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第六十四話 大富豪だって悩みはあるの。だって人間なんだもの。
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エミリアVSエルザ。道の真ん中でにらみ合う二人。長い沈黙。宙に円を描くように振るわれるムチが風を切る音だけが木霊する。
先に仕掛けたのはエルザの方。勢い良くムチを打ち放つ。ひらりと一旋回で避けたエミリアは、そのまま勢いよく飛び出して飛び蹴りを放つ。ダッキングで避けたエルザの横で体をひねってみせたエミリアは、反対の左足で頭めがけて回し蹴り。
エルザは後ろに着地したエミリアを目で追いながらムチを呼び戻した。螺旋状に防壁を築いて迎え撃つ。エミリアは、エルザが発した半球状のスピリチュアル・パワー・フィールド(霊力領域若しくは霊域)の中に飛び込み、螺旋を描くイバラの隙間からこぶしと蹴りで連続攻撃、怯んで崩れたムチの防壁の下にしゃがんで両手をついて、足をすべりこませ、両手を軸に素早くスピン。そのままドラゴンスープ(下段回し蹴り)で足を掬う。
転げながらもムチをしならせてエミリアの追撃を阻んだエルザは、ムチの先端と根本の方を同時に別方向から放った。エミリアはそれを正拳突きで打ち払って、徐々に前進。だがムチに込められた霊力が桁違い過ぎて、その重みで前進ままならず。一進一退を繰り返す。
お互いの一撃がぶつかり合う度に、凄まじい音を発して光の火の玉のような爆発が起こり発光するスピリチュアル・パワー・フィールド(霊力領域若しくは霊域)。猛然とせめぎ合う二人の霊撃合戦につけ入る隙を見つけられないローゼ、もうタジタジ。
霊撃とは、攻撃に霊力を加えて放つ技のこと。剣を持っていればソードウェーブ、素手ならパワーナックル(ファイター系の基本霊撃。霊力を込めてパンチ)と言う技として世間に認知されている(他にもある)。だが今の二人は何かしらの霊撃を放っているわけではない。二人の霊力がでかすぎて、低度の霊撃と化しているのだ。
お互い決定打に欠ける。仕切り直しとばかりに沈黙し、相手の実力を再度計りなおして料理の方程式をシミュレーション。
その背後を狙い澄ましていたかのように、黒い影がエルザを襲う。刺客? 亀甲縛りのエルザとして要人暗殺をしていたんだから、狙われていたとしてもおかしくない。――いや違う? 美穂行ったー‼ エルザ相手に生着替えかます気か? でも今の格好からどう変えてくる?
ああっ、帆立貝! 三枚の帆立貝と生糸のビキニ。伝説の貝殻ビギニ来たー!
でもエルザ一枚上手。渦巻くムチを放って美穂を巻き取ると、勢いよく回してコマのように投げ飛ばす。ぎゅるるる~、と飛んでいって大建築の壁に激突。全倒壊。美穂は崩れたがれきの下敷きになった。
「うおっ」とローゼ。「子供相手に大人げない」
「大丈夫よあの子」エルザは気にも留めない感じで言う。
がれきの山から這い出てきた美穂を見ると、怪我一つしていない様子でケロっとしている。ローゼもエミリアも唖然呆然。
エルザが言った。
「あの子、わたしたち牙の面々勢揃いで捕まえられなかった子よ。しかも全員脱毛処理される始末だったんだから」
何だよそれ。でもそう言えば、みんなわきもスネもつるつるてんだった気がするな。
「あ」と声をあげるローゼ。今のショックで服が元に戻ってる。今度は「えっ?」とエルザが叫ぶ。「永久脱毛じゃなくなってる!」
超高速で着替えさせてるだけじゃないのか? なんかの法術的なこと? ジパングには、霊力を練って作った疑似生命体をお札に宿して眷属にする霊術があるらしい。陰陽師と言う霊能軍があるんだってさ。サイコラークのエスプスと並ぶ特殊な軍隊だ。
「違うよ」と美穂が言う。「スローでしっかり見てみてよっ」
ムチで巻かれた美穂。振り回されてローゼとエミリアの前を飛ばされる。その時落としたローゼたちの服が風に巻かれてするりと変態コスチュームと入れ替わった。どうやったんだよ。スーパースローでも捉えてないぞ。
「脱毛はどうなってんの?」ローゼが訊いた。
よく見ると、はためく襯衣の裾から何やらかき集める美穂、それをダーツの様に撃ち放つ。連射されたそれにエルザ気がつかない。狙った的に百発百中。わきとスネの毛穴にホールインワン。
いま投げたの毛根か~?
「やられたっ」とショックを隠し切れないエルザ。
現人神でもできない御業。佐藤美穂恐るべし。
エミリア、エルザの対決再開。
縦横無尽にのたまい、敷石を吹き飛ばすムチを掻い潜って滑り込んだエミリアは、右足を踏ん張って急ブレーキ、
空前絶後の激烈コンボ。両手と左膝をついて卍(まんじ)蹴りを下腹部にくらわしたのを皮切りに、左膝を上げてみぞおち目掛けて海老蹴りをかまし、かかとで顎を蹴り上げる。下ろす右足と引き換えに上げる左足。地についた手を伸ばして放った斜め飛び蹴りがこめかみに炸裂した。
右を軸足にして敷石を踏み砕きながら体を捻って、左足を強引に腰の真下に下ろし、すぐさま烈火のごとく深く踏み込み、右の肘鉄を撃ち込んだ。右手に添えた左手を下げた反動で右肘を上げてエルザを持ち上げたエミリアは、下がってきたマスクの美顔に躊躇なく裏拳。くるり、と左旋回して「必殺『飛翔けーん‼‼』」と叫んで、ジャンピングアッパー。眩しい閃光が立ち昇る。
本場ジパングに伝わる龍が昇るやつほどでは全然ないが、それでもすんげー威力。
上に放出された霊撃に吹っ飛ばされるエルザ、もはや舞う枯葉の様。
「マジ死んだぞあれ」ってローゼは思って腰抜かすが、エルザの実力だって半端ない。クルクルと縦に回りながら綺麗に着地。少しよろめきながらもすぐさま立て直して、全力疾走でエミリアに反撃開始。
エミリアを援護したいローゼだけれど、霊力使えないので加われない。仕方ないので、周りのセシュターズを打ちのめす。でもなんか違う。よく見ると町の富豪。全身ジュエリーで緊縛状態。みんな全員余すことなく連れの女に踏みつけられて下克上。四つん這い――というか縛られて芋虫状態の男と、彼らのケツに右足を乗っけて首輪に長く繋がれたネックレスを引く女、戦闘用意の姿勢で準備万端。
「女まで洗脳できるの?」とローゼはビックリ。本当、エルザの霊的指導力半端ない。
「いけー!」と一斉に叫ぶ女たち。ローゼめがけてくそ豚どもを解き放つ。解き放つって縛った宝飾品を外すだけ。その間ローゼ待ちぼうけ。外したネックレスやなんかをポケットに入れて、女たちは主人のお尻を蹴飛ばした。ようやく襲ってくる富豪たち。あ、でも目に填められた金貨はそのままなのね。冥土の運賃ってことですか?
さすがに民間人は殺せない。ローゼはレイピアを鞘にしまって剣帯から外し、スティック術(杖を武器にした技)で叩きのめす。黒く塗られた鞘は木製だったが、かったいトリネコ。先の方が銀のキャップで装飾されていて、口に向かって銀帯が走るように飾られている。だから叩かれるとめっちゃ痛い。
大怪我をさせてはいけない、と躊躇するローゼだったが、よく見ると何人かの女性が妖精呪文を唱えられるようだ。聞くと簡単な回復呪文『ヒール』だけ。軽い怪我を治癒させるだけなのだが、心配が解けたローゼは力を抜かずに乱撲しまくる。複雑骨折間違いなし。『ヒール』じゃ対処できないので、病院送りが大続出。
ちなみに、ヒールで踏みつけながらヒール唱えているなんて、つまんないジョークもあったが、緒方すっ飛ばす。
主人に指示を出す女たちを仕留めなければ、いつまで経っても減らないマゾ富豪。ローゼは彼らの間を軽やかにステップ踏んで女たちを目指す。あわよくばポッケの宝飾品もせしめてやろう。
それに気がついた女たちは一目散に逃げていく。自分が狙われているとかじゃなくて、ポケットの中身が狙われていることに気がついたから。
逃げ去っていく女たちを追う富豪たちが落とした金貨を拾い集めるローゼが、すっかり忘れていたエミリアを見やると、ついに決着がつきそうな雰囲気。
先に仕掛けたのはエルザの方。勢い良くムチを打ち放つ。ひらりと一旋回で避けたエミリアは、そのまま勢いよく飛び出して飛び蹴りを放つ。ダッキングで避けたエルザの横で体をひねってみせたエミリアは、反対の左足で頭めがけて回し蹴り。
エルザは後ろに着地したエミリアを目で追いながらムチを呼び戻した。螺旋状に防壁を築いて迎え撃つ。エミリアは、エルザが発した半球状のスピリチュアル・パワー・フィールド(霊力領域若しくは霊域)の中に飛び込み、螺旋を描くイバラの隙間からこぶしと蹴りで連続攻撃、怯んで崩れたムチの防壁の下にしゃがんで両手をついて、足をすべりこませ、両手を軸に素早くスピン。そのままドラゴンスープ(下段回し蹴り)で足を掬う。
転げながらもムチをしならせてエミリアの追撃を阻んだエルザは、ムチの先端と根本の方を同時に別方向から放った。エミリアはそれを正拳突きで打ち払って、徐々に前進。だがムチに込められた霊力が桁違い過ぎて、その重みで前進ままならず。一進一退を繰り返す。
お互いの一撃がぶつかり合う度に、凄まじい音を発して光の火の玉のような爆発が起こり発光するスピリチュアル・パワー・フィールド(霊力領域若しくは霊域)。猛然とせめぎ合う二人の霊撃合戦につけ入る隙を見つけられないローゼ、もうタジタジ。
霊撃とは、攻撃に霊力を加えて放つ技のこと。剣を持っていればソードウェーブ、素手ならパワーナックル(ファイター系の基本霊撃。霊力を込めてパンチ)と言う技として世間に認知されている(他にもある)。だが今の二人は何かしらの霊撃を放っているわけではない。二人の霊力がでかすぎて、低度の霊撃と化しているのだ。
お互い決定打に欠ける。仕切り直しとばかりに沈黙し、相手の実力を再度計りなおして料理の方程式をシミュレーション。
その背後を狙い澄ましていたかのように、黒い影がエルザを襲う。刺客? 亀甲縛りのエルザとして要人暗殺をしていたんだから、狙われていたとしてもおかしくない。――いや違う? 美穂行ったー‼ エルザ相手に生着替えかます気か? でも今の格好からどう変えてくる?
ああっ、帆立貝! 三枚の帆立貝と生糸のビキニ。伝説の貝殻ビギニ来たー!
でもエルザ一枚上手。渦巻くムチを放って美穂を巻き取ると、勢いよく回してコマのように投げ飛ばす。ぎゅるるる~、と飛んでいって大建築の壁に激突。全倒壊。美穂は崩れたがれきの下敷きになった。
「うおっ」とローゼ。「子供相手に大人げない」
「大丈夫よあの子」エルザは気にも留めない感じで言う。
がれきの山から這い出てきた美穂を見ると、怪我一つしていない様子でケロっとしている。ローゼもエミリアも唖然呆然。
エルザが言った。
「あの子、わたしたち牙の面々勢揃いで捕まえられなかった子よ。しかも全員脱毛処理される始末だったんだから」
何だよそれ。でもそう言えば、みんなわきもスネもつるつるてんだった気がするな。
「あ」と声をあげるローゼ。今のショックで服が元に戻ってる。今度は「えっ?」とエルザが叫ぶ。「永久脱毛じゃなくなってる!」
超高速で着替えさせてるだけじゃないのか? なんかの法術的なこと? ジパングには、霊力を練って作った疑似生命体をお札に宿して眷属にする霊術があるらしい。陰陽師と言う霊能軍があるんだってさ。サイコラークのエスプスと並ぶ特殊な軍隊だ。
「違うよ」と美穂が言う。「スローでしっかり見てみてよっ」
ムチで巻かれた美穂。振り回されてローゼとエミリアの前を飛ばされる。その時落としたローゼたちの服が風に巻かれてするりと変態コスチュームと入れ替わった。どうやったんだよ。スーパースローでも捉えてないぞ。
「脱毛はどうなってんの?」ローゼが訊いた。
よく見ると、はためく襯衣の裾から何やらかき集める美穂、それをダーツの様に撃ち放つ。連射されたそれにエルザ気がつかない。狙った的に百発百中。わきとスネの毛穴にホールインワン。
いま投げたの毛根か~?
「やられたっ」とショックを隠し切れないエルザ。
現人神でもできない御業。佐藤美穂恐るべし。
エミリア、エルザの対決再開。
縦横無尽にのたまい、敷石を吹き飛ばすムチを掻い潜って滑り込んだエミリアは、右足を踏ん張って急ブレーキ、
空前絶後の激烈コンボ。両手と左膝をついて卍(まんじ)蹴りを下腹部にくらわしたのを皮切りに、左膝を上げてみぞおち目掛けて海老蹴りをかまし、かかとで顎を蹴り上げる。下ろす右足と引き換えに上げる左足。地についた手を伸ばして放った斜め飛び蹴りがこめかみに炸裂した。
右を軸足にして敷石を踏み砕きながら体を捻って、左足を強引に腰の真下に下ろし、すぐさま烈火のごとく深く踏み込み、右の肘鉄を撃ち込んだ。右手に添えた左手を下げた反動で右肘を上げてエルザを持ち上げたエミリアは、下がってきたマスクの美顔に躊躇なく裏拳。くるり、と左旋回して「必殺『飛翔けーん‼‼』」と叫んで、ジャンピングアッパー。眩しい閃光が立ち昇る。
本場ジパングに伝わる龍が昇るやつほどでは全然ないが、それでもすんげー威力。
上に放出された霊撃に吹っ飛ばされるエルザ、もはや舞う枯葉の様。
「マジ死んだぞあれ」ってローゼは思って腰抜かすが、エルザの実力だって半端ない。クルクルと縦に回りながら綺麗に着地。少しよろめきながらもすぐさま立て直して、全力疾走でエミリアに反撃開始。
エミリアを援護したいローゼだけれど、霊力使えないので加われない。仕方ないので、周りのセシュターズを打ちのめす。でもなんか違う。よく見ると町の富豪。全身ジュエリーで緊縛状態。みんな全員余すことなく連れの女に踏みつけられて下克上。四つん這い――というか縛られて芋虫状態の男と、彼らのケツに右足を乗っけて首輪に長く繋がれたネックレスを引く女、戦闘用意の姿勢で準備万端。
「女まで洗脳できるの?」とローゼはビックリ。本当、エルザの霊的指導力半端ない。
「いけー!」と一斉に叫ぶ女たち。ローゼめがけてくそ豚どもを解き放つ。解き放つって縛った宝飾品を外すだけ。その間ローゼ待ちぼうけ。外したネックレスやなんかをポケットに入れて、女たちは主人のお尻を蹴飛ばした。ようやく襲ってくる富豪たち。あ、でも目に填められた金貨はそのままなのね。冥土の運賃ってことですか?
さすがに民間人は殺せない。ローゼはレイピアを鞘にしまって剣帯から外し、スティック術(杖を武器にした技)で叩きのめす。黒く塗られた鞘は木製だったが、かったいトリネコ。先の方が銀のキャップで装飾されていて、口に向かって銀帯が走るように飾られている。だから叩かれるとめっちゃ痛い。
大怪我をさせてはいけない、と躊躇するローゼだったが、よく見ると何人かの女性が妖精呪文を唱えられるようだ。聞くと簡単な回復呪文『ヒール』だけ。軽い怪我を治癒させるだけなのだが、心配が解けたローゼは力を抜かずに乱撲しまくる。複雑骨折間違いなし。『ヒール』じゃ対処できないので、病院送りが大続出。
ちなみに、ヒールで踏みつけながらヒール唱えているなんて、つまんないジョークもあったが、緒方すっ飛ばす。
主人に指示を出す女たちを仕留めなければ、いつまで経っても減らないマゾ富豪。ローゼは彼らの間を軽やかにステップ踏んで女たちを目指す。あわよくばポッケの宝飾品もせしめてやろう。
それに気がついた女たちは一目散に逃げていく。自分が狙われているとかじゃなくて、ポケットの中身が狙われていることに気がついたから。
逃げ去っていく女たちを追う富豪たちが落とした金貨を拾い集めるローゼが、すっかり忘れていたエミリアを見やると、ついに決着がつきそうな雰囲気。
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