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第二章
旅立ちの時
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翌日、僕たちが冒険者ギルドに向かうとアランの予想通り周りの人達の僕を見る目が変わっていた。道を歩いている時から視線は感じていたけど、ギルド内では更に酷い。悪意のこもった視線ではないと思うけれど、興味本位で一挙手一投足を観察されるのは居心地が悪い。
アランとルーファウスがそんな僕をさりげなく庇ってくれはするけれど、そんな二人もこの街では有名人だから見られる事に変わりはない。
僕は冒険者ギルドに着くと昨日受けっぱなしで報告をしていなかったホーンラビットの討伐依頼の任務達成報告をしてしまう。依頼を受けてそのまま放置すると罰金を払わないといけなくなるからね。
それは例え街を離れたとしても同じ。冒険者ギルドは各地にあって、その情報はギルド全体で共有されている。今後も依頼を受けたいと思うのならその辺はきっちりしておかないといけないのだ。
冒険者ギルドには僕たちより先にロイドが来ていた。約束をしている訳ではないのに彼はいつもそこで僕を待っている……のだと思う。最初はたまたま遭遇して突っかかって来ているだけだと思っていたけど、最近はそんな偶然が何度も続く訳がないと気が付いたのだ。
「おはよう、ロイド君」
「おお、はよ。昨日はあれから大丈夫だったか?」
「うん、少し疲れてただけだから。置いて帰っちゃってごめん」
「それは、まぁ……いいけど。それで、今日は何処へ行くんだ?」
いつものようにロイドは依頼の掲示された掲示板の方を見やって僕に聞いてきたのだが「今日は行かない」と僕が告げると、とても驚いたような表情を見せた。
「え? やっぱりどこか調子が悪いのか?」
「うんん、そうじゃなくて、僕、この街を出る事になったから、ロイド君に最後にちゃんと挨拶しておこうと思って。今まで色々助けてくれてありがとう」
「!? な、待て、嘘だろ!? 何処に! まさか王都か!?」
「ロイド君、声大きい!」
僕は慌ててロイドの腕を掴み、聞き耳を立てる人のいない場所まで彼を引っ張って行く。
「突然でごめんね、だけどこのままこの街に居たら、僕、教会に連れてかれそうだから、逃げます」
「あ~もしかして昨日の聖女様の……?」
「うん、たぶんそれ」
恐らくロイドもエリシア様の暴走の目撃者であるのだろう、困惑したような表情だ。
「だから、今までありがとう。ロイド君も元気でね」
「何処に行くか聞いてもいいか?」
「誰にも言わないって約束してくれる?」
ロイドがしっかり頷いたので、僕は彼の腕を引いて耳元に口を寄せて行き先を告げる。
「ダンジョン都市か……しばらくいるのか?」
「うん、一応その予定」
ロイドが少し思案の表情を浮かべ何事か考え込んでいる。そしてしばらく考え込んだ末「俺も行く」と、そう言った。
「!?」
今度は僕が驚く番で、「え、でも……」以外の言葉が出てこない。
「一時間……いや、30分で戻って来る、待ってろ!」
そのままロイドはこちらを振り返りもせず駆けて行ってしまった。
「ん、別れは済んだか? 坊主はずいぶん慌てて走ってったみたいだが」
「なんか、ロイド君、付いてく、って」
「は?」
途端にルーファウスが眉間に皺を刻んだ。ルーファウスはなんでそんなにロイドの事を目の敵にするんだろう? 彼は口は悪いし猪突猛進な所はあるけれど悪い子じゃないと思うんだけどな。
「でも、ロイド君って確か家族と一緒にこの街に暮らしてるって言ってたし、30分で戻って来るって言ってましたけど、さすがに家族の説得は難しいんじゃ……」
「別に家族の説得とか必要ないだろ?」
アランがけろっとしたような表情で「冒険者なんてそんなもんだって前に言ったよな?」と続けた。
ああ、そういえば確かに聞いたような気がする。アランもルーファウスも家出の末に冒険者になった口で、冒険者のほとんどはそんなもんだって、確かに聞いた。
あの時はこの世界の人は自立心旺盛なんだなと思ったけど、こんな感じに家を出てしまうのか……これ、親御さん滅茶苦茶心配するやつだろ。
「連れてっちゃっていいのでしょうか?」
「そう思うのなら彼の事は置いて行きましょう」
ルーファウスは本当にロイドに対するあたりが厳しい、何でだ?
「ルーファウスはなんでそんなに彼を嫌うんですか? 僕、理由もなく人の事を嫌う人は嫌いです。もし理由があるのなら僕にもちゃんと教えてください!」
「っ……」
ルーファウスは僕の反撃に言葉を詰まらせた。ちゃんと理由があるならここではっきり聞かせてもらえたら納得するのに、ルーファウスは黙ったまま何も言わず瞳を逸らした。
確かにロイドは当初僕への当たりがきつかった。だけど今となっては彼だって僕にとっては大切な友人だ、そんな彼とルーファウスが反目するのは僕の望むところではない。
「理由を言えないのならもう彼を邪険にしないでください、皆で仲良くできた方が僕は嬉しいし、友達同士が仲違いをしているのはとても悲しいです」
「ぶふっ、ひひっ、言われてやんの、確かにお前の言動は大人気ないよな、タケルの方がよっぽど大人だ。エルフってのは長命なぶん、中身の成長は人より遅いんじゃないのか?」
「なっ! 失礼な!! 私はあなた方が生まれるもっと前から大人なんですからね!」
僕はアランとルーファウスのかけ合いに笑ってしまう。だってルーファウスの言動は図星をつかれた子供みたいだ。
でもさ、僕、思うんだよね。人は年齢を重ねるだけでは大人にはなれない、積み重なった経験が人を大人にしていくんだ。いくら歳を重ねても子供っぽい人はいつまでも子供っぽいし、どれだけ若くてもたくさんの経験を積んでいるとしっかりしてくる。
そもそも「大人」という定義自体が曖昧なものであったと40まで歳を重ねた僕は思うのだ、少なくとも僕は家庭を持って親になった経験がないので、その点で言えば子供のまま中身はアップデートされていない。
祖父母の介護を続け、家族を支え続けた僕を周りはしっかりとした大人だと認識していたと思う、けれど僕はそれは違うと思うのだ。
大人と子供の境目は一体何処にあったのか? 僕にはそれが分からない。
そんな感じに三人で喋っていたら30分なんてあっという間で、というか30分もかからずにロイドは荷物を抱えて戻って来た。
それはいかにもこれから旅に出ます! という大荷物で、僕は慌てて彼を呼び寄せる。
「ダメだよ、そんな大荷物じゃ、いかにも今から何処か遠くへ出かけますって言ってるようなものだろう!?」
「え……あ、そうか、お前は旅というより逃亡なんだっけ。でも、街を出るならある程度の準備は……」
「必要はありません、私達も一緒ですからね」
ルーファウスがあからさまな上から目線。だからそういう所だよ、やめようよ、ルーファウス。
「でも色々持っていった方が安心できるのは確かだからロイド君は間違ってないよ、大丈夫、これ全部僕の鞄に入ると思うし」
そう言って僕はルーファウスに貰ったマジックバックをポンと叩いた。
僕たち四人はまるで薬草採取にでも出るような身軽さで街の外に出た。
本当はシェアハウスの皆にも別れの挨拶をしたかったんだけど、あまり言って回るとすぐに所在がバレてしまうから、必要最低限だけの挨拶にとどめた。
冒険者というのは冒険をするのが生業の職でもある、出会いも別れも一期一会なのだそうで、皆一様に「また何処かで」というわりとあっさりな反応で、こんなものなのかと少し寂しくも思う。
この街で過ごして一ヵ月と少しだけど、たくさん思い出ができた。連日連夜宴会という名の飲み会だったのには本当に呆れてしまうけど、今日隣にいた人が明日になったらもういない、冒険者というのはそういう職業で、だからこそ毎日を楽しんで生きてるのだろうな、なんて事も思ったりもした。
まぁ、それでも彼等は飲みすぎだと思うけどね!
「タケル、どうした?」
街を振り返り名残を惜しむ、いつかまたこの街に戻って来る時には僕は立派な冒険者になれているかな? 今はおんぶに抱っこの新米冒険者だけど、その時には自分は一人前の冒険者なのだと胸を張って皆の前に顔を出せる自分になれていたらいいな。
アランとルーファウスがそんな僕をさりげなく庇ってくれはするけれど、そんな二人もこの街では有名人だから見られる事に変わりはない。
僕は冒険者ギルドに着くと昨日受けっぱなしで報告をしていなかったホーンラビットの討伐依頼の任務達成報告をしてしまう。依頼を受けてそのまま放置すると罰金を払わないといけなくなるからね。
それは例え街を離れたとしても同じ。冒険者ギルドは各地にあって、その情報はギルド全体で共有されている。今後も依頼を受けたいと思うのならその辺はきっちりしておかないといけないのだ。
冒険者ギルドには僕たちより先にロイドが来ていた。約束をしている訳ではないのに彼はいつもそこで僕を待っている……のだと思う。最初はたまたま遭遇して突っかかって来ているだけだと思っていたけど、最近はそんな偶然が何度も続く訳がないと気が付いたのだ。
「おはよう、ロイド君」
「おお、はよ。昨日はあれから大丈夫だったか?」
「うん、少し疲れてただけだから。置いて帰っちゃってごめん」
「それは、まぁ……いいけど。それで、今日は何処へ行くんだ?」
いつものようにロイドは依頼の掲示された掲示板の方を見やって僕に聞いてきたのだが「今日は行かない」と僕が告げると、とても驚いたような表情を見せた。
「え? やっぱりどこか調子が悪いのか?」
「うんん、そうじゃなくて、僕、この街を出る事になったから、ロイド君に最後にちゃんと挨拶しておこうと思って。今まで色々助けてくれてありがとう」
「!? な、待て、嘘だろ!? 何処に! まさか王都か!?」
「ロイド君、声大きい!」
僕は慌ててロイドの腕を掴み、聞き耳を立てる人のいない場所まで彼を引っ張って行く。
「突然でごめんね、だけどこのままこの街に居たら、僕、教会に連れてかれそうだから、逃げます」
「あ~もしかして昨日の聖女様の……?」
「うん、たぶんそれ」
恐らくロイドもエリシア様の暴走の目撃者であるのだろう、困惑したような表情だ。
「だから、今までありがとう。ロイド君も元気でね」
「何処に行くか聞いてもいいか?」
「誰にも言わないって約束してくれる?」
ロイドがしっかり頷いたので、僕は彼の腕を引いて耳元に口を寄せて行き先を告げる。
「ダンジョン都市か……しばらくいるのか?」
「うん、一応その予定」
ロイドが少し思案の表情を浮かべ何事か考え込んでいる。そしてしばらく考え込んだ末「俺も行く」と、そう言った。
「!?」
今度は僕が驚く番で、「え、でも……」以外の言葉が出てこない。
「一時間……いや、30分で戻って来る、待ってろ!」
そのままロイドはこちらを振り返りもせず駆けて行ってしまった。
「ん、別れは済んだか? 坊主はずいぶん慌てて走ってったみたいだが」
「なんか、ロイド君、付いてく、って」
「は?」
途端にルーファウスが眉間に皺を刻んだ。ルーファウスはなんでそんなにロイドの事を目の敵にするんだろう? 彼は口は悪いし猪突猛進な所はあるけれど悪い子じゃないと思うんだけどな。
「でも、ロイド君って確か家族と一緒にこの街に暮らしてるって言ってたし、30分で戻って来るって言ってましたけど、さすがに家族の説得は難しいんじゃ……」
「別に家族の説得とか必要ないだろ?」
アランがけろっとしたような表情で「冒険者なんてそんなもんだって前に言ったよな?」と続けた。
ああ、そういえば確かに聞いたような気がする。アランもルーファウスも家出の末に冒険者になった口で、冒険者のほとんどはそんなもんだって、確かに聞いた。
あの時はこの世界の人は自立心旺盛なんだなと思ったけど、こんな感じに家を出てしまうのか……これ、親御さん滅茶苦茶心配するやつだろ。
「連れてっちゃっていいのでしょうか?」
「そう思うのなら彼の事は置いて行きましょう」
ルーファウスは本当にロイドに対するあたりが厳しい、何でだ?
「ルーファウスはなんでそんなに彼を嫌うんですか? 僕、理由もなく人の事を嫌う人は嫌いです。もし理由があるのなら僕にもちゃんと教えてください!」
「っ……」
ルーファウスは僕の反撃に言葉を詰まらせた。ちゃんと理由があるならここではっきり聞かせてもらえたら納得するのに、ルーファウスは黙ったまま何も言わず瞳を逸らした。
確かにロイドは当初僕への当たりがきつかった。だけど今となっては彼だって僕にとっては大切な友人だ、そんな彼とルーファウスが反目するのは僕の望むところではない。
「理由を言えないのならもう彼を邪険にしないでください、皆で仲良くできた方が僕は嬉しいし、友達同士が仲違いをしているのはとても悲しいです」
「ぶふっ、ひひっ、言われてやんの、確かにお前の言動は大人気ないよな、タケルの方がよっぽど大人だ。エルフってのは長命なぶん、中身の成長は人より遅いんじゃないのか?」
「なっ! 失礼な!! 私はあなた方が生まれるもっと前から大人なんですからね!」
僕はアランとルーファウスのかけ合いに笑ってしまう。だってルーファウスの言動は図星をつかれた子供みたいだ。
でもさ、僕、思うんだよね。人は年齢を重ねるだけでは大人にはなれない、積み重なった経験が人を大人にしていくんだ。いくら歳を重ねても子供っぽい人はいつまでも子供っぽいし、どれだけ若くてもたくさんの経験を積んでいるとしっかりしてくる。
そもそも「大人」という定義自体が曖昧なものであったと40まで歳を重ねた僕は思うのだ、少なくとも僕は家庭を持って親になった経験がないので、その点で言えば子供のまま中身はアップデートされていない。
祖父母の介護を続け、家族を支え続けた僕を周りはしっかりとした大人だと認識していたと思う、けれど僕はそれは違うと思うのだ。
大人と子供の境目は一体何処にあったのか? 僕にはそれが分からない。
そんな感じに三人で喋っていたら30分なんてあっという間で、というか30分もかからずにロイドは荷物を抱えて戻って来た。
それはいかにもこれから旅に出ます! という大荷物で、僕は慌てて彼を呼び寄せる。
「ダメだよ、そんな大荷物じゃ、いかにも今から何処か遠くへ出かけますって言ってるようなものだろう!?」
「え……あ、そうか、お前は旅というより逃亡なんだっけ。でも、街を出るならある程度の準備は……」
「必要はありません、私達も一緒ですからね」
ルーファウスがあからさまな上から目線。だからそういう所だよ、やめようよ、ルーファウス。
「でも色々持っていった方が安心できるのは確かだからロイド君は間違ってないよ、大丈夫、これ全部僕の鞄に入ると思うし」
そう言って僕はルーファウスに貰ったマジックバックをポンと叩いた。
僕たち四人はまるで薬草採取にでも出るような身軽さで街の外に出た。
本当はシェアハウスの皆にも別れの挨拶をしたかったんだけど、あまり言って回るとすぐに所在がバレてしまうから、必要最低限だけの挨拶にとどめた。
冒険者というのは冒険をするのが生業の職でもある、出会いも別れも一期一会なのだそうで、皆一様に「また何処かで」というわりとあっさりな反応で、こんなものなのかと少し寂しくも思う。
この街で過ごして一ヵ月と少しだけど、たくさん思い出ができた。連日連夜宴会という名の飲み会だったのには本当に呆れてしまうけど、今日隣にいた人が明日になったらもういない、冒険者というのはそういう職業で、だからこそ毎日を楽しんで生きてるのだろうな、なんて事も思ったりもした。
まぁ、それでも彼等は飲みすぎだと思うけどね!
「タケル、どうした?」
街を振り返り名残を惜しむ、いつかまたこの街に戻って来る時には僕は立派な冒険者になれているかな? 今はおんぶに抱っこの新米冒険者だけど、その時には自分は一人前の冒険者なのだと胸を張って皆の前に顔を出せる自分になれていたらいいな。
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