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第1章
第39話:決戦
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結局、その日もプロウジェニタ・ヴァンパイアたちの襲撃はなかった。
夜が明けてから予言精霊ディースにあらゆる可能性を見てもらった。
その間四人は、徹夜の睡眠不足と緊張による精神疲労を回復させるために、精霊たちと猟犬見習たちに見張りをしてもらい、熟睡した。
「今日のプロウジェニタ・ヴァンパイアは戦力の増強に必死だったようよ。
ゾンビやレンブラントでは大魔境の奥には来られない。
レッサー・ヴァンパイアやインターミーディア・ヴァンパイアでも、亜竜が縄張りとしているこの辺りには来られない。
四人がこんな所に夜営していると知って、ハイア・ヴァンパイア以上をふやそうとして、可能性のある人間を襲っていたのよ」
四人が起きて予言精霊ディースに聞いた話は衝撃的だった。
自分たちがハイア・ヴァンパイア以上しか来られない場所に、平気でいられるのだと、人間離れしているのだと、ようやく自覚できた。
「向こうが警戒しているというのなら自信になるが、油断はしない」
「そうですわね、油断する訳にはいきませんわね」
「やったね、一日余分にレベル上げできるんだ」
「陽が暮れるまでに三つか四つはレベルを上げられるかな?」
「やってみなければ分からないが、それくらいは上げたいな」
「そうですわね、一つでも多くレベルを上げておきたいですわね」
「じゃあ、さっさと飯を食ってダンジョンに潜ろうぜ!」
「セーレ、村の飯を全部取り寄せてよ」
四人は村の料理上手が作ってくれた美味しいご飯を腹一杯食べた。
料理した後なので種類までは分からなかったが、柚子系の香草塩をまぶした魔鳥のもも肉ローストとウシ系魔獣の大腸をワサビ系の香草塩で焼いた料理を食べた。
四人は実戦形式のレベル上げを繰り返した。
連携して強大な敵を倒す練習のついでにレベル上げをした。
亜竜ダンジョンに沸く最強のモンスター、エルダー・ピュブレド・ドラゴンを連携して斃せるようになった。
カインとアベルが完全同調魔術を使えるようになった事が大きかった。
これまでは、同じレベルでも加護の有るエマとライアンには勝てなかった。
少し劣るのではなく、同じレベルなのに全く相手にならなかった。
だが今なら、二対一ではあるが、エマとライアンを超える強さを手に入れていた。
そのカインとアベルが、安全な遠距離から支援魔術を放てるのだ。
パーティーとしての戦闘力が桁外れに大きくなった。
「残念だがこれ以上強いモンスターは沸かない、他の戦術を試そう」
「そうですわね、四人の連携は完璧になりましたわ」
「俺たちは二人だけでエルダー・ピュブレド・ドラゴンを斃してみる」
「エマとライアンも二人だけで斃せるか試してみろ」
「そうだな、次はそれしかないな」
「ライアン、油断しないでくださいね」
四人は実戦訓練を兼ねたレベル上げを行い続けた。
だが、その場には精霊たちも猟犬見習たちもいた。
巻き込まれて何度も死んだが、その度にカインとアベルが蘇生していた。
そのお陰でカインとアベルの魔術レベルが上がった。
同時に、エマとカインとアベルから支援魔術を重ね掛けしてもらった精霊と猟犬見習が、少しでも亜竜や純血種竜に傷をつけた事で莫大な経験値を得ていた。
ヤング・ピュブレド・ドラゴンやアダルト・ピュブレド・ドラゴンを斃した時の攻撃割合は少なくても、純血種竜を斃した時に得られる経験値自体が膨大なので、元のレベルが四人に比べれば低い精霊や猟犬見習たちのレベルが上がった。
レベルが一つでも上がれば攻撃割合が少し多くなり、四人が純血種竜を斃した時に分け与えられる経験値も少し多くなり、またレベルが上がる好循環となった。
「そろそろ上がるか?」
「そうですわね、頃合いですわね」
「ここまでやったんだ、プロウジェニタ・ヴァンパイアにも勝てるよ」
「そう、そう、俺たちにかかったらプロウジェニタ・ヴァンパイアも一蹴さ」
四人は今日も日暮れ一時間前に地上に上がった。
事前に準備しておいたヴァンパイア除けの香を二十四カ所のカマドで焚いた。
急いで村から料理を取り寄せてもらい、完全に陽が暮れるまでに食べ終えた。
四人はプロウジェニタ・ヴァンパイアたちの奇襲を警戒して全力で索敵した。
身体強化して、五感を総動員して、敵の奇襲に備えた。
身体強化に加えて、索敵魔術も使って敵の奇襲を回避しようとした。
プロウジェニタ・ヴァンパイアたちの奇襲を警戒したのは四人だけではない。
精霊たちも猟犬見習たちも全力で見張っていた。
五感と魔術を使って奇襲されないようにした。
「四方八方、全方向から近寄って来る。
数は百八十五体だが、警戒すべきは八体だけだ。
プロウジェニタ・ヴァンパイアと思われる奴が一体。
スペシャル・グレイド・ヴァンパイアと思われる奴が二体。
ハイア・ヴァンパイアと思われる奴が五体だ。
残る百七十八体は雑魚だ、よほど油断しなければかすり傷もうけない」
ライアンが自信満々に言えたのは、村から防具が取り寄せられたからだ。
敵が相打ちを狙ってきたとしても、銀製の防具が身を守ってくれる。
心臓と頭を潰されない限り、首を刎ね飛ばされない限り、殺される事はない。
「ホーリー・エムパワーメント」
エマが順番に聖なる力を付与していく。
自分、ライアン、カイン、アベルの順に聖なる力を付与していく。
次に精霊たち、更に猟犬見習たちにも聖なる力を付与していく。
付与された聖なる力は、身体を覆い守ってくれる。
更に身につけている服や防具にも聖なる力が宿っていく。
特に銀製品に力が溜まりやすく、限界まで重ね掛けする。
「くっ、くっ、くっ、くっ、くっ、お待たせしてしまいましたか?」
ヴァンパイア除けの香の外に現れたプロウジェニタ・ヴァンパイアが、満面の笑みを浮かべながら四人に話しかけてきた。
夜が明けてから予言精霊ディースにあらゆる可能性を見てもらった。
その間四人は、徹夜の睡眠不足と緊張による精神疲労を回復させるために、精霊たちと猟犬見習たちに見張りをしてもらい、熟睡した。
「今日のプロウジェニタ・ヴァンパイアは戦力の増強に必死だったようよ。
ゾンビやレンブラントでは大魔境の奥には来られない。
レッサー・ヴァンパイアやインターミーディア・ヴァンパイアでも、亜竜が縄張りとしているこの辺りには来られない。
四人がこんな所に夜営していると知って、ハイア・ヴァンパイア以上をふやそうとして、可能性のある人間を襲っていたのよ」
四人が起きて予言精霊ディースに聞いた話は衝撃的だった。
自分たちがハイア・ヴァンパイア以上しか来られない場所に、平気でいられるのだと、人間離れしているのだと、ようやく自覚できた。
「向こうが警戒しているというのなら自信になるが、油断はしない」
「そうですわね、油断する訳にはいきませんわね」
「やったね、一日余分にレベル上げできるんだ」
「陽が暮れるまでに三つか四つはレベルを上げられるかな?」
「やってみなければ分からないが、それくらいは上げたいな」
「そうですわね、一つでも多くレベルを上げておきたいですわね」
「じゃあ、さっさと飯を食ってダンジョンに潜ろうぜ!」
「セーレ、村の飯を全部取り寄せてよ」
四人は村の料理上手が作ってくれた美味しいご飯を腹一杯食べた。
料理した後なので種類までは分からなかったが、柚子系の香草塩をまぶした魔鳥のもも肉ローストとウシ系魔獣の大腸をワサビ系の香草塩で焼いた料理を食べた。
四人は実戦形式のレベル上げを繰り返した。
連携して強大な敵を倒す練習のついでにレベル上げをした。
亜竜ダンジョンに沸く最強のモンスター、エルダー・ピュブレド・ドラゴンを連携して斃せるようになった。
カインとアベルが完全同調魔術を使えるようになった事が大きかった。
これまでは、同じレベルでも加護の有るエマとライアンには勝てなかった。
少し劣るのではなく、同じレベルなのに全く相手にならなかった。
だが今なら、二対一ではあるが、エマとライアンを超える強さを手に入れていた。
そのカインとアベルが、安全な遠距離から支援魔術を放てるのだ。
パーティーとしての戦闘力が桁外れに大きくなった。
「残念だがこれ以上強いモンスターは沸かない、他の戦術を試そう」
「そうですわね、四人の連携は完璧になりましたわ」
「俺たちは二人だけでエルダー・ピュブレド・ドラゴンを斃してみる」
「エマとライアンも二人だけで斃せるか試してみろ」
「そうだな、次はそれしかないな」
「ライアン、油断しないでくださいね」
四人は実戦訓練を兼ねたレベル上げを行い続けた。
だが、その場には精霊たちも猟犬見習たちもいた。
巻き込まれて何度も死んだが、その度にカインとアベルが蘇生していた。
そのお陰でカインとアベルの魔術レベルが上がった。
同時に、エマとカインとアベルから支援魔術を重ね掛けしてもらった精霊と猟犬見習が、少しでも亜竜や純血種竜に傷をつけた事で莫大な経験値を得ていた。
ヤング・ピュブレド・ドラゴンやアダルト・ピュブレド・ドラゴンを斃した時の攻撃割合は少なくても、純血種竜を斃した時に得られる経験値自体が膨大なので、元のレベルが四人に比べれば低い精霊や猟犬見習たちのレベルが上がった。
レベルが一つでも上がれば攻撃割合が少し多くなり、四人が純血種竜を斃した時に分け与えられる経験値も少し多くなり、またレベルが上がる好循環となった。
「そろそろ上がるか?」
「そうですわね、頃合いですわね」
「ここまでやったんだ、プロウジェニタ・ヴァンパイアにも勝てるよ」
「そう、そう、俺たちにかかったらプロウジェニタ・ヴァンパイアも一蹴さ」
四人は今日も日暮れ一時間前に地上に上がった。
事前に準備しておいたヴァンパイア除けの香を二十四カ所のカマドで焚いた。
急いで村から料理を取り寄せてもらい、完全に陽が暮れるまでに食べ終えた。
四人はプロウジェニタ・ヴァンパイアたちの奇襲を警戒して全力で索敵した。
身体強化して、五感を総動員して、敵の奇襲に備えた。
身体強化に加えて、索敵魔術も使って敵の奇襲を回避しようとした。
プロウジェニタ・ヴァンパイアたちの奇襲を警戒したのは四人だけではない。
精霊たちも猟犬見習たちも全力で見張っていた。
五感と魔術を使って奇襲されないようにした。
「四方八方、全方向から近寄って来る。
数は百八十五体だが、警戒すべきは八体だけだ。
プロウジェニタ・ヴァンパイアと思われる奴が一体。
スペシャル・グレイド・ヴァンパイアと思われる奴が二体。
ハイア・ヴァンパイアと思われる奴が五体だ。
残る百七十八体は雑魚だ、よほど油断しなければかすり傷もうけない」
ライアンが自信満々に言えたのは、村から防具が取り寄せられたからだ。
敵が相打ちを狙ってきたとしても、銀製の防具が身を守ってくれる。
心臓と頭を潰されない限り、首を刎ね飛ばされない限り、殺される事はない。
「ホーリー・エムパワーメント」
エマが順番に聖なる力を付与していく。
自分、ライアン、カイン、アベルの順に聖なる力を付与していく。
次に精霊たち、更に猟犬見習たちにも聖なる力を付与していく。
付与された聖なる力は、身体を覆い守ってくれる。
更に身につけている服や防具にも聖なる力が宿っていく。
特に銀製品に力が溜まりやすく、限界まで重ね掛けする。
「くっ、くっ、くっ、くっ、くっ、お待たせしてしまいましたか?」
ヴァンパイア除けの香の外に現れたプロウジェニタ・ヴァンパイアが、満面の笑みを浮かべながら四人に話しかけてきた。
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