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素直と悪態
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定期的に抱けだなんて、ニンゲンの気持ちをなんと考えて居るのだろうか。
帰りながら、真幸は溜息を吐いた。
エルドラは夜の街を楽しむ、とどこかへ行ってしまった。
身体の関係が先になってしまうと、なかなか気持ちを言い出せない。
(これじゃ、身体目当てになってしまうやんけ……)
ヨゾラの事は嫌いでは無い。
相手が自分ではなく老人か常磐だったら、きっと気が気ではなくなっただろう。
腹は決まっては居るが、完全に言うタイミングは失った。
今まで、ちゃんとした恋愛をして来た訳では無い。
好きだとは思う相手と付き合ったりはしたが、思っていたより何か違う感が出てしまい長続きはしなかった。
セックスだって、気持ち良さがあっても、相手が違っても、そこまでのめり込む程でもなかったし、売りをしていたなら尚更だった。
そして、男に突っ込むなど初めてな上、処女を奪ったわけで、気分は更に複雑だ。
思ったより気持ち良くて、正面から抱かなかったのはちょっと残念に思えてしまった。
夜ももう遅い、ヨゾラは寝てしまっただろうか。
グルグルと頭の中が整理つかないまま、マンションに着いてしまった。
気乗りがしないままロビーに入ると、楼依がルシカと恋人繋ぎで現れた。
「……デートかい」
何だか仲が良いのが腹が立つ。
「俺らが居たら邪魔だろ?」
楼依が言うと、ルシカは小さく頷いた。
「何がやねん」
「順番は納得行かねぇだろうが、ここまで来たんだ。素直になるだけ」
「こっちの気ぃも知らんと……」
「良いじゃねぇか、若いんだし」
楼依は口元をあげた。
真幸は、嫌な大人の笑顔、と言いたげな表情を浮かべる。
「ヨゾラはさ、頑固だしワガママだけど、可愛い弟だ。だけど、よろしく頼むな」
ルシカは真幸にそう言った。
真幸は頭を搔く。
「気が早いやろ……」
伝える事は簡単だが、伝わるかが肝心だ。
「兄貴らみたいにこじれたいなら別良いけど 」
あそこまで拗れるのはゴメンだ。
それにしても、ゆっくりと育ませてはくれないのか……、と思うと気が重い。
ヨゾラとの件だけでは無いから、尚更。
「ま、頑張れや」
通りすがら、楼依は真幸の肩を軽く叩いた。
そして、暗い夜道に二人は消えて行った。
強制的に二人きりにさせられるのは、本当に気が重い。
(……まぁ、しゃあないわ……)
重い気と重い溜息を吐いて、真幸はロビーに入った。
エレベーターの中は静か過ぎて、余計にいろいろ考えてしまう。
自分から言わないと、余計に分からないだろうが、この下界に産まれて17年、自分から告白なんぞはした事がない。
言わんでも分かれよ、とか抜かす何処かの誰かの気持ちが、今なら分からない訳では無い。
先ずは、上手くは伝わらないと考えよう。
多分、傷を負うのは真幸の方だ。
エレベーターが止まり、ドアが開くと、前に踏み出しその箱から出た。
部屋までの廊下を歩き、お世話になっている部屋の玄関まで来ると、一瞬は戸惑うも扉を開けた。
玄関から見えるリビングは明るい。
静かに靴を脱ぐと、そっと揃えて端に置く。
そして、何故か静かにリビングへと歩いた。
「お、お帰りー」
僅かな気配を感じたのか、ソファーの下に座りクッションを抱き締めているヨゾラが、振り向いて見上げた。
おう……、と呟いた真幸はソファーの端に荷物を置く。
「飯は?」
ヨゾラの問いかけに、真幸は自分の腹をさすった。
思えば食べる暇がなかった。
「あー……、忙し過ぎて食うてなかったわ」
「そっか。俺もまだなんだ。ルシ兄がちゃーはん作ってくれてるから、一緒に食お」
ヨゾラはそう言うと立ち上がった。
キッチンへ行くと、冷蔵庫からラップがかけられた皿を取り出す。
「軽くスープでも作ってやるから、温めるのは待っとき」
真幸もキッチンへ行くと、冷蔵庫の中身をチェックした。
卵と少量のしめじがあった。
石づきも取れていた為、しめじは直ぐに使える。
中華風スープが作れそうだ。
小鍋に水を入れ、IHのコンロに置くとスイッチを入れる。
キッチンの椅子にヨゾラは座った。
「……姫神さんてさ」
背後からヨゾラが話しかけて来た。
「凄いな……」
「何やねん、今更……」
「本当に、ルシ兄を大事にしてくれてる」
「そりゃそうやろ。姫神兄さんのがデレデレやねん」
……そうかもだけど、とヨゾラは呟いた。
「俺はさ、ルシ兄の優しさに甘えているんだ。……傷つけてもさ、傷つくの分かってんのに、許してくれるって」
「……」
「……姫神さん、ルシ兄の本音を引き出してさ、……ルシ兄を落ち着かせて」
真幸は黙ってスープを作っている。
「ちゃんと、姫神さんも本音を伝えて……、ルシ兄も納得して……。凄いよなぁ……」
「お前は何に対して凄いと思うん?」
片栗粉を水で溶いて、しめじと鶏がらスープの素、醤油を入れた鍋に入れながら、真幸は聞いた。
「……何って。……ルシ兄は、黒い羽より白い羽が似合うじゃん?」
「確かに、兄さんは魔族っぽくないな。純粋やし」
「だから、俺が白っぽくなってんの、気にしてた。……良かったじゃねぇか、って笑ってくれたけどさ……」
「まぁ、そうやろな」
「姫神さんは、白とか黒とか全然気にしてなくて、……ちゃんと気持ちも説明して、ルシ兄を安心させてた」
「……羨ましぃん?」
勝手に棚からカップを取り出し、スープを入れた。
「まぁ……」
ヨゾラは歯切れが悪い様に呟いた。
「俺は姫神兄さんみたいに好きな人に優しくなれへん」
「……」
「神代兄さんみたいに厳しくもなれへん」
チャーハンを冷蔵庫から取り出し、レンジに入れる。
その間に、スプーンを用意した。
「お前の理想にはなれへん」
レンジからピピっと音が鳴ると、その中からチャーハンを取り出し、もう1皿のチャーハンに入れ替え蓋をした。
取り出したチャーハンをヨゾラの前に置く。
「別に……、そこまで求めてねぇけど」
「所詮、俺は俺やからな。経験値なんてガキもガキや」
再び、ピピっと音が鳴り、レンジからチャーハンを取り出した。
それを今度は自分の前に置くと、椅子に座った。
両手を合わせ、いただきます、と言うと、チャーハンをスプーンで掬った。
「兄貴と神代兄さんはどうか分からへんけど、兄さんと姫神兄さんは気持ちが同じやから、信頼も強いわけやし」
そこまで言うと、スプーンを口に入れた。
「……求めるもんにゃなれへんけど、……お前の横に居るんは俺や。他の奴にゃ渡せへん」
真幸はモグモグと口を動かし飲み込むと、淡々とそう言った。
「何だよ、それ……」
ヨゾラはムッとすると、チャーハンをスプーンで弄り出した。
「お前はまだ熱のこだわりや何やで相手が俺やないでもえぇかもしれへん。せやけど俺は、お前が他の奴に触られるんは嫌やから、全力で阻止するで」
再び口にチャーハンを運ぶ。
ヨゾラは動きを止めて、真幸の方を見た。
「早う食えや。冷めたら美味ないやんか」
真幸はヨゾラの方は向かない。
それも何だか気に入らない。
「……勝手ばかりだな。んな事したら、唐島君が悲しむだろ……」
ムくれたまま、ヨゾラはスプーンでチャーハンを掬う。
「唐島君は、俺が魔族だって記憶しか消されてないならさ……」
「迅斗とはダチとしての付き合いしかせぇへん。迅斗迅斗言わんと、俺の気持ちも考えてくれへんの?」
真幸はあくまでももぐもぐとチャーハンを食べながら、そう聞いた。
目を合わせてはくれない。
「……俺は、俺だけって気持ちにはなれねぇよ。言葉にしたら、……取り返しがつかなくなりそうだし」
「前に、常磐先輩にキスされてん、お前怒ったやないんか?」
「あれは……、多分嫌だったと思う。……無意識で分かんないけど」
「あげに無意識にポンポン出されるより、口に出すなり素直になるなりした方が、抑えも利くんちゃう?」
「……うーん」
「無意識が俺の居らん時に出たら、助けられへんからな」
いつの間にか、真幸は食べ終わっていた。
両手を合わせてご馳走様と呟くと、自分の皿を持ってシンクで洗った。
シャワーを借りると言って、バスルームに行ってしまった。
残されたヨゾラは、掬ったままのスプーンを口に入れた。
「……そんな事言ったって」
好きなのは分かる。
兄達とも、曾祖父母とも、千皇や楼依とも違う意味の好きなのも。
身体を明け渡したのだって、ヨゾラは真幸が良かったからだ。
だから余計に、迅斗を裏切り続けている様な気がしてならない。
そして、迅斗が願っている関係を、先にヨゾラが奪ってしまった。
いくら熱が関係あるとしても、それはヨゾラの都合だ。
もし、迅斗の真幸への感情さえ記憶から消えていたら、と思うと自分が嫌になる。
モヤモヤしながら食べ終えると、お皿を洗った。
一息着いた時、リビングに置いてあったスマホが鳴った。
リビングに戻ると、着信名を確認する。
千皇だった。
ヨゾラは、電話に出た。
帰りながら、真幸は溜息を吐いた。
エルドラは夜の街を楽しむ、とどこかへ行ってしまった。
身体の関係が先になってしまうと、なかなか気持ちを言い出せない。
(これじゃ、身体目当てになってしまうやんけ……)
ヨゾラの事は嫌いでは無い。
相手が自分ではなく老人か常磐だったら、きっと気が気ではなくなっただろう。
腹は決まっては居るが、完全に言うタイミングは失った。
今まで、ちゃんとした恋愛をして来た訳では無い。
好きだとは思う相手と付き合ったりはしたが、思っていたより何か違う感が出てしまい長続きはしなかった。
セックスだって、気持ち良さがあっても、相手が違っても、そこまでのめり込む程でもなかったし、売りをしていたなら尚更だった。
そして、男に突っ込むなど初めてな上、処女を奪ったわけで、気分は更に複雑だ。
思ったより気持ち良くて、正面から抱かなかったのはちょっと残念に思えてしまった。
夜ももう遅い、ヨゾラは寝てしまっただろうか。
グルグルと頭の中が整理つかないまま、マンションに着いてしまった。
気乗りがしないままロビーに入ると、楼依がルシカと恋人繋ぎで現れた。
「……デートかい」
何だか仲が良いのが腹が立つ。
「俺らが居たら邪魔だろ?」
楼依が言うと、ルシカは小さく頷いた。
「何がやねん」
「順番は納得行かねぇだろうが、ここまで来たんだ。素直になるだけ」
「こっちの気ぃも知らんと……」
「良いじゃねぇか、若いんだし」
楼依は口元をあげた。
真幸は、嫌な大人の笑顔、と言いたげな表情を浮かべる。
「ヨゾラはさ、頑固だしワガママだけど、可愛い弟だ。だけど、よろしく頼むな」
ルシカは真幸にそう言った。
真幸は頭を搔く。
「気が早いやろ……」
伝える事は簡単だが、伝わるかが肝心だ。
「兄貴らみたいにこじれたいなら別良いけど 」
あそこまで拗れるのはゴメンだ。
それにしても、ゆっくりと育ませてはくれないのか……、と思うと気が重い。
ヨゾラとの件だけでは無いから、尚更。
「ま、頑張れや」
通りすがら、楼依は真幸の肩を軽く叩いた。
そして、暗い夜道に二人は消えて行った。
強制的に二人きりにさせられるのは、本当に気が重い。
(……まぁ、しゃあないわ……)
重い気と重い溜息を吐いて、真幸はロビーに入った。
エレベーターの中は静か過ぎて、余計にいろいろ考えてしまう。
自分から言わないと、余計に分からないだろうが、この下界に産まれて17年、自分から告白なんぞはした事がない。
言わんでも分かれよ、とか抜かす何処かの誰かの気持ちが、今なら分からない訳では無い。
先ずは、上手くは伝わらないと考えよう。
多分、傷を負うのは真幸の方だ。
エレベーターが止まり、ドアが開くと、前に踏み出しその箱から出た。
部屋までの廊下を歩き、お世話になっている部屋の玄関まで来ると、一瞬は戸惑うも扉を開けた。
玄関から見えるリビングは明るい。
静かに靴を脱ぐと、そっと揃えて端に置く。
そして、何故か静かにリビングへと歩いた。
「お、お帰りー」
僅かな気配を感じたのか、ソファーの下に座りクッションを抱き締めているヨゾラが、振り向いて見上げた。
おう……、と呟いた真幸はソファーの端に荷物を置く。
「飯は?」
ヨゾラの問いかけに、真幸は自分の腹をさすった。
思えば食べる暇がなかった。
「あー……、忙し過ぎて食うてなかったわ」
「そっか。俺もまだなんだ。ルシ兄がちゃーはん作ってくれてるから、一緒に食お」
ヨゾラはそう言うと立ち上がった。
キッチンへ行くと、冷蔵庫からラップがかけられた皿を取り出す。
「軽くスープでも作ってやるから、温めるのは待っとき」
真幸もキッチンへ行くと、冷蔵庫の中身をチェックした。
卵と少量のしめじがあった。
石づきも取れていた為、しめじは直ぐに使える。
中華風スープが作れそうだ。
小鍋に水を入れ、IHのコンロに置くとスイッチを入れる。
キッチンの椅子にヨゾラは座った。
「……姫神さんてさ」
背後からヨゾラが話しかけて来た。
「凄いな……」
「何やねん、今更……」
「本当に、ルシ兄を大事にしてくれてる」
「そりゃそうやろ。姫神兄さんのがデレデレやねん」
……そうかもだけど、とヨゾラは呟いた。
「俺はさ、ルシ兄の優しさに甘えているんだ。……傷つけてもさ、傷つくの分かってんのに、許してくれるって」
「……」
「……姫神さん、ルシ兄の本音を引き出してさ、……ルシ兄を落ち着かせて」
真幸は黙ってスープを作っている。
「ちゃんと、姫神さんも本音を伝えて……、ルシ兄も納得して……。凄いよなぁ……」
「お前は何に対して凄いと思うん?」
片栗粉を水で溶いて、しめじと鶏がらスープの素、醤油を入れた鍋に入れながら、真幸は聞いた。
「……何って。……ルシ兄は、黒い羽より白い羽が似合うじゃん?」
「確かに、兄さんは魔族っぽくないな。純粋やし」
「だから、俺が白っぽくなってんの、気にしてた。……良かったじゃねぇか、って笑ってくれたけどさ……」
「まぁ、そうやろな」
「姫神さんは、白とか黒とか全然気にしてなくて、……ちゃんと気持ちも説明して、ルシ兄を安心させてた」
「……羨ましぃん?」
勝手に棚からカップを取り出し、スープを入れた。
「まぁ……」
ヨゾラは歯切れが悪い様に呟いた。
「俺は姫神兄さんみたいに好きな人に優しくなれへん」
「……」
「神代兄さんみたいに厳しくもなれへん」
チャーハンを冷蔵庫から取り出し、レンジに入れる。
その間に、スプーンを用意した。
「お前の理想にはなれへん」
レンジからピピっと音が鳴ると、その中からチャーハンを取り出し、もう1皿のチャーハンに入れ替え蓋をした。
取り出したチャーハンをヨゾラの前に置く。
「別に……、そこまで求めてねぇけど」
「所詮、俺は俺やからな。経験値なんてガキもガキや」
再び、ピピっと音が鳴り、レンジからチャーハンを取り出した。
それを今度は自分の前に置くと、椅子に座った。
両手を合わせ、いただきます、と言うと、チャーハンをスプーンで掬った。
「兄貴と神代兄さんはどうか分からへんけど、兄さんと姫神兄さんは気持ちが同じやから、信頼も強いわけやし」
そこまで言うと、スプーンを口に入れた。
「……求めるもんにゃなれへんけど、……お前の横に居るんは俺や。他の奴にゃ渡せへん」
真幸はモグモグと口を動かし飲み込むと、淡々とそう言った。
「何だよ、それ……」
ヨゾラはムッとすると、チャーハンをスプーンで弄り出した。
「お前はまだ熱のこだわりや何やで相手が俺やないでもえぇかもしれへん。せやけど俺は、お前が他の奴に触られるんは嫌やから、全力で阻止するで」
再び口にチャーハンを運ぶ。
ヨゾラは動きを止めて、真幸の方を見た。
「早う食えや。冷めたら美味ないやんか」
真幸はヨゾラの方は向かない。
それも何だか気に入らない。
「……勝手ばかりだな。んな事したら、唐島君が悲しむだろ……」
ムくれたまま、ヨゾラはスプーンでチャーハンを掬う。
「唐島君は、俺が魔族だって記憶しか消されてないならさ……」
「迅斗とはダチとしての付き合いしかせぇへん。迅斗迅斗言わんと、俺の気持ちも考えてくれへんの?」
真幸はあくまでももぐもぐとチャーハンを食べながら、そう聞いた。
目を合わせてはくれない。
「……俺は、俺だけって気持ちにはなれねぇよ。言葉にしたら、……取り返しがつかなくなりそうだし」
「前に、常磐先輩にキスされてん、お前怒ったやないんか?」
「あれは……、多分嫌だったと思う。……無意識で分かんないけど」
「あげに無意識にポンポン出されるより、口に出すなり素直になるなりした方が、抑えも利くんちゃう?」
「……うーん」
「無意識が俺の居らん時に出たら、助けられへんからな」
いつの間にか、真幸は食べ終わっていた。
両手を合わせてご馳走様と呟くと、自分の皿を持ってシンクで洗った。
シャワーを借りると言って、バスルームに行ってしまった。
残されたヨゾラは、掬ったままのスプーンを口に入れた。
「……そんな事言ったって」
好きなのは分かる。
兄達とも、曾祖父母とも、千皇や楼依とも違う意味の好きなのも。
身体を明け渡したのだって、ヨゾラは真幸が良かったからだ。
だから余計に、迅斗を裏切り続けている様な気がしてならない。
そして、迅斗が願っている関係を、先にヨゾラが奪ってしまった。
いくら熱が関係あるとしても、それはヨゾラの都合だ。
もし、迅斗の真幸への感情さえ記憶から消えていたら、と思うと自分が嫌になる。
モヤモヤしながら食べ終えると、お皿を洗った。
一息着いた時、リビングに置いてあったスマホが鳴った。
リビングに戻ると、着信名を確認する。
千皇だった。
ヨゾラは、電話に出た。
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