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いつもと同じが一番の羽アリの話
結局一緒
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モモタは色々なお家を回って、キャットフードをおねだりします。猫好きのお家が多いので、どこへ行ってもモモタを大歓迎です。
何種類も食べて、モモタはグルメになりました。
ある時、一緒にお散歩していた姫ちゃんが言いました。
「いつもこんな遠くまで来て、ご飯をもらうの?」
「そうだよ」
「近くのお家でお腹いっぱい食べれば良いじゃない?」
「お散歩しながら回っていくんだ」
「こんなに歩いていたら、お腹すくでしょ?食べても食べても足りないじゃない?」
「うん、だから、いろんなお家でもらうんだよ」
姫ちゃんは納得いきません。
「わたしだったら、お家で食べるわ。
だってそうでしょ?ご飯はお腹いっぱいになるために食べるのよ。
これじゃあ、お家に帰るころには、またお腹すいちゃうわ」
姫ちゃんは、お庭に巣を作って、そこにご飯を貯めていましたから、普段は遠くまでお散歩しません。
たまに近所のお庭に遠足に出かけますが、柿の実が生ったとか、モモの実が生ったときだけです。そういう時でも、その実だけをお腹いっぱい食べて、巣に帰っていきます。
「それでもいいけど、色々なお家を回ると、いろいろなご飯が貰えるよ」
「でも、どれもキャットフードでしょ?同じじゃない」
「違うよ、最初のお家のは鶏肉ごはん、次のお家は合挽きごはん、今食べたお家はお魚ごはんだよ」
姫ちゃんは、以前モモたんツアーで色々な葡萄を食べた事を思い出しました。
「姫ちゃん、猫ちゃんご飯にも色々あるんだ。
硬いのや、柔らかいの、鳥やお魚のササミとかもあるんだよ。
今日はあのお家で鶏肉ごはんを食べようとか、久しぶりにあっちのお家に行って合挽きごはんを食べようって考えると、とても楽しい」
「選ぶのが楽しいってことね」
「うん、そーいうこと」
「で、どれが一番おいしかったの?」
「えー?どれもだよー」
「じゃあどれ食べても同じじゃない!」
確かに姫ちゃんの言う通りです。どれも同じように満足できました。
何種類も食べて、モモタはグルメになりました。
ある時、一緒にお散歩していた姫ちゃんが言いました。
「いつもこんな遠くまで来て、ご飯をもらうの?」
「そうだよ」
「近くのお家でお腹いっぱい食べれば良いじゃない?」
「お散歩しながら回っていくんだ」
「こんなに歩いていたら、お腹すくでしょ?食べても食べても足りないじゃない?」
「うん、だから、いろんなお家でもらうんだよ」
姫ちゃんは納得いきません。
「わたしだったら、お家で食べるわ。
だってそうでしょ?ご飯はお腹いっぱいになるために食べるのよ。
これじゃあ、お家に帰るころには、またお腹すいちゃうわ」
姫ちゃんは、お庭に巣を作って、そこにご飯を貯めていましたから、普段は遠くまでお散歩しません。
たまに近所のお庭に遠足に出かけますが、柿の実が生ったとか、モモの実が生ったときだけです。そういう時でも、その実だけをお腹いっぱい食べて、巣に帰っていきます。
「それでもいいけど、色々なお家を回ると、いろいろなご飯が貰えるよ」
「でも、どれもキャットフードでしょ?同じじゃない」
「違うよ、最初のお家のは鶏肉ごはん、次のお家は合挽きごはん、今食べたお家はお魚ごはんだよ」
姫ちゃんは、以前モモたんツアーで色々な葡萄を食べた事を思い出しました。
「姫ちゃん、猫ちゃんご飯にも色々あるんだ。
硬いのや、柔らかいの、鳥やお魚のササミとかもあるんだよ。
今日はあのお家で鶏肉ごはんを食べようとか、久しぶりにあっちのお家に行って合挽きごはんを食べようって考えると、とても楽しい」
「選ぶのが楽しいってことね」
「うん、そーいうこと」
「で、どれが一番おいしかったの?」
「えー?どれもだよー」
「じゃあどれ食べても同じじゃない!」
確かに姫ちゃんの言う通りです。どれも同じように満足できました。
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