もし、運命の番になれたのなら。
春。守谷 奏斗(α)に振られ、精神的なショックで声を失った遊佐 水樹(Ω)は一年振りに高校三年生になった。
まだ奏斗に想いを寄せている水樹の前に現れたのは、守谷 彼方という転校生だ。優しい性格と笑顔を絶やさないところ以外は奏斗とそっくりの彼方から「友達になってくれるかな?」とお願いされる水樹。
水樹は奏斗にはされたことのない優しさを彼方からたくさんもらい、初めてで温かい友情関係に戸惑いが隠せない。
そんなある日、水樹の十九の誕生日がやってきて──。
まだ奏斗に想いを寄せている水樹の前に現れたのは、守谷 彼方という転校生だ。優しい性格と笑顔を絶やさないところ以外は奏斗とそっくりの彼方から「友達になってくれるかな?」とお願いされる水樹。
水樹は奏斗にはされたことのない優しさを彼方からたくさんもらい、初めてで温かい友情関係に戸惑いが隠せない。
そんなある日、水樹の十九の誕生日がやってきて──。
プロローグ
【前編】第一章 失ったものと与えられたもの
第二章 格好のつけ方
第三章 十九回目の誕生日
第四章 感情を超えた
【前編 了】第五章 呪いが解ける時、魔法がかかる時
【中編】第六章 夏の思い出
第七章 一転
第八章 エンカウント
【中編 了】第九章 一緒に成長すること
【後編】第十章 チョコレートに溶かされて
第十一章 夢への挑戦
【後編 了】第十二章 待っていてくれてありがとう
エピローグ
番外編
企画参加
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