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chapter1 堅物ボスは何者?
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初夏の一日が始まろうとしている
まだ朝の7時前だというのに
大和川の水面に太陽が照り返し
今日もガンガン照り付けるぞ!
と太陽がほくそ笑んでいるようだ
マンションの花壇のハイビスカスは
まるでここが南国の国の様に
大輪の花を咲かせていた
なんだかここ数年気候がおかしい
渋滞を避けて早めに出たというのに
早速朝の渋滞ラッシュにはまってしまった
この時間にこんな渋滞なら
いったい何時に家を出たらいいのだろう
神崎慈恵仁(ジェニ)は夕べ徹夜で
プレゼンテーション用の資料を仕上げ
一睡もしていない充血した目をこすった
水色の軽自動車ラパンの
白のフェイクファーのハンドルを右に切り
会社に通じる道路に車を走らせる
明日こそは電車で通勤をしようと心に決めるのに
毎晩終電に間に合うように帰れたためしがない
助手席には一晩かけて
仕上げたプレゼンテーション用の資料を保存した
全面ピンクのラインストーンを
張り付けてデコレーションしたノートpcと
スティックタイプのレーザーポインターが
無造作に放り投げられている
まだ朝の7時前だというのに
大和川の水面に太陽が照り返し
今日もガンガン照り付けるぞ!
と太陽がほくそ笑んでいるようだ
マンションの花壇のハイビスカスは
まるでここが南国の国の様に
大輪の花を咲かせていた
なんだかここ数年気候がおかしい
渋滞を避けて早めに出たというのに
早速朝の渋滞ラッシュにはまってしまった
この時間にこんな渋滞なら
いったい何時に家を出たらいいのだろう
神崎慈恵仁(ジェニ)は夕べ徹夜で
プレゼンテーション用の資料を仕上げ
一睡もしていない充血した目をこすった
水色の軽自動車ラパンの
白のフェイクファーのハンドルを右に切り
会社に通じる道路に車を走らせる
明日こそは電車で通勤をしようと心に決めるのに
毎晩終電に間に合うように帰れたためしがない
助手席には一晩かけて
仕上げたプレゼンテーション用の資料を保存した
全面ピンクのラインストーンを
張り付けてデコレーションしたノートpcと
スティックタイプのレーザーポインターが
無造作に放り投げられている
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