40 / 87
第二章
第40話:従属爵位と国内爵位
しおりを挟む
カルプルニウス連邦が雪に閉じこめられる頃、俺は亜竜軍団と新たに国民となった者達を、本領地に連れて戻りました。
亜竜は、爬虫類とは違って恒温動物でした。
だからと言って、寒い所が好きでもなければ、寒さに強い訳でもありません。
生まれ育った場所が一番暮らしやすいのです。
亜竜達は、調教もかねて地竜森林で狩りをさせました。
騎士や御者は、一生懸命亜竜を操る技を身に付けようとしました。
餓死寸前で逃げてきた民は、必死で役に立つ事をアピールしようと、倒れるまで力仕事に励んでいました。
頑張る人達を見捨てるようなマクネイア家ではありません。
お腹一杯食べさせてあげました。
ただ、彼らの身分をどうするかで少しだけもめました。
奴隷なら、城や館の一室に押し込んでおけばいいです。
ですが一人前の農民として扱うのなら、自給自足してもらわなければいけません。
衣食住を自分で賄えないといけません。
「君達は奴隷ではない、一人前の農民として扱います。
ですが、今の貴方達は何も持っていません。
家はもちろん、服と言えるほどのものも身に付けていません。
食料を買うお金さえ持っていません」
「「「「「……」」」」」
「だから君達をこれまで通り、畑を失った農民として力仕事に雇ってあげます。
倒れるほどの重労働をさせますが、その代わり、お腹一杯食べさせてあげます。
雑魚寝ですが、城の一角に寝る場所も与えてあげます。
日当から食費と住居費は差し引きしますが、少しは貯金ができるようにしてあげますから、それを貯めて徐々に衣食住を整え、畑を買えるようになりなさい」
俺の言葉を聞いて希望を見出す者はいませんでした。
俺が嘘を言っていると思っているのでしょう。
噂に聞いている多くの侯国政治を考えれば、当然の事でしょう。
俺を信じない貧民のために使う時間は限られています。
侯王として最低限の時間しか使えません。
俺を信じようと信じまいと、やる事は同じです。
仁道的な統治を行うのですから、数年数十年後に信じてもらえればいいのです。
それに、少しでも時間があるのなら、農作業に使いたいのです。
特に研究と品種改良に時間と魔力を使いたいのです。
「ディド、御苦労だったな。
私にまで侯王位を渡してくれなくてもよかったのだぞ。
息子の手柄を横取りするようで胸が痛い」
八の村に居られる父上達に挨拶に行くと、開口一番に言われてしまいました。
父上らしいですが、俺にも息子としての想いがあります。
それに侯王位を全て渡したわけでもありません。
二つあるうちの一つを渡しただけです。
「父上の後継者は俺ですから、いずれ継承させていただけばいいだけの事です。
それよりも、父上を下に見る驕り高ぶった子供だと言われる方が嫌です。
俺の事を想って、素直に受けてください」
「素直に受けるも何も、もう多くの侯国で承認された地位を否定もできない。
ただ、自力で手に入れてもいない爵位は、イングルウッド侯王位だけで十分だ。
他の爵位はディドの物にしろ。
これだけは絶対に譲れないぞ」
父上が頑強に言い張られるので、ヒューズ侯爵位を父上に持ち続けていただく事は、諦めるしかありませんでした。
同時に、国王を脅迫してヒューズ侯爵位を侯王位にする必要が無くなりました。
ゲヌキウス王に少しでも知恵があるなら、こちらが要求する前にヒューズ侯爵位を侯王位にするか、マクネイア伯王位をマクネイア侯王位にするでしょう。
改めてゲヌキウス王に正使を送り、爵位の入れ替えを認めさせました。
俺の暴れっぷりを知っているゲヌキウス王は、何も言わず認めてくれました。
父上は、ゲヌキウス王国ではマクネイア伯王位を持ち、カルプルニウス連邦ではイングルウッド侯王位を持っています。
これで何所の国に行っても父上はイングルウッド侯王として扱われます。
小とはいえ一国の君主として扱われるのです。
俺も同じで、どこの国に行ってもヘレンズ侯王として扱われます。
同時に、ゲヌキウス王国のヒューズ侯爵として扱われます。
ブレイン男爵とマーガデール男爵はおまけ、付け足しのようなモノです。
付け足しの爵位など持っていても何の役にも立ちません。
従属爵位と言える侯爵位と男爵位ですが、その気になれば活用方法もあります。
王侯貴族が仕掛ける罠の中には、貴族しか入れない場所に誘い込み、殺してしまうと言う手段があります。
準男爵や騎士といった士族の地位を持つ家臣を締め出す事で、狙った相手を確実に仕留める陰湿な罠です。
それを防ぐ方法が無い訳ではありません。
心から信用できる家臣に爵位を貸し与えればいいのです。
配偶者は爵位保持者と同格という旧教徒の常識があります。
子女は爵位保持者の一階級下の爵位持ちとして扱うと言う不文律があります。
その考えや不文律を利用して、信用できる者を養子に迎えればいいと言う人がいるかもしれませんが、それは許されないのです。
爵位保持者の子供でも、正式な婚姻相手の子供でなかったら、神の祝福が得られないと言うのが旧教徒の考えなのです。
庶子には家を継ぐ資格がないのです。
そこまで厳密な旧教徒王侯貴族の血統主義は、絶対に養子を認めないのです。
嫡出子以外に爵位を与えるには、従属爵位を貸し与えるしかないのです。
「フラヴィオ、何かの場合に爵位が必要になるかもしれない。
ヒューズ侯爵位を貸すから活用してくれ」
「冗談はお止めください、フェルディナンド殿下。
私はマクネイア家の家宰です。
領地から離れるようなことはありませんから、爵位など不要です。
何とか活用したいと申されるのでしたら、護衛騎士に貸し与えてください」
「父上や俺に護衛騎士など不要だ。
それよりは、父上と俺が領地を離れている時に、位攻めされる方が困る」
「私に位攻めは無意味です。
王であろうと皇帝であろうと、地位など無視して殺してやります。
だから私に爵位は不要です。
それよりは、領地を離れる可能性があるジュリエットお嬢様とヴィットーリアお嬢様の事をお考えください」
「ヴィイ姉様は兎も角、ジュリ姉様は行き遅れと言われかねない年齢ですね。
確かに、どこかに輿入れされるなら、爵位持ちの護衛騎士か戦闘侍女が必要です。
だからこそ、フラヴィオにはヒューズ侯爵位を引き受けて欲しいのです。
フラヴィオの子供達なら、安心して姉様達を任せられます。
フラヴィオが侯爵になれば、彼らは伯爵待遇ですからね」
「うっ、それはそうなのですが」
「一番実子が多くて、その多くが護衛や侍女の役目に耐えるのは誰ですか?」
「……私です」
「嫡出長男のルーカは侯爵公子で護衛騎士。
同母妹の三人を侯爵令嬢侍女として外に出せるのは大きいですよ」
「それはその通りですが、彼らが納得するかどうか……」
「彼らには、俺が直接説得します。
ジュリ姉様とヴィイ姉様が外に嫁ぐとは限りませんが、侯王家となった以上、多くの王侯貴族から正室に迎えたいと打診があるはずです。
その護衛はとても厳しい役目になる事でしょう。
そこから逃げていては、胸を張ってフラヴィオの子女と言えなくなるでしょう」
「確かに、連中もそう言われては逃げられなくなるでしょうね」
「それに、フラヴィオの子女が伯爵待遇となれば、その配偶者達も伯爵待遇となりますから、倍の爵位持ち護衛を生み出すことができます」
「そこまで言われてしまうと、本当に断れなくなってしまいます」
「一番嫡出子が多く、我が家での貢献度も大きいのです。
論功行賞面だけでなく、これからの利用価値も多いのです。
四の五の言わずにヒューズ侯爵位を受けなさい」
「分かりました、侯爵位は喜んで受けさせていただきます。
ですが、マクネイア家のために命懸けで戦ってきたのは私だけではありません。
亡くなってしまった者達も含めて、私を基準として過不足のない褒美を与えてくださることを望みます」
「そうですね、我が家のために死んでいった者達に対する褒美は必要です。
では、こうしましょう。
外部の従属爵位は、これから我が家が利用するための物で、褒美ではない。
むしろ負担だと言う事をはっきりさせましょう」
「そうは言っても爵位でございます。
与えてもらえない者は、正当に評価してもらっていないと感じるモノですぞ」
「我が家に対するこれまでの忠勤は、内部爵位を作って評価しましょう。
父上と母上に相談したうえでの話ですが、我が家は侯王となったのです。
独自の国内爵位、伯爵・子爵・男爵を儲けてもおかしくないでしょう。
イングルウッド侯国の貴族位なら、喜んでくれるのではありませんか?
ただ、王侯貴族の中には侯国内爵位を認めない者もいるかもしれません。
そのような場合も考えて、士族位である準男爵位と騎士位も同時に与えます」
「悪くない考えですね。
若の発案として、インマヌエル殿下にお伝えください」
「分かりました、今直ぐ八の村に戻って父上を説得します」
亜竜は、爬虫類とは違って恒温動物でした。
だからと言って、寒い所が好きでもなければ、寒さに強い訳でもありません。
生まれ育った場所が一番暮らしやすいのです。
亜竜達は、調教もかねて地竜森林で狩りをさせました。
騎士や御者は、一生懸命亜竜を操る技を身に付けようとしました。
餓死寸前で逃げてきた民は、必死で役に立つ事をアピールしようと、倒れるまで力仕事に励んでいました。
頑張る人達を見捨てるようなマクネイア家ではありません。
お腹一杯食べさせてあげました。
ただ、彼らの身分をどうするかで少しだけもめました。
奴隷なら、城や館の一室に押し込んでおけばいいです。
ですが一人前の農民として扱うのなら、自給自足してもらわなければいけません。
衣食住を自分で賄えないといけません。
「君達は奴隷ではない、一人前の農民として扱います。
ですが、今の貴方達は何も持っていません。
家はもちろん、服と言えるほどのものも身に付けていません。
食料を買うお金さえ持っていません」
「「「「「……」」」」」
「だから君達をこれまで通り、畑を失った農民として力仕事に雇ってあげます。
倒れるほどの重労働をさせますが、その代わり、お腹一杯食べさせてあげます。
雑魚寝ですが、城の一角に寝る場所も与えてあげます。
日当から食費と住居費は差し引きしますが、少しは貯金ができるようにしてあげますから、それを貯めて徐々に衣食住を整え、畑を買えるようになりなさい」
俺の言葉を聞いて希望を見出す者はいませんでした。
俺が嘘を言っていると思っているのでしょう。
噂に聞いている多くの侯国政治を考えれば、当然の事でしょう。
俺を信じない貧民のために使う時間は限られています。
侯王として最低限の時間しか使えません。
俺を信じようと信じまいと、やる事は同じです。
仁道的な統治を行うのですから、数年数十年後に信じてもらえればいいのです。
それに、少しでも時間があるのなら、農作業に使いたいのです。
特に研究と品種改良に時間と魔力を使いたいのです。
「ディド、御苦労だったな。
私にまで侯王位を渡してくれなくてもよかったのだぞ。
息子の手柄を横取りするようで胸が痛い」
八の村に居られる父上達に挨拶に行くと、開口一番に言われてしまいました。
父上らしいですが、俺にも息子としての想いがあります。
それに侯王位を全て渡したわけでもありません。
二つあるうちの一つを渡しただけです。
「父上の後継者は俺ですから、いずれ継承させていただけばいいだけの事です。
それよりも、父上を下に見る驕り高ぶった子供だと言われる方が嫌です。
俺の事を想って、素直に受けてください」
「素直に受けるも何も、もう多くの侯国で承認された地位を否定もできない。
ただ、自力で手に入れてもいない爵位は、イングルウッド侯王位だけで十分だ。
他の爵位はディドの物にしろ。
これだけは絶対に譲れないぞ」
父上が頑強に言い張られるので、ヒューズ侯爵位を父上に持ち続けていただく事は、諦めるしかありませんでした。
同時に、国王を脅迫してヒューズ侯爵位を侯王位にする必要が無くなりました。
ゲヌキウス王に少しでも知恵があるなら、こちらが要求する前にヒューズ侯爵位を侯王位にするか、マクネイア伯王位をマクネイア侯王位にするでしょう。
改めてゲヌキウス王に正使を送り、爵位の入れ替えを認めさせました。
俺の暴れっぷりを知っているゲヌキウス王は、何も言わず認めてくれました。
父上は、ゲヌキウス王国ではマクネイア伯王位を持ち、カルプルニウス連邦ではイングルウッド侯王位を持っています。
これで何所の国に行っても父上はイングルウッド侯王として扱われます。
小とはいえ一国の君主として扱われるのです。
俺も同じで、どこの国に行ってもヘレンズ侯王として扱われます。
同時に、ゲヌキウス王国のヒューズ侯爵として扱われます。
ブレイン男爵とマーガデール男爵はおまけ、付け足しのようなモノです。
付け足しの爵位など持っていても何の役にも立ちません。
従属爵位と言える侯爵位と男爵位ですが、その気になれば活用方法もあります。
王侯貴族が仕掛ける罠の中には、貴族しか入れない場所に誘い込み、殺してしまうと言う手段があります。
準男爵や騎士といった士族の地位を持つ家臣を締め出す事で、狙った相手を確実に仕留める陰湿な罠です。
それを防ぐ方法が無い訳ではありません。
心から信用できる家臣に爵位を貸し与えればいいのです。
配偶者は爵位保持者と同格という旧教徒の常識があります。
子女は爵位保持者の一階級下の爵位持ちとして扱うと言う不文律があります。
その考えや不文律を利用して、信用できる者を養子に迎えればいいと言う人がいるかもしれませんが、それは許されないのです。
爵位保持者の子供でも、正式な婚姻相手の子供でなかったら、神の祝福が得られないと言うのが旧教徒の考えなのです。
庶子には家を継ぐ資格がないのです。
そこまで厳密な旧教徒王侯貴族の血統主義は、絶対に養子を認めないのです。
嫡出子以外に爵位を与えるには、従属爵位を貸し与えるしかないのです。
「フラヴィオ、何かの場合に爵位が必要になるかもしれない。
ヒューズ侯爵位を貸すから活用してくれ」
「冗談はお止めください、フェルディナンド殿下。
私はマクネイア家の家宰です。
領地から離れるようなことはありませんから、爵位など不要です。
何とか活用したいと申されるのでしたら、護衛騎士に貸し与えてください」
「父上や俺に護衛騎士など不要だ。
それよりは、父上と俺が領地を離れている時に、位攻めされる方が困る」
「私に位攻めは無意味です。
王であろうと皇帝であろうと、地位など無視して殺してやります。
だから私に爵位は不要です。
それよりは、領地を離れる可能性があるジュリエットお嬢様とヴィットーリアお嬢様の事をお考えください」
「ヴィイ姉様は兎も角、ジュリ姉様は行き遅れと言われかねない年齢ですね。
確かに、どこかに輿入れされるなら、爵位持ちの護衛騎士か戦闘侍女が必要です。
だからこそ、フラヴィオにはヒューズ侯爵位を引き受けて欲しいのです。
フラヴィオの子供達なら、安心して姉様達を任せられます。
フラヴィオが侯爵になれば、彼らは伯爵待遇ですからね」
「うっ、それはそうなのですが」
「一番実子が多くて、その多くが護衛や侍女の役目に耐えるのは誰ですか?」
「……私です」
「嫡出長男のルーカは侯爵公子で護衛騎士。
同母妹の三人を侯爵令嬢侍女として外に出せるのは大きいですよ」
「それはその通りですが、彼らが納得するかどうか……」
「彼らには、俺が直接説得します。
ジュリ姉様とヴィイ姉様が外に嫁ぐとは限りませんが、侯王家となった以上、多くの王侯貴族から正室に迎えたいと打診があるはずです。
その護衛はとても厳しい役目になる事でしょう。
そこから逃げていては、胸を張ってフラヴィオの子女と言えなくなるでしょう」
「確かに、連中もそう言われては逃げられなくなるでしょうね」
「それに、フラヴィオの子女が伯爵待遇となれば、その配偶者達も伯爵待遇となりますから、倍の爵位持ち護衛を生み出すことができます」
「そこまで言われてしまうと、本当に断れなくなってしまいます」
「一番嫡出子が多く、我が家での貢献度も大きいのです。
論功行賞面だけでなく、これからの利用価値も多いのです。
四の五の言わずにヒューズ侯爵位を受けなさい」
「分かりました、侯爵位は喜んで受けさせていただきます。
ですが、マクネイア家のために命懸けで戦ってきたのは私だけではありません。
亡くなってしまった者達も含めて、私を基準として過不足のない褒美を与えてくださることを望みます」
「そうですね、我が家のために死んでいった者達に対する褒美は必要です。
では、こうしましょう。
外部の従属爵位は、これから我が家が利用するための物で、褒美ではない。
むしろ負担だと言う事をはっきりさせましょう」
「そうは言っても爵位でございます。
与えてもらえない者は、正当に評価してもらっていないと感じるモノですぞ」
「我が家に対するこれまでの忠勤は、内部爵位を作って評価しましょう。
父上と母上に相談したうえでの話ですが、我が家は侯王となったのです。
独自の国内爵位、伯爵・子爵・男爵を儲けてもおかしくないでしょう。
イングルウッド侯国の貴族位なら、喜んでくれるのではありませんか?
ただ、王侯貴族の中には侯国内爵位を認めない者もいるかもしれません。
そのような場合も考えて、士族位である準男爵位と騎士位も同時に与えます」
「悪くない考えですね。
若の発案として、インマヌエル殿下にお伝えください」
「分かりました、今直ぐ八の村に戻って父上を説得します」
11
お気に入りに追加
374
あなたにおすすめの小説
転生したおばあちゃんはチートが欲しい ~この世界が乙女ゲームなのは誰も知らない~
ピエール
ファンタジー
おばあちゃん。
異世界転生しちゃいました。
そういえば、孫が「転生するとチートが貰えるんだよ!」と言ってたけど
チート無いみたいだけど?
おばあちゃんよく分かんないわぁ。
頭は老人 体は子供
乙女ゲームの世界に紛れ込んだ おばあちゃん。
当然、おばあちゃんはここが乙女ゲームの世界だなんて知りません。
訳が分からないながら、一生懸命歩んで行きます。
おばあちゃん奮闘記です。
果たして、おばあちゃんは断罪イベントを回避できるか?
[第1章おばあちゃん編]は文章が拙い為読みづらいかもしれません。
第二章 学園編 始まりました。
いよいよゲームスタートです!
[1章]はおばあちゃんの語りと生い立ちが多く、あまり話に動きがありません。
話が動き出す[2章]から読んでも意味が分かると思います。
おばあちゃんの転生後の生活に興味が出てきたら一章を読んでみて下さい。(伏線がありますので)
初投稿です
不慣れですが宜しくお願いします。
最初の頃、不慣れで長文が書けませんでした。
申し訳ございません。
少しづつ修正して纏めていこうと思います。
転生したら神だった。どうすんの?
埼玉ポテチ
ファンタジー
転生した先は何と神様、しかも他の神にお前は神じゃ無いと天界から追放されてしまった。僕はこれからどうすれば良いの?
人間界に落とされた神が天界に戻るのかはたまた、地上でスローライフを送るのか?ちょっと変わった異世界ファンタジーです。
転生令嬢の食いしん坊万罪!
ねこたま本店
ファンタジー
訳も分からないまま命を落とし、訳の分からない神様の手によって、別の世界の公爵令嬢・プリムローズとして転生した、美味しい物好きな元ヤンアラサー女は、自分に無関心なバカ父が後妻に迎えた、典型的なシンデレラ系継母と、我が儘で性格の悪い妹にイビられたり、事故物件王太子の中継ぎ婚約者にされたりつつも、しぶとく図太く生きていた。
そんなある日、プリムローズは王侯貴族の子女が6~10歳の間に受ける『スキル鑑定の儀』の際、邪悪とされる大罪系スキルの所有者であると判定されてしまう。
プリムローズはその日のうちに、同じ判定を受けた唯一の友人、美少女と見まごうばかりの気弱な第二王子・リトス共々捕えられた挙句、国境近くの山中に捨てられてしまうのだった。
しかし、中身が元ヤンアラサー女の図太い少女は諦めない。
プリムローズは時に気弱な友の手を引き、時に引いたその手を勢い余ってブン回しながらも、邪悪と断じられたスキルを駆使して生き残りを図っていく。
これは、図太くて口の悪い、ちょっと(?)食いしん坊な転生令嬢が、自分なりの幸せを自分の力で掴み取るまでの物語。
こちらの作品は、2023年12月28日から、カクヨム様でも掲載を開始しました。
今後、カクヨム様掲載用にほんのちょっとだけ内容を手直しし、1話ごとの文章量を増やす事でトータルの話数を減らした改訂版を、1日に2回のペースで投稿していく予定です。多量の加筆修正はしておりませんが、もしよろしければ、カクヨム版の方もご笑覧下さい。
※作者が適当にでっち上げた、完全ご都合主義的世界です。細かいツッコミはご遠慮頂ければ幸いです。もし、目に余るような誤字脱字を発見された際には、コメント欄などで優しく教えてやって下さい。
※検討の結果、「ざまぁ要素あり」タグを追加しました。
称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
転生先ではゆっくりと生きたい
ひつじ
ファンタジー
勉強を頑張っても、仕事を頑張っても誰からも愛されなかったし必要とされなかった藤田明彦。
事故で死んだ明彦が出会ったのは……
転生先では愛されたいし必要とされたい。明彦改めソラはこの広い空を見ながらゆっくりと生きることを決めた
小説家になろうでも連載中です。
なろうの方が話数が多いです。
https://ncode.syosetu.com/n8964gh/
最難関ダンジョンで裏切られ切り捨てられたが、スキル【神眼】によってすべてを視ることが出来るようになった冒険者はざまぁする
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
【第15回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞作】
僕のスキル【神眼】は隠しアイテムや隠し通路、隠しトラップを見破る力がある。
そんな元奴隷の僕をレオナルドたちは冒険者仲間に迎え入れてくれた。
でもダンジョン内でピンチになった時、彼らは僕を追放した。
死に追いやられた僕は世界樹の精に出会い、【神眼】のスキルを極限まで高めてもらう。
そして三年の修行を経て、僕は世界最強へと至るのだった。
レベルカンストとユニークスキルで異世界満喫致します
風白春音
ファンタジー
俺、猫屋敷出雲《ねこやしきいずも》は新卒で入社した会社がブラック過ぎてある日自宅で意識を失い倒れてしまう。誰も見舞いなど来てくれずそのまま孤独死という悲惨な死を遂げる。
そんな悲惨な死に方に女神は同情したのか、頼んでもいないのに俺、猫屋敷出雲《ねこやしきいずも》を勝手に転生させる。転生後の世界はレベルという概念がある世界だった。
しかし女神の手違いか俺のレベルはカンスト状態であった。さらに唯一無二のユニークスキル視認強奪《ストック》というチートスキルを持って転生する。
これはレベルの概念を超越しさらにはユニークスキルを持って転生した少年の物語である。
※俺TUEEEEEEEE要素、ハーレム要素、チート要素、ロリ要素などテンプレ満載です。
※小説家になろうでも投稿しています。
レベル上限5の解体士 解体しかできない役立たずだったけど5レベルになったら世界が変わりました
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
前世で不慮な事故で死んだ僕、今の名はティル
異世界に転生できたのはいいけど、チートは持っていなかったから大変だった
孤児として孤児院で育った僕は育ての親のシスター、エレステナさんに何かできないかといつも思っていた
そう思っていたある日、いつも働いていた冒険者ギルドの解体室で魔物の解体をしていると、まだ死んでいない魔物が混ざっていた
その魔物を解体して絶命させると5レベルとなり上限に達したんだ。普通の人は上限が99と言われているのに僕は5おかしな話だ。
5レベルになったら世界が変わりました
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる