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第三部 最終章
第46話 仕切り直し結婚式-そして新婚初夜……
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結婚式は数日延期となり、ノエルの里の一行はクラウスの家に滞在することになった。
セリアとクロエはフローラの案内で、服やアクセサリー店巡りを楽しんでいる。
「きゃー、かわいい!」
二人同じドレスを試着したセリアとクロエにフローラが歓声を上げた。
「やっぱり、都会のファッションはちがうなあ」
「デザインも仕立ても全然ちがうです」
チャン・ダーウェイ当然のようにスイーツを食べ歩く。
切る前の丸いままのアップルパイにガブッとかぶりつく。
「リンゴのサクサクの、ヤッバリうまいー」
店員が驚きの目で見る。
「あど十個、ぢょーだい」
屋敷に残った者達は、あいかわらず稽古に汗を流す。
イエルクとツェン・ロンが打ち合っている。
イエルクの双剣が空を舞い、ツェン・ロンの細身の剣がそれを受ける。
高速でぶつかる剣と剣がキンキンキンキンと連続した金属音を発している。
そんな二人をノエルと母デボラがじっと見ている。
「速さ比べかい。面白いね」
「ええ、二人の剣は良く合ってます」
隣ではクラウスとホン・ランメイが打ち合っている。
ホン・ランメイの大上段から打ち下ろされる矛をクラウスの長剣がさばいていく。
「ちっ、やるじゃねえか!」
今度はクラウスの左右からの連撃、矛の柄で必死で受けるホン・ランメイ。
じっと見るノエルと母デボラ。
「ふむ……、婿殿、やるじゃないか」
「そうでしょう。わたしが毎日、鍛えておりますので」
「逆じゃないのかい?」
「……まあ、それもありますが」
ノエルは愉快そうにフフッと笑った。
クラウスとホン・ランメイは一休み。
ランメイはノエルに話しかける。
「おい、ノエル、こんなのと毎日やってりゃ、そりゃ、強くもなるな。あたしにくれ」
ノエルは冷たい目でホン・ランメイを見る。
「やらん。それが明日花嫁になる者に言うことか?」
断られたホン・ランメイはクラウスを見る。
「クラウス、あたしと結婚しろ。ノエルよりつえーだろ?」
「……明日、結婚式なんで……」
クラウスは、へへっと笑って質問への回答を避けた。
「じゃあ、あのデカいのくれ。大剣のおっさん、あれはとんでもなく強い。毎日やれば、あっという間に強くなれる。だから、くれ」
「……ランメイ、お前の結婚観、直した方がいいぞ」
ノエルはあきれてため息をついた。
「ラインハルト殿は……」
クラウスは悲しい目つきでラインハルトの現状を説明し始めた。
ラインハルトはサンドラ王女の意向もあり、死罪は免れたものの投獄され、いさぎよく刑に服していた。
これまでの功績と事情を鑑みて、何かのタイミングで恩赦をという案も出ており、それなら自分の子供の誕生時にぜひ、さらに、剣王、剣帝、剣聖、槍姫でリーグ戦をやってはどうかとイベント好きのサンドラ王女が言い出し始めているのだと。
アゼリアの外交官ゲルドは行方をくらました。アゼリア本国はゲルドの個人的な企てという立場を取った。
事を荒立てることは得策ではないと判断したガリアン王とタルジニア王は、その説明を受け入れて国家間の問題に発展することを避けた。
アゼリアとガリアン、タルジニア、三国の平和は表面上、保たれた。
#結婚式前夕食
クラウスの屋敷の食堂で一同夕食の最中。
ホン・ランメイがテーブルの上のおかずを手当たり次第にガツガツと食べる。
「うめーよなー、ガリアンのメシ。やっぱ、結婚すんなら、ガリアンの男がいいな」
むしゃむしゃと山盛りのデザートを食べるチャン・ダーウェイ。
「デザートも、うまーよー」
ツェン・ロンが大きな酒壺をドン、とクラウスの前に置いた。
「アニキ、持ってきたぜ、アニキの好きな酒!」
クラウスは里での痛い記憶を思い出し、青い顔で笑った。
隣のノエルが冷たい目でツェン・ロンを見る。
「ロン、あまり飲ませないでくれ。明日、私たちは大変なんだぞ」
すでに酔っ払ってできあがったイエルクがクラウスとツェン・ロンの肩を抱く。
「なに言ってんだよ、独身最後の夜、みんなでパーと街に繰り出そうぜー」
「オー!」
ツェン・ロンは腕を上げて応えるが、クラウスは引く。
「イエルクさん、ロンさん、いいかげんにして下さい!」
フローラがプンプン怒って立ちはだかった。
「さあー、飲もうぜ、飲もうぜ!」
ホン・ランメイも酔っぱらいの輪に加わった。
「おで、酒もずきだぜー」
チャン・ダーウェイは酒壺から直接酒を飲み始めた。
そして夜が更けるまでどんちゃん騒ぎが続いた。
#結婚式仕切り直し
大聖堂の正面で、ルーク王子とサンドラ王女が式を進めている。それを眺めている礼装のクラウスとウエディングドレスのノエル。
クラウスはノエルの方を向いて冗談めかして尋ねる。
「もしかして、あの武器、今日もドレスの下に持ってるのか?」
「もちろん、あるぞ」
ノエルは当たり前のように答えた。
「えっ……」
ノエルは退屈したような表情で独り言のように言う。
「二回目だと、あまり緊張しないな」
「そうか?、俺はかなり緊張しているんだが……」
正面のルークとサンドラが誓いのキスを交わした。それを見るクラウスとノエルの頬が赤く染まった。
いよいよクラウスとノエルの番となり、正面に立つ。誓いの言葉が終わり、二人は口づけをかわした。
招待客のテーブルから拍手が沸き起こった。
サンドラ王女、ルーク王子らの王族たち、母デボラ、セリアとクロエ、総帥達、イエルク、フローラ、全ての人が祝福の拍手を送った。
#結婚舞踏会
式が終わり、祝賀の舞踏会が行われた。
着飾った男女の中、ルーク王子、サンドラ王女がクラウス、ノエルと話している。
「ノエル、約束通り、ダンスを見せてもらいますよ」
「剣と槍の舞は無しだよ、クラウス」
クラウスとノエルは、顔を見合わせて、中央に進み出た。音楽が鳴り始め、二人はワルツを踊り始める。
軽やかに美しく舞う二人に観客は感嘆の声を漏らした。
イエルクとフローラは満足そうに二人の舞を見ている。
「特訓の成果が出てますね」
「もともと、二人とも運動神経はいいんだから、やればできる、さ」
そばにいるセリアとクロエもノエルの美しさに見惚れる。
「姉上、きれい……」
「ステキです……」
#初夜
結婚式から祝賀舞踏会、全ての行事が終わり、いよいよ、新婚初夜、二人だけの夜を迎えた。
寝室にネグリジェ姿で入ってきたノエルが、ベッドの端に腰掛けているクラウスの隣に顔を赤らめながら座った。
クラウスから話しかける。
「今日は長かったが、半年はあっという間だったな」
「こうなるとはあまり思ってはいなかったのだが……」
「そうなのか?」
クラウスが意外そうにノエルを見た。
「ガラの悪さに愛想をつかされると思っていた……」
恥ずかしそうにうつむくノエルの手をクラウスは握って言う。
「実は……」
「ん?」
「初めてノエルの素顔を見たとき……」
「首を斬り落とそうとしたあのときか?」
クラウスはフッと笑った。
「あの時、お前の美しさに見とれてしまったんだ。それでスキができて……」
「ぶちのめされたか?」
「そうだ」
ノエルはクラウスの肩にもたれかかった。
「あの時、殺さなくて良かった」
「お互いにな」
二人は愉快そうに笑った。
「きっと、わたしたちには縁があったのだろう……」
二人は口づけしつつ抱き合った。
そして、夜は更けていった。
#旅立ち
屋敷の出口で里へ帰る一行をノエルとクラウスが見送っている。
「じゃあ、帰るぜ。次に会うまでにはもっと強くなっとけよ」
そういうホン・ランメイにノエルは笑顔で答える。
「まだ、五勝六敗だからな」
「またやろうぜ」
「ああ、またやろう」
チャン・ダーウェイがノエルに話しかける。
「おみやげ、リンゴのサクサクのヤツ」
「アップルパイだな、覚えてるぞ」
ノエルはニッコリと笑って答えた。
デボラがクラウスに話しかける。
「くれぐれも、ノエルを頼みますよ」
「ご安心下さい」
セリアとクロエがフローラに抱きつく。
「また来てねー」
「里にも遊びに来てね」
「もう、あたしたち親戚ですからね」
ツェン・ロンが来てフローラの手を握る。
「リン家とツェン家は親戚も同じ、ということで、次回はぜひ、ツェン家に泊まっていただいて……」
セリアとクロエはツェン・ロンをボコボコにした。
今回はアレットも一行に混じっていた。
「アレット、今まで世話になったな」
「ノエル様が必要なときは、いつでも参ります。例えば、お産の手伝いとか」
アレットはニコニコ笑いながらノエルを見る。
「それは、まだ早い……」
ノエルは照れて頬を赤くして、うつむいた。
一行は馬に乗り、去って行く。
ノエルは小さくなっていく一行をずっと目で追った。
「さびしいか?」
「いや、クラウスがいるから」
一行が見えなくなり、ノエルはクラウスを見る。
「さあ、久しぶりに稽古するか!」
「ああ、やろう!」
セリアとクロエはフローラの案内で、服やアクセサリー店巡りを楽しんでいる。
「きゃー、かわいい!」
二人同じドレスを試着したセリアとクロエにフローラが歓声を上げた。
「やっぱり、都会のファッションはちがうなあ」
「デザインも仕立ても全然ちがうです」
チャン・ダーウェイ当然のようにスイーツを食べ歩く。
切る前の丸いままのアップルパイにガブッとかぶりつく。
「リンゴのサクサクの、ヤッバリうまいー」
店員が驚きの目で見る。
「あど十個、ぢょーだい」
屋敷に残った者達は、あいかわらず稽古に汗を流す。
イエルクとツェン・ロンが打ち合っている。
イエルクの双剣が空を舞い、ツェン・ロンの細身の剣がそれを受ける。
高速でぶつかる剣と剣がキンキンキンキンと連続した金属音を発している。
そんな二人をノエルと母デボラがじっと見ている。
「速さ比べかい。面白いね」
「ええ、二人の剣は良く合ってます」
隣ではクラウスとホン・ランメイが打ち合っている。
ホン・ランメイの大上段から打ち下ろされる矛をクラウスの長剣がさばいていく。
「ちっ、やるじゃねえか!」
今度はクラウスの左右からの連撃、矛の柄で必死で受けるホン・ランメイ。
じっと見るノエルと母デボラ。
「ふむ……、婿殿、やるじゃないか」
「そうでしょう。わたしが毎日、鍛えておりますので」
「逆じゃないのかい?」
「……まあ、それもありますが」
ノエルは愉快そうにフフッと笑った。
クラウスとホン・ランメイは一休み。
ランメイはノエルに話しかける。
「おい、ノエル、こんなのと毎日やってりゃ、そりゃ、強くもなるな。あたしにくれ」
ノエルは冷たい目でホン・ランメイを見る。
「やらん。それが明日花嫁になる者に言うことか?」
断られたホン・ランメイはクラウスを見る。
「クラウス、あたしと結婚しろ。ノエルよりつえーだろ?」
「……明日、結婚式なんで……」
クラウスは、へへっと笑って質問への回答を避けた。
「じゃあ、あのデカいのくれ。大剣のおっさん、あれはとんでもなく強い。毎日やれば、あっという間に強くなれる。だから、くれ」
「……ランメイ、お前の結婚観、直した方がいいぞ」
ノエルはあきれてため息をついた。
「ラインハルト殿は……」
クラウスは悲しい目つきでラインハルトの現状を説明し始めた。
ラインハルトはサンドラ王女の意向もあり、死罪は免れたものの投獄され、いさぎよく刑に服していた。
これまでの功績と事情を鑑みて、何かのタイミングで恩赦をという案も出ており、それなら自分の子供の誕生時にぜひ、さらに、剣王、剣帝、剣聖、槍姫でリーグ戦をやってはどうかとイベント好きのサンドラ王女が言い出し始めているのだと。
アゼリアの外交官ゲルドは行方をくらました。アゼリア本国はゲルドの個人的な企てという立場を取った。
事を荒立てることは得策ではないと判断したガリアン王とタルジニア王は、その説明を受け入れて国家間の問題に発展することを避けた。
アゼリアとガリアン、タルジニア、三国の平和は表面上、保たれた。
#結婚式前夕食
クラウスの屋敷の食堂で一同夕食の最中。
ホン・ランメイがテーブルの上のおかずを手当たり次第にガツガツと食べる。
「うめーよなー、ガリアンのメシ。やっぱ、結婚すんなら、ガリアンの男がいいな」
むしゃむしゃと山盛りのデザートを食べるチャン・ダーウェイ。
「デザートも、うまーよー」
ツェン・ロンが大きな酒壺をドン、とクラウスの前に置いた。
「アニキ、持ってきたぜ、アニキの好きな酒!」
クラウスは里での痛い記憶を思い出し、青い顔で笑った。
隣のノエルが冷たい目でツェン・ロンを見る。
「ロン、あまり飲ませないでくれ。明日、私たちは大変なんだぞ」
すでに酔っ払ってできあがったイエルクがクラウスとツェン・ロンの肩を抱く。
「なに言ってんだよ、独身最後の夜、みんなでパーと街に繰り出そうぜー」
「オー!」
ツェン・ロンは腕を上げて応えるが、クラウスは引く。
「イエルクさん、ロンさん、いいかげんにして下さい!」
フローラがプンプン怒って立ちはだかった。
「さあー、飲もうぜ、飲もうぜ!」
ホン・ランメイも酔っぱらいの輪に加わった。
「おで、酒もずきだぜー」
チャン・ダーウェイは酒壺から直接酒を飲み始めた。
そして夜が更けるまでどんちゃん騒ぎが続いた。
#結婚式仕切り直し
大聖堂の正面で、ルーク王子とサンドラ王女が式を進めている。それを眺めている礼装のクラウスとウエディングドレスのノエル。
クラウスはノエルの方を向いて冗談めかして尋ねる。
「もしかして、あの武器、今日もドレスの下に持ってるのか?」
「もちろん、あるぞ」
ノエルは当たり前のように答えた。
「えっ……」
ノエルは退屈したような表情で独り言のように言う。
「二回目だと、あまり緊張しないな」
「そうか?、俺はかなり緊張しているんだが……」
正面のルークとサンドラが誓いのキスを交わした。それを見るクラウスとノエルの頬が赤く染まった。
いよいよクラウスとノエルの番となり、正面に立つ。誓いの言葉が終わり、二人は口づけをかわした。
招待客のテーブルから拍手が沸き起こった。
サンドラ王女、ルーク王子らの王族たち、母デボラ、セリアとクロエ、総帥達、イエルク、フローラ、全ての人が祝福の拍手を送った。
#結婚舞踏会
式が終わり、祝賀の舞踏会が行われた。
着飾った男女の中、ルーク王子、サンドラ王女がクラウス、ノエルと話している。
「ノエル、約束通り、ダンスを見せてもらいますよ」
「剣と槍の舞は無しだよ、クラウス」
クラウスとノエルは、顔を見合わせて、中央に進み出た。音楽が鳴り始め、二人はワルツを踊り始める。
軽やかに美しく舞う二人に観客は感嘆の声を漏らした。
イエルクとフローラは満足そうに二人の舞を見ている。
「特訓の成果が出てますね」
「もともと、二人とも運動神経はいいんだから、やればできる、さ」
そばにいるセリアとクロエもノエルの美しさに見惚れる。
「姉上、きれい……」
「ステキです……」
#初夜
結婚式から祝賀舞踏会、全ての行事が終わり、いよいよ、新婚初夜、二人だけの夜を迎えた。
寝室にネグリジェ姿で入ってきたノエルが、ベッドの端に腰掛けているクラウスの隣に顔を赤らめながら座った。
クラウスから話しかける。
「今日は長かったが、半年はあっという間だったな」
「こうなるとはあまり思ってはいなかったのだが……」
「そうなのか?」
クラウスが意外そうにノエルを見た。
「ガラの悪さに愛想をつかされると思っていた……」
恥ずかしそうにうつむくノエルの手をクラウスは握って言う。
「実は……」
「ん?」
「初めてノエルの素顔を見たとき……」
「首を斬り落とそうとしたあのときか?」
クラウスはフッと笑った。
「あの時、お前の美しさに見とれてしまったんだ。それでスキができて……」
「ぶちのめされたか?」
「そうだ」
ノエルはクラウスの肩にもたれかかった。
「あの時、殺さなくて良かった」
「お互いにな」
二人は愉快そうに笑った。
「きっと、わたしたちには縁があったのだろう……」
二人は口づけしつつ抱き合った。
そして、夜は更けていった。
#旅立ち
屋敷の出口で里へ帰る一行をノエルとクラウスが見送っている。
「じゃあ、帰るぜ。次に会うまでにはもっと強くなっとけよ」
そういうホン・ランメイにノエルは笑顔で答える。
「まだ、五勝六敗だからな」
「またやろうぜ」
「ああ、またやろう」
チャン・ダーウェイがノエルに話しかける。
「おみやげ、リンゴのサクサクのヤツ」
「アップルパイだな、覚えてるぞ」
ノエルはニッコリと笑って答えた。
デボラがクラウスに話しかける。
「くれぐれも、ノエルを頼みますよ」
「ご安心下さい」
セリアとクロエがフローラに抱きつく。
「また来てねー」
「里にも遊びに来てね」
「もう、あたしたち親戚ですからね」
ツェン・ロンが来てフローラの手を握る。
「リン家とツェン家は親戚も同じ、ということで、次回はぜひ、ツェン家に泊まっていただいて……」
セリアとクロエはツェン・ロンをボコボコにした。
今回はアレットも一行に混じっていた。
「アレット、今まで世話になったな」
「ノエル様が必要なときは、いつでも参ります。例えば、お産の手伝いとか」
アレットはニコニコ笑いながらノエルを見る。
「それは、まだ早い……」
ノエルは照れて頬を赤くして、うつむいた。
一行は馬に乗り、去って行く。
ノエルは小さくなっていく一行をずっと目で追った。
「さびしいか?」
「いや、クラウスがいるから」
一行が見えなくなり、ノエルはクラウスを見る。
「さあ、久しぶりに稽古するか!」
「ああ、やろう!」
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