25 / 71
24 媚薬
しおりを挟む
「その余裕な感じ、イライラするわ。ねぇ~え、あなたたち、この女を抱きつぶしちゃいなさいよ」
キャティの提案に、朦朧としていた頭が、一気に冴えた。いやよ……なにを言っているの?
「勘弁してくださいキャティ様。こんな小汚いガキ、抱く気になれませんよ。俺はあなたがいい」
「あっらぁ~、ふふふ。でも、いちおう異世界人よ、強大な魔力を持っているかも知れないじゃない?」
甘えたようなキャティの声。提案を拒否した男は、彼女の胸をやわやわと揉みながら拗ねたようにつぶやく。
「修練館がよいの下男たち、誰も魔力が高まった奴、いなかったですよ。抱き損になるじゃないですか」
「それにボロボロで臭いし、汚いしな。抱いたら病気になりそうだ!」
「違いない!」
バカにしたような大笑いが室内に響く。
「ふふんっ。いいこと思いついちゃった。香をもっと焚いて」
キャティが、サイドテーブルに置かれたガラスの小瓶を手に取った。あれはこの部屋に初めてきたときも置いてあった、謎の小瓶。
「ふふふ……ククッ……ふふ」
私の髪をつかんで、上を向かせたキャティは、顎を押さえ口を開かせる。とろろ~っ……と、口のなかに小瓶の中身を流しこんだ。暴力をふるわれた私の体は重く、キャティの手を振り払うことはできなかった。体が万全でも、身体強化している彼女たちに勝てはしないけれど……
「ふふふっ、楽しみね~。その澄ました聖女面がどう歪むかしら? ――ほら、もっとリオに香を嗅がせて!」
甘い匂いが強くなる。頭が重い。体の痛みが薄れていった……? 感覚が鈍くなった?
「!」強烈な刺激がお腹のなかで暴れた――
「ひぃやああぁぁぁ――! なに? やめて……んっ」
全身の毛穴が開いたかのように汗が吹きだす。下半身から水気が垂れる感覚がする――やだ、私、漏らした? なに? これ……全身をくすぐられているような、もどかしい感覚に生理的な涙があふれ、未知の感覚に身悶えする。――無意識に両足をこすりあわせた。
「ダメ、ダメ! ちゃーんと見せてくれなくちゃ!」
見せる……? なにを? キャティが足を修道服のスカートのなかにいれ、下着越しに秘部を踏んだ。
「ああああぁぁぁ――――――――――!」強烈な刺激に、目の前が真っ白になる。
「やっ、なに? 怖い! なに?」
「苦しいリオ? その苦しみから救ってあげようか?」
キャティが、にちゃにちゃと、私の密口を踏みもてあそぶ。
「あああっ……やぁ……踏まない……でぇ! 強くしないで……あっあっ」
声に艶がまじってきて、混乱する。必死で抵抗したいが、体に力がはいらない。
「やぁぁぁ……」
私の痴態に、男たちも興味を持ったのか? 近づいてくる……
「これはねぇ~……媚薬よ。あははははっ!」キャティが、嬉しそうに笑っている。
「――媚……薬……」
「香だけでも効果はあるんだけれど、小瓶を使うと、処女でも感じさせることができる優れもの! 高いのよ~使ってあげたんだから、感謝しなさい」
体中を何かが這いまわるような、そんな感覚がたえず襲ってくる。ぬかるんだ密口から密がこぷり、こぷり……と、溢れでて、その刺激で密壷が蠢きだした。
「んんん……あああ……」耐えられない……おかしくなっちゃう……
「その刺激から解放される方法があるのよ」
キャティの言葉に希望を見つけ、すがりつくように見上げた。
「イケばいいわ」
「行く?」――何処に?
「そう、達すればいいってこと。絶頂すればいいだけよ! あははははっ!」
キャティの高笑いが響く。
「で~も、誰も手伝わないわよ。自分で自分を慰めてイッちゃいなさい! あははははっ!」
目の前が真っ暗になった。苦しい……解放されたい……でも、自分で達する? できない。そんなのできないよぅ~助けて……アラン様……
彼の姿を思った瞬間。密壷がまだ知らない彼を求めて蠢動し、愛液をごぷり……っと、溢れださせる。――無意識だったのかも知れない。――胸と密口に向けて、ふるえる手がのびた……
――どこからか? ――女の高笑いが聞こえる――なれない手を夢中で動かす私に……笑い声の主が誰だったのか? 理解する思考は残っていなかった。
キャティの提案に、朦朧としていた頭が、一気に冴えた。いやよ……なにを言っているの?
「勘弁してくださいキャティ様。こんな小汚いガキ、抱く気になれませんよ。俺はあなたがいい」
「あっらぁ~、ふふふ。でも、いちおう異世界人よ、強大な魔力を持っているかも知れないじゃない?」
甘えたようなキャティの声。提案を拒否した男は、彼女の胸をやわやわと揉みながら拗ねたようにつぶやく。
「修練館がよいの下男たち、誰も魔力が高まった奴、いなかったですよ。抱き損になるじゃないですか」
「それにボロボロで臭いし、汚いしな。抱いたら病気になりそうだ!」
「違いない!」
バカにしたような大笑いが室内に響く。
「ふふんっ。いいこと思いついちゃった。香をもっと焚いて」
キャティが、サイドテーブルに置かれたガラスの小瓶を手に取った。あれはこの部屋に初めてきたときも置いてあった、謎の小瓶。
「ふふふ……ククッ……ふふ」
私の髪をつかんで、上を向かせたキャティは、顎を押さえ口を開かせる。とろろ~っ……と、口のなかに小瓶の中身を流しこんだ。暴力をふるわれた私の体は重く、キャティの手を振り払うことはできなかった。体が万全でも、身体強化している彼女たちに勝てはしないけれど……
「ふふふっ、楽しみね~。その澄ました聖女面がどう歪むかしら? ――ほら、もっとリオに香を嗅がせて!」
甘い匂いが強くなる。頭が重い。体の痛みが薄れていった……? 感覚が鈍くなった?
「!」強烈な刺激がお腹のなかで暴れた――
「ひぃやああぁぁぁ――! なに? やめて……んっ」
全身の毛穴が開いたかのように汗が吹きだす。下半身から水気が垂れる感覚がする――やだ、私、漏らした? なに? これ……全身をくすぐられているような、もどかしい感覚に生理的な涙があふれ、未知の感覚に身悶えする。――無意識に両足をこすりあわせた。
「ダメ、ダメ! ちゃーんと見せてくれなくちゃ!」
見せる……? なにを? キャティが足を修道服のスカートのなかにいれ、下着越しに秘部を踏んだ。
「ああああぁぁぁ――――――――――!」強烈な刺激に、目の前が真っ白になる。
「やっ、なに? 怖い! なに?」
「苦しいリオ? その苦しみから救ってあげようか?」
キャティが、にちゃにちゃと、私の密口を踏みもてあそぶ。
「あああっ……やぁ……踏まない……でぇ! 強くしないで……あっあっ」
声に艶がまじってきて、混乱する。必死で抵抗したいが、体に力がはいらない。
「やぁぁぁ……」
私の痴態に、男たちも興味を持ったのか? 近づいてくる……
「これはねぇ~……媚薬よ。あははははっ!」キャティが、嬉しそうに笑っている。
「――媚……薬……」
「香だけでも効果はあるんだけれど、小瓶を使うと、処女でも感じさせることができる優れもの! 高いのよ~使ってあげたんだから、感謝しなさい」
体中を何かが這いまわるような、そんな感覚がたえず襲ってくる。ぬかるんだ密口から密がこぷり、こぷり……と、溢れでて、その刺激で密壷が蠢きだした。
「んんん……あああ……」耐えられない……おかしくなっちゃう……
「その刺激から解放される方法があるのよ」
キャティの言葉に希望を見つけ、すがりつくように見上げた。
「イケばいいわ」
「行く?」――何処に?
「そう、達すればいいってこと。絶頂すればいいだけよ! あははははっ!」
キャティの高笑いが響く。
「で~も、誰も手伝わないわよ。自分で自分を慰めてイッちゃいなさい! あははははっ!」
目の前が真っ暗になった。苦しい……解放されたい……でも、自分で達する? できない。そんなのできないよぅ~助けて……アラン様……
彼の姿を思った瞬間。密壷がまだ知らない彼を求めて蠢動し、愛液をごぷり……っと、溢れださせる。――無意識だったのかも知れない。――胸と密口に向けて、ふるえる手がのびた……
――どこからか? ――女の高笑いが聞こえる――なれない手を夢中で動かす私に……笑い声の主が誰だったのか? 理解する思考は残っていなかった。
13
お気に入りに追加
98
あなたにおすすめの小説
【R18】エリートビジネスマンの裏の顔
白波瀬 綾音
恋愛
御社のエース、危険人物すぎます───。
私、高瀬緋莉(27)は、思いを寄せていた業界最大手の同業他社勤務のエリート営業マン檜垣瑤太(30)に執着され、軟禁されてしまう。
同じチームの後輩、石橋蓮(25)が異変に気付くが……
この生活に果たして救いはあるのか。
※完結済み、手直ししながら随時upしていきます
※サムネにAI生成画像を使用しています
大嫌いな次期騎士団長に嫁いだら、激しすぎる初夜が待っていました
扇 レンナ
恋愛
旧題:宿敵だと思っていた男に溺愛されて、毎日のように求められているんですが!?
*こちらは【明石 唯加】名義のアカウントで掲載していたものです。書籍化にあたり、こちらに転載しております。また、こちらのアカウントに転載することに関しては担当編集さまから許可をいただいておりますので、問題ありません。
――
ウィテカー王国の西の辺境を守る二つの伯爵家、コナハン家とフォレスター家は長年に渡りいがみ合ってきた。
そんな現状に焦りを抱いた王家は、二つの伯爵家に和解を求め、王命での結婚を命じる。
その結果、フォレスター伯爵家の長女メアリーはコナハン伯爵家に嫁入りすることが決まった。
結婚相手はコナハン家の長男シリル。クールに見える外見と辺境騎士団の次期団長という肩書きから女性人気がとても高い男性。
が、メアリーはそんなシリルが実は大嫌い。
彼はクールなのではなく、大層傲慢なだけ。それを知っているからだ。
しかし、王命には逆らえない。そのため、メアリーは渋々シリルの元に嫁ぐことに。
どうせ愛し愛されるような素敵な関係にはなれるわけがない。
そう考えるメアリーを他所に、シリルは初夜からメアリーを強く求めてくる。
――もしかして、これは嫌がらせ?
メアリーはシリルの態度をそう受け取り、頑なに彼を拒絶しようとするが――……。
「誰がお前に嫌がらせなんかするかよ」
どうやら、彼には全く別の思惑があるらしく……?
*WEB版表紙イラストはみどりのバクさまに有償にて描いていただいたものです。転載等は禁止です。
イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。
すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。
そこで私は一人の男の人と出会う。
「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」
そんな言葉をかけてきた彼。
でも私には秘密があった。
「キミ・・・目が・・?」
「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」
ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。
「お願いだから俺を好きになって・・・。」
その言葉を聞いてお付き合いが始まる。
「やぁぁっ・・!」
「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」
激しくなっていく夜の生活。
私の身はもつの!?
※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
では、お楽しみください。
【※R-18】私のイケメン夫たちが、毎晩寝かせてくれません。
aika
恋愛
人類のほとんどが死滅し、女が数人しか生き残っていない世界。
生き残った繭(まゆ)は政府が運営する特別施設に迎えられ、たくさんの男性たちとひとつ屋根の下で暮らすことになる。
優秀な男性たちを集めて集団生活をさせているその施設では、一妻多夫制が取られ子孫を残すための営みが日々繰り広げられていた。
男性と比較して女性の数が圧倒的に少ないこの世界では、男性が妊娠できるように特殊な研究がなされ、彼らとの交わりで繭は多くの子を成すことになるらしい。
自分が担当する屋敷に案内された繭は、遺伝子的に優秀だと選ばれたイケメンたち数十人と共同生活を送ることになる。
【閲覧注意】※男性妊娠、悪阻などによる体調不良、治療シーン、出産シーン、複数プレイ、などマニアックな(あまりグロくはないと思いますが)描写が出てくる可能性があります。
たくさんのイケメン夫に囲まれて、逆ハーレムな生活を送りたいという女性の願望を描いています。
私を愛するスパダリ王子はヤンデレでストーカーでど変態だった
木野ダック
恋愛
※途中までは普通の恋愛ストーリー感ありますが、突如R18に入り込みますのでご注意ください。(念の為R18入るシーンは※マークつけたいと思います)
※もし筆者の他の作品を読んでくださった方が読まれた場合、かなり毛色が違うので忌避感を覚えるかもしれません。この作品は、エロを通じての変化に注力して書きましたので、普通に濃厚なエロシーンが多大に出てきます。過激ではないと思いますが、アブノーマルチックなのもあります。【以下あらすじ】レアは学園への入学と同時に、中々進展のない大好きな幼馴染ーーレオンとの仲を発展させようと意気込んでいた。
そんな中で偶然にも、天上人と名高いユーリ王子と遭遇する。道に迷ったところを助けたもらい、ひょんなことから仲を深めることになる。
一方、レアのことが好きなレオンはヤキモキする、喧嘩にまで発展してしまうものの、互いに仲直りしようと考え直す。
仲直りに一緒に帰ろうとした矢先、レアは姿をくらましてーー
レアがドロドロに王子は堕とされていくお話です。
義兄様に弄ばれる私は溺愛され、その愛に堕ちる
一ノ瀬 彩音
恋愛
国王である義兄様に弄ばれる悪役令嬢の私は彼に溺れていく。
そして彼から与えられる快楽と愛情で心も身体も満たされていく……。
※この物語はフィクションです。
R18作品ですので性描写など苦手なお方や未成年のお方はご遠慮下さい。
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる