの応援も意外に大きかったのだが1回戦敗退。
ナイフを使って身体能力に任せ切り込んだが甘い戦いは14歳の竜人の子にはもはや通じなかった。
冷静にナイフをさばかれてあっさりと剣を突き付けられた。
テユノは予想していた通り善戦していて12歳、14歳の子をそれぞれ下して決勝に進出した。
決勝の相手はやはり15歳の人狼族の少女であった。
16歳で大人と認められる村の中にあってギリギリ子供世代である。
当然優勝を期待されていることになり、実力も伴っている。
人狼族の少女が構えるのはナイフよりもやや長い短剣、それに対してテユノは短槍。
始めの合図がかかってもテユノは動かず槍先をわずかにユラユラと動かしながら槍先を相手から離さない。
人狼族の少女はテユノを中心に円を描くようにゆっくりと移動する。
人狼族の少女は相手が12歳のテユノとあって余裕の笑みを浮かべている。
「行くぞ!」
試合が始まっても互いが動かずにらみ合いが続く。
やがて痺れを切らした人狼族の少女がテユノに向かって一直線に走り出す。
「ハァッ!」
攻撃の先手は長物を持っているテユノ。
容赦なく突き出された槍を人狼族の少女が左に体をねじりながらかわし、テユノの側面に飛ぶように移動する。
人狼族の少女が首をめがけて短剣を突き出す。
テユノは槍の石突き側で短剣を弾き上げて防ぎ、人狼族の少女の方に体を向けながら短槍を振るう。
飛び退いて攻撃を回避したものの人狼族の少女の顔から余裕は消えている。
まだ力比べに参加できるようになったばかりの年齢なのにしっかりと攻撃に対応して反撃してきた。
すぐに勝負がつくだろうなんて考えていたのに少し相手を侮っていた自分を恥じる。
一瞬の攻防に固唾を飲んでいた会場が沸く。
リュードの予想通りテユノは意外と食い下がっているなと感心した。
今度仕掛けるのはテユノの方。短槍による素早く鋭い突き。
人狼族の少女は戻りの早いテユノの突きをかわすのにいっぱいいっぱいになっていて反撃できないでいる。
「くっ……ナメるな!」
しかしテユノの突きも変化がなく単調でかわすこと自体は出来ると人狼族の少女は耐えた。
絶え間ない連続した突きの連続に疲れたのかほんの少しだけ突きの速度が落ちたように見えたのは罠。
誘われたことに気づかぬまま無理やり自分の間合いにしようと踏み込んだ人狼族の少女の足を突きから巧みに槍さばきを変化させて払った。
まさしく足のつく瞬間だった人狼族の少女はあっけなく倒れてしまい、テユノがその隙を逃すはずもなく槍を人狼族の少女の首元に突きつけた。
「そこまで! 勝者テユノ!」
驚愕して負けを認められない人狼族の少女に代わり審判が勝敗を宣言する。
ワッと会場が盛り上がりテユノ。
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