41 / 44
第一章
第41話:影武者
しおりを挟む
アバディーン王国歴101年1月21日、王都王城王宮、深雪視点
「カーツ様、近隣諸国を全て併合するのですか?」
「いえ、併合する訳ではありません、聖女深雪様を頂点に連合するだけです」
「連合ですか、王も王族も捕虜にしたままですよね?」
「はい、本人は捕虜にしたままです」
「本人は捕虜にしたままとは、どういう意味ですか?」
「影武者を使います」
「影武者?」
「私の使い魔たちは、人間の姿に変化する事ができます。
捕虜にしている王や王族たちに変化させて、近隣諸国を支配下に置きます」
「それは、少し卑怯な気がするのですが……」
「確かに卑怯な方法かもしれませんが、これが1番平民の犠牲者が少なくなる方法だと思っています」
「どういう意味ですか?」
「この世界の常識に従って、莫大な身代金を取って王や王族を解放したら、支払った身代金を取り返そうと、平民に重税を課します。
そんな事になってしまったら、それでなくとも食うや食わずの平民は、半数以上が餓死してしまいます。
聖女深雪様は、そのような方法を望まれますか?」
「絶対に望みません、命懸けで止めさせます!」
「はい、それが分かっておりますので、身代金を取って解放しません。
ですが、身代金を取らずに解放しても、報復の機会を狙って軍備を整えます。
軍備を整えるには莫大なお金が必要になります。
それもまた平民に重き税を課して餓死させる事になします。
聖女深雪様はそのような事は望まれないでしょう?」
「絶対に望みません、断固阻止します」
「ですから、王も王族も解放できません、分かって頂けますか?」
「分かりました、王や王族は解放しない、それで良いです。
ですが、何故それが使い魔に影武者をさせる事になるのですか?」
「影武者を使って国を治めないと、国内の有力貴族が王位に就こうと争います。
内乱が起きれば、多くの平民が巻き込まれて死んでしまいます。
聖女深雪様はそのような事を望まれますか?」
「望みません、絶対に阻止します、この身を最前線に置いても断固阻止します」
「聖女深雪様ならそう言われると思っていました。
内乱を防ぐためには、我が国が侵攻して力で押さえつけなければなりません。
ですが、そんな事をすれば、侵攻先の貴族士族が軍事力で阻止しようとします。
内乱ではなく、侵略戦争が始まります。
この場合でも、多くの平民が巻き込まれて死んでしまいます。
聖女深雪様はそのような事を望まれますか?」
「望みません、絶対に嫌です。
カーツ様のお話では、アバディーン王国は私を盟主とした国にするのですよね?
私が侵略戦争を引き起こして、支配下に置いた国の盟主になるのは絶対に嫌です。
カーツ様に強く命じてでも侵攻を止めていただきます!」
「聖女深雪様ならそう言われると思っていました。
ですが、我が国が侵攻しなければ、先ほど申し上げた内乱が起こります。
侵攻をせず、内乱も起こさせないようにするとなると、王に化けた使い魔にこれまで通り統治させるしかありません。
いえ、これまで通りではありません。
これまでなら、国境線で小規模な争いが繰り返されていましたが、影武者が強く命じる事で紛争を防ぐ事ができます。
何より、国同士の争いを利用して、両国の村を襲っていた山賊を、協力して討伐する事ができるようになります。
更に言えば、国同士の争いを利用して、領軍の兵士を使って山賊をさせていた貴族に厳しい罰を与える事ができるようになります」
「そんな風に説明されてしまうと、影武者が卑怯だとは言い難いですね。
頃合を見て本当の王と影武者を入れ変えるのは……だめですね?」
「はい、どれほど反省したフリをしても、本性は変えられません。
権力を取り戻したら、必ず悪事に走ります。
それに、王と王族には、これまで犯してきた罪を償ってもらわないといけません。
多くの民が、王の酷政で餓死しているのです。
何万何十万の民が、怨嗟の声をあげているのを無視して、王を許されるのですか?
親兄弟、子や孫を餓死に追い込まれた家族がいるのですよ?
その者たちの心を踏みにじりたいのですか?」
「嫌です、亡くなられた可哀想な人はもちろん、遺族の方々の心を踏みにじるなんて、絶対に嫌です。
分かりました、影武者を使って近隣諸国を支配するのは反対しません。
いえ、私が命じた事にしてください。
表向きとはいえ、私が新制アバディーン国の盟主です。
カーツ様が勝手にやったと言って、責任を逃れられるような状況は嫌です」
「聖女深雪様ならそう言われると思っていました。
ですが、今回の件は何の証拠も残しません。
聖女深雪様だけでなく、私が係わった事も表に出しません」
「ですが、本当に隠し通せるのですか?
近隣諸国にも、精霊に守られている国がありましたよね?」
「グレンデヴォン王国、インチャイラ王国、シルソー王国が精霊の加護を得ていましたが、もうその精霊は滅ぼしましたから、大丈夫です」
「他国の精霊まで滅ぼしたのですか?!」
「この世界をここまで悪くしたのは精霊でございます。
人間を酷く堕落させたのも精霊でございます。
この国の守護精霊を滅ぼす時に、上位の精霊も一緒に滅ぼしたので。
その時に、上位精霊の味方に集まった多くの精霊を滅ぼしました。
その中に近隣諸国の守護精霊もいたのです」
「……カーツ様を好きにさせると何をしでかすか分かりませんね。
カーツ様が暴走しないように、何かする時には必ず報告してください。
それと、できるだけ私の側にいてください」
「分かりました、何をするにも聖女深雪様の許可を受けてからにします。
常に御側を離れないと約束します」
「カーツ様、近隣諸国を全て併合するのですか?」
「いえ、併合する訳ではありません、聖女深雪様を頂点に連合するだけです」
「連合ですか、王も王族も捕虜にしたままですよね?」
「はい、本人は捕虜にしたままです」
「本人は捕虜にしたままとは、どういう意味ですか?」
「影武者を使います」
「影武者?」
「私の使い魔たちは、人間の姿に変化する事ができます。
捕虜にしている王や王族たちに変化させて、近隣諸国を支配下に置きます」
「それは、少し卑怯な気がするのですが……」
「確かに卑怯な方法かもしれませんが、これが1番平民の犠牲者が少なくなる方法だと思っています」
「どういう意味ですか?」
「この世界の常識に従って、莫大な身代金を取って王や王族を解放したら、支払った身代金を取り返そうと、平民に重税を課します。
そんな事になってしまったら、それでなくとも食うや食わずの平民は、半数以上が餓死してしまいます。
聖女深雪様は、そのような方法を望まれますか?」
「絶対に望みません、命懸けで止めさせます!」
「はい、それが分かっておりますので、身代金を取って解放しません。
ですが、身代金を取らずに解放しても、報復の機会を狙って軍備を整えます。
軍備を整えるには莫大なお金が必要になります。
それもまた平民に重き税を課して餓死させる事になします。
聖女深雪様はそのような事は望まれないでしょう?」
「絶対に望みません、断固阻止します」
「ですから、王も王族も解放できません、分かって頂けますか?」
「分かりました、王や王族は解放しない、それで良いです。
ですが、何故それが使い魔に影武者をさせる事になるのですか?」
「影武者を使って国を治めないと、国内の有力貴族が王位に就こうと争います。
内乱が起きれば、多くの平民が巻き込まれて死んでしまいます。
聖女深雪様はそのような事を望まれますか?」
「望みません、絶対に阻止します、この身を最前線に置いても断固阻止します」
「聖女深雪様ならそう言われると思っていました。
内乱を防ぐためには、我が国が侵攻して力で押さえつけなければなりません。
ですが、そんな事をすれば、侵攻先の貴族士族が軍事力で阻止しようとします。
内乱ではなく、侵略戦争が始まります。
この場合でも、多くの平民が巻き込まれて死んでしまいます。
聖女深雪様はそのような事を望まれますか?」
「望みません、絶対に嫌です。
カーツ様のお話では、アバディーン王国は私を盟主とした国にするのですよね?
私が侵略戦争を引き起こして、支配下に置いた国の盟主になるのは絶対に嫌です。
カーツ様に強く命じてでも侵攻を止めていただきます!」
「聖女深雪様ならそう言われると思っていました。
ですが、我が国が侵攻しなければ、先ほど申し上げた内乱が起こります。
侵攻をせず、内乱も起こさせないようにするとなると、王に化けた使い魔にこれまで通り統治させるしかありません。
いえ、これまで通りではありません。
これまでなら、国境線で小規模な争いが繰り返されていましたが、影武者が強く命じる事で紛争を防ぐ事ができます。
何より、国同士の争いを利用して、両国の村を襲っていた山賊を、協力して討伐する事ができるようになります。
更に言えば、国同士の争いを利用して、領軍の兵士を使って山賊をさせていた貴族に厳しい罰を与える事ができるようになります」
「そんな風に説明されてしまうと、影武者が卑怯だとは言い難いですね。
頃合を見て本当の王と影武者を入れ変えるのは……だめですね?」
「はい、どれほど反省したフリをしても、本性は変えられません。
権力を取り戻したら、必ず悪事に走ります。
それに、王と王族には、これまで犯してきた罪を償ってもらわないといけません。
多くの民が、王の酷政で餓死しているのです。
何万何十万の民が、怨嗟の声をあげているのを無視して、王を許されるのですか?
親兄弟、子や孫を餓死に追い込まれた家族がいるのですよ?
その者たちの心を踏みにじりたいのですか?」
「嫌です、亡くなられた可哀想な人はもちろん、遺族の方々の心を踏みにじるなんて、絶対に嫌です。
分かりました、影武者を使って近隣諸国を支配するのは反対しません。
いえ、私が命じた事にしてください。
表向きとはいえ、私が新制アバディーン国の盟主です。
カーツ様が勝手にやったと言って、責任を逃れられるような状況は嫌です」
「聖女深雪様ならそう言われると思っていました。
ですが、今回の件は何の証拠も残しません。
聖女深雪様だけでなく、私が係わった事も表に出しません」
「ですが、本当に隠し通せるのですか?
近隣諸国にも、精霊に守られている国がありましたよね?」
「グレンデヴォン王国、インチャイラ王国、シルソー王国が精霊の加護を得ていましたが、もうその精霊は滅ぼしましたから、大丈夫です」
「他国の精霊まで滅ぼしたのですか?!」
「この世界をここまで悪くしたのは精霊でございます。
人間を酷く堕落させたのも精霊でございます。
この国の守護精霊を滅ぼす時に、上位の精霊も一緒に滅ぼしたので。
その時に、上位精霊の味方に集まった多くの精霊を滅ぼしました。
その中に近隣諸国の守護精霊もいたのです」
「……カーツ様を好きにさせると何をしでかすか分かりませんね。
カーツ様が暴走しないように、何かする時には必ず報告してください。
それと、できるだけ私の側にいてください」
「分かりました、何をするにも聖女深雪様の許可を受けてからにします。
常に御側を離れないと約束します」
5
お気に入りに追加
278
あなたにおすすめの小説
外れスキル《コピー》を授かったけど「無能」と言われて家を追放された~ だけど発動条件を満たせば"魔族のスキル"を発動することができるようだ~
そらら
ファンタジー
「鑑定ミスではありません。この子のスキルは《コピー》です。正直、稀に見る外れスキルですね、何せ発動条件が今だ未解明なのですから」
「何てことなの……」
「全く期待はずれだ」
私の名前はラゼル、十五歳になったんだけども、人生最悪のピンチに立たされている。
このファンタジックな世界では、15歳になった際、スキル鑑定を医者に受けさせられるんだが、困ったことに私は外れスキル《コピー》を当ててしまったらしい。
そして数年が経ち……案の定、私は家族から疎ましく感じられてーーついに追放されてしまう。
だけど私のスキルは発動条件を満たすことで、魔族のスキルをコピーできるようだ。
そして、私の能力が《外れスキル》ではなく、恐ろしい能力だということに気づく。
そんでこの能力を使いこなしていると、知らないうちに英雄と呼ばれていたんだけど?
私を追放した家族が戻ってきてほしいって泣きついてきたんだけど、もう戻らん。
私は最高の仲間と最強を目指すから。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
ユニークスキルの名前が禍々しいという理由で国外追放になった侯爵家の嫡男は世界を破壊して創り直します
かにくくり
ファンタジー
エバートン侯爵家の嫡男として生まれたルシフェルトは王国の守護神から【破壊の後の創造】という禍々しい名前のスキルを授かったという理由で王国から危険視され国外追放を言い渡されてしまう。
追放された先は王国と魔界との境にある魔獣の谷。
恐ろしい魔獣が闊歩するこの地に足を踏み入れて無事に帰った者はおらず、事実上の危険分子の排除であった。
それでもルシフェルトはスキル【破壊の後の創造】を駆使して生き延び、その過程で救った魔族の親子に誘われて小さな集落で暮らす事になる。
やがて彼の持つ力に気付いた魔王やエルフ、そして王国の思惑が複雑に絡み大戦乱へと発展していく。
鬱陶しいのでみんなぶっ壊して創り直してやります。
※小説家になろうにも投稿しています。
さんざん馬鹿にされてきた最弱精霊使いですが、剣一本で魔物を倒し続けたらパートナーが最強の『大精霊』に進化したので逆襲を始めます。
ヒツキノドカ
ファンタジー
誰もがパートナーの精霊を持つウィスティリア王国。
そこでは精霊によって人生が決まり、また身分の高いものほど強い精霊を宿すといわれている。
しかし第二王子シグは最弱の精霊を宿して生まれたために王家を追放されてしまう。
身分を剥奪されたシグは冒険者になり、剣一本で魔物を倒して生計を立てるようになる。しかしそこでも精霊の弱さから見下された。ひどい時は他の冒険者に襲われこともあった。
そんな生活がしばらく続いたある日――今までの苦労が報われ精霊が進化。
姿は美しい白髪の少女に。
伝説の大精霊となり、『天候にまつわる全属性使用可』という規格外の能力を得たクゥは、「今まで育ててくれた恩返しがしたい!」と懐きまくってくる。
最強の相棒を手に入れたシグは、今まで自分を見下してきた人間たちを見返すことを決意するのだった。
ーーーーーー
ーーー
閲覧、お気に入り登録、感想等いつもありがとうございます。とても励みになります!
※2020.6.8お陰様でHOTランキングに載ることができました。ご愛読感謝!
婚約破棄された私は、処刑台へ送られるそうです
秋月乃衣
恋愛
ある日システィーナは婚約者であるイデオンの王子クロードから、王宮敷地内に存在する聖堂へと呼び出される。
そこで聖女への非道な行いを咎められ、婚約破棄を言い渡された挙句投獄されることとなる。
いわれの無い罪を否定する機会すら与えられず、寒く冷たい牢の中で断頭台に登るその時を待つシスティーナだったが──
他サイト様でも掲載しております。
レベルが上がらずパーティから捨てられましたが、実は成長曲線が「勇者」でした
桐山じゃろ
ファンタジー
同い年の幼馴染で作ったパーティの中で、ラウトだけがレベル10から上がらなくなってしまった。パーティリーダーのセルパンはラウトに頼り切っている現状に気づかないまま、レベルが低いという理由だけでラウトをパーティから追放する。しかしその後、仲間のひとりはラウトについてきてくれたし、弱い魔物を倒しただけでレベルが上がり始めた。やがてラウトは精霊に寵愛されし最強の勇者となる。一方でラウトを捨てた元仲間たちは自業自得によるざまぁに遭ったりします。※小説家になろう、カクヨムにも同じものを公開しています。
雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった〜
霞杏檎
ファンタジー
「使えん者はいらん……よって、正式にお前には戦力外通告を申し立てる。即刻、このギルドから立ち去って貰おう!! 」
回復術士なのにギルド内で雑用係に成り下がっていたフールは自身が専属で働いていたギルドから、何も活躍がないと言う理由で戦力外通告を受けて、追放されてしまう。
フールは回復術士でありながら自己主張の低さ、そして『単体回復魔法しか使えない』と言う能力上の理由からギルドメンバーからは舐められ、S級ギルドパーティのリーダーであるダレンからも馬鹿にされる存在だった。
しかし、奴らは知らない、フールが【魔力無限】の能力を持っていることを……
途方に暮れている道中で見つけたダンジョン。そこで傷ついた”ケモ耳銀髪美少女”セシリアを助けたことによって彼女はフールの能力を知ることになる。
フールに助けてもらったセシリアはフールの事を気に入り、パーティの前衛として共に冒険することを決めるのであった。
フールとセシリアは共にダンジョン攻略をしながら自由に生きていくことを始めた一方で、フールのダンジョン攻略の噂を聞いたギルドをはじめ、ダレンはフールを引き戻そうとするが、フールの意思が変わることはなかった……
これは雑用係に成り下がった【最強】回復術士フールと"ケモ耳美少女"達が『伝説』のパーティだと語られるまでを描いた冒険の物語である!
(160話で完結予定)
元タイトル
「雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜でも、ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった。噂を聞いたギルドが戻ってこいと言ってるがお断りします〜」
大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる
遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」
「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」
S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。
村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。
しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。
とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる