セクハラした王太子を叩いたら荒地に追放になりましたが、愛犬が荒地まで追いかけてきてくれました。愛犬が国の守護獣だったのは私の責任?

「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
「理由の如何を問わず、オリビア嬢が王太子殿下を叩いたのは間違いない、魔の巣食う荒地に追放を命じる」私は国外追放刑にされてしまいました。
 王太子にお尻を撫でられて、思わず手が出てしまったと言っても許されませんでした。
 婚約者だったアバコーン侯爵家長男オリバーも庇ってはくださらず、婚約破棄されてしまいました。
 ナイフ一本銅貨一枚与えられず、魔獣の縄張りである荒地に放り出されてしまいました。
 でも、愛犬ジルが家を出て荒地まで追いかけてきてくれました。
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