R18 溺愛カレシと、甘い甘いエッチ♡ オトナの#秒恋 〜貴方と刻む、幸せなミライ〜

piece4 悦ぶこと、してあげたい

反則

柔らかな手の温もりに、悠里の熱い口の中。
自身の脚の間に彼女がいて、懸命にしてくれる愛撫。
悠里が動くたびに、さらさらと揺れる綺麗な髪。

視覚すらも甘い刺激をもって、彼を包み込む。
嬉しくて幸せで、それだけで満足してしまいそうなほどに昂っていた。


悠里の唇が、彼自身に優しく吸い付いてきた。
教えた通りに、がんばってくれる彼女が愛おしい。
剛士は長い髪を撫で、囁いた。
「悠里……上手だよ」

恥じらいに潤んだ大きな瞳が、上目遣いに彼を見上げた。
初めて見る、甘やかで悩ましい表情に、興奮を掻き立てられる。

――反則。
思わず剛士は、唾を飲んだ。


悠里はまた彼自身に目を落とし、愛撫に集中し始めたようだ。
暖かい刺激に包み込まれ、剛士は吐息を零してしまう。

規則正しいリズムで、時折いやらしい音を立てて、吸い付かれる。
彼自身が反応すると、悠里は嬉しそうに、そこを舐めたり吸ったりした。

剛士にも余裕は無くなり、必死に耐えなければならなくなる。
恥ずかしがりやな悠里から受ける、思わぬ積極的な愛情表現に、彼は次第に翻弄されていった。