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chapter9 がむしゃらロミオ
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「こっちへ」
竜馬は更衣室に向かってスタスタ歩いて行った
ジェニはあわてて彼を追いかけた
気絶しそうなくらい間の悪い状況へと
近づいて行った
ドアを開けてジェニは悲鳴を上げた
そこはシャワー室で竜馬が汗で湿った
タンクトップを脱いで
上半身裸になったからだ
「なっ何をしているんですかっ!」
「僕には時間がない
これから得意先で会議がある
どうしてここにいるのか謎だが
君が突然僕のタイムスケジュールに突撃してきたから
100歩譲ってスケジュールを遂行しながら
聞いてやろうというんだ
逆に感謝してほしいね
僕がシャワーをしている間、内容を話せ」
竜馬は何個かあるシャワー個室の
一番奥のつい立てに入って行った
つい立てからは彼の足首だけが見えた
つい立てから竜馬のショートパンツとボクサー
ブリーフが籠にポイッと放りこまれた
シャワーの栓をひねる音と同時に
お湯が流れる音も聞こえた
ふとジェニは自分にはあると思ってもなかった
想像力に取りつかれた
竜馬が降り注ぐお湯の下で
上を向いて逞しい大きな体に石鹸を塗っている・・・・
彼はとんでもない
精力的なセックスアピールのある
セクシーな男性だ
ああ・・・彼のシャンプーの匂いが
ここまで漂ってくる
凄く良い匂い・・・
何を使っているんだろう・・・
「これは時間との戦いだ
あと君の持ち時間はせいぜい20分だろう
さっさとプレゼンした方が君のためだと思うが?」
彼がシャワー個室から叫んだ
「だから今彼を解雇されたら困るんですっ
きやぁ~~~~~~~ああああ~~~ 」
ジェニが飛び上がってかん高い悲鳴をあげ
ロッカー室の隅に逃げ込んだ
「鼓膜が破れるっ!」
竜馬が耳を手で押さえて腰に
バスタオルを巻いてシャワー室から出てきたからだ
竜馬は更衣室に向かってスタスタ歩いて行った
ジェニはあわてて彼を追いかけた
気絶しそうなくらい間の悪い状況へと
近づいて行った
ドアを開けてジェニは悲鳴を上げた
そこはシャワー室で竜馬が汗で湿った
タンクトップを脱いで
上半身裸になったからだ
「なっ何をしているんですかっ!」
「僕には時間がない
これから得意先で会議がある
どうしてここにいるのか謎だが
君が突然僕のタイムスケジュールに突撃してきたから
100歩譲ってスケジュールを遂行しながら
聞いてやろうというんだ
逆に感謝してほしいね
僕がシャワーをしている間、内容を話せ」
竜馬は何個かあるシャワー個室の
一番奥のつい立てに入って行った
つい立てからは彼の足首だけが見えた
つい立てから竜馬のショートパンツとボクサー
ブリーフが籠にポイッと放りこまれた
シャワーの栓をひねる音と同時に
お湯が流れる音も聞こえた
ふとジェニは自分にはあると思ってもなかった
想像力に取りつかれた
竜馬が降り注ぐお湯の下で
上を向いて逞しい大きな体に石鹸を塗っている・・・・
彼はとんでもない
精力的なセックスアピールのある
セクシーな男性だ
ああ・・・彼のシャンプーの匂いが
ここまで漂ってくる
凄く良い匂い・・・
何を使っているんだろう・・・
「これは時間との戦いだ
あと君の持ち時間はせいぜい20分だろう
さっさとプレゼンした方が君のためだと思うが?」
彼がシャワー個室から叫んだ
「だから今彼を解雇されたら困るんですっ
きやぁ~~~~~~~ああああ~~~ 」
ジェニが飛び上がってかん高い悲鳴をあげ
ロッカー室の隅に逃げ込んだ
「鼓膜が破れるっ!」
竜馬が耳を手で押さえて腰に
バスタオルを巻いてシャワー室から出てきたからだ
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