目の前の魔法陣と男に巻き込まれて

入学式って長くて面倒くさいよなぁ

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「念話ですか？

もちろん使えますよ！！
俺達みたいなのに使えない奴がいたらそいつは同士失格だ！！

って言いたいですが、まあそこまで徹底的に萌えみたい人いないですよねぇー。

まあ、俺は萌えを見たいがために強くなり、気配を消すのがうまくなり、頭も良くなったんですけどねっ！


ケントがどうかは知りませんが、俺は理由はどうあれ使えますよ。うん。」


目をパチクリさせている風紀委員長に呆れた顔をしたニコラスは声を掛ける。


「言っている内容が分からなければツッコムな。関わるな。セイヤが言う同士とやらであるならば突っかかっても良い話題かもしれないがな。」


「あ。
俺はセイヤと理由違いますよ。

って言っても使える理由聞かれても困りますけど。
とりあえず、使えるから使ってます。


同士であればセイヤと二人で歓迎しますよ。」


「そうか。
同士って言うのは男同士のイチャコラを見るのが好きって事だな？

俺の親友がイケメン二人の絡みとか言ってニヤニヤしながら萌えぇ～とか言いつつ盗撮しているのをよく見かける。

最初のうちは不審者扱いされてよく風紀委員室に連行したしされていた。

今はバレないようにやってるらしい。
そういう現場や理由で連行もされてこないし、見掛けなくなったからな。

で、それこそセイヤみたいな理由で色々極めていたぞ。」


「マジすか！

ケント！一緒に腐ラブと言うなのクラブ又は部活作ろうぜ！
人数的にクラブとか愛好会が限界だと思うけどなっ！」


「あ、じゃあ早速、風紀委員長！

受理お願いします。」


腐ラブの。



「あー...。
分かった、やっておくから、早くクラスに行け。

風紀委員登録とクラブの登録するから、
放課後二人で風紀委員室に来い。
分かったな？」 


相変わらずのクールな無表情で言っているがきっとそこに萌えポイントがあるんだろう。