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第二章
気づいた
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俺は零夜の友達の村田俊哉。
人よりも運動も出来て、人よりも勉強も出来る………ような、完璧な人間ではない。
というか、その理想的な姿からはほど遠い。
零夜はそんな俺とは違って、運動も勉強も完璧だ。
爽やか系男子で、誰に対しても優しく、周りからの信頼は大きい。
零夜は一ノ瀬さん付き合っていると、一時期噂は経っていたけど、あれは誤解みたいだった。
でも、零夜が自ら女子と関わるのは意外で、一ノ瀬さんのために走っている姿を見た時は、
零夜は一ノ瀬さんを好きなんだなとなんとなく感じた。
いつも先生に頼まれるまで、リーダーとかしないけど、一ノ瀬さんがリーダーになったからあっさり引き受けたんだよな......
でも、直接零夜の口から好きだと聞いていないから、本当なのかはまだよく分からないけど。
一ノ瀬葵依さんは、翼の幼なじみ。
大人しくて、人見知りがちだから、応援リーダーを自ら立候補したのは意外だった。
それに、一ノ瀬さんも男子とはあまり関わりはない。
話すとしても、翼か零夜ぐらい。見た限り。
だから、その2人のどちらかに、心が揺れているんじゃないかって推測をしている。
零夜が一ノ瀬さんを好きなら応援するけど。
「一ノ瀬さん!ここの振付って、どーするの?」
「あ、えっと……」
一ノ瀬さんはクラスメートに聞かれた振り付けを、思い出そうと、必死になって考えていた。
確か、一ノ瀬さんはダンスが苦手だったはず。
この前、リーダーだけでダンスを通した時、一ノ瀬さんは何テンポか遅れていた気がする。
「ここはこーして……こーする!」
俺が助け舟を出すと、一ノ瀬さんは、
「あ、ありがとう!村田くん」
と、丁寧にお礼を言ってくれた。
「全然!これくらい普通だよ」
ただいつも通りに……普通に助けただけなのに、
「ひ、人助けを普通に出来るなんて……村田くん、すっごくかっこいいね」
ートクン
一ノ瀬さんはそんな俺がすごいって、かっこいいって、笑顔で俺に向けてほめてくれた。
急に一ノ瀬さんが笑顔で俺の方を真っ直ぐに見るから、不意打ちで、鼓動が異常なくらい速い。
こんな鼓動の音は初めて聞いた気がする。
「え?え、え!あ………ありがとぉ……」
言葉も変になりかけているし、顔も赤い。
こんな気持ちが初めてで、整理が全くつかない。
とりあえず、この場をしのぐしか……
「村田くん、熱ある?」
「え、な、なんで!」
「顔赤いから………心配だよ」
心配そうに俺を見つめる姿に、また鼓動が高鳴る。
一ノ瀬って、間近で見ることがあんまりなかったけど、こんなにかわいかったけ?
いや、美人だからかわいいのはかわいいけど……
なんかいつも見る時とはなんだか違うくて。
輝きのかわいいさ?というか、何というか………いつもより一ノ瀬さんがすっごく輝いて見える。
「一ノ瀬、翼が呼んでるけど」
「え!あ、分かった。教えてくれて、ありがとう」
一ノ瀬さんは翼と2人で話していると、途中に顔を赤くしながらもそっと微笑んでいた。
そんな一ノ瀬さんを遠くから見ていると、たったの1回ぐらい笑顔を見ただけで、
鼓動が高鳴った俺がバカみたいだった。
一ノ瀬さんの笑顔には、翼が好きって書いてある。
零夜を好きじゃなくて、翼が好きなんだな。
そっと零夜を見てみると、あいつは2人を見ながら傷つくような顔をしていた。
やっぱり、零夜は一ノ瀬さんの事好きなのか。
って事は、零夜は一ノ瀬さんのことが好きで、
一ノ瀬さんは翼のことが好きなんだよな?
それじゃあ、これはいわゆる3角関係で…
その時はその場で立ち尽くすしか出来そうになった。
「俊哉!おーい!」
「……あ、ごめん。柚希」
こいつは奥谷柚希で、俺の唯一の幼なじみ。
バカだけど、人のためになると結構良い奴で、男子みたいに結構あっさりしているところもある。
「何かあった?話しかけてもさっきから上の空だけど」
人に簡単には流されない、意思の強さがあるから、先生にも友達………仲間にも結構信頼されてる。
その信頼に答えようと、1人で我慢ばっかりするから、時に影で弱音を吐いている場面もよくある。
そんな奴だから、俺は頼りたくないんだよな。けど……
「柚希ってさ、好きな奴いる?」
恋話なんて、全く俺らの中ではした事ないけど、何となく知りないなって思ったから聞いてみた。
「えー?私に?ないない!」
涼しい顔をしながら、同様1つせずあっさりと答えた。そして、こいつは絶対に冗談の時意外は嘘をつかない。
「それに、私なんてちっとも女の子っぽくないから、誰も好きになってくれないよ」
「俺は柚希好きだけど」
柚希は自分を下に見すぎだ。
良い奴なのに自分自身、その事に気づいていない。
「……た、試しに付き合ってみる?」
その時、一ノ瀬さんの笑い姿が頭の中に浮かんだ。
「俊哉はさ、今は誰の事考えてるの?」
誰の事を今考えてるって、それは一ノ瀬さ……
「冗談だよ」
柚希は笑いながら、俺の方を何も言わずにただたんにじっーと見てきた。
「なんだよ冗談って」
人のことをバカにしてるな、こいつっていう奴は…
ーピピピピッ
「ん………」
ーピピピピッ
「まだ、行きたくな……」
ーピピピピッ
仕方がない。起きるしかないな……と、ゆっくりと布団から手だけを伸ばして、
ーピピッ……
目覚まし時計を止めた。
今日はいつも以上に眠い。
柚希にあの後言われた言葉が頭の中に浮かんできて、ずっとその事ばかりを気づいていたら考えていた。
『今浮かんでい人は、俊哉の好きな人だよ』
あの時、浮かんでいたのは一ノ瀬さんの笑顔。
って事は、柚希の言葉が正しければ、俺は一ノ瀬さんのことが好きって事だよな?
いや、ちょっと待てよ。
でも、まだあの時しか話した事ないし、もしかしたらたまたまなのかもしれないな。
うーん………でも、あんまり考え込むのは良くないし、何よりも、一ノ瀬さんは零夜の好きな人。
一ノ瀬さんを好きになったら、翼にも零夜にも何もかも勝てるわけない。
最初っから実らない恋になってしまう。
それなら、こんな気持ち要らないよな。
放課後になって、いつも通りの時間帯ならば、リーダー会がもうそろそろ始まる時に、
気になっていた事を一ノ瀬さんに聞いてみると、
「藍ちゃんと杉戸尾くんは遅れるんだって」
と、あっさりと言われた。
「え、あ……うん」
考えないようにしていたのに、まさか2人っきり!?
それじゃあ、考えられずにはいられそうにない。
でも、この仕事の量を1人には任せられないし……なんでこういう時に、2人して用事あるんだよ……たまたまか?
「そーいえば、熱治ったの?」
俺の体調を心配して、ちょこんと首を傾げる姿に、鼓動が高鳴った。
「あ、あ、うん。な、治ったよ」
こーゆう時に、優しくするのは………ずるい。
と、思いつつも、優しくしてくれたのは嬉しかった。
でも、この気持ちの対応の仕方が俺には分からない。
「良か……」
「岡本!先生呼んでるよ」
廊下から、星野の大きな声がはっきりと聞こえた。
言葉を聞いた瞬間、一ノ瀬さんは廊下に目をやり、翼と星野が笑っている姿を見て、苦しい顔をしていた。
今までに見た事がなかった。そんな顔……
本当に翼の事が好きなんだな。
と、納得しつつも、何故か少し悲しく感じた。
自分だったらいいのに……なんて、思ってもいた。
「美香ちゃん、翼くんと仲いいな……」
小さな、小さな声だったけど、俺にはそう聞こえた。
やっぱり、一ノ瀬さんは翼のことが好きなんだ。
と、そう感じた瞬間、再び何故か切なく感じた。
「村田くんは好きな人とかいるの?」
「え!きゅ、急に何言っ……」
今このタイミングでこの質問はきつい!きつすぎる!
「いないよ」と言おうとした瞬間、一ノ瀬さんは真っ直ぐに俺の方を見ていた。
これは本気で聞いているパターンなのかもしれない……
「いるよ」
とっさの判断で、勝手に言ってしまっていた。
やばい!と思って、訂正をしようとした時、
「頑張ってね!」
太陽のような眩しい笑顔を見たら、鼓動が異様に高鳴って、俺には止められそうにない。
これは認めざるおえないのかもしれない。
少ししか話したことはないけど、見た目とかそんなんじゃなくて、
俺は一ノ瀬さんの事好きになったんだ。
人よりも運動も出来て、人よりも勉強も出来る………ような、完璧な人間ではない。
というか、その理想的な姿からはほど遠い。
零夜はそんな俺とは違って、運動も勉強も完璧だ。
爽やか系男子で、誰に対しても優しく、周りからの信頼は大きい。
零夜は一ノ瀬さん付き合っていると、一時期噂は経っていたけど、あれは誤解みたいだった。
でも、零夜が自ら女子と関わるのは意外で、一ノ瀬さんのために走っている姿を見た時は、
零夜は一ノ瀬さんを好きなんだなとなんとなく感じた。
いつも先生に頼まれるまで、リーダーとかしないけど、一ノ瀬さんがリーダーになったからあっさり引き受けたんだよな......
でも、直接零夜の口から好きだと聞いていないから、本当なのかはまだよく分からないけど。
一ノ瀬葵依さんは、翼の幼なじみ。
大人しくて、人見知りがちだから、応援リーダーを自ら立候補したのは意外だった。
それに、一ノ瀬さんも男子とはあまり関わりはない。
話すとしても、翼か零夜ぐらい。見た限り。
だから、その2人のどちらかに、心が揺れているんじゃないかって推測をしている。
零夜が一ノ瀬さんを好きなら応援するけど。
「一ノ瀬さん!ここの振付って、どーするの?」
「あ、えっと……」
一ノ瀬さんはクラスメートに聞かれた振り付けを、思い出そうと、必死になって考えていた。
確か、一ノ瀬さんはダンスが苦手だったはず。
この前、リーダーだけでダンスを通した時、一ノ瀬さんは何テンポか遅れていた気がする。
「ここはこーして……こーする!」
俺が助け舟を出すと、一ノ瀬さんは、
「あ、ありがとう!村田くん」
と、丁寧にお礼を言ってくれた。
「全然!これくらい普通だよ」
ただいつも通りに……普通に助けただけなのに、
「ひ、人助けを普通に出来るなんて……村田くん、すっごくかっこいいね」
ートクン
一ノ瀬さんはそんな俺がすごいって、かっこいいって、笑顔で俺に向けてほめてくれた。
急に一ノ瀬さんが笑顔で俺の方を真っ直ぐに見るから、不意打ちで、鼓動が異常なくらい速い。
こんな鼓動の音は初めて聞いた気がする。
「え?え、え!あ………ありがとぉ……」
言葉も変になりかけているし、顔も赤い。
こんな気持ちが初めてで、整理が全くつかない。
とりあえず、この場をしのぐしか……
「村田くん、熱ある?」
「え、な、なんで!」
「顔赤いから………心配だよ」
心配そうに俺を見つめる姿に、また鼓動が高鳴る。
一ノ瀬って、間近で見ることがあんまりなかったけど、こんなにかわいかったけ?
いや、美人だからかわいいのはかわいいけど……
なんかいつも見る時とはなんだか違うくて。
輝きのかわいいさ?というか、何というか………いつもより一ノ瀬さんがすっごく輝いて見える。
「一ノ瀬、翼が呼んでるけど」
「え!あ、分かった。教えてくれて、ありがとう」
一ノ瀬さんは翼と2人で話していると、途中に顔を赤くしながらもそっと微笑んでいた。
そんな一ノ瀬さんを遠くから見ていると、たったの1回ぐらい笑顔を見ただけで、
鼓動が高鳴った俺がバカみたいだった。
一ノ瀬さんの笑顔には、翼が好きって書いてある。
零夜を好きじゃなくて、翼が好きなんだな。
そっと零夜を見てみると、あいつは2人を見ながら傷つくような顔をしていた。
やっぱり、零夜は一ノ瀬さんの事好きなのか。
って事は、零夜は一ノ瀬さんのことが好きで、
一ノ瀬さんは翼のことが好きなんだよな?
それじゃあ、これはいわゆる3角関係で…
その時はその場で立ち尽くすしか出来そうになった。
「俊哉!おーい!」
「……あ、ごめん。柚希」
こいつは奥谷柚希で、俺の唯一の幼なじみ。
バカだけど、人のためになると結構良い奴で、男子みたいに結構あっさりしているところもある。
「何かあった?話しかけてもさっきから上の空だけど」
人に簡単には流されない、意思の強さがあるから、先生にも友達………仲間にも結構信頼されてる。
その信頼に答えようと、1人で我慢ばっかりするから、時に影で弱音を吐いている場面もよくある。
そんな奴だから、俺は頼りたくないんだよな。けど……
「柚希ってさ、好きな奴いる?」
恋話なんて、全く俺らの中ではした事ないけど、何となく知りないなって思ったから聞いてみた。
「えー?私に?ないない!」
涼しい顔をしながら、同様1つせずあっさりと答えた。そして、こいつは絶対に冗談の時意外は嘘をつかない。
「それに、私なんてちっとも女の子っぽくないから、誰も好きになってくれないよ」
「俺は柚希好きだけど」
柚希は自分を下に見すぎだ。
良い奴なのに自分自身、その事に気づいていない。
「……た、試しに付き合ってみる?」
その時、一ノ瀬さんの笑い姿が頭の中に浮かんだ。
「俊哉はさ、今は誰の事考えてるの?」
誰の事を今考えてるって、それは一ノ瀬さ……
「冗談だよ」
柚希は笑いながら、俺の方を何も言わずにただたんにじっーと見てきた。
「なんだよ冗談って」
人のことをバカにしてるな、こいつっていう奴は…
ーピピピピッ
「ん………」
ーピピピピッ
「まだ、行きたくな……」
ーピピピピッ
仕方がない。起きるしかないな……と、ゆっくりと布団から手だけを伸ばして、
ーピピッ……
目覚まし時計を止めた。
今日はいつも以上に眠い。
柚希にあの後言われた言葉が頭の中に浮かんできて、ずっとその事ばかりを気づいていたら考えていた。
『今浮かんでい人は、俊哉の好きな人だよ』
あの時、浮かんでいたのは一ノ瀬さんの笑顔。
って事は、柚希の言葉が正しければ、俺は一ノ瀬さんのことが好きって事だよな?
いや、ちょっと待てよ。
でも、まだあの時しか話した事ないし、もしかしたらたまたまなのかもしれないな。
うーん………でも、あんまり考え込むのは良くないし、何よりも、一ノ瀬さんは零夜の好きな人。
一ノ瀬さんを好きになったら、翼にも零夜にも何もかも勝てるわけない。
最初っから実らない恋になってしまう。
それなら、こんな気持ち要らないよな。
放課後になって、いつも通りの時間帯ならば、リーダー会がもうそろそろ始まる時に、
気になっていた事を一ノ瀬さんに聞いてみると、
「藍ちゃんと杉戸尾くんは遅れるんだって」
と、あっさりと言われた。
「え、あ……うん」
考えないようにしていたのに、まさか2人っきり!?
それじゃあ、考えられずにはいられそうにない。
でも、この仕事の量を1人には任せられないし……なんでこういう時に、2人して用事あるんだよ……たまたまか?
「そーいえば、熱治ったの?」
俺の体調を心配して、ちょこんと首を傾げる姿に、鼓動が高鳴った。
「あ、あ、うん。な、治ったよ」
こーゆう時に、優しくするのは………ずるい。
と、思いつつも、優しくしてくれたのは嬉しかった。
でも、この気持ちの対応の仕方が俺には分からない。
「良か……」
「岡本!先生呼んでるよ」
廊下から、星野の大きな声がはっきりと聞こえた。
言葉を聞いた瞬間、一ノ瀬さんは廊下に目をやり、翼と星野が笑っている姿を見て、苦しい顔をしていた。
今までに見た事がなかった。そんな顔……
本当に翼の事が好きなんだな。
と、納得しつつも、何故か少し悲しく感じた。
自分だったらいいのに……なんて、思ってもいた。
「美香ちゃん、翼くんと仲いいな……」
小さな、小さな声だったけど、俺にはそう聞こえた。
やっぱり、一ノ瀬さんは翼のことが好きなんだ。
と、そう感じた瞬間、再び何故か切なく感じた。
「村田くんは好きな人とかいるの?」
「え!きゅ、急に何言っ……」
今このタイミングでこの質問はきつい!きつすぎる!
「いないよ」と言おうとした瞬間、一ノ瀬さんは真っ直ぐに俺の方を見ていた。
これは本気で聞いているパターンなのかもしれない……
「いるよ」
とっさの判断で、勝手に言ってしまっていた。
やばい!と思って、訂正をしようとした時、
「頑張ってね!」
太陽のような眩しい笑顔を見たら、鼓動が異様に高鳴って、俺には止められそうにない。
これは認めざるおえないのかもしれない。
少ししか話したことはないけど、見た目とかそんなんじゃなくて、
俺は一ノ瀬さんの事好きになったんだ。
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