追放された古代神の巫女は規格外

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「今代の守護神の聖女はアランデル公爵家令嬢ビクトリアと神託が下った。
 これにより次期王妃はビクトリアとなる。
 今日まで王太子殿下の婚約者であったアメリ嬢は、聖女候補の役目を解かれることになるので、王太子殿下との婚約を解消され、元の身分に戻ることになる。
 これはアメリ嬢にあてはめられる事ではなく、全ての聖女候補も同様である。
 元の身分に戻り、それぞれの実家に帰ってもらう」
アメリは捨て子と結婚を嫌った王太子と、王妃になりたい公爵家令嬢の罠にはまり、元の孤児の身分にされ、神殿まで追放になってしまった。
 だがそれが、国と神殿の滅びの序曲だった。
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