アルキュオンの不幸
「僕……見えるんです。他人の心の”色”が。
……だから、来ないで。きっとあなたも、後悔します」
あどけなく、可愛らしいような顔立ちの少年が目を伏せて放った一言は、人を強く拒むような、弱々しく恐れるような、そんな響きを含んでいた――
初めまして。らいと申します。処女作です。もしよろしければ、ぜひご一読ください。
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若い感性(違っていたらごめんなさい)のみずみずしい文章の、今後の伸びしろを感じさせる魅力があります。
色の表現も文学的で、書いていくほど、磨かれる素質があるのではないかなと思います。公開されている部分まで読ませていただきました。
音楽的な調律を感じさせる文章、人気のジャンルとは違いますが、へこたれず作品と向かいあってください。アルファは感想書く人少ないところですけれど、そういうサイトですので、割り切って創作続けて欲しいです
ご一読いただきありがとうございます!おっしゃる通り、未熟者でございます、、笑
色の表現についてお褒めいただけて、とても嬉しいです!まだまだ始めたてで右も左も分からないような者ですが、まずは思い通りのものを完成させることを目指して、頑張りたいと思います!
初めまして。
最新話まで読まさせていただきました。
他人の“色“が見えてしまう翠の心内の疎外感、複雑な家庭環境ならではの葛藤が上手く表現されていてとても引き込まれました。
心情描写も、独特な言い回しや様々な色を取り入れることによって非常に読者に伝わりやすい内容になっていると思います。
一つ勿体ないと思ったのは小説のルールについてです。
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私は別にそこら辺はあまり気にはしないのですが、読者が増えてくるとそういう部分を色々言ってくる人もいるので早めに言っておこうかと。
せっかく良い作品なのに内容ではなくてルールに関しての感想が来たら勿体ないじゃないですか😅
なのでスタイルは変えず、かつルールに則って執筆していけばもっと良い作品になると思います!
長文になってしまいましたが、これからも最新話の更新を楽しみにしております。
素敵な作品をありがとうございました😊
お読みいただきありがとうございます!!心情描写についてお褒め頂けて光栄です、、!ルールに関してのご指摘もありがとうございます!小説を読むのも、お話を作るのも大好きなのですが、お恥ずかしながらそういったルールには疎いもので、、教えて頂けてすごく助かりました!
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