オナンの子 小四篇

ぴょん

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目をつぶって中村くんのことを考えました

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「おやすみ。」
と言ってお姉ちゃんが電気を消しました。

お姉ちゃんは中学校に入ってからあまりわたしと遊んでくれなくなりました。小学校の時は、ねる前におふとんに入ってからいつもリカちゃんごっこをしていたのです。ねるまではお人形であそんで、おふとんに入ってからはそのつづきを想ぞうしてしゃべるのです。
中学校に入った時、お姉ちゃんはこう言いました。
「中学校は朝も帰りも部活があるから、ナホとリカちゃんごっこする時間ないんだ。」

ねむれないので、わたしは目をつぶって中村くんのことを考えました。
中村くんは同じクラスの男子です。いつもおもしろいことを言うので、私は中村くんが一番好きです。二番目に好きなのはたなくらくんです。顔がかっこよくてやさしいからです。

わたしは一度おふとんから出てちり紙をまくらの下にかくすと、またおふとんに入ってひざまでパンツを下ろしました。こうしておかないと、おまたをおしているうちにパンツがびしょびしょになってしまうのです。

わたしは教室にいると想ぞうしました。もう日がくれて真っ暗です。
わたしは家に帰ると中で、わすれ物をしたのに気がついて取りに来たのです。明日出す宿題をやるので、どうしても今日ひつようなのです。
わたしは自分のつくえの中を見ます。わすれた教科書がありました。よかったと思ってランドセルを下ろして、教科書を入れようとしました。

「あれ、大田さんじゃん。」
急に声をかけられて、わたしはびっくりしてふりむきます。そこに立っていたのは中村くんでした。
ふりむいたひょうしに足元のランドセルにつまずいてしまいました。よろめいたわたしをささえようとした中村くんが、そばにあったつくえに手をつきました。はずみでつくえがたおれて、わたしと中村くんもいっしょに転んでしまいました。
中村くんがわたしの上にたおれて、ぐうぜんくちびるがくっつきました。中村くんは真っ赤な顔をしておき上がろうとしました。中村くんが動いたはずみでわたしのスカートがめくれて、パンツが見えてしまいました。中村くんはわたしのパンツを見ると、急にわたしにおそいかかってきました。わたしの体をゆかにおさえつけて、ハアハアと息をしながらくちびるに何度もキスしました。そしてパンツに手を入れておまたをぐいぐいおしました。わたしは
「やめて、やめて。」
とていこうしましたが、中村くんはもう何も聞こえていないみたいに
「すきだ、すきだ。」
と言いながら、わたしのブラウスをつかむと思いっきり両がわにひっぱりました。ボタンがぶちぶちととんで、むねが丸見えになりました。中村くんは気がくるったみたいにわたしのむねをもみました。
そこまで考えたらおまたがキュンッとなりました。わたしは足をピンとのばして、わたしのむねをもんでいる中村くんの顔を想ぞうしつづけました。少しするとおまたがジーンとなりました。私は体の力をぬきました。まくらの下にかくしていたちり紙を取り出すと、ぬるぬるになったおまたをふいて、またまくらの下にかくしました。

「女子は昼休みにしちょうかく室に行くので、そうじが終わったらろう下にならんで待っていてください。」
朝の学活で先生が言いました。

昼休みにしちょうかく室に行くと、4組の女子も来ていました。
「生理の話をするんだよ。」
前にすわっているミヤコちゃんがふりむいて、わたしにだけ聞こえるように言いました。
「え、そうなの?」
わたしは生理のことは知っていました。この前お姉ちゃんが生理になったからです。ミヤコちゃんはうなずいて、
「だから女子だけなんだよ。きのうは1組と2組がやったって。」
とひそひそ声で言いました。

その時ほけんの先生が入ってきました。
「昼休みに集まってもらってごめんね。今日はみんなに大切なお話があるんです。」
先生はみんなを見回して、
「みんなは、生理って知っていますか?」
と言いました。みんなしーんとしています。先生がわたしの方を見ました。先生と目が合ってしまったので、私はしかたなくうなずきました。
「お姉さんがいる人は、知ってますよね。」
と先生は言いました。つづけて、
「この中で、もう生理になった人?」
と聞きました。みんな顔を見合わせています。もしいたとしても、みんなの前で手を上げる人はいないと思います。

先生は黒板にへんな絵をかきました。
「みんなの体の中はこうなっています。ここが赤ちゃんのお部屋です。」
赤ちゃんのお部屋だから、おなかの中の絵だと思います。でも先生の絵だとどこがどうなっているのか、横から見たのか上から見たのかもよくわかりません。
「受せいしたらん子がこのお部屋で大きくなって赤ちゃんになります。」
先生のせつ明はそれから長いことつづきましたが、どうやって受せいするのかはけっきょくわかりませんでした。
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