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第12話 翡翠解放団2

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 ペルセネアがキリウス語を理解できなかったのとは逆に、レイナはバラミア語を読解できた。そして相手が敵であると認識した瞬間に、雷撃の魔法を放つ。

「רעם בואו אויב לירות」

 紫色の雷光が閃いた。
 だが、雷撃がペルセネアを撃つことはなかった。呪文を放つよりも前に、少しばかり身体をずらして回避したのである。まるで未来を予測していたような回避方法であるが、達人の域にいる者であれば驚くほどのことでもない。
 レイナも予想していたのか、細剣(レイピア)を引き抜くと同時に魔法を唱える。

「קיר להופיע להגן」

 短時間であるが、攻撃から身を守る不可視の障壁を生み出す。
 レイナの魔法階位は第13位――実戦でも充分に通用するレベルだ。奴隷という不自由な身分から解放されてから僅かな年数でここまで魔法の腕前が上達したのは、さすが魔法を得意とするエルフ種だ。
 これに加えて、細剣術や馬術の腕前も並以上となれば、翡翠解放団の副長という地位に就く資格は充分である。
 だが、アマゾネスの奴隷戦士を相手するのに不足ないかといえば、その答えは否であった。

(集落を襲った妖術師よりは弱いな)

 ペルセネアは相手との力量差を看破して、降伏勧告をする。

「下手に抵抗すると傷が増えるぞ」

 まるで野盗のようだが、他に気の利いた台詞も思いつかなかった。
 もちろん、それでエルフの娘が大人しくなるはずもない。

「やぁ!」

 エルフの娘は鋭い声を上げて、必殺の突きを繰り出すが、アマゾネスの奴隷戦士はその一撃をあっさりと回避する。そして虚しく空を突いたレイナに対して、猛虎のように鋭い反撃を行った。
 刀匠ムバラザールの半月刀(シャムシール)が弧を描き、レイナの生み出した不可視の壁を切り裂く。

「ぐっ、そんな……」

 レイナは腕から血を流して、数歩ほど後退する。
 細剣は離さなかったが、それでも戦い続けるのは難しいだろう。

(これは気絶させたほうがいいかな)

 ペルセネアは相手の瞳に諦めの色がないのを見て、そんなことを考える。
 だが、それを実行するよりも早くレイナの援軍が来た。

「おい、嬢ちゃん。大丈夫か?」

 双剣使いのヴォルガである。彼は紅大蠍と砂蟲を部下に任せて、苦戦するレイナを助けに来たらしい。

「ヴォルガさん、この女は只者じゃないです」
「みたいだな。悪いが、2対1でやらせてもらうぜ」

 ヴォルガが不敵な笑みを浮かべて言ったが、それを否定する者がいた。

「いいや、6対1だ」
「ゲイル! それに皆も!」

 レイナが歓声を上げる。
 そこには仲間を呼びに行ったゲイルを始め、風魔法を得意とする魔法使いにして参謀のカイウスと滅びた聖神に仕える司教ルシアン、そして情報操作以外にも様々な裏工作に長けた女盗賊キリィの姿があった。

「剣士隊や他の部隊もすぐに来るぞ」

 ゲイルは馬上からペルセネアに向かって警告を発する。
 彼は剣士隊のいる場所にまで戻ると、動揺する剣士隊を鼓舞して再集結させると、いち早く下位転移巻物(ロー・テレポーテーション・スクロール)を使い、幹部と一緒に戻ってきたのである。

「無の空間に飲まれなくてよかったですよ」
「聖神の加護があれば、そのような不運とは無縁だ」

 魔法使いのカイウスと司教ルシアンがヒソヒソと言葉をかわす。
 転移は一瞬で目的地にまで移動する魔法の一種であり、その魔法を誰でも使えるように封じた巻物も存在している。
 ただし転移は非常に不安定な魔法であり、移動距離が遠く、同行人数が多くなればなるほど、危険は高まる。

 20年前になるが、西側の国が超位転移(オーバー・テレポーテーション)による敵領内への軍団移動を試みたことがある。その結果は大失敗で、参加した3万の兵士が無の領域に消え去り二度と帰ってこなかった。敵国にとっては笑い話であるが、消え去った兵士にとっては悲劇であり、責任者達にとっても死と後世の汚名を被る最悪の結果であった。
 下位転移巻物は、飛距離や同行者可能な人数は超位転移に比べれば、飛距離も移動人数も遥かに少ないが、その代わりに失敗などの話は聞かない。それでも緊急時以外に安易に試そうとする者は少ない。

「レイナさん、傷薬です」
「キリィ、ありがとう」

 小柄な女盗賊は、エルフの娘が受けた傷を治す薬を塗る。
 本来ならば司教であるルシアンの役目だが、人間至上主義である司教はエルフの娘を快く思っていなかったので、よほどの状況でもなければ癒しの奇跡を使わない。レイナの方も、相手が自分を嫌いだと知っているので、できる限りかかわらないようにしているのだ。
 一方、女盗賊キリィは人懐っこい性格で、誰とでも仲良くなれる不思議な少女であった。

(手練が5人追加、これはご主人様の言っていた連中か? だとしたら……)

 傷薬を塗る女盗賊の姿は隙だらけのようにも見えたが、ペルセネアは攻撃をしなかった。それを見て、今度はゲイルが降伏勧告をする。

「大人しく降伏しろ。それといきなり襲い掛かってきた理由も教えてもらおうか」

 相変わらずゲイルはキリウス語で話していたので、ペルセネアは何も話さなかったが、仮に言葉を理解していたとしても降伏などしなかっただろう。

「何を言っているのか、わからん」

 ペルセネアは吐き捨てると、先手を取る。
 レイナとの攻防は物足りないものではあったが、戦闘準備(ウォーミングアップ)の役には立った。

 双剣使いの戦闘隊長ヴォルガを狙い、ペルセネアは片腕で半月刀を振るう。この一撃を見切れたのは、見事に捌いたヴォルガとゲイルだけであった。だが、本命である手刀の突きを見破れた者は誰もいなかった。
 この剣術と格闘術が一体となったような攻撃こそ、多人数を相手にする時の戦闘スタイルである。

「ぐ、ぅ、ぅ!!」

 アマゾネスの手刀で喉を潰されたが、戦闘隊長は最後の力で剣を振るう。しかしその一撃も空振りに終わった。

(次!)

 赤い髪をなびかせながら、まるで疾風のような速さで、ペルセネアは次の獲物に向かう。

「רוח איפוק אויב」

 カイウスは得意の風魔法を使い、ペルセネアを拘束しようとする。
 だが、アマゾネスの耐魔能力を打ち破るほどではなかった。半月刀が魔法使いの胸を一文字に切り裂き、派手な血しぶきが飛ぶ。

「この異教徒が!」

 勇敢にも、あるいは無謀にも、ルシアンは鉄棍棒(メイス)を構えて攻撃を行う。
 正確で力強い一撃ではあったが、ペルセネアにとっては遅すぎる。肩を切り裂き、武器を使えなくしたが、それでも攻撃しようとしてきたので、殴り飛ばす。

「キリィ! レイナを連れて、剣士隊と合流しろ。こいつはヤバイ」

 瞬く間に仲間がやられたゲイルは殿を務めるかのように、ペルセネアの前に立ちはだかる。風の魔力を帯びた騎兵槍の突撃を受ければ、アマゾネスの耐魔性能でも相殺するのは難しい。もちろん、それで勝てると考えるほどめでたくはなかったが、2人が逃げる程度の時間稼ぎはできるだろう。

「ゲイルさん、その必要はありませんよ!」

 絶望的な状況に対して、女盗賊のキリィはいつもどおりの明るい声を出す。

「だって、これから皆さん、イヴァ様の奴隷になるんですから」
「え?」

 ゲイルが見たのは、淫乱な表情を浮かべながら、気絶した恋人(レイナ)を抱きしめている|裏切り者(キリィ)の姿であった。


  ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※


 翡翠解放団が今までエルカバラード周辺で活動できたのは、彼らが優秀であったというのもあるが、イヴァが密偵を通じて情報を流していたというのも大きい。
 では、その密偵とは誰か?
 それは翡翠解放団の情報を仕切る女盗賊キリィである。

 彼女は何故、イヴァの密偵となったのだろうか?

 金銭や地位などの買収?
 人質を取られての脅迫?
 魔法や薬物による洗脳?

 いずれも、否。
 答えは、元々彼女はイヴァの密偵であったのだ。素性を隠して、スレヴェニアに向かい、そこでの出来事を伝えるのが本来の役目であり、その一環として革命にも参加することになった。

 革命という動乱のお陰で、素性も知れぬ身でありながら、ある程度の功績を立てることで翡翠解放団の幹部にまでなることができた。
 既存の権力体制が崩壊しているせいで、キリィのような出身不明の人間など大量にいたのである。団長であるゲイルは鍛冶職人の息子で、副長のレイナも元奴隷と考えれば、それほど不思議な事ではないだろう。

 さてここまでくると、キリィは何年前からイヴァの奴隷であったのかという疑問が出てくるが、それは生まれた時からと答えるのが正解だろう。
 身寄りのない彼女を引き取り、大切に奴隷として育てたのである。

「彼女には色々と教えたよ。蟲の使い方、男を籠絡する方法、もちろんボクへの愛もたっぷりとね」

 砂蟲で移動している最中、イヴァはペルセネアに裏切り者の正体を話していた。だから攻撃は行わなかったのだが、おそらく何年も一緒に戦ってきた仲間をこうもあっさりと裏切るとは思わなかった。

「き、キリィ? 冗談だろ……」
「ざんねーん。冗談なんかじゃありません! ようやく帰還命令が出たのでぇ~、キリィはイヴァ様の愛玩奴隷、いや愛玩動物に戻れるんですよぉ」

 顔を青ざめるゲイルに対して、キリィは鼠をいたぶる猫のように嗤(わら)う。
 今更であるが、レイナに対して塗った傷薬は意識を奪う効果のある毒薬だ。イヴァの手で育てられた女盗賊は、この手の毒薬に関する知識は豊富だ。

「無駄な抵抗はやめて、降伏してください。でないと、レイナさんが大変なことになりますよ。具体的にどうなるのかは伏せますが、革命政府の1.25倍ひどい事をしちゃいますよぉ~」
「き、きさまぁぁあああああ!!!!」
「裏切られたくらいで、怒鳴らないでくださいよぉ。ゲイルさんのそういう沸点の低いところ、キリィは随分前から嫌いでしたぁ~」

 チッチッチッと指を振るいながら、女盗賊は軽く挑発する。
 翡翠解放団長は青ざめた顔を一転、真っ赤に染め上げて何かを言おうとした。だが、それよりも早くペルセネアが口を挟む。

「おい小娘、邪魔をするな。殺すぞ」

 その一言に、女盗賊は笑みを消す。

「何か言いました? 新入りさん」
「言葉が通じたか、邪魔するなと言った。これは私の仕事で報酬だ。ご主人様から聞かなかったのか? その男との戦いを邪魔するなら、貴様を先に始末するぞ」
「私がエルカバラードを少し離れている間に、ずいぶんと躾のなっていない奴隷を飼うことにしたみたいですねぇ~」

 キリィは少し考えた後「まあいいでしょう」と呟く。

「ゲイルさん、そこの戦闘奴隷に勝てば、レイナさんを解放してあげますよ」
「だ、誰が貴様の言うことを信じると思う!」
「じゃあ、負けたらレイナさんにひどい事をしますよ。これなら、信じてくれますか? それとも、戦わないならひどいことをするにした方がいいですかぁ?」

 女盗賊は畳み掛けるように言うと、気を失っているエルフの胸を揉む。

「貴様、覚えていろよ。剣士隊がすぐにでも来るぞ」
「それじゃあ、急いで下さいね~」

 ゲイルは恋人の安全のために、ペルセネアの方に馬を向ける。

(師匠を一瞬で倒した相手……、ならこの手しかない)

 ゲイルは槍を突き出して突撃を行う。
 風の魔力が巻き起こり、大岩を砕く一撃がペルセネアに襲いかかる。それに対して、アマゾネスは前に踏み出して、攻撃が当たるよりも早く斬撃をくり出した。

 ――手応えなし。

 攻撃を行う直前で、ゲイルは騎兵槍を手放して、軽業師のように馬の上から飛び降りる。そして腰から2本の剣を引き抜くと、一撃を放った後の隙を突いて連撃を放つ。

「ウォおおおおおお!!!!」

 師であるヴォルガを倒した時の技であり、ゲイルの怒りを乗せた双剣の乱舞は、まるで暴風のように激しいものであった。だが――、

(くそ、なんであの体勢から防御できるんだ!)

 ペルセネアは最初の一撃を回避すると、半月刀一本で、双剣の猛威を弾き返す。まるで大人が子供に稽古をつけるような力量差に、ゲイルの目には涙が溢れる。

「くそ、くそぉ、くそぉおおおおお!!!!」
「粗い!」

 ペルセネアは叱咤するように怒声を上げると、ゲイルの双剣は宙を舞う。
 砂漠に剣が突き刺さり、解放団長は涙を流しながら膝をつく。

「殺してやるのが情けかも知れないが、残念ながら今の私は、ご主人様の奴隷狩りを手伝う戦闘奴隷なのでな。といっても、通じんのか」

 アマゾネスは苦笑すると、未だに無事である剣士隊が姿を見せる。

「ふむ、残党狩りといくか。しかし、全員捕まえられるかな?」
「やれやれ、脳みそまで筋肉なんですかー? 幹部全員を退治した時点で、貴女の役割は終わっているんですよぉ~」

 その言葉が正しいように、イヴァが止めの蟲を解き放つ。呼応するようにして、キリィも懐から煙幕玉を放り投げる。
 密偵部隊への裏切りの合図だ。
 斥候部隊12名、警戒部隊14名、工作員8名は、キリィ自身が調教して仕込んでおり、命令であれば昨日まで寝食を共にしていた仲間たちにも平然と襲いかかる。

 だが、ペルセネアの姿はすでになかった。
 キリィはわざとバラミア語ではなくキリウス語で話したのである。

 ペルセネアは統率の乱れた剣士隊を次々に叩きのめす。
 15人を倒す頃には、イヴァの使役する巨大蟲と裏切った密偵の挟撃で、潰走することになる。砂漠に逃れた者たちも、日が沈む前には捕らえられて、この日に翡翠解放団は壊滅することになった。

 とはいえ、これで終わりではない。
 彼らを高値で売らなくてはならないのだ。


 領主会議まで、残り27日。
 ペルセネアの稼ぐ金額、残り2,000万リエル。



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翡翠解放団の捕虜リスト

◆主要メンバー
 解放団長ゲイル
 副官レイナ
 補佐官ヴォルガ
 補佐官カイウス
 補佐官ルシアン

◆正規兵
 自由騎士×65(男女47:18)
 剣士隊×25(男女19:6)
 遊撃隊×20(男女15:5)
 聖職者×16(男女10:6)
 第5階級(パースター)1名、第6階級(プリースト)6名、第7階級(アコライト)9名。

◆非正規兵
 農民49名(男女27:22)
 職人63名(男女39:24)
 商人19名(男女16:3)

追記
 翡翠解放団を裏切った時、死亡した盗賊9名(男女7:2)。

・キリィ部隊
 斥候10名(男女7:3)
 警戒兵10名(男女8:2)
 工作員5名(男女0:5)。


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