220 / 417
外伝:白兎月歌『女の戦い編』
外伝28 勝負の行方
しおりを挟む
(――まずは、三体の龍からだな)
その瞬間、ブランシュはクイーンが放った『火』『雷』『土』の最大魔法へ向かって飛んだ。
ブランシュは、三つの最大魔法のちょうど真ん中の位置に入った。そして居合斬りをするかの如く『月の剣』と『光の剣』を構えた。
(月影流奥義――盈月)
心の中だけで技を唱えたのは、クイーンの手刀によって声帯を貫かれ、声が出せないからである。
ブランシュの『月の剣』と『光の剣』は、ブランシュを中心に球体状に斬撃を放つ。
その斬撃はみるみるうちに大きな球体となる。その球体はクイーンが放った三体の龍を呑み込んだ。それと同時に斬り刻んだのだ。
盈月。それは新月から満月になるまでの間の月と同じ名称。
ブランシュの技もまた、新月から満月になるかのように、小さな球体の斬撃が大きな球体の斬撃――つまり満月になるまでの過程を表現した技だったのだ。
大技だけあって、最大魔法でもある三体の龍は、斬撃に切り刻まれ激しい光と共に消失。
その光の中をブランシュは駆けて、一気にクイーンとの間合いを詰める。
(月影流奥義――風月)
ブランシュの『月の剣』と『光の剣』の刃先が届く範囲に入った途端に大技を炸裂。今度は寸止めやフェイントなどは入れず、真っ向から三日月の形をした風の斬撃を喰らわしていく。
その風の斬撃はブランシュが『月の剣』と『光の剣』を振るたびに現れる。何度も何度も。ブランシュが手を止めない限り永遠と現れる。
対して風の斬撃を受け続けるクイーンは避けることも防ぐこともしない。呪いである『吸収』の効果が発動しているからだ。
避けることも防ぐことも無駄な行動。ダメージ全てを吸収しなければ逆にもったいないことでもあるのである。
「あら? 今度はちゃんと踊ってくれるのね?」
そんなクイーンの言葉にブランシュは返さない。
喉を貫かれて喋れないからではない。ブランシュもまた、返答する時間がもったいない、返答するくらいなら剣撃を与えたほうが良いと、思っているのだ。
(私の吸収の能力に気付いていると思っていたのだけれど……拍子抜けね。うふふ。せっかくだし、このままダメージを吸収されてもらうわ。血塗れの子ウサギさん)
クイーンは何もしないことを選んだ。ただただその場に立ち、ブランシュの剣撃を受け続ける。そしてダメージを吸収して蓄える。
(ある程度ダメージが貯まったら、一撃でイかせてあげるとしましょう。今まで感じたことのない一撃を。うふふ。楽しみだわ)
すると突然、クイーンの心臓がドクンと、大きく鼓動を鳴らした。
「――ん、ぐッ」
そして、ダメージを吸収して無傷のはずのクイーンが膝から崩れ落ちた。
それでもなおブランシュは剣撃を止めない。首を、肩を、腹を、脚を。頭の先から爪先まで全身を二本の剣で狙い続ける。
膝から崩れ落ちたクイーンも『吸収』の効果が切れたわけではない。無限に続くブランシュの剣撃を吸収し続けている。
それならなぜクイーンは膝から崩れ落ちたのか?
その答えは剣撃を与え続けるブランシュと、その心の中に存在する『月の声』が知っている。
(やっと効いてくれたか)
《7937回目の剣撃で麻痺攻撃、火傷攻撃、毒攻撃のスキルの効果を与えることに成功しました》
(カウントしていたのか……それよりも、放出される前にこのまま剣撃を続けるぞ。スキルの維持を頼む)
《はい。マスター》
クイーンが膝から崩れ落ちた理由。それはブランシュが手に入れた三つのスキルの影響だった。
ブランシュが試してみたいと心に思った瞬間に手に入れた三つのスキル。それは、『麻痺攻撃』『火傷攻撃』『毒攻撃』といった相手に状態異常をきたすスキルだ。
その名称通り麻痺、火傷、毒を剣撃にのせて相手に付与するスキル。吸収を生業とするクイーンの呪いの効果と相性が良い。
しかし、試してみたいと思っていたブランシュ自身、このスキルには懸念があった。
それは未知の『吸収』という力が、麻痺、火傷、毒の効果を浄化や無効化してしまわないか、ダメージ以外の不純物は吸収されないのではないかということ。
その懸念は、たった今、膝から崩れ落ちるクイーンを見て解消されたのだ。
あとはブランシュの策にクイーンが気付く前に倒すのみ。
気付かれてしまった場合は最悪で、吸収された『麻痺』『火傷』『毒』の状態異常が全て放出されてブランシュ自身に返ってきてしまう。
放出されるということはクイーンの中にある『麻痺』『火傷』『毒』の全てが無くなるということ。やっと与えられたダメージも無駄になってしまうということだ。
だからこそブランシュは剣撃を続ける。反撃の猶予も与えぬまま、吹き続ける風のように二本の剣を振り続ける。
(心臓の鼓動と一緒に感じた嫌な痛み…………それと同時に見えた子ウサギさんの分身……いいえ、幻覚だわ……おそらくだけど、私の吸収の力を逆手にとって私の体内に毒素を入れ込んでいたのね……うふふ。耐性はあったつもりだったんだけれど、子ウサギさんの毒素のほうが私の耐性を上回ったってことね。それなら、このまま子ウサギさんの攻撃を受け続けるのはあまり良くないわね……早めに毒素を放出しないといけないのだけれど……逃げる隙も反撃の隙も微塵もないわね……)
経験の数が多いからか、それとも機転が効くのか、どちらにせよクイーンは瞬時にブランシュの策に気が付いた。
しかし膝から崩れ落ちた時点ですでに手遅れだ。
止まないブランシュの剣撃と、思うように動かすことのできない体。毒素を全て放出しなければクイーンの敗北、ブランシュの勝利は、時間の問題なのである。
そんな勝利の道が確保されたブランシュだったが、一瞬剣撃が止まった。
体力の限界がきたわけでもなければ、集中力が切れたのではない。むしろ集中していたからこそ剣撃を刹那の一瞬止めてしまったのだ。
その刹那の一瞬を逃さなかったクイーンは、重たい体を引きずりながらも、ブランシュから距離を取った。
そしてクイーンは、毒素を体から出すために魔法を発動し放出を始めた。
(爆龍風)
無詠唱で放たれた風属性最大の魔法は、所々に淀んだ色を乗せながら龍の形を成していた。
本来は無色透明の風の龍の形をなすはずだ。この淀んだ色の正体こそ、ブランシュが与え続けた『麻痺』『火傷』『毒』の毒素だ。
(放出されたか……)
《風属性最大の魔法攻撃、爆龍風です》
(わかってる)
風の龍はブランシュを標的に定めて嵐の如く竜巻を起こしながら飛んでいく。
そのままブランシュを丸呑みしようとした瞬間、風の龍はブランシュの斬撃によって相殺した。
「……はぁ……はぁ……うふふ。やるわね。子ウサギさん」
放出したはずのクイーンだが、息を切らし膝をついていた。
受けてしまったダメージは吸収していないので放出することができない。つまり『麻痺』『火傷』『毒』のダメージはクイーンに残ったまま。放出されたのはその毒素のみということだ。
このままブランシュは、クイーンとの間合いを詰めればいいのだが、それをしようとはしなかった。否、体が前に動こうとしなかったのだ。
それはブランシュが剣撃を一瞬止めた事にも関係している。
「随分と派手にやられたな。クイーン」
突然、クイーンの横に義手の男が現れた。義手ではない左腕は龍の刺青が彫られていて、その刺青は左顔にまで彫られている。
クイーンの事を知っていることから、クイーンの仲間であることは間違いない。つまり『いずれ来る大戦争』を企てる組織の一員で間違いがない。
そして、クイーンと同等に、その男の実力は高いものだと、戦わずともブランシュは感じていた。だからこそ体が動いてくれなかったのだ。
「うふふ。アナタがここに来るなんてね。どうしたのかしら?」
「キングの命令だ。ここで白き英雄を倒しておくのもいいが、黒き者の正体がわからない以上、これ以上の戦いは好ましくないってな。それにここで戦力を削るわけにもいかないからな」
「あら? それって私が子ウサギさんに負けるってことかしら? ルーク」
「それはありえないな。今殺しておくのもありだが、何事も一朝一夕ではうまく回らないものだ。それに相手が相手だろ。何が起きるかわからない。まだ生かしておけ。まだその時じゃない」
クイーンとの会話を終わらせたルークという名の刺青男は、血塗れの白い兎人族の少女を見た。
「というわけで、白き英雄よ。女同士の戦いに水を差してしまって悪いが、いずれ戦うその時まで、この勝負はお預けだ。それでは失礼する」
ルークは弱ったクイーンをお姫様抱っこをして、その場から飛んだ。ただ垂直に飛んだだけにも関わらず、地面は割れて、そのヒビがブランシュを襲う。
そしてルークはクイーンをお姫様抱っこしたまま宙を蹴り、遠くへと消えていった。
ブランシュは崩れる地面を回避し、安全な場所へ着地する。そのまま『待て』と、叫ぶことすらできずにクイーンとルークが去っていった方角を見続けた。
そして気配も姿も完全に見えなくなった瞬間、ブランシュは光属性の魔法を解除し、その場に大の字で倒れた。
《マスター?》
(はぁー、しんどー。強すぎるんだが……)
白き兎人族の少女は、空を見上げながら心の中で叫んだのだった。
その瞬間、ブランシュはクイーンが放った『火』『雷』『土』の最大魔法へ向かって飛んだ。
ブランシュは、三つの最大魔法のちょうど真ん中の位置に入った。そして居合斬りをするかの如く『月の剣』と『光の剣』を構えた。
(月影流奥義――盈月)
心の中だけで技を唱えたのは、クイーンの手刀によって声帯を貫かれ、声が出せないからである。
ブランシュの『月の剣』と『光の剣』は、ブランシュを中心に球体状に斬撃を放つ。
その斬撃はみるみるうちに大きな球体となる。その球体はクイーンが放った三体の龍を呑み込んだ。それと同時に斬り刻んだのだ。
盈月。それは新月から満月になるまでの間の月と同じ名称。
ブランシュの技もまた、新月から満月になるかのように、小さな球体の斬撃が大きな球体の斬撃――つまり満月になるまでの過程を表現した技だったのだ。
大技だけあって、最大魔法でもある三体の龍は、斬撃に切り刻まれ激しい光と共に消失。
その光の中をブランシュは駆けて、一気にクイーンとの間合いを詰める。
(月影流奥義――風月)
ブランシュの『月の剣』と『光の剣』の刃先が届く範囲に入った途端に大技を炸裂。今度は寸止めやフェイントなどは入れず、真っ向から三日月の形をした風の斬撃を喰らわしていく。
その風の斬撃はブランシュが『月の剣』と『光の剣』を振るたびに現れる。何度も何度も。ブランシュが手を止めない限り永遠と現れる。
対して風の斬撃を受け続けるクイーンは避けることも防ぐこともしない。呪いである『吸収』の効果が発動しているからだ。
避けることも防ぐことも無駄な行動。ダメージ全てを吸収しなければ逆にもったいないことでもあるのである。
「あら? 今度はちゃんと踊ってくれるのね?」
そんなクイーンの言葉にブランシュは返さない。
喉を貫かれて喋れないからではない。ブランシュもまた、返答する時間がもったいない、返答するくらいなら剣撃を与えたほうが良いと、思っているのだ。
(私の吸収の能力に気付いていると思っていたのだけれど……拍子抜けね。うふふ。せっかくだし、このままダメージを吸収されてもらうわ。血塗れの子ウサギさん)
クイーンは何もしないことを選んだ。ただただその場に立ち、ブランシュの剣撃を受け続ける。そしてダメージを吸収して蓄える。
(ある程度ダメージが貯まったら、一撃でイかせてあげるとしましょう。今まで感じたことのない一撃を。うふふ。楽しみだわ)
すると突然、クイーンの心臓がドクンと、大きく鼓動を鳴らした。
「――ん、ぐッ」
そして、ダメージを吸収して無傷のはずのクイーンが膝から崩れ落ちた。
それでもなおブランシュは剣撃を止めない。首を、肩を、腹を、脚を。頭の先から爪先まで全身を二本の剣で狙い続ける。
膝から崩れ落ちたクイーンも『吸収』の効果が切れたわけではない。無限に続くブランシュの剣撃を吸収し続けている。
それならなぜクイーンは膝から崩れ落ちたのか?
その答えは剣撃を与え続けるブランシュと、その心の中に存在する『月の声』が知っている。
(やっと効いてくれたか)
《7937回目の剣撃で麻痺攻撃、火傷攻撃、毒攻撃のスキルの効果を与えることに成功しました》
(カウントしていたのか……それよりも、放出される前にこのまま剣撃を続けるぞ。スキルの維持を頼む)
《はい。マスター》
クイーンが膝から崩れ落ちた理由。それはブランシュが手に入れた三つのスキルの影響だった。
ブランシュが試してみたいと心に思った瞬間に手に入れた三つのスキル。それは、『麻痺攻撃』『火傷攻撃』『毒攻撃』といった相手に状態異常をきたすスキルだ。
その名称通り麻痺、火傷、毒を剣撃にのせて相手に付与するスキル。吸収を生業とするクイーンの呪いの効果と相性が良い。
しかし、試してみたいと思っていたブランシュ自身、このスキルには懸念があった。
それは未知の『吸収』という力が、麻痺、火傷、毒の効果を浄化や無効化してしまわないか、ダメージ以外の不純物は吸収されないのではないかということ。
その懸念は、たった今、膝から崩れ落ちるクイーンを見て解消されたのだ。
あとはブランシュの策にクイーンが気付く前に倒すのみ。
気付かれてしまった場合は最悪で、吸収された『麻痺』『火傷』『毒』の状態異常が全て放出されてブランシュ自身に返ってきてしまう。
放出されるということはクイーンの中にある『麻痺』『火傷』『毒』の全てが無くなるということ。やっと与えられたダメージも無駄になってしまうということだ。
だからこそブランシュは剣撃を続ける。反撃の猶予も与えぬまま、吹き続ける風のように二本の剣を振り続ける。
(心臓の鼓動と一緒に感じた嫌な痛み…………それと同時に見えた子ウサギさんの分身……いいえ、幻覚だわ……おそらくだけど、私の吸収の力を逆手にとって私の体内に毒素を入れ込んでいたのね……うふふ。耐性はあったつもりだったんだけれど、子ウサギさんの毒素のほうが私の耐性を上回ったってことね。それなら、このまま子ウサギさんの攻撃を受け続けるのはあまり良くないわね……早めに毒素を放出しないといけないのだけれど……逃げる隙も反撃の隙も微塵もないわね……)
経験の数が多いからか、それとも機転が効くのか、どちらにせよクイーンは瞬時にブランシュの策に気が付いた。
しかし膝から崩れ落ちた時点ですでに手遅れだ。
止まないブランシュの剣撃と、思うように動かすことのできない体。毒素を全て放出しなければクイーンの敗北、ブランシュの勝利は、時間の問題なのである。
そんな勝利の道が確保されたブランシュだったが、一瞬剣撃が止まった。
体力の限界がきたわけでもなければ、集中力が切れたのではない。むしろ集中していたからこそ剣撃を刹那の一瞬止めてしまったのだ。
その刹那の一瞬を逃さなかったクイーンは、重たい体を引きずりながらも、ブランシュから距離を取った。
そしてクイーンは、毒素を体から出すために魔法を発動し放出を始めた。
(爆龍風)
無詠唱で放たれた風属性最大の魔法は、所々に淀んだ色を乗せながら龍の形を成していた。
本来は無色透明の風の龍の形をなすはずだ。この淀んだ色の正体こそ、ブランシュが与え続けた『麻痺』『火傷』『毒』の毒素だ。
(放出されたか……)
《風属性最大の魔法攻撃、爆龍風です》
(わかってる)
風の龍はブランシュを標的に定めて嵐の如く竜巻を起こしながら飛んでいく。
そのままブランシュを丸呑みしようとした瞬間、風の龍はブランシュの斬撃によって相殺した。
「……はぁ……はぁ……うふふ。やるわね。子ウサギさん」
放出したはずのクイーンだが、息を切らし膝をついていた。
受けてしまったダメージは吸収していないので放出することができない。つまり『麻痺』『火傷』『毒』のダメージはクイーンに残ったまま。放出されたのはその毒素のみということだ。
このままブランシュは、クイーンとの間合いを詰めればいいのだが、それをしようとはしなかった。否、体が前に動こうとしなかったのだ。
それはブランシュが剣撃を一瞬止めた事にも関係している。
「随分と派手にやられたな。クイーン」
突然、クイーンの横に義手の男が現れた。義手ではない左腕は龍の刺青が彫られていて、その刺青は左顔にまで彫られている。
クイーンの事を知っていることから、クイーンの仲間であることは間違いない。つまり『いずれ来る大戦争』を企てる組織の一員で間違いがない。
そして、クイーンと同等に、その男の実力は高いものだと、戦わずともブランシュは感じていた。だからこそ体が動いてくれなかったのだ。
「うふふ。アナタがここに来るなんてね。どうしたのかしら?」
「キングの命令だ。ここで白き英雄を倒しておくのもいいが、黒き者の正体がわからない以上、これ以上の戦いは好ましくないってな。それにここで戦力を削るわけにもいかないからな」
「あら? それって私が子ウサギさんに負けるってことかしら? ルーク」
「それはありえないな。今殺しておくのもありだが、何事も一朝一夕ではうまく回らないものだ。それに相手が相手だろ。何が起きるかわからない。まだ生かしておけ。まだその時じゃない」
クイーンとの会話を終わらせたルークという名の刺青男は、血塗れの白い兎人族の少女を見た。
「というわけで、白き英雄よ。女同士の戦いに水を差してしまって悪いが、いずれ戦うその時まで、この勝負はお預けだ。それでは失礼する」
ルークは弱ったクイーンをお姫様抱っこをして、その場から飛んだ。ただ垂直に飛んだだけにも関わらず、地面は割れて、そのヒビがブランシュを襲う。
そしてルークはクイーンをお姫様抱っこしたまま宙を蹴り、遠くへと消えていった。
ブランシュは崩れる地面を回避し、安全な場所へ着地する。そのまま『待て』と、叫ぶことすらできずにクイーンとルークが去っていった方角を見続けた。
そして気配も姿も完全に見えなくなった瞬間、ブランシュは光属性の魔法を解除し、その場に大の字で倒れた。
《マスター?》
(はぁー、しんどー。強すぎるんだが……)
白き兎人族の少女は、空を見上げながら心の中で叫んだのだった。
0
お気に入りに追加
449
あなたにおすすめの小説
異世界転生~チート魔法でスローライフ
リョンコ
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした
服田 晃和
ファンタジー
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜
大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。
目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!
そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。
まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!
魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
チートを極めた空間魔術師 ~空間魔法でチートライフ~
てばくん
ファンタジー
ひょんなことから神様の部屋へと呼び出された新海 勇人(しんかい はやと)。
そこで空間魔法のロマンに惹かれて雑魚職の空間魔術師となる。
転生間際に盗んだ神の本と、神からの経験値チートで魔力オバケになる。
そんな冴えない主人公のお話。
-お気に入り登録、感想お願いします!!全てモチベーションになります-
異世界転生した俺は平和に暮らしたいと願ったのだが
倉田 フラト
ファンタジー
「異世界に転生か再び地球に転生、
どちらが良い?……ですか。」
「異世界転生で。」
即答。
転生の際に何か能力を上げると提案された彼。強大な力を手に入れ英雄になるのも可能、勇者や英雄、ハーレムなんだって可能だったが、彼は「平和に暮らしたい」と言った。何の力も欲しない彼に神様は『コール』と言った念話の様な能力を授け、彼の願いの通り平和に生活が出来る様に転生をしたのだが……そんな彼の願いとは裏腹に家庭の事情で知らぬ間に最強になり……そんなファンタジー大好きな少年が異世界で平和に暮らして――行けたらいいな。ブラコンの姉をもったり、神様に気に入られたりして今日も一日頑張って生きていく物語です。基本的に主人公は強いです、それよりも姉の方が強いです。難しい話は書けないので書きません。軽い気持ちで呼んでくれたら幸いです。
なろうにも数話遅れてますが投稿しております。
誤字脱字など多いと思うので指摘してくれれば即直します。
自分でも見直しますが、ご協力お願いします。
感想の返信はあまりできませんが、しっかりと目を通してます。
世界最強で始める異世界生活〜最強とは頼んだけど、災害レベルまでとは言ってない!〜
ワキヤク
ファンタジー
その日、春埼暁人は死んだ。トラックに轢かれかけた子供を庇ったのが原因だった。
そんな彼の自己犠牲精神は世界を創造し、見守る『創造神』の心を動かす。
創造神の力で剣と魔法の世界へと転生を果たした暁人。本人の『願い』と創造神の『粋な計らい』の影響で凄まじい力を手にしたが、彼の力は世界を救うどころか世界を滅ぼしかねないものだった。
普通に歩いても地割れが起き、彼が戦おうものなら瞬く間にその場所は更地と化す。
魔法もスキルも無効化吸収し、自分のものにもできる。
まさしく『最強』としての力を得た暁人だが、等の本人からすれば手に余る力だった。
制御の難しいその力のせいで、文字通り『歩く災害』となった暁人。彼は平穏な異世界生活を送ることができるのか……。
これは、やがてその世界で最強の英雄と呼ばれる男の物語。
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる