私が抱き続けた彼は~時を超えるアンドロイドは運命の博士を離さない~

 ここはもう、本物の花が咲くことのない世界。人は“ドーム”と呼ばれる限られた空間の中でのみ暮らしている。
 そんな世界で家事型アンドロイド、HF-0108は『博士』と呼ばれる風変りな人間の下へと派遣されることになる。博士と暮らす中で、HF-0108の中に理解不能なものが少しずつ宿っていく。

 ある日、HF-0108は博士から「セックスしよう」との誘いを受けるのだが……。

 機械に恋した博士と、彼から愛を教えてもらったアンドロイドの物語。

 
 ☆表紙はAIで作成しました。ムーンライトノベルズにも掲載しています。
24h.ポイント 0pt
71
小説 192,277 位 / 192,277件 SF 5,460 位 / 5,460件

あなたにおすすめの小説

結婚後に性別を選ぶ社会

廣瀬純一
SF
結婚してその後に性別を選ぶ社会の話

【SF短編集】機械娘たちの憂鬱

ジャン・幸田
SF
 何らかの事情で人間の姿を捨て、ロボットのようにされた女の子の運命を描く作品集。  過去の作品のアーカイブになりますが、新作も追加していきます。

私には見た目の年下の伯母が居る

岐阜の人
SF
私は父から聞かされた「私には軍のノアの箱舟計画で冷凍保存された姉が居る・・生きて居たら76の伯母に成る」と言う事を教えられた そして私は伯母に会うべく此の荒野を歩き伯母の眠る場所まで向かった

赤ずきんちゃんと狼獣人の甘々な初夜

真木
ファンタジー
純真な赤ずきんちゃんが狼獣人にみつかって、ぱくっと食べられちゃう、そんな甘々な初夜の物語。

IZA-イザ-

高山 祥
SF
私は時折り考える。 箱を手に取り選んだのは、 果たして「私」、なのだろうか。 その箱を選んだ「私」は何者であるのだろうか。 ーー令和という激動の時代も後半に差し掛かった頃。 日本は流行病と大震災を乗り越えて 「人工知能」を生活の基盤に置くようになっていた。 大手医療機器メーカに務める霧島瑞稀(きりしま みずき)は この世界の仕組みに違和感を感じていながらも、 日々を淡々と過ごしていた。 --今日の晩御飯も、明日着る服も、進学先も、仕事も、推奨される趣味嗜好においても、全てを「人工知能」が決めるこの世界を。 疑心をおくびにも出さず過ごすある日、瑞稀は友人に 謎のSNS投稿アカウント「Mirzam(ミルザム)」を紹介される。 一見ただの娯楽目的のアカウントに思えたが このMirzamの思いもよらない行動が切っ掛けとなり --瑞稀の人生の歯車が大きく動かされてしまう。 ここは「人工知能」に全てを委ねる世界。 そこに、貴方の意志はありますか? 貴方は、これから訪れる未来を --愛することができますか?

高校生とUFO

廣瀬純一
SF
UFOと遭遇した高校生の男女の体が入れ替わる話

果てしなき宇宙の片隅で 序章 サラマンダー

緋熊熊五郎
SF
果てしなき宇宙の片隅で、未知の生物などが紡ぐ物語 遂に火星に到達した人類は、2035年、入植地東キャナル市北東35キロの地点で、古代宇宙文明の残滓といえる宇宙船の残骸を発見した。その宇宙船の中から古代の神話、歴史、物語とも判断がつかない断簡を発掘し、それを平易に翻訳したのが本物語の序章、サラマンダーである。サラマンダーと名付けられた由縁は、断簡を納めていた金属ケースに、羽根を持ち、火を吐く赤い竜が描かれていたことによる。

Condense Nation

SF
西暦XXXX年、突如としてこの国は天から舞い降りた勢力によって制圧され、 正体不明の蓋世に自衛隊の抵抗も及ばずに封鎖されてしまう。 海外逃亡すら叶わぬ中で資源、優秀な人材を巡り、内戦へ勃発。 軍事行動を中心とした攻防戦が繰り広げられていった。 生存のためならルールも手段も決していとわず。 凌ぎを削って各地方の者達は独自の術をもって命を繋いでゆくが、 決して平坦な道もなくそれぞれの明日を願いゆく。 五感の界隈すら全て内側の央へ。 サイバーとスチームの間を目指して 登場する人物・団体・名称等は架空であり、 実在のものとは関係ありません。

処理中です...