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躾られたい2
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『そうそう、上手上手。良い子だね』
不慣れな動きにもきちんと褒めてくれる。
(サキさん、なんでそんなに優しくしてくれるの?)
『ちゅぽちゅぽ、くりゅくりゅ。ちょっと激しいキスだと思えばいいんじゃないかな』
甘美な声に聴覚を刺激され、卑猥な擬音通りに動かすとサキのリップ音が届く。
脳では金髪で美人のDomに組み敷かれ、息も吸えないくらいめちゃくちゃなキスをされる映像が流れる。経験もないのにとても鮮明に映り、噎せ返るほど甘い花の匂いまでした。
「キスいっぱい、蕩けちゃ……あぁっ、ああ!!」
徐々に喘ぎ声に悦びの色が滲みだす。
「サキさん、サキさんっ。僕を見て……」
『はぁい、見てるよ。最高に良い感じ。一気に抜いてみて?』
(抜く……。一気に抜く……!!)
左右に動かしていた指を止め、息を吐く。静まり返った浴室の中で心臓の音が煩く鳴る。
(一、二の……)
最初はすんなりと通してくれた入口が塞がれ、上手く引き抜けない。強い吸盤に張り付いたような感じだ。
『もう一回。頑張れ頑張れ』
「は、は……ひ、あっ……」
きゅぽん。飛び出たぷっくり乳首が外気に触れる。眼前でぱちぱちと火花が散り、
「ふっ、ふぉ……!!」
『腰で跳ねちゃうくらい気持ち良いんだね。素直で可愛いよ』
(また可愛いって言われた)
胸を突き出したまま息を整える。落ちた雫が頬に流れ落ち、意識が戻るまで少しかかった。顔を画面に戻すと、彼は笑みを抑えきれず瞳を下へとずらす。
『この間思ったけど、やっぱり日和さんのおちんちん可愛いね』
視線を追えば、樽のような太腿からちょこんと顔を出した短小の男性器。おまけに皮を被っている。
『頑張ったから、一回出してあげようね~』
右手を添えたらクリームパンで隠れてしまう。亀頭が穴から少し見えるだけだ。
『しこしこ、しこしこ』
声に合わせ、上下に動かしていくが、
『ぬるぬるして掴みづらい?』
「すみま、せ……ん」
動かそうとすればにゅるんにゅるんと手の中で暴れる。そのせいか無理矢理扱けば、手だけすり抜けてしまう。
『大丈夫、焦らない焦らない。私もちゃんと手伝ってあげるから心配しないで』
サキは横座りへと体勢を整えると、人魚姫が現れた。ひらひらフリルのついたピンク色のミニスカートが童話のお姫感をさらに演出させる。
胸よりも下の辺りで左手を左右に動かしていた。
『良い子、良い子。一週間も溜めていたんだもんね。大丈夫だよ、たっくさん射精しても良いよ』
彼は決して樫日和本人に許可しているわけではないんだろう。目線も笑みも日和の──引っ込み思案なアソコに夢中だ。
(命令なのに、命令ぽくない)
サイズはまだ小さいが、硬さは手の平に触れただけで十分だった。
にゅち、にゅち、にゅち。
『そうそう、良い子だね~。もう少しだから、集中して? たーくさん、気持ち良くなろうね』
褒める時より指示をする時の方が、声に甘みととろみが増す。卑猥なオノマトペにサキのお手伝い。通話する前に比べ、達するまでに時間がかからなくなっていく。
(躾られて、気持ち良くなっちゃう……!)
「おぅ……おっ……んっ!!」
『イッていいよ』
「は、ぅ……っぁ……あ~……うっ!!」
一週間も溜め込んだ熱が勢いよく放たれ、日和は背中からマットの上に寝そべってしまう。オナ禁が今まで辛くなかったのは、他の欲望が代わりに満たしていたか、性欲以前に自分の存在を認めてくれるDomを諦めていたからだろう。
(サキさんと通話する日は我慢した分、たくさんイッてもいいルール。回数を重ねる度、快楽に負けちゃうよ)
肩呼吸が止まらない。丸めた手を広げるとゼラチンぽい白濁の液体。粘り気があり、胸に落ちる。
(変態……?)
『うん。日和さん、よく頑張ったね』
「あ……りがとう、ござ……いまひゅ」
不慣れな動きにもきちんと褒めてくれる。
(サキさん、なんでそんなに優しくしてくれるの?)
『ちゅぽちゅぽ、くりゅくりゅ。ちょっと激しいキスだと思えばいいんじゃないかな』
甘美な声に聴覚を刺激され、卑猥な擬音通りに動かすとサキのリップ音が届く。
脳では金髪で美人のDomに組み敷かれ、息も吸えないくらいめちゃくちゃなキスをされる映像が流れる。経験もないのにとても鮮明に映り、噎せ返るほど甘い花の匂いまでした。
「キスいっぱい、蕩けちゃ……あぁっ、ああ!!」
徐々に喘ぎ声に悦びの色が滲みだす。
「サキさん、サキさんっ。僕を見て……」
『はぁい、見てるよ。最高に良い感じ。一気に抜いてみて?』
(抜く……。一気に抜く……!!)
左右に動かしていた指を止め、息を吐く。静まり返った浴室の中で心臓の音が煩く鳴る。
(一、二の……)
最初はすんなりと通してくれた入口が塞がれ、上手く引き抜けない。強い吸盤に張り付いたような感じだ。
『もう一回。頑張れ頑張れ』
「は、は……ひ、あっ……」
きゅぽん。飛び出たぷっくり乳首が外気に触れる。眼前でぱちぱちと火花が散り、
「ふっ、ふぉ……!!」
『腰で跳ねちゃうくらい気持ち良いんだね。素直で可愛いよ』
(また可愛いって言われた)
胸を突き出したまま息を整える。落ちた雫が頬に流れ落ち、意識が戻るまで少しかかった。顔を画面に戻すと、彼は笑みを抑えきれず瞳を下へとずらす。
『この間思ったけど、やっぱり日和さんのおちんちん可愛いね』
視線を追えば、樽のような太腿からちょこんと顔を出した短小の男性器。おまけに皮を被っている。
『頑張ったから、一回出してあげようね~』
右手を添えたらクリームパンで隠れてしまう。亀頭が穴から少し見えるだけだ。
『しこしこ、しこしこ』
声に合わせ、上下に動かしていくが、
『ぬるぬるして掴みづらい?』
「すみま、せ……ん」
動かそうとすればにゅるんにゅるんと手の中で暴れる。そのせいか無理矢理扱けば、手だけすり抜けてしまう。
『大丈夫、焦らない焦らない。私もちゃんと手伝ってあげるから心配しないで』
サキは横座りへと体勢を整えると、人魚姫が現れた。ひらひらフリルのついたピンク色のミニスカートが童話のお姫感をさらに演出させる。
胸よりも下の辺りで左手を左右に動かしていた。
『良い子、良い子。一週間も溜めていたんだもんね。大丈夫だよ、たっくさん射精しても良いよ』
彼は決して樫日和本人に許可しているわけではないんだろう。目線も笑みも日和の──引っ込み思案なアソコに夢中だ。
(命令なのに、命令ぽくない)
サイズはまだ小さいが、硬さは手の平に触れただけで十分だった。
にゅち、にゅち、にゅち。
『そうそう、良い子だね~。もう少しだから、集中して? たーくさん、気持ち良くなろうね』
褒める時より指示をする時の方が、声に甘みととろみが増す。卑猥なオノマトペにサキのお手伝い。通話する前に比べ、達するまでに時間がかからなくなっていく。
(躾られて、気持ち良くなっちゃう……!)
「おぅ……おっ……んっ!!」
『イッていいよ』
「は、ぅ……っぁ……あ~……うっ!!」
一週間も溜め込んだ熱が勢いよく放たれ、日和は背中からマットの上に寝そべってしまう。オナ禁が今まで辛くなかったのは、他の欲望が代わりに満たしていたか、性欲以前に自分の存在を認めてくれるDomを諦めていたからだろう。
(サキさんと通話する日は我慢した分、たくさんイッてもいいルール。回数を重ねる度、快楽に負けちゃうよ)
肩呼吸が止まらない。丸めた手を広げるとゼラチンぽい白濁の液体。粘り気があり、胸に落ちる。
(変態……?)
『うん。日和さん、よく頑張ったね』
「あ……りがとう、ござ……いまひゅ」
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