14 / 16
オリエンテーションなんだから、跪きなさい3
しおりを挟む
「じゃあ、当日はこのルートで一応いいね。
でも後で変更とかもあるだろうから、最終決定は再来週には決まるよはずだから楽しみにしていてね。」
「では、これにて解散。」
と言われ会議は幕を閉じた。解散の言葉を合図に続々と参加者が帰っていく。
「終わったぁ、じゃあ、僕も帰ろぉ」
この波にのって僕も帰ろうと思いソファから立ち上がる。
すると、腰ら辺が締め付けられた。は?と思い驚いてみると、海斗が腰に巻きついている。
「ねぇ、海斗?離してくれない?早く僕帰りたいんだけど」
少し低い声で言った。
「やだやだやだ、帰っちゃダメ!涙がいないと僕生きてけない!だから、もう絶対帰さないんだから!帰さないったら帰さないんだからねぇ!」
とか何とか言って駄々をこねている。
うわダルと思いながら早く帰りたくて、海斗を説得しようと宥める。
「海斗一旦離して、ほんとにちょっと出かけるだけだから、ね?」
「うそだぁ!そんなこといってまた僕をほっとくつもりでしょ!!」
思ってた結果にならずチッと内心舌打ちする。
うわぁ、どうしよー気絶させるかーと拳を握りながら考えていると、
「会長いい加減にしてください。みっともないですし、気持ち悪いですよ。」
キレがあってトゲのある声が後ろから聞こえてきた。
誰かと思い後ろを向くと副会長だった。
「は?なに?佐々木、今僕涙と話してんだけど、他人は入ってくんな」
海斗が苛立ったような声で噛みついた。
「お言葉ですが会長、会長ともあろうお方がほんとに見るに耐えない姿なので、早く離れて上げてください。
涙さんもとっても鬱陶しがってますよ、ね?」
といって、どさくさに紛れて顔を近づけ、頬に手を伸ばしてきたのでその手を叩き落とす。
「何?触れようとしないでくれない?気色悪いんだけど、」
「おや、これは失敬。あまりにもあなたが美しすぎまして、無意識に手が伸びてしまいました。」
と、気持ち悪い笑みを浮かべこちらを品定めするように見てくる。
僕はその視線だけで目潰ししたくなった。
「はぁ、しかし改めて見ると本っ当に可愛い人ですね。是非私の恋人にして差しあげ、」
「黙れ。二度と僕に喋りかけんな。」
「は?あのちょ、」
もう彼とは話すことは無いので、次は海斗をみる。
海斗は僕の態度にそーだそーだと便乗していた。
「じゃあ海斗わかった。チューしたあげるから離して、」
「え!?ほんと!?んーでも、僕チューよりは、セックスしたい!」
と大声で叫ぶ。
「えー、セックスはちょっとなぁ、」
だって海斗下手くそだし、絶倫だしなぁ、とか考えていると海斗がうるうるした目でこちらを見てくる。
「ダメ?」
「えー、んー、わかったいいよ」
「やった、」
「ただし、1回だけね」
「えーやだやだ」
「じゃあ、だめー」
「うそうそうそそれでいい!!」
海斗とそんな会話をしてるいる間副会長が爪を噛みこちらを睨みつけるように見ていたなんて知らないからね。
でも後で変更とかもあるだろうから、最終決定は再来週には決まるよはずだから楽しみにしていてね。」
「では、これにて解散。」
と言われ会議は幕を閉じた。解散の言葉を合図に続々と参加者が帰っていく。
「終わったぁ、じゃあ、僕も帰ろぉ」
この波にのって僕も帰ろうと思いソファから立ち上がる。
すると、腰ら辺が締め付けられた。は?と思い驚いてみると、海斗が腰に巻きついている。
「ねぇ、海斗?離してくれない?早く僕帰りたいんだけど」
少し低い声で言った。
「やだやだやだ、帰っちゃダメ!涙がいないと僕生きてけない!だから、もう絶対帰さないんだから!帰さないったら帰さないんだからねぇ!」
とか何とか言って駄々をこねている。
うわダルと思いながら早く帰りたくて、海斗を説得しようと宥める。
「海斗一旦離して、ほんとにちょっと出かけるだけだから、ね?」
「うそだぁ!そんなこといってまた僕をほっとくつもりでしょ!!」
思ってた結果にならずチッと内心舌打ちする。
うわぁ、どうしよー気絶させるかーと拳を握りながら考えていると、
「会長いい加減にしてください。みっともないですし、気持ち悪いですよ。」
キレがあってトゲのある声が後ろから聞こえてきた。
誰かと思い後ろを向くと副会長だった。
「は?なに?佐々木、今僕涙と話してんだけど、他人は入ってくんな」
海斗が苛立ったような声で噛みついた。
「お言葉ですが会長、会長ともあろうお方がほんとに見るに耐えない姿なので、早く離れて上げてください。
涙さんもとっても鬱陶しがってますよ、ね?」
といって、どさくさに紛れて顔を近づけ、頬に手を伸ばしてきたのでその手を叩き落とす。
「何?触れようとしないでくれない?気色悪いんだけど、」
「おや、これは失敬。あまりにもあなたが美しすぎまして、無意識に手が伸びてしまいました。」
と、気持ち悪い笑みを浮かべこちらを品定めするように見てくる。
僕はその視線だけで目潰ししたくなった。
「はぁ、しかし改めて見ると本っ当に可愛い人ですね。是非私の恋人にして差しあげ、」
「黙れ。二度と僕に喋りかけんな。」
「は?あのちょ、」
もう彼とは話すことは無いので、次は海斗をみる。
海斗は僕の態度にそーだそーだと便乗していた。
「じゃあ海斗わかった。チューしたあげるから離して、」
「え!?ほんと!?んーでも、僕チューよりは、セックスしたい!」
と大声で叫ぶ。
「えー、セックスはちょっとなぁ、」
だって海斗下手くそだし、絶倫だしなぁ、とか考えていると海斗がうるうるした目でこちらを見てくる。
「ダメ?」
「えー、んー、わかったいいよ」
「やった、」
「ただし、1回だけね」
「えーやだやだ」
「じゃあ、だめー」
「うそうそうそそれでいい!!」
海斗とそんな会話をしてるいる間副会長が爪を噛みこちらを睨みつけるように見ていたなんて知らないからね。
0
お気に入りに追加
92
あなたにおすすめの小説
平凡くんの憂鬱
慎
BL
浮気ばかりする恋人を振ってから俺の憂鬱は始まった…。
――――――‥
――…
もう、うんざりしていた。
俺は所謂、"平凡"ってヤツで、付き合っていた恋人はまるで王子様。向こうから告ってきたとは言え、外見上 釣り合わないとは思ってたけど…
こうも、
堂々と恋人の前で浮気ばかり繰り返されたら、いい加減 百年の恋も冷めるというもの-
『別れてください』
だから、俺から別れを切り出した。
それから、
俺の憂鬱な日常は始まった――…。
風紀“副”委員長はギリギリモブです
柚実
BL
名家の子息ばかりが集まる全寮制の男子校、鳳凰学園。
俺、佐倉伊織はその学園で風紀“副”委員長をしている。
そう、“副”だ。あくまでも“副”。
だから、ここが王道学園だろうがなんだろうが俺はモブでしかない────はずなのに!
BL王道学園に入ってしまった男子高校生がモブであろうとしているのに、主要キャラ達から逃げられない話。
全寮制男子校でモテモテ。親衛隊がいる俺の話
みき
BL
全寮制男子校でモテモテな男の子の話。 BL 総受け 高校生 親衛隊 王道 学園 ヤンデレ 溺愛 完全自己満小説です。
数年前に書いた作品で、めちゃくちゃ中途半端なところ(第4話)で終わります。実験的公開作品
眺めるほうが好きなんだ
チョコキラー
BL
何事も見るからこそおもしろい。がモットーの主人公は、常におもしろいことの傍観者でありたいと願う。でも、彼からは周りを虜にする謎の色気がムンムンです!w
顔はクマがあり、前髪が長くて顔は見えにくいが、中々美形…!
そんな彼は王道をみて楽しむ側だったのに、気づけば自分が中心に!?
てな感じの巻き込まれくんでーす♪
3人の弟に逆らえない
ポメ
BL
優秀な3つ子に調教される兄の話です。
主人公:高校2年生の瑠璃
長男の嵐は活発な性格で運動神経抜群のワイルド男子。
次男の健二は大人しい性格で勉学が得意の清楚系王子。
三男の翔斗は無口だが機械に強く、研究オタクっぽい。黒髪で少し地味だがメガネを取ると意外とかっこいい?
3人とも高身長でルックスが良いと学校ではモテまくっている。
しかし、同時に超がつくブラコンとも言われているとか?
そんな3つ子に溺愛される瑠璃の話。
調教・お仕置き・近親相姦が苦手な方はご注意くださいm(_ _)m
社畜サラリーマンの優雅な性奴隷生活
楓
BL
異世界トリップした先は、人間の数が異様に少なく絶滅寸前の世界でした。
草臥れた社畜サラリーマンが性奴隷としてご主人様に可愛がられたり嬲られたり虐められたりする日々の記録です。
露骨な性描写あるのでご注意ください。
王道学園の天使!?
yu_yu
BL
族の総長である夏目玲(なつめれい)はとある学園に転校した。その学園の生徒会は俺様会長、腹黒メガネ、チャラ男、無口、双子がいる世にいう王道学園だった!その学園の生徒会は違う族の幹部たちの為、そこで玲は正体を隠しながら、ひっそりと生活しようと試みるが、同じ時期に偶然、転校してきた男に巻き込まれていく。しかし、そんな時玲が人間恐怖症になった過去が再び、訪れてしまう…のか?
非王道学園の甘々、ラブストーリー♡♡
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
作者の好きなものを詰め込みまくった作品になっています。
しかも、処女作なので優しい目で閲覧お願いします。
また、誤字脱字や感想などお待ちしております。m(__)m
※途中、暴力的表現が出てくる可能性があるので、苦手な人はUターンお願いします!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる