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天界から落ちて異世界へ!

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「ぅわぁぁぁ?!ひぇぇぇぇぇ!?!?!?!」





ガサッバサッ




「うわぁ!
こんなとこに木があるなんて...。
いや...。木に落ちたから命拾いしたのか?
まあ良いや、とりあえず降りよう。
とうっ!」


まるで戦隊モノのような掛け声を出し飛び降りた。


ここどこだよ。
この森の中歩き回ったら絶対遭難するやつじゃねぇーか。
お父さんはどこに落としたんだか。

言っても仕方ねぇな...。

危険がない間に魔法の練習しておかないとないし。
今襲われたら食べられちゃう(ハートww)

とりあえず本読みながらやるか。


ゴソゴソ


背負っていたリュックを漁り始めた。
リュックの理由は、魔法が使えないからお父さんが使えるまでは使うと良いと言って用意したとか。


あった。


パラパラ


えーと。なになに?
神はそれ自体が魔力なので、祈り崇めるようにしましょう。
さすればあなたにも幸運や魔力が増えるでしょう。

...。??
これただの宗教じゃねぇーか!
きっと読んだ場所が悪かったんだ。

...。
本に宗教の本って題名がついてるんだけど...。
この本自体が魔法の本じゃねぇし。
こんなのいらん!


ぽい!


バコッ


宗教の本を勢い良く投げた。
 
そして先程のようにまたリュックを漁り始めた。


ごそごそ。ガサゴソ。


あったわ。
これか初級魔法簡単そうだな。


「サンダーボール」


ビリビリ、バリバリ

ドガン!!


「...。わー。
周辺の木が折れた。
どうしたもんだか...。

もうちょい抑えながら使わないと初級魔法が中級並みに...。」


音といい、独り言といい聞いてればわかる通り、サンダーボールを出した瞬間木に感電し絢斗を中心とし半径10m以上の木が折れてしまった。

丸くそこだけ折れて上から見れば軽くミステリーサークルになっている。


あ。なんか書いてある。
初級魔法の一番簡単なやつは~ボールと付きます。
なるほど簡単なやつは簡単なんだな。 
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