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第一章
第23話:逮捕と取り消し
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嘉一が料理の研究と株式売買を行っている間に、証拠固めが完了していた。
外国勢力、国会議員、日本人活動家による認定放送持株会社や在京キー局、在阪準キー局、在名広域局に対する違法な買収がSNSで広められた。
同時に根回ししていた検察が動いて一斉摘発が行われた。
これによって認定放送持株会社や在京キー局、在阪準キー局、在名広域局、地方局の多くが放送免許を取り消された。
当然だが、外国勢力、国会議員、日本人活動家だけでなく、放送免許を取り消された在京キー局、在阪準キー局、在名広域局、地方局の社長以下役員も逮捕された。
普通ならとてもテレビ放映などできない状況なのだが、アニメやバラエティーを愉しみにしている人達を無視する事などできなかった。
政権与党もアニメやバラエティーの放映程度の事で、選挙で不利になるような事は嫌だった。
結局、公正な入札を早期に行う事と、放映の引継ぎが行われるまでは放送免許を取り消されたテレビ局が放映を続ける事になった。
何時でも何処でも誰でも何があっても事実を捻じ曲げてでも、反日反政府につながる放映をしていた連中が、ほぼ全員逮捕されているからできる事だった。
そうでなければ、何か他の捏造ニュースを放映して自分達に不利な情報は、放映しない自由を盾にして放映しなかっただろう。
嘉一が外患誘致罪と外患援助罪を黙認した罪で総務省を訴えた。
直接武力は使われていないが、ペンは剣よりも強いと言われる報道を乗っ取ろうとしたのは、武力に準ずるという理屈だった。
まして外国勢力、国会議員、日本人活動家は裁判官の買収までしたという事実があったため、門前払いにはできない状態だった。
各地でマスゴミに対するデモ活動が行われ、テレビ局、ラジオ局、新聞社、雑誌社に勤めていた人間は、自宅や職場で息をひそめなければいけない状態だった。
とてもではないが、家や職場を出られる雰囲気ではなくなっていた。
だがそれも自業自得だった。
マスゴミが叩いた芸能人はもちろん、実名報道された被害者家族も家を出られない状態で暮らしていたのだから。
犯罪者やその家族は実名報道をされず、のうのうと暮らしていたのに。
会社は放送免許を取り消されたが、土地や建物や社員は残る。
別の会社が土地や建物を買収して元社員を雇用する事は可能だった。
新しい会社を設立して土地や建物を買収して元社員を雇用する事も可能だ。
だがそれはとても大きな危険を伴っていた。
逮捕まではされていないが、外国勢力の影響を受けているかもしれない元職員を雇った会社には、放送免許が与えられない可能性があった。
しかしテレビを放映するには、熟練した技術者が必要になる。
テレビ放映に必要な技術者がいない会社にも、放送免許が与えられない可能性があったのが、新規参入を狙う企業にとっては頭の痛い問題だった。
それを解決する方法は、放送免許を取り消されていないテレビ局を買収して入札に参加する事なのだが、その全ての放送局の三分の一の株を既に嘉一が買収しており、新規参入を狙う企業は断念するしかなかった。
いや、断念せずに、嘉一に対抗して三分の一の株を買収する方法はあった。
嘉一に敵対するのではなく、協力し合う方法もあった。
だがこのようなよう状況では、底値だったテレビ局の株が、放送免許を取り消されなかったテレビ局に限り、暴騰してしまっていた。
結局、莫大な株を信用買いしていた嘉一が、また天文学的な利益を手に入れる事になったのだった。
嘉一は着々とマスメディアに対する影響力を手に入れていた。
個人、株式会社、NPO、同志、友人、知人の関係で、法的に許される最大割合の株を購入して、テレビ局、ラジオ局、新聞社、雑誌社の株を買い占めた。
抵抗しようとした者達には、付喪神や物の怪達が集めてくれた証拠を使って告訴したり噂を流したりして、社会的に抹殺した。
だがこれらの言動は、基本大人しくて精神的に弱い嘉一には荷が重い役目だった。
早々に矢面に出るのをやめなければ、心を病む可能性が高かった。
今日までやれてきた事が奇跡だったが、もう限界だった。
だからどうしても本人が出なければいけない事は、鏡の付喪神を複数使って影武者になってもらい、代行してもらった。
本人でなくてもいい事は、顧問弁護士に代行してもらった。
嘉一は家に閉じこもって、ほとんど外に出なくなっていた。
そうしなければいけないくらい、多くの敵に見張られていた。
嘉一に邪魔された外国勢力や活動家が報復の機会を狙っていた。
そんな勢力達は、自らの手を汚すことなく、反社に金を渡して嘉一を抹殺しようとしていたのだった。
その事は嘉一も最初から予測していた。
国会議員の不審な自殺や豊田商事などの事件では、権力者やマスゴミに都合の悪い証言をしようとする者は、反社を使って口封じされてきた。
だからこそ嘉一は神仏との繋がりを大切にして、何時でも常世に逃げ込めるようにしていたのだ。
神仏の後ろ盾があったから、何とか心身を壊すことなくやってこられたのだ。
何時自宅に暴漢が押し入ってくるか分からない状態が続いていたが、付喪神と物の怪達が護ってくれていたので、勇気を振り絞ってどうしても必要な所まではやった。
だがもう嘉一にはここまでが限界だった。
だからヘラ師達には事情を話して家に来ないようにしてもらった。
外部との接触は、電話か鏡の付喪神に頼んだ。
それだけではなく、日本有数の警備会社と契約して、自宅を護る警備員を常時十二人体制で庭にいてもらった。
そのために必要な拠点は、自営業をしていた時に使っていた十五坪の事務所を提供しており、着替えや食事や排泄だけでなく、交代で仮眠する事もできた。
それほど厳重に警戒していても、嘉一に対する恨みがとても大きかったのだろう。
これから勢力を取り戻すためには、とても邪魔な存在だったのだろう。
嘉一は繰り返し襲撃される事になった。
最初の襲撃は、熟練スナイパーによる狙撃だった。
家に陽の光を取り込むためのガラス窓に映った嘉一に向けて、狙撃が行われた。
狙撃される可能性も考慮していた嘉一は、決して窓には近づかなかった。
窓に近づいたのは、影武者の鏡付喪神だった。
スナイパーが狙っている事は、狙撃ポイントになりそうな場所を見張っていた物の怪達が教えてくれたのだ。
この事件は外国勢力による日本のマスメディア支配の一環だと大々的に放送されたが、この事が外患誘致や外患援助罪で訴えられている連中に著しく不利に作用した。
今までは具体的な武力ではなく、報道が武力に準ずるという、とても苦しいへ理屈で訴えていたのが、実際に狙撃という武力が使われたのだ。
だが、狙撃だけで終わらなかった。
狙撃に失敗したスナイパーは、逃げる事も自殺する事もできずに物の怪に気絶させられ、警察に逮捕されて取り調べを受ける事になった。
嘉一は全くの無傷で、影武者の鏡付喪神が外国勢力と活動家と元マスゴミを徹底糾弾する演説を行ってくれた。
報道の自由を盾に日本や政府、嘉一を糾弾し続けていたマスゴミ残党は、完全に日本の敵と国民に認識される事になった。
追い詰められた反日反政府勢力は、更なる武力に訴えた。
狙撃に失敗して以降、窓だけでなくシャッターまで下ろした嘉一宅を襲った。
嘉一を確実に殺すには、少々の武器では不可能だとりかいしたのだろう。
ついに擲弾発射器を使ってきたのだ。
嘉一宅に電話をかけて本人がいる事を確認したうえで、四方八方から 八九式火箭筒を叩き込んだのだった。
外国勢力、国会議員、日本人活動家による認定放送持株会社や在京キー局、在阪準キー局、在名広域局に対する違法な買収がSNSで広められた。
同時に根回ししていた検察が動いて一斉摘発が行われた。
これによって認定放送持株会社や在京キー局、在阪準キー局、在名広域局、地方局の多くが放送免許を取り消された。
当然だが、外国勢力、国会議員、日本人活動家だけでなく、放送免許を取り消された在京キー局、在阪準キー局、在名広域局、地方局の社長以下役員も逮捕された。
普通ならとてもテレビ放映などできない状況なのだが、アニメやバラエティーを愉しみにしている人達を無視する事などできなかった。
政権与党もアニメやバラエティーの放映程度の事で、選挙で不利になるような事は嫌だった。
結局、公正な入札を早期に行う事と、放映の引継ぎが行われるまでは放送免許を取り消されたテレビ局が放映を続ける事になった。
何時でも何処でも誰でも何があっても事実を捻じ曲げてでも、反日反政府につながる放映をしていた連中が、ほぼ全員逮捕されているからできる事だった。
そうでなければ、何か他の捏造ニュースを放映して自分達に不利な情報は、放映しない自由を盾にして放映しなかっただろう。
嘉一が外患誘致罪と外患援助罪を黙認した罪で総務省を訴えた。
直接武力は使われていないが、ペンは剣よりも強いと言われる報道を乗っ取ろうとしたのは、武力に準ずるという理屈だった。
まして外国勢力、国会議員、日本人活動家は裁判官の買収までしたという事実があったため、門前払いにはできない状態だった。
各地でマスゴミに対するデモ活動が行われ、テレビ局、ラジオ局、新聞社、雑誌社に勤めていた人間は、自宅や職場で息をひそめなければいけない状態だった。
とてもではないが、家や職場を出られる雰囲気ではなくなっていた。
だがそれも自業自得だった。
マスゴミが叩いた芸能人はもちろん、実名報道された被害者家族も家を出られない状態で暮らしていたのだから。
犯罪者やその家族は実名報道をされず、のうのうと暮らしていたのに。
会社は放送免許を取り消されたが、土地や建物や社員は残る。
別の会社が土地や建物を買収して元社員を雇用する事は可能だった。
新しい会社を設立して土地や建物を買収して元社員を雇用する事も可能だ。
だがそれはとても大きな危険を伴っていた。
逮捕まではされていないが、外国勢力の影響を受けているかもしれない元職員を雇った会社には、放送免許が与えられない可能性があった。
しかしテレビを放映するには、熟練した技術者が必要になる。
テレビ放映に必要な技術者がいない会社にも、放送免許が与えられない可能性があったのが、新規参入を狙う企業にとっては頭の痛い問題だった。
それを解決する方法は、放送免許を取り消されていないテレビ局を買収して入札に参加する事なのだが、その全ての放送局の三分の一の株を既に嘉一が買収しており、新規参入を狙う企業は断念するしかなかった。
いや、断念せずに、嘉一に対抗して三分の一の株を買収する方法はあった。
嘉一に敵対するのではなく、協力し合う方法もあった。
だがこのようなよう状況では、底値だったテレビ局の株が、放送免許を取り消されなかったテレビ局に限り、暴騰してしまっていた。
結局、莫大な株を信用買いしていた嘉一が、また天文学的な利益を手に入れる事になったのだった。
嘉一は着々とマスメディアに対する影響力を手に入れていた。
個人、株式会社、NPO、同志、友人、知人の関係で、法的に許される最大割合の株を購入して、テレビ局、ラジオ局、新聞社、雑誌社の株を買い占めた。
抵抗しようとした者達には、付喪神や物の怪達が集めてくれた証拠を使って告訴したり噂を流したりして、社会的に抹殺した。
だがこれらの言動は、基本大人しくて精神的に弱い嘉一には荷が重い役目だった。
早々に矢面に出るのをやめなければ、心を病む可能性が高かった。
今日までやれてきた事が奇跡だったが、もう限界だった。
だからどうしても本人が出なければいけない事は、鏡の付喪神を複数使って影武者になってもらい、代行してもらった。
本人でなくてもいい事は、顧問弁護士に代行してもらった。
嘉一は家に閉じこもって、ほとんど外に出なくなっていた。
そうしなければいけないくらい、多くの敵に見張られていた。
嘉一に邪魔された外国勢力や活動家が報復の機会を狙っていた。
そんな勢力達は、自らの手を汚すことなく、反社に金を渡して嘉一を抹殺しようとしていたのだった。
その事は嘉一も最初から予測していた。
国会議員の不審な自殺や豊田商事などの事件では、権力者やマスゴミに都合の悪い証言をしようとする者は、反社を使って口封じされてきた。
だからこそ嘉一は神仏との繋がりを大切にして、何時でも常世に逃げ込めるようにしていたのだ。
神仏の後ろ盾があったから、何とか心身を壊すことなくやってこられたのだ。
何時自宅に暴漢が押し入ってくるか分からない状態が続いていたが、付喪神と物の怪達が護ってくれていたので、勇気を振り絞ってどうしても必要な所まではやった。
だがもう嘉一にはここまでが限界だった。
だからヘラ師達には事情を話して家に来ないようにしてもらった。
外部との接触は、電話か鏡の付喪神に頼んだ。
それだけではなく、日本有数の警備会社と契約して、自宅を護る警備員を常時十二人体制で庭にいてもらった。
そのために必要な拠点は、自営業をしていた時に使っていた十五坪の事務所を提供しており、着替えや食事や排泄だけでなく、交代で仮眠する事もできた。
それほど厳重に警戒していても、嘉一に対する恨みがとても大きかったのだろう。
これから勢力を取り戻すためには、とても邪魔な存在だったのだろう。
嘉一は繰り返し襲撃される事になった。
最初の襲撃は、熟練スナイパーによる狙撃だった。
家に陽の光を取り込むためのガラス窓に映った嘉一に向けて、狙撃が行われた。
狙撃される可能性も考慮していた嘉一は、決して窓には近づかなかった。
窓に近づいたのは、影武者の鏡付喪神だった。
スナイパーが狙っている事は、狙撃ポイントになりそうな場所を見張っていた物の怪達が教えてくれたのだ。
この事件は外国勢力による日本のマスメディア支配の一環だと大々的に放送されたが、この事が外患誘致や外患援助罪で訴えられている連中に著しく不利に作用した。
今までは具体的な武力ではなく、報道が武力に準ずるという、とても苦しいへ理屈で訴えていたのが、実際に狙撃という武力が使われたのだ。
だが、狙撃だけで終わらなかった。
狙撃に失敗したスナイパーは、逃げる事も自殺する事もできずに物の怪に気絶させられ、警察に逮捕されて取り調べを受ける事になった。
嘉一は全くの無傷で、影武者の鏡付喪神が外国勢力と活動家と元マスゴミを徹底糾弾する演説を行ってくれた。
報道の自由を盾に日本や政府、嘉一を糾弾し続けていたマスゴミ残党は、完全に日本の敵と国民に認識される事になった。
追い詰められた反日反政府勢力は、更なる武力に訴えた。
狙撃に失敗して以降、窓だけでなくシャッターまで下ろした嘉一宅を襲った。
嘉一を確実に殺すには、少々の武器では不可能だとりかいしたのだろう。
ついに擲弾発射器を使ってきたのだ。
嘉一宅に電話をかけて本人がいる事を確認したうえで、四方八方から 八九式火箭筒を叩き込んだのだった。
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