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第四章 拷問

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崇が、低周波マシンのコードに、黒革のリボンをセットした。

「な、何をっ?」
「んっ、事務所から頼まれた、演技指導だっ・・お前、今度の映画で、女スパイの役だろう?
当然、敵に捕まり拷問サれる場面が、クライマックスだろっ?
だから、その苦痛を予習スるのさっ。まぁ、月並みだが、拷問と言えば鞭さっ」

「ふんっ、そんな柔なリボン・・」
「ふふっ・・まぁ、愉しみにしてろっ。
あと、これも頼まれ事だが・・お前、マネの太田と、出来てるのか? 吐いたら、演技指導も中止してやるゼッ」

一瞬、目が泳ぐ怜子だが・・
「何のコト? 早く、演技指導でも何でも始めればっ? 私、時間が無いから・・」
燃える様な瞳で、崇と翔子を睨む怜子。

正面から近付いた崇が、下卑た笑みを浮かべ、怜子のトレードマークの、黒いタンクトップを一気に捲り上げ、拘束した両手首に巻き付ける。

「や、止めろぉっ・・ふざけるなっ」
「どうせ、今度の映画では脱ぐんだろ? 五月蝿い娘は、嫌われるゾッ」

唇を噛み恥辱に耐える、怜子のブラジャーも剥ぎ取る。
「ほぉぉ、見事だっ・・俺も、数え切れ無い娘を剥いてきたが、コレ程、ボリュームのある乳房は、滅多に無いゼッ」

(す、凄いっ・・90cmはあるかしら? 肋骨が出る程細いのに、お椀型に綺麗に盛り上がって、弾力があって微動だにしない・・流石は女優さんだわっ)

初めて間近で観る、同性の乳房にドギマギする翔子。

怜子の背後に回った崇。
「定石通りに、先ずは背中だっ。痛みには鈍いと思われているが、部位を選べば結構敏感だ、ほら、ココとか・・」

崇の指が、スッと肩甲骨の下側をなぞった。
「・・・・んっ・・」
無意識に身動ぐ怜子。
「おっ、意外と開発サれた身体だなぁ? マネに余程、可愛がられたか? まぁ、敏感なのは苦痛も比例するから・・愉しませて貰おうか?」

崇が低周波の鞭を振りかぶった・・
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