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60 ジリオの日記・追記
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――追記。『成人の義』から私が戦場にいた1ヶ月のあいだ、ピジュになにが起こったのか、調べたことを記しておく。
ファリアーナ神の似姿を持ち、手を繋ぐだけで自身の魔力をととのえ、活力をみなぎらせてくれる清らかな魔法。彼女の持つ血族魔法は気持ちいいと評判だった。
父と、ラズ公爵はピジュに皇族たちの魔力をととのえてこいと伝えたそうだ。ピジュは疑うことなく皇宮に入ったことだろう……彼女の処女を散らしたのが、皇族の誰なのかはわからない。1ヶ月のあいだ、彼女は皇宮から帰されることはなかった。
あとから彼女の閨の守役になった者を問いつめたところ、彼女は自分のドレスを脱がそうとする皇族にキョトンとした表情で「なにをするのですか? もっと血族魔法を感じやすい方法があるのでしょうか?」と、問いかけたそうだ。
自分の肌のうえを男の手がまさぐっても、くすぐったいと笑うだけの彼女に、相手の皇族は「今しているのは、私の魔力を高めるための作業。でも同じことを婚姻後、愛する者同士がする閨行為でもある。ジリオーラと愛ある初夜をむかえるまえに、君の処女は、私に魔力を高める道具として奪われるんだよ。ジリオーラは君のこと、本当に大切にしていたから、君の王子様は婚約者に裏切られたと思うかもね」と、言ったそうだ。
――お姫様と王子様のすてきな婚姻……そしてふたりは、いつまでも幸せに暮らしました……何度も読んだ大好きな恋愛物語り。
婚姻の先、いつまでも幸せに暮らすため……愛する者同士がする閨行為……
「作業? 道具? ジリィを裏切る行為?」
――それを今、されているのだ……しているのだ……と知り、ピジュは初めて悲鳴をあげた。
身近にいた淫らに腰を振る令嬢と違い、ふるえて泣きながら逃げようとする小さなピジュは、皇子たちの興味を引いた。
「ジリオーラの清らかな婚約者には、もう戻れない」
「ジリオーラの体を知る前に、たくさんの男を知った淫らな女」
「ジリオーラは淫乱な婚約者の体を何も知らない愚かな男」
ピジュは歪んだ欲望の性知識を植えつけられながら、追いつめられていった……
皇宮の庭園に裸のピジュを獲物と称して放ち、数人で追いかけまわす遊びが人気だったそうだ。彼女をつかまえた皇子が、彼女を最初に犯せる権利を得る。最初に犯せる権利だ……参加した皇子たち全員が、かわるがわる彼女を弄んだことだろう……
そんな狂宴をラズ侯爵が許可していた。
お茶会を楽しんでいる皇女に、裸のピジュが助けを求めたこともあったらしい。皇女は「エバンティスのなかでも特に淫らな女だ」と、茂みにしゃがんでいたピジュを茶会の中央に引っぱりだし衆目に曝した。
美しいドレスをひるがえし、軽蔑するような視線を向ける令嬢たち。茶会参加の令息たちは、ピジュがエバンティスだと知ると、彼女の体液を得ようと、こぞって手をのばした。
その日から、高位貴族たちも「新しいエバンティスを抱かせろ」と、ラズ侯爵の前に金を積んだそうだ。狂宴は連日つづく。
一夜に相手はひとりの取り決めを破ったのは、欲に目がくらんだラズ侯爵。彼女の実の父親は、血族の当主の花嫁となるべく純粋培養したピジュを、性の知識もないままに野獣の群れに放ったのだ。
シシーリア聖皇国のための外交。エバンティスの繁栄のための血族の仕事。私は、彼女を辱めた奴らを許さない。父も、ラズ公爵も、シシーリア聖皇国も、彼女を『約定の証書』で縛った聖者とファリアーナ神も。
『約定の証書』で縛られた私ができることは少ないが、やりとげなければいけない。
まずは彼女を、なるべくはやく血族の仕事から解放するため、婚姻を急ぐ。
そのあと父の仕事を引き継ぎ、シシーリア聖皇国の宰相になり、エバンティスの体をさしださない外交手段をつくりあげる。エバンティスを血族の仕事から完全解放する。
やることは山積みだ。僕のウーニャの幸せのために!
彼女に愛されなかった最初の子供は、ウーニャたちの庭園に埋葬した。小高い山のなかに眠る愛しい我が子を不憫に思う。せめて母も父も兄弟たちもいるこの場所で、安らかに眠ってほしい……
――目頭を押さえ、パタンと『ジリオの日記』を閉じた。
日記には3枚の細密肖像画が挟まっていた。その絵姿には同じ女性が描かれている。
花畑で両手をつなぎ接吻を交わす幼いレディ・ピアディと青年の姿のジリオ。
リオが着せられて、レディ・ピアディに脱げと言われた、あのドレスを着て微笑むレディ・ピアディ。
真っ白いウーニャたちに囲まれて幸せそうな白い髪のレディ・ピアディ……
ひとりの女性の幸せだけを切り取った絵姿だった。
ジリオの子供が欲しいと言っていたレディ・ピアディ。ジリオの子種も無意識のうちに浄化してしまっていた彼女の心の傷は、最後まで深いままだったのか?
それともジリオのウーニャとして、幸せそうにしている姿に、過去のピジュが嫉妬しておこした現象か? 今はもう、誰も真実を知ることはできない……
――追っ手がかかることもなく、翌朝、陽気な門番にエバンティスの紋章入り短剣とジリオの署名が入った出領証明書を提示し、あっさり出領した。
「先日の馬車の行列は、もしかして領主様の『婚姻』の立会人だったのですか? 領主様は花嫁のために! って、この領を発展させたので、『婚姻』を楽しみにしている領民は多いんですよ。市井へのお披露目、あるかなぁ~本当のところどうでした?」
「レディ・ピアディは白いレースに銀糸の刺繍のドレス。身にまとう宝石は紫水晶。ジリオ様は真っ白い夜会服に刺し色はローズピンク。わかりやすいぐらいはっきりとお互いの色を纏っていたのよ。幸せそうなファーストダンスでしたわ」
リオがにこりと微笑んだ。門番も嬉しそうに頭を下げる。
領主夫婦を失った領民たちが、この先どうなっていくのかはわからない。願わくは、彼らが信じる幸せな領主夫婦の姿が、いつまでも語り継がれていってほしいと思った。
ファリアーナ神の似姿を持ち、手を繋ぐだけで自身の魔力をととのえ、活力をみなぎらせてくれる清らかな魔法。彼女の持つ血族魔法は気持ちいいと評判だった。
父と、ラズ公爵はピジュに皇族たちの魔力をととのえてこいと伝えたそうだ。ピジュは疑うことなく皇宮に入ったことだろう……彼女の処女を散らしたのが、皇族の誰なのかはわからない。1ヶ月のあいだ、彼女は皇宮から帰されることはなかった。
あとから彼女の閨の守役になった者を問いつめたところ、彼女は自分のドレスを脱がそうとする皇族にキョトンとした表情で「なにをするのですか? もっと血族魔法を感じやすい方法があるのでしょうか?」と、問いかけたそうだ。
自分の肌のうえを男の手がまさぐっても、くすぐったいと笑うだけの彼女に、相手の皇族は「今しているのは、私の魔力を高めるための作業。でも同じことを婚姻後、愛する者同士がする閨行為でもある。ジリオーラと愛ある初夜をむかえるまえに、君の処女は、私に魔力を高める道具として奪われるんだよ。ジリオーラは君のこと、本当に大切にしていたから、君の王子様は婚約者に裏切られたと思うかもね」と、言ったそうだ。
――お姫様と王子様のすてきな婚姻……そしてふたりは、いつまでも幸せに暮らしました……何度も読んだ大好きな恋愛物語り。
婚姻の先、いつまでも幸せに暮らすため……愛する者同士がする閨行為……
「作業? 道具? ジリィを裏切る行為?」
――それを今、されているのだ……しているのだ……と知り、ピジュは初めて悲鳴をあげた。
身近にいた淫らに腰を振る令嬢と違い、ふるえて泣きながら逃げようとする小さなピジュは、皇子たちの興味を引いた。
「ジリオーラの清らかな婚約者には、もう戻れない」
「ジリオーラの体を知る前に、たくさんの男を知った淫らな女」
「ジリオーラは淫乱な婚約者の体を何も知らない愚かな男」
ピジュは歪んだ欲望の性知識を植えつけられながら、追いつめられていった……
皇宮の庭園に裸のピジュを獲物と称して放ち、数人で追いかけまわす遊びが人気だったそうだ。彼女をつかまえた皇子が、彼女を最初に犯せる権利を得る。最初に犯せる権利だ……参加した皇子たち全員が、かわるがわる彼女を弄んだことだろう……
そんな狂宴をラズ侯爵が許可していた。
お茶会を楽しんでいる皇女に、裸のピジュが助けを求めたこともあったらしい。皇女は「エバンティスのなかでも特に淫らな女だ」と、茂みにしゃがんでいたピジュを茶会の中央に引っぱりだし衆目に曝した。
美しいドレスをひるがえし、軽蔑するような視線を向ける令嬢たち。茶会参加の令息たちは、ピジュがエバンティスだと知ると、彼女の体液を得ようと、こぞって手をのばした。
その日から、高位貴族たちも「新しいエバンティスを抱かせろ」と、ラズ侯爵の前に金を積んだそうだ。狂宴は連日つづく。
一夜に相手はひとりの取り決めを破ったのは、欲に目がくらんだラズ侯爵。彼女の実の父親は、血族の当主の花嫁となるべく純粋培養したピジュを、性の知識もないままに野獣の群れに放ったのだ。
シシーリア聖皇国のための外交。エバンティスの繁栄のための血族の仕事。私は、彼女を辱めた奴らを許さない。父も、ラズ公爵も、シシーリア聖皇国も、彼女を『約定の証書』で縛った聖者とファリアーナ神も。
『約定の証書』で縛られた私ができることは少ないが、やりとげなければいけない。
まずは彼女を、なるべくはやく血族の仕事から解放するため、婚姻を急ぐ。
そのあと父の仕事を引き継ぎ、シシーリア聖皇国の宰相になり、エバンティスの体をさしださない外交手段をつくりあげる。エバンティスを血族の仕事から完全解放する。
やることは山積みだ。僕のウーニャの幸せのために!
彼女に愛されなかった最初の子供は、ウーニャたちの庭園に埋葬した。小高い山のなかに眠る愛しい我が子を不憫に思う。せめて母も父も兄弟たちもいるこの場所で、安らかに眠ってほしい……
――目頭を押さえ、パタンと『ジリオの日記』を閉じた。
日記には3枚の細密肖像画が挟まっていた。その絵姿には同じ女性が描かれている。
花畑で両手をつなぎ接吻を交わす幼いレディ・ピアディと青年の姿のジリオ。
リオが着せられて、レディ・ピアディに脱げと言われた、あのドレスを着て微笑むレディ・ピアディ。
真っ白いウーニャたちに囲まれて幸せそうな白い髪のレディ・ピアディ……
ひとりの女性の幸せだけを切り取った絵姿だった。
ジリオの子供が欲しいと言っていたレディ・ピアディ。ジリオの子種も無意識のうちに浄化してしまっていた彼女の心の傷は、最後まで深いままだったのか?
それともジリオのウーニャとして、幸せそうにしている姿に、過去のピジュが嫉妬しておこした現象か? 今はもう、誰も真実を知ることはできない……
――追っ手がかかることもなく、翌朝、陽気な門番にエバンティスの紋章入り短剣とジリオの署名が入った出領証明書を提示し、あっさり出領した。
「先日の馬車の行列は、もしかして領主様の『婚姻』の立会人だったのですか? 領主様は花嫁のために! って、この領を発展させたので、『婚姻』を楽しみにしている領民は多いんですよ。市井へのお披露目、あるかなぁ~本当のところどうでした?」
「レディ・ピアディは白いレースに銀糸の刺繍のドレス。身にまとう宝石は紫水晶。ジリオ様は真っ白い夜会服に刺し色はローズピンク。わかりやすいぐらいはっきりとお互いの色を纏っていたのよ。幸せそうなファーストダンスでしたわ」
リオがにこりと微笑んだ。門番も嬉しそうに頭を下げる。
領主夫婦を失った領民たちが、この先どうなっていくのかはわからない。願わくは、彼らが信じる幸せな領主夫婦の姿が、いつまでも語り継がれていってほしいと思った。
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