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第7話 試験開始
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兵士長「試験期間は3日間だ。初日の1日目は 参加者を半分まで減らせ。なお 方法はお前たちにまかせる。主体的に行動をして50人の参加者を25人に絞っておけ 以上!」
会場がざわめいた。
方法を任せるというのはどういう事だろう?
腕っぷしの強いヤツが兵士になれるんじゃないのか?
いったいどうなってる?
細身の剣士が口を開いた
「兵士長殿 半分に減らせとはどういうことですか?何をして決めればいいのですか?」
兵士長はあごひげに手を当ててさすると ため息を一つついて話始めた
「何をすればいいかだと?甘ったれるな!今回の募集する兵士は小隊で行動する事がほとんどだ。腕っぷしが強いデクノ坊どもを集めたところで 何の成果も上がらない。主体的に行動をしながら隊のために尽くせる人間が必要だ。以上だ」
兵士長が建物の中に消えて会場には参加者だけが残された。
沈黙がつづいたがしばらくすると しびれを切らして大声を上げる者たちが現れる。
「我が名はハッサン! 夕方までに25人を倒せばよいのであろう! さあ 落選したいものはかかってくるがよい!」
ハッサンは 槍を使う戦士で挑んできた者と戦っていく。
あちらこちらで ハッサンのように声を上げる者が現れ始め
力比べや追いかけっこなど 様々な勝負を始めだした。
しかし ハッサンも 始めの数人には勝利したものの連戦続きで負けてしまい。
次の勝者が 勝負の方法を変えて後を引き継いでいた。
このまま夕方までに25人になるという事があるのだろうか?
俺たち3人が合格する方法を考えなくちゃいけない。
そんなとき アケミが口を開いた。
「みんな勝手に勝負を始めてくれたわね。何もしなければ25人の中に残れそうだけど。。それで残っても 明日 兵士長にどう勝ち残ったのかを聞かれたら不合格にされてしまうかもしれないわ。
まだ 試験は2日も残っているのよ。主体的な行動をとりながら25人の中に残らなくっちゃ どうするトシユキ?」
「そう言えば リーファはどこへ行ったんだ?」
「見て あそこにいるわ」
・・・・
「我こそは エルフの里の守り人リーファ 勝負 しろ」
男たちは勝負をするためというより 野次馬のようにリーファを取り囲んでいた。
そのうち一人のスケベそうな顔の男が勝負を挑んだ。
「うひょ~ 金髪のエルフじゃねぇか がははは いいぜ 俺がお前の服を切裂いてやるよ!」
男はサーベルを構えて様子をうかがっている
「おっさんが 相手か?。。。 よし ファイアボール!!」
リーファは 火球を手に平に出すとおっさんに火球を投げつけた。
ドッカン!!
おっさんは吹き飛んだ。
「お・・お嬢ちゃん・・ 魔法を使うとか反則だ。。て・・ぇ・・ぐぶ。。」
会場はざわめく、剣の勝負と思ったらいきなり魔法を撃ってくるのだから無理もないだろう。
でもこれで リーファの最低条件は満たしただろうか?
問題は俺たち二人なのかもしれない。
時間が経てば弱いヤツがいなくなってやりにくくなるし、条件を満たしたと判断した連中は勝負すらしてくれないだろう。
そんなとき ローブを着た剣士の女が話しかけてきた。
「た。。たのもう!! お。。お前はこの試験を どう見る?」
「なんだ? 俺たちと勝負したいのか? ん! お前は 兵士募集の立て札のところにいた剣士じゃないか」
「ああ。それよりもお前を倒してもおそらく不合格になるぞ。デクノ坊はいらないとも言っていただろう。だから正解はもっと別にあるのさ」
何を考えている?
俺は冷静に会場を見渡した。
会場では種目は違えど 一対一の勝負が行われていた。
50人を半分にするという条件なのだから 一対一の勝負をして最低限の条件を満たそうとするのは当たり前の発想だろう。
だけど この剣士の女の言うことが何か引っかかる。
それに アケミも一緒に合格しなければいけない。
アケミ・・も 一緒に・・ ん!・・そうか。
「連中がやっている勝負は 主体的に取り組んでいるように見えて一人で勝手にルールを決めて戦っているだけ。
会場の奴らは結局 独りよがりってことか?」
そんな正解があっていいのか?
そもそも正解なんてあるのか?
だけど この考えにたどり着いてしまうと会場の奴らのやっていることは
自己中な行動に思えてしまった。
「やはり お前もそう思うか。名乗るのが遅れたが私はスケルトン二刀流の女剣士ミリーだ。
田舎の母の暮らしを楽にしてやりたくて兵士になるためにこの街にやってきたのだ。
だが 田舎暮らしが長いため。一つ問題がある。
私はコミュ障なのだ。
今だって 勇気を出してぇ~ 話しかけたんだぞぉ!!」
「俺たちには話しかけられたじゃないか」
「会うのは二度目だし それにお前には私と同じ匂いを感じたのだ。
ベットのしたに数冊の本を隠し持ってそうな・・そんな匂いをな」
どんな親近感だよ
カミングアウトが済んだ安心感からか ミリーは体がブルブルと震え始めて
トイレを我慢しているようにうずくまってしまった。
アケミがミリーの肩に手を載せると 優しく微笑んだ
「大丈夫よ ミリー。リーファはとってもいい子よ。(私ほどじゃないけど)
私たちきっと仲良しになれるわ(はぁ~ 私ってなんて優しい、イイ子なのかしら)」
「ありがとう アケミ。後で一緒にトイレに行こうではないか」
アケミの心の声が聞こえないミリーは幸せ者だ。
こうして剣士ミリーが一時的に仲間に加わった。
「そうだ リーファのヤツも連れてこないとな。あのままじゃ不合格になってしまうぞ」
急いでリーファのところへ行くと 男たちが集まっていた
何かの勝負をさせられているのか?
不利な条件を持ち掛けられて勝手に負けられても困る。
交渉に俺も参加しようと人込みの中に入り込むと
笑顔のリーファが男たちからチヤホヤされて質問に答えていた。
「・・・だから 男は 殴っても いい」
「あははは さすがリーファさん」
「がははは シビれます!」
「ぼくたち・・わるい男じゃないよ プルプル・・」
いけない宗教が誕生してしまいそうだ。止めなくては・・
人込みに入りリーファを引っ張り出した。
「おい リーファ ちょっとこっちにこい」
「いやぁ~ん トシユキ 積極的で好き 好き」
だけど 男どもは人の壁を作り通さないつもりなのか?
罵声が飛んできた。
「リーファさんを そんな強引に引っ張るな!」
「そうだ そうだ」
「我々は リーファさんを掛けてお前との決闘を申し込む」
「そうだ!決闘だ!」
決闘を申し込む男たちの視線に貫かれそうだ。
すると リーファが俺の前に立って俺をかばうように両手を広げた。
「私たちの仲 だれも引き離せない。私が勝負する!」
苦虫をかみつぶしたような男どもの顔。
俺なんかをかばうリーファを憐れむように見る男の顔があった。
「リーファさん あなたは知らないのです。そこの男はただのむっつりです。
悪い男ですよ」
俺の事なんて何も知らないくせに好き放題行ってくれる
ただ いいや 待てよ。 これは 使えるのでは??
リーファの前に身を乗り出すと
「よし リーファを掛けて勝負をしてやろう。ただ 4人でチームを作った。だからお前たちも4人組で俺達に挑戦しろ!」
後ろから手が回りこんで俺は抱き着かれた。
リーファだ。
「私守ってくれる 大好き」
「放せ! 放せ!俺は元の世界に帰ると言っているだろ」
イチャイチャしているようにしか見えないのだろう
男どもから殺意のような強い気配を感じた。
ハゲた男が 前に出てきてタンカを切った。
「いい度胸だ
俺の名前は バル・フランソーワーズ・ジャンヌ・・5世だ。
こちらも最強の4人で勝負してやろう。
勝負の方法は 名家である俺の家に伝わる勝負で決着を付けるというのでどうだ?」
「いいだろう バル!」
「バルなどと気安く呼ぶな。名家だぞ」
ハゲた男はリーファの前に立つとお辞儀をして集団に戻っていった。
「それではリーファさん待っていてください」
こうしてリーファを連れ帰ってミリーと対面させた。
それにしても さっきの殺意は一体何だったんだろう?
人間のものとは思えなかったが・・。
会場がざわめいた。
方法を任せるというのはどういう事だろう?
腕っぷしの強いヤツが兵士になれるんじゃないのか?
いったいどうなってる?
細身の剣士が口を開いた
「兵士長殿 半分に減らせとはどういうことですか?何をして決めればいいのですか?」
兵士長はあごひげに手を当ててさすると ため息を一つついて話始めた
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あちらこちらで ハッサンのように声を上げる者が現れ始め
力比べや追いかけっこなど 様々な勝負を始めだした。
しかし ハッサンも 始めの数人には勝利したものの連戦続きで負けてしまい。
次の勝者が 勝負の方法を変えて後を引き継いでいた。
このまま夕方までに25人になるという事があるのだろうか?
俺たち3人が合格する方法を考えなくちゃいけない。
そんなとき アケミが口を開いた。
「みんな勝手に勝負を始めてくれたわね。何もしなければ25人の中に残れそうだけど。。それで残っても 明日 兵士長にどう勝ち残ったのかを聞かれたら不合格にされてしまうかもしれないわ。
まだ 試験は2日も残っているのよ。主体的な行動をとりながら25人の中に残らなくっちゃ どうするトシユキ?」
「そう言えば リーファはどこへ行ったんだ?」
「見て あそこにいるわ」
・・・・
「我こそは エルフの里の守り人リーファ 勝負 しろ」
男たちは勝負をするためというより 野次馬のようにリーファを取り囲んでいた。
そのうち一人のスケベそうな顔の男が勝負を挑んだ。
「うひょ~ 金髪のエルフじゃねぇか がははは いいぜ 俺がお前の服を切裂いてやるよ!」
男はサーベルを構えて様子をうかがっている
「おっさんが 相手か?。。。 よし ファイアボール!!」
リーファは 火球を手に平に出すとおっさんに火球を投げつけた。
ドッカン!!
おっさんは吹き飛んだ。
「お・・お嬢ちゃん・・ 魔法を使うとか反則だ。。て・・ぇ・・ぐぶ。。」
会場はざわめく、剣の勝負と思ったらいきなり魔法を撃ってくるのだから無理もないだろう。
でもこれで リーファの最低条件は満たしただろうか?
問題は俺たち二人なのかもしれない。
時間が経てば弱いヤツがいなくなってやりにくくなるし、条件を満たしたと判断した連中は勝負すらしてくれないだろう。
そんなとき ローブを着た剣士の女が話しかけてきた。
「た。。たのもう!! お。。お前はこの試験を どう見る?」
「なんだ? 俺たちと勝負したいのか? ん! お前は 兵士募集の立て札のところにいた剣士じゃないか」
「ああ。それよりもお前を倒してもおそらく不合格になるぞ。デクノ坊はいらないとも言っていただろう。だから正解はもっと別にあるのさ」
何を考えている?
俺は冷静に会場を見渡した。
会場では種目は違えど 一対一の勝負が行われていた。
50人を半分にするという条件なのだから 一対一の勝負をして最低限の条件を満たそうとするのは当たり前の発想だろう。
だけど この剣士の女の言うことが何か引っかかる。
それに アケミも一緒に合格しなければいけない。
アケミ・・も 一緒に・・ ん!・・そうか。
「連中がやっている勝負は 主体的に取り組んでいるように見えて一人で勝手にルールを決めて戦っているだけ。
会場の奴らは結局 独りよがりってことか?」
そんな正解があっていいのか?
そもそも正解なんてあるのか?
だけど この考えにたどり着いてしまうと会場の奴らのやっていることは
自己中な行動に思えてしまった。
「やはり お前もそう思うか。名乗るのが遅れたが私はスケルトン二刀流の女剣士ミリーだ。
田舎の母の暮らしを楽にしてやりたくて兵士になるためにこの街にやってきたのだ。
だが 田舎暮らしが長いため。一つ問題がある。
私はコミュ障なのだ。
今だって 勇気を出してぇ~ 話しかけたんだぞぉ!!」
「俺たちには話しかけられたじゃないか」
「会うのは二度目だし それにお前には私と同じ匂いを感じたのだ。
ベットのしたに数冊の本を隠し持ってそうな・・そんな匂いをな」
どんな親近感だよ
カミングアウトが済んだ安心感からか ミリーは体がブルブルと震え始めて
トイレを我慢しているようにうずくまってしまった。
アケミがミリーの肩に手を載せると 優しく微笑んだ
「大丈夫よ ミリー。リーファはとってもいい子よ。(私ほどじゃないけど)
私たちきっと仲良しになれるわ(はぁ~ 私ってなんて優しい、イイ子なのかしら)」
「ありがとう アケミ。後で一緒にトイレに行こうではないか」
アケミの心の声が聞こえないミリーは幸せ者だ。
こうして剣士ミリーが一時的に仲間に加わった。
「そうだ リーファのヤツも連れてこないとな。あのままじゃ不合格になってしまうぞ」
急いでリーファのところへ行くと 男たちが集まっていた
何かの勝負をさせられているのか?
不利な条件を持ち掛けられて勝手に負けられても困る。
交渉に俺も参加しようと人込みの中に入り込むと
笑顔のリーファが男たちからチヤホヤされて質問に答えていた。
「・・・だから 男は 殴っても いい」
「あははは さすがリーファさん」
「がははは シビれます!」
「ぼくたち・・わるい男じゃないよ プルプル・・」
いけない宗教が誕生してしまいそうだ。止めなくては・・
人込みに入りリーファを引っ張り出した。
「おい リーファ ちょっとこっちにこい」
「いやぁ~ん トシユキ 積極的で好き 好き」
だけど 男どもは人の壁を作り通さないつもりなのか?
罵声が飛んできた。
「リーファさんを そんな強引に引っ張るな!」
「そうだ そうだ」
「我々は リーファさんを掛けてお前との決闘を申し込む」
「そうだ!決闘だ!」
決闘を申し込む男たちの視線に貫かれそうだ。
すると リーファが俺の前に立って俺をかばうように両手を広げた。
「私たちの仲 だれも引き離せない。私が勝負する!」
苦虫をかみつぶしたような男どもの顔。
俺なんかをかばうリーファを憐れむように見る男の顔があった。
「リーファさん あなたは知らないのです。そこの男はただのむっつりです。
悪い男ですよ」
俺の事なんて何も知らないくせに好き放題行ってくれる
ただ いいや 待てよ。 これは 使えるのでは??
リーファの前に身を乗り出すと
「よし リーファを掛けて勝負をしてやろう。ただ 4人でチームを作った。だからお前たちも4人組で俺達に挑戦しろ!」
後ろから手が回りこんで俺は抱き着かれた。
リーファだ。
「私守ってくれる 大好き」
「放せ! 放せ!俺は元の世界に帰ると言っているだろ」
イチャイチャしているようにしか見えないのだろう
男どもから殺意のような強い気配を感じた。
ハゲた男が 前に出てきてタンカを切った。
「いい度胸だ
俺の名前は バル・フランソーワーズ・ジャンヌ・・5世だ。
こちらも最強の4人で勝負してやろう。
勝負の方法は 名家である俺の家に伝わる勝負で決着を付けるというのでどうだ?」
「いいだろう バル!」
「バルなどと気安く呼ぶな。名家だぞ」
ハゲた男はリーファの前に立つとお辞儀をして集団に戻っていった。
「それではリーファさん待っていてください」
こうしてリーファを連れ帰ってミリーと対面させた。
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