252 / 417
第4章:恋愛『相性診断をやってみた編』
212 相性診断の結果
しおりを挟む
今回測定した二十二通りの相性診断の結果はこうなった。
デールとドール:96点
マサキとビエルネス:92点
ルナとビエルネス:89点
ダールとデール:89点
ダールとドール:89点
ネージュとクレール:88点
ネージュとルナ:87点
クレールとデール:86点
クレールとドール:86点
クレールとダール:84点
ネージュとデール:83点
ネージュとドール:83点
クレールとルナ:83点
ネージュとダール:82点
ネージュとビエルネス:82点
ダールとルナ:82点
ルナとデール:81点
ルナとドール:81点
デールとビエルネス:81点
ドールとビエルネス:81点
クレールとビエルネス:80点
ダールとビエルネス:80点
今回測定した全員が見事に相性抜群の80点台を超えたのである。
「90点を超えたのはデールとドール、それと兄さんとビエルネスの姉さんだけッスね」
「でもみなさん80点台を超えましたよ! すごいですよ」
「すごいぞー!」
「すごーい!」
「すごーい!」
相性診断の結果に大満足の兎人ちゃんたち。
「ンッンッ!」
なんだか分からずにもふもふの体毛を抜かれていたルナも、兎人ちゃんたちに合わせて大きな声を漏らしていた。
体毛を抜かれたと言っても実際は、わしゃわしゃと撫でた際に、手に付いた体毛を使っただけで無理矢理引っ張ったりはしていない。そもそもこのメンバーの中でそんなことをするのは誰一人としていない。
「私はマスターと幸せになれることが確定したので満足ですよ~ハァハァ……ルーネス本当にありがとう。本当にありがとう~!」
ビエルネスは、この相性診断の機械を考案、制作したタイジュグループの代表、そしてビエルネスの長女であるフェ・ルーネスに遠く離れた兎人族の里から感謝の念を送っていた。
「あっ、あっ! そ、そうだった。きょ、今日、私、お仕事があるんでしたー! か、帰りらないとー!」
感謝の念を送っていたと思ったら、突然挙動不審に焦り出すビエルネス。そんな挙動不審のビエルネスにマサキは違和感を感じたが何も言わなかった。代わりにネージュが純粋に口を開く。
「お仕事あったんですね。てっきり休みだと思ってましたよ」
「そ、そうなんですよ~。さ、最近は……そ、そう! マルテスのお手伝いもしなければいけなくて……」
「そうなんですね。マルテスさんは厳しいお姉さんでしたよね? ビエルネスちゃんお仕事頑張ってください!」
ネージュは豊満な胸の前で小さくガッツポーズを取り、仕事へと向かおうとするビエルネスにエールを送った。
「は、はい。が、頑張ります。きょ、今日は楽しかったです。私とマスターがラブラブだということも証明できましたし」
「ラブラブはしてないぞ」
「もっと激しいのをお求めで? ハァハァ……」
息を荒げるビエルネスにマサキは両手を挙げて降参のポーズを取った。
「お前の発想と転換にはお手上げだ。ほら、早く仕事に行け! 一番怖いお姉さんに怒られるぞ」
「そ、そうでした! で、ではまた今度会いましょー! さ、さようならー」
ビエルネスは慌てながら、相性診断ができるタマゴ型のデバイスを回収して、天井にある妖精族専用の小さな扉へと向かい飛んでいった。そして、扉を開けて家を出て行ったのだった。
「バイバーイ」
「バイバーイ」
「バイバーイだぞー」
「ンッンッ」
デールとドールそしてクレールは、ビエルネスの小さな背中に向かって手を振った。
ルナは漆黒の瞳にビエルネスの姿を映して、小さく鳴いて見送ったのだった。
家を飛び出したビエルネスは、すぐ近くの木陰に身を潜めた。そして、相性診断ができるタマゴ型のデバイスの画面を薄水色の瞳に映した。
「マスターのデータは……っと……」
ビエルネスは、マサキたちに嘘をついていたことと、黙っていたことがある。
まず、『嘘をついていたこと』は、仕事だということだ。今日のビエルネスは休暇を貰っている。仕事などない。ではなぜ仕事だと嘘をついたのか。それは『黙っていたこと』と繋がる。
それは、相性診断ができるタマゴ型のデバイスに登録した人物の情報は、自動的に登録されるということ。
つまり、繰り返し髪の毛や皮膚を専用のポケットに入れなくていいのである。そして情報の入力も不要なのだ。
タマゴ型のデバイスに付与されている魔法の効果によって、登録されている人物の情報はリアルタイムで更新される。なので最新の情報も入力不要だ。
ただしこれは悪用できないように制限されており、あくまで相性診断でのみ使用できるデータなのである。
「あった。これが私が愛するマスターのデータ」
ビエルネスは再びマサキとの相性を測った。先ほどの結果が信じられないわけではない。もう一度診断結果の数値を見たくなったのである。
「ハァハァ……『92』ハァハァ……」
ビエルネスの体温は上昇。心臓も張り裂けそうなほど鼓動を鳴らす。
「やっぱりマスターは、私の運命のマスターでした。でもせっかくだから、マスターと兎人様たちの相性も診断してみましょう」
ビエルネスは自分を含めた計七通りのマサキの相性診断を始めた。
その診断結果は――
マサキとネージュ:100点
マサキとルナ:99点
マサキとクレール:94点
マサキとダール:92点
マサキとビエルネス:92点
マサキとデール:91点
マサキとドール:91点
マサキと測定した全員が、運命的な出会いや奇跡的な出会いに該当する90点以上を超えたのである。
「こ、これは一体……マスターは……一体何者なんですか……」
こうも奇跡が連発に起きてしまうと動揺してしまうもの。奇跡とは何なのかすらも疑ってしまいたくなるものだ。
そして一番ビエルネスが信じられないと驚愕しているのは、ネージュとの診断結果。マサキとネージュの『100』という診断結果の数値だ。
「こんなの奇跡の中の奇跡……もう奇跡という言葉では表せないほどの、ありえない奇跡ですよ」
マサキしか知らないことだが、実際にマサキとネージュは奇跡的な出会いをしている。
異世界転移して初めて出会ったのがネージュ。あの時間、あの場所、全ての巡り合わせから、異世界転移という奇跡を経て、マサキとネージュは出会ったのだ。
だからこの数値は間違いではない。そして異世界人のマサキにとってこの世界の人物と出会うこと自体、奇跡に等しい出会いなのである。だからマサキと診断した相手は全員『90点』以上の数値が出るのだ。
このマサキの診断結果を踏まえて、ビエルネスは思考を始める。
マサキという人間族は何者なのか、何者にも惹かれることがなかった自分が、なぜこんなにも惹かれるのか。ありとあらゆる可能性を考慮して、セトヤ・マサキという人物が何者なのかを思考する。
(今となっては気にしてませんが、マスターの名前も人間族の名前とは少し違う感じがします。それにあの服装……ジャージでしたっけ? あれはタイジュグループでは取り扱っていない服ですし……それにネージュ様と離れられない異常なまでの精神の弱さ。そしてルナ様が異様なまでにマスターに懐いているのも気になります。それに、それに、それに…………あー、マスターは本当に謎が多いです。ミステリアスでかっこよすぎる。ハァハァ……)
脳内でも息を荒げてしまう。そんな彼女は荒げた息を止めて、平常心を保った。
そして木陰からマサキたちが住んでいる大樹の木を薄水色の瞳に映した。
(これは直接聞くしかありませんね)
ビエルネスは考える。マサキと二人きりになれる時間を。
(ネージュ様とルナ様のお二人と離れる時間。その時間を狙うしか……でも、そんな時間があるんでしょうか?)
ビエルネスはマサキとネージュとルナの一日の行動スケジュールを思考する。
ネージュとルナがいない時間こそマサキが一人になる時間。クレールやダールを省いて考えているのは、ネージュとルナと離れているということは自動的にクレールとダールとも離れているということに繋がるからだ。
考えるべきは家の中でも半径二メートル以内に必ずいるネージュと、側を離れようとしないルナだけでいいのである。
「ある! マスターが一人になる時間が!」
ビエルネスは思考の中、マサキが一人になるであろう時間を見つけた。
「その時間まで待ちますよ。マスター。二人っきりでゆっくりお話ししましょう」
奇しくもマサキが一人になる時間はこの後にある。その時間になるまで不適な笑みを浮かべるビエルネスは、マサキたちが住む大樹の木の近くに身を潜めて待機するのであった。
デールとドール:96点
マサキとビエルネス:92点
ルナとビエルネス:89点
ダールとデール:89点
ダールとドール:89点
ネージュとクレール:88点
ネージュとルナ:87点
クレールとデール:86点
クレールとドール:86点
クレールとダール:84点
ネージュとデール:83点
ネージュとドール:83点
クレールとルナ:83点
ネージュとダール:82点
ネージュとビエルネス:82点
ダールとルナ:82点
ルナとデール:81点
ルナとドール:81点
デールとビエルネス:81点
ドールとビエルネス:81点
クレールとビエルネス:80点
ダールとビエルネス:80点
今回測定した全員が見事に相性抜群の80点台を超えたのである。
「90点を超えたのはデールとドール、それと兄さんとビエルネスの姉さんだけッスね」
「でもみなさん80点台を超えましたよ! すごいですよ」
「すごいぞー!」
「すごーい!」
「すごーい!」
相性診断の結果に大満足の兎人ちゃんたち。
「ンッンッ!」
なんだか分からずにもふもふの体毛を抜かれていたルナも、兎人ちゃんたちに合わせて大きな声を漏らしていた。
体毛を抜かれたと言っても実際は、わしゃわしゃと撫でた際に、手に付いた体毛を使っただけで無理矢理引っ張ったりはしていない。そもそもこのメンバーの中でそんなことをするのは誰一人としていない。
「私はマスターと幸せになれることが確定したので満足ですよ~ハァハァ……ルーネス本当にありがとう。本当にありがとう~!」
ビエルネスは、この相性診断の機械を考案、制作したタイジュグループの代表、そしてビエルネスの長女であるフェ・ルーネスに遠く離れた兎人族の里から感謝の念を送っていた。
「あっ、あっ! そ、そうだった。きょ、今日、私、お仕事があるんでしたー! か、帰りらないとー!」
感謝の念を送っていたと思ったら、突然挙動不審に焦り出すビエルネス。そんな挙動不審のビエルネスにマサキは違和感を感じたが何も言わなかった。代わりにネージュが純粋に口を開く。
「お仕事あったんですね。てっきり休みだと思ってましたよ」
「そ、そうなんですよ~。さ、最近は……そ、そう! マルテスのお手伝いもしなければいけなくて……」
「そうなんですね。マルテスさんは厳しいお姉さんでしたよね? ビエルネスちゃんお仕事頑張ってください!」
ネージュは豊満な胸の前で小さくガッツポーズを取り、仕事へと向かおうとするビエルネスにエールを送った。
「は、はい。が、頑張ります。きょ、今日は楽しかったです。私とマスターがラブラブだということも証明できましたし」
「ラブラブはしてないぞ」
「もっと激しいのをお求めで? ハァハァ……」
息を荒げるビエルネスにマサキは両手を挙げて降参のポーズを取った。
「お前の発想と転換にはお手上げだ。ほら、早く仕事に行け! 一番怖いお姉さんに怒られるぞ」
「そ、そうでした! で、ではまた今度会いましょー! さ、さようならー」
ビエルネスは慌てながら、相性診断ができるタマゴ型のデバイスを回収して、天井にある妖精族専用の小さな扉へと向かい飛んでいった。そして、扉を開けて家を出て行ったのだった。
「バイバーイ」
「バイバーイ」
「バイバーイだぞー」
「ンッンッ」
デールとドールそしてクレールは、ビエルネスの小さな背中に向かって手を振った。
ルナは漆黒の瞳にビエルネスの姿を映して、小さく鳴いて見送ったのだった。
家を飛び出したビエルネスは、すぐ近くの木陰に身を潜めた。そして、相性診断ができるタマゴ型のデバイスの画面を薄水色の瞳に映した。
「マスターのデータは……っと……」
ビエルネスは、マサキたちに嘘をついていたことと、黙っていたことがある。
まず、『嘘をついていたこと』は、仕事だということだ。今日のビエルネスは休暇を貰っている。仕事などない。ではなぜ仕事だと嘘をついたのか。それは『黙っていたこと』と繋がる。
それは、相性診断ができるタマゴ型のデバイスに登録した人物の情報は、自動的に登録されるということ。
つまり、繰り返し髪の毛や皮膚を専用のポケットに入れなくていいのである。そして情報の入力も不要なのだ。
タマゴ型のデバイスに付与されている魔法の効果によって、登録されている人物の情報はリアルタイムで更新される。なので最新の情報も入力不要だ。
ただしこれは悪用できないように制限されており、あくまで相性診断でのみ使用できるデータなのである。
「あった。これが私が愛するマスターのデータ」
ビエルネスは再びマサキとの相性を測った。先ほどの結果が信じられないわけではない。もう一度診断結果の数値を見たくなったのである。
「ハァハァ……『92』ハァハァ……」
ビエルネスの体温は上昇。心臓も張り裂けそうなほど鼓動を鳴らす。
「やっぱりマスターは、私の運命のマスターでした。でもせっかくだから、マスターと兎人様たちの相性も診断してみましょう」
ビエルネスは自分を含めた計七通りのマサキの相性診断を始めた。
その診断結果は――
マサキとネージュ:100点
マサキとルナ:99点
マサキとクレール:94点
マサキとダール:92点
マサキとビエルネス:92点
マサキとデール:91点
マサキとドール:91点
マサキと測定した全員が、運命的な出会いや奇跡的な出会いに該当する90点以上を超えたのである。
「こ、これは一体……マスターは……一体何者なんですか……」
こうも奇跡が連発に起きてしまうと動揺してしまうもの。奇跡とは何なのかすらも疑ってしまいたくなるものだ。
そして一番ビエルネスが信じられないと驚愕しているのは、ネージュとの診断結果。マサキとネージュの『100』という診断結果の数値だ。
「こんなの奇跡の中の奇跡……もう奇跡という言葉では表せないほどの、ありえない奇跡ですよ」
マサキしか知らないことだが、実際にマサキとネージュは奇跡的な出会いをしている。
異世界転移して初めて出会ったのがネージュ。あの時間、あの場所、全ての巡り合わせから、異世界転移という奇跡を経て、マサキとネージュは出会ったのだ。
だからこの数値は間違いではない。そして異世界人のマサキにとってこの世界の人物と出会うこと自体、奇跡に等しい出会いなのである。だからマサキと診断した相手は全員『90点』以上の数値が出るのだ。
このマサキの診断結果を踏まえて、ビエルネスは思考を始める。
マサキという人間族は何者なのか、何者にも惹かれることがなかった自分が、なぜこんなにも惹かれるのか。ありとあらゆる可能性を考慮して、セトヤ・マサキという人物が何者なのかを思考する。
(今となっては気にしてませんが、マスターの名前も人間族の名前とは少し違う感じがします。それにあの服装……ジャージでしたっけ? あれはタイジュグループでは取り扱っていない服ですし……それにネージュ様と離れられない異常なまでの精神の弱さ。そしてルナ様が異様なまでにマスターに懐いているのも気になります。それに、それに、それに…………あー、マスターは本当に謎が多いです。ミステリアスでかっこよすぎる。ハァハァ……)
脳内でも息を荒げてしまう。そんな彼女は荒げた息を止めて、平常心を保った。
そして木陰からマサキたちが住んでいる大樹の木を薄水色の瞳に映した。
(これは直接聞くしかありませんね)
ビエルネスは考える。マサキと二人きりになれる時間を。
(ネージュ様とルナ様のお二人と離れる時間。その時間を狙うしか……でも、そんな時間があるんでしょうか?)
ビエルネスはマサキとネージュとルナの一日の行動スケジュールを思考する。
ネージュとルナがいない時間こそマサキが一人になる時間。クレールやダールを省いて考えているのは、ネージュとルナと離れているということは自動的にクレールとダールとも離れているということに繋がるからだ。
考えるべきは家の中でも半径二メートル以内に必ずいるネージュと、側を離れようとしないルナだけでいいのである。
「ある! マスターが一人になる時間が!」
ビエルネスは思考の中、マサキが一人になるであろう時間を見つけた。
「その時間まで待ちますよ。マスター。二人っきりでゆっくりお話ししましょう」
奇しくもマサキが一人になる時間はこの後にある。その時間になるまで不適な笑みを浮かべるビエルネスは、マサキたちが住む大樹の木の近くに身を潜めて待機するのであった。
0
お気に入りに追加
449
あなたにおすすめの小説
異世界転生、防御特化能力で彼女たちを英雄にしようと思ったが、そんな彼女たちには俺が英雄のようだ。
Mです。
ファンタジー
異世界学園バトル。
現世で惨めなサラリーマンをしていた……
そんな会社からの帰り道、「転生屋」という見慣れない怪しげな店を見つける。
その転生屋で新たな世界で生きる為の能力を受け取る。
それを自由イメージして良いと言われた為、せめて、新しい世界では苦しまないようにと防御に突出した能力をイメージする。
目を覚ますと見知らぬ世界に居て……学生くらいの年齢に若返っていて……
現実か夢かわからなくて……そんな世界で出会うヒロイン達に……
特殊な能力が当然のように存在するその世界で……
自分の存在も、手に入れた能力も……異世界に来たって俺の人生はそんなもん。
俺は俺の出来ること……
彼女たちを守り……そして俺はその能力を駆使して彼女たちを英雄にする。
だけど、そんな彼女たちにとっては俺が英雄のようだ……。
※※多少意識はしていますが、主人公最強で無双はなく、普通に苦戦します……流行ではないのは承知ですが、登場人物の個性を持たせるためそのキャラの物語(エピソード)や回想のような場面が多いです……後一応理由はありますが、主人公の年上に対する態度がなってません……、後、私(さくしゃ)の変な癖で「……」が凄く多いです。その変ご了承の上で楽しんで頂けると……Mです。の本望です(どうでもいいですよね…)※※
※※楽しかった……続きが気になると思って頂けた場合、お気に入り登録……このエピソード好みだなとか思ったらコメントを貰えたりすると軽い絶頂を覚えるくらいには喜びます……メンタル弱めなので、誹謗中傷てきなものには怯えていますが、気軽に頂けると嬉しいです。※※
異世界で生きていく。
モネ
ファンタジー
目が覚めたら異世界。
素敵な女神様と出会い、魔力があったから選ばれた主人公。
魔法と調合スキルを使って成長していく。
小さな可愛い生き物と旅をしながら新しい世界で生きていく。
旅の中で出会う人々、訪れる土地で色々な経験をしていく。
3/8申し訳ありません。
章の編集をしました。
最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした
服田 晃和
ファンタジー
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜
大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。
目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!
そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。
まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!
魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!
異世界転生~チート魔法でスローライフ
リョンコ
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
おっさんの異世界建国記
なつめ猫
ファンタジー
中年冒険者エイジは、10年間異世界で暮らしていたが、仲間に裏切られ怪我をしてしまい膝の故障により、パーティを追放されてしまう。さらに冒険者ギルドから任された辺境開拓も依頼内容とは違っていたのであった。現地で、何気なく保護した獣人の美少女と幼女から頼られたエイジは、村を作り発展させていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる