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第3章
18話 暫定聖女とダメ王子の再出発
しおりを挟む聖地巡礼の旅を終え、王都の大聖堂に戻ってから1週間が経過した。
現在私は、原因不明の発熱に見舞われて絶賛ダウン中です。
いや、何となくだが原因は分かってる。
多分セアの仕業だ。
あの時セアは私に、聖女として持つべき力を付与し直す、とか何とか言っていた。
戻り際、特に何か言われた訳じゃないし、根拠もない。
つまり単なるカンだけど、絶対、それがこの発熱に関わっているはずだ。
それに、エドガーから聞いた所によると、エドガーが使徒の力に目覚める直前にも、セアとおぼしきひょっとこ面(何故そんなチョイスをした)を被ったスーツ姿の女性から、力を覚醒させる為の処置で体調崩すだろう、みたいな事を言われたらしいから、十中八九私の体調不良も、セアの手によるものだと考えて間違いないはず。
つか、体調不良になるならなると、最初に教えておいてくれませんかね!?
何の心構えも覚悟もないまま、急に熱出してぶっ倒れるなんて事になって、私自身もめっちゃ不安になったけど、それ以上に、周りの人達の方が血相変えて右往左往してて、ものっそい申し訳なかったんですけど!
特に、シアには酷い心配をかけてしまった。
私が急に、40度前後の熱を出してベッドから起き上がれなくなった、と聞いた時には、シアまで倒れそうな顔色をしてたらしい。
そりゃまあ、村で生きてた頃でさえ全く熱を出した事がない、絵に描いたような超健康優良児だった私だ。シアは私に何も言わないが、かつての両親の末期を思い出し、最悪の事態を想像して、夜も眠れなくなっていたかも知れい。
一応、この程度の熱じゃ私は死なない、どうって事ないから心配しなくていい、とは言ったけど、現在進行形で高熱出して寝込んでる人間に言われた所で、説得力なんて欠片もなかった事だろう。
ごめんよシア。けど、お姉ちゃんはホントに大丈夫だから。
ちなみに、聖地でセアと話した事により、正確には聖女ではなかったと判明したシアだけど、ディア様との話し合いの結果、シアが聖女ではなかった、という事実は神殿に属する人々の大半にも伏せられ、立場と身分も、そのまま維持される事になった。
とっくの昔に、『今代降誕した聖女は2人である』と、大々的に公表してしまっているからだ。
ここで聖女に関する公表を覆せば、創世聖教会の不手際やら何やらを糾弾する者も出てくるだろうし、最悪、聖女の存在をでっち上げた、と悪意ある話を捏造され、周囲にばら撒かれる可能性も……いや、間違いなく、そうした動きをする者が現れるだろう。
基本的にこの世界は、良くも悪くも封建制度丸出しだ。
社会福祉なんて概念は存在せず、様々な理由から社会生活を上手く営めない人々は、事情の説明さえ許されず爪弾きにされ、さっさと見捨てられてしまう。
命に係わるような状況に置かれても、手を差し伸べてもらえず、見殺しにされる事の方が圧倒的に多いのだ。
そんな厳しい世情において、創世聖教会は弱者救済の理念を掲げる一大組織として知られている。
だが、哀しいかな。
創世聖教会の存在を厭う者も、確かに一定数存在する。
貧乏人や弱者に金を融通する事を嫌う者……つまり、自分さえよければそれでいい、他人の生き死になんざ知ったこっちゃない、と考える、性格クソな金持ちや権力者という生き物が。
創世聖教会は、弱者にとっては希望の光であり最後の砦だが、そういう連中にとっては単なる偽善者の集団であり、喜捨の名目で金を無心してくる、厄介者の金喰い虫でしかない。なくなって欲しいとまでは思わずとも、力を削ぎたいと思う者なら幾らでもいる。
創世聖教会としては、こんな所で、そういう連中につけ込まれる隙を見せる訳にはいかないって訳なのです。
当事者であるシアも、ディア様から事情を説明され、腹を括った。
今後も沈黙を貫き、聖女として立ち続けると決めたのだ。
私もそれでいいと思っている。
だって、それで何か人を困らせてる訳でもなければ、散財してる訳でもないから。
かなりいい部屋は使わせてもらってるけど、ある程度の掃除は自分でしてるし、普段のご飯や着る物も、神官さん達や神殿に勤めてる人達と同じだからね。
お貴族様や裕福な商人達の中には勘違いしてる人もいるけど、聖女である事を理由にした、過度な優遇なんて一切されてないんですよ、私達は。
◆◆◆
私の仮説を裏付けるかのように、寝込んで3日目辺りで、身体の奥に燻るような熱を持つ『何か』が現れた。それは規則的に脈打ちながら熱を生み出し、その熱を全身に広げようとしてくる。
それが、魔力が急激に増大している感覚だと気付くのに、そう時間はかからなかった。
全身の筋肉と関節が、熱のせいでミシミシ言いそうなくらい軋んで痛んで、夜寝る前には鎮痛剤飲まないと熟睡できない状態だったんで、最初は思い違いか何かだと思ってたけど、間違いない。
てかあの、私、元からかなり魔力バカ高かったんですけど、まだ増えるんですか?
うわどうしよ。のちのち制御できるかどうか、心配になってきた……。
ともあれ、私が熱を出して寝込んでから現在5日目。
発熱の度合いは大分軽くなり、身体も楽になってきた。
完全に熱が下がる気配はまだないけれど、半笑い浮かべながら見舞いにやって来て、「これがホントの鬼の霍乱って奴だな。ある意味SSRじゃね?」とか抜かしやがったエドガーのデコを正面から鷲掴み、ベアクローかまして悲鳴上げさせるくらいの事は、できるようになりました。
まあ奴も病人への見舞いに、アイスとかプリンとか買って来るくらいの心遣いはできるようになったようだし、追加攻撃は勘弁してやったよ。
もし、唐揚げとかコロッケとか持って来やがったら、病身に鞭打ってでも追加で何発かくれてやろうと思ってたので、内心ホッとした。成長したな、エドガー。
しかし――
「…………」
「ホラどうした、口開けろって」
「……。無理。つか要らん。やめろ。全力で辞退する」
によによ笑いながら、アイスを掬ったスプーンをこっちに向けて来るエドガーに、私は疲れた声でボソボソ呟き、口を開くのを断固拒否した。
傍から見れば、美少年に『あーん』してもらってる羨ましい女の図が出来上がってるんだろうけど、私の中身は、3次元の男に全く興味がない枯れ切った2次元オタクだし、こいつの中身も、腐れ縁の無神経な残念野郎だ。ぶっちゃけ何も嬉しくない。
むしろ、介護されてるみたいで悲しくなるだけだわ。
私は向けられてるスプーンを素早く奪い取り、自分でアイスを口に運んだ。
……うむ、うまし。ミルクの優しい風味が活きている。
オイ、なんだエドガー。そのつまらなそうな顔は。
それともアレか? どっかの有名コント番組よろしく、「いつもすまないねえ」とか言うべきだったのか? 私に何を求めてるんだお前は。
そういうネタ振りは元気な時にやってくれ。
心身共に余裕がない病人にボケを期待すんじゃねえ。
つか、そのアイスをさっさとよこせ。溶けちゃうだろ。
私に無言の催促をされたエドガーは、一層つまらなそうな顔をしつつ、渋々といった感じでアイスのカップを私に手渡してくる。
「つまんねえなぁ。折角だから使徒らしく、聖女様の世話焼いてやろうと思ったのに」
「だーから、そんなモン要らんっつの。まあ、お陰で期せずして、介護老人の気持ちがよーく分かったけど」
「介護老人ねえ。そんな自分を卑下すんなよ。お前はまだ若くて見た目もいいんだしさ。介護なんて言い方する事ねえよ」
「……エドガー……」
何だか照れ臭そうに視線を逸らしつつ、エドガーがうそぶく。
なんだよ。たまにはいい事、言うじゃないか。
ちょっと嬉しかったぞ。今の言葉。
ホントに成長したんだな。エドガー。
「大体、シモが緩んでオムツの世話になる心配するにゃ、まだ早いだろ。そういうのは、もうちょい年取ってから考えりゃいい事で――いでででッ! ちょ、おいっ、やめ――うぎゃあああっ!?」
私は微笑みながら、ニカッと笑って余計な事をほざきやがるエドガーのデコを再び無造作に鷲掴んで、万力のようにジワジワ力を入れ始めた。
余計なお世話だバカ野郎。
デリカシーがないにもほどがある。
前言撤回。やっぱお前、なんも成長してねえわ。
「何にしても、これからもう少し、身の振り方ってのをしっかり考えないとね」
エドガーからかっぱらったアイスを優雅に堪能しつつ、私が独り言のように言うと、こめかみをさすっていたエドガーが「なんだそりゃ」と口を挟んできた。
「身の振り方も何も、お前は聖女だろうがよ。これから先もここで生きてくんだろ?」
「そりゃそうだけど、私の役目はそもそも、人類の救済役というより監視役兼制裁役な訳でしょ? 別に今、その役割を果たさなくちゃならないような事、起きてないじゃない。
つまり、今現在私は、仕事らしい仕事がろくにないのよ。あんたも元会社員なら、それがどういう事か分かるでしょ?」
「ああ……。そういう事か。勤め先でほとんど仕事がない、それすなわち、穀潰しに近い存在って事になるわな……」
エドガーが渋い顔をする。
「そういう事。勿論、神殿の人達や大聖堂の人達が、私達に向かってそんな事言う訳ないし、これからも善意を持って接してくれるだろうけど、その善意に胡坐を掻くような暮らしをするのは、違うんじゃないかな、と思って」
「確かに。俺ももう王族じゃねえんだ、ここで自分にできる仕事を自力で探さねえとな。立ち位置的に、雑用なんて絶対やらせてもらえねえだろうし」
「でしょうね。むしろそんな事言ったら逆に、精神的な負担になっちゃいそう……」
アイスを食べ終えた私は、腕組みしながら唸るエドガーをよそに、幾つものクッションが置かれ、適度にもたれかかれるようになっているベッドに、ばふん、と音を立てながら倒れ込む。
なんかちょっと、いや、結構頭が痛くなってきた。
少し身体が楽になったからと、調子に乗って長々と話し過ぎたようだ。
顔をしかめて、うー、と小さく唸る私に、エドガーが「おい、大丈夫か」と声をかけてくる。
「ごめん、あんまり大丈夫じゃない……。少し休むから、あんたも自分の部屋で休むなり、気分転換に出掛けるなりしてて……」
「分かった。……悪い、無理させ過ぎた。話の続きはまた今度な」
「うん。私も、ちょっと調子に乗り過ぎたわ……。シアと世話役やってくれてる神殿女官には、この事黙ってて。怒られる……」
「へいへい。分かりました。つか、黙ってねえと俺の方がどやされちまうよ」
エドガーは、苦笑いしつつも空になったアイスのカップとスプーンを回収し、座っていた椅子から立ち上がった。
「んじゃ、部屋に戻るな。……昼飯、食えそうか?」
「今は、ちょっとしんどいけど、多分食べられると思う……。しばらく、寝るわ……」
「……おう。おやすみ」
その言葉を最後にエドガーは部屋から出て行き、私もゆるゆると眠りの世界に引き込まれていった。
◆◆◆
結局、私は丸1週間寝込んだのち、ようやく熱が下がって復活した。
なんかこう、寝込む前より身体が軽くて調子がいいし、力が漲ってる感じです。
これが私が本来受け取るはずだった、正式な聖女の力の影響なんだろう。
試しに身体強化魔法を使ってみたけど、特に問題はなかった。それどころか、以前よりも発動がスムーズだ。息をするような感覚で身体強化魔法を扱える。
お陰様で、魔力制御への懸念も吹っ飛びましたよ。よかったよかった。
……と、思ってたら、実際にはあんまり笑えない事態になっていた。
ディア様からの進言で、体内の魔力におかしな変異がないかどうか細かく確認した所、基礎属性と補助属性が増えていた事が判明したのだ。
しかも、基礎属性が光と闇の2属性、補助属性が地、水、火、風の4属性という、露骨にチート丸出しな有り様になってて、我が事ながら腰抜けるかと思った。
でもディア様曰く、聖女というと、どうしても光属性にばっかり目が行きがちだけど、元々歴代の聖女はみんなこういう感じだったらしいので、あんまり深く考えたり、悩んだりはしない事にした。
というか、そもそも悩んでる暇なんてない。
元々、基礎属性とも補助属性とも無縁な無属性で、身体強化魔法の制御法しか学んでなかったから、今回新たに得た6属性に関する知識や各属性の魔法の使い方、その各種制御法なんかを、改めて学び直さなければならなくなったのだ。
おまけに相談の最中、属性魔法の基礎すらできてないんなら、もういっぺん学園入って、諸々みっちり勉強した方が安全だよね、とか言う話が出てきたのです。
つまり、学園にもういっぺん、編入という形で通い直したらどうかと。
勿論、シアは魔法制御、知識共になんら問題ないので、編入するのは私だけ。
エドガーもしかりだ。奴は既に、後付けのはずの身体強化魔法を、ごく普通に使いこなしている。魔法を扱う為に必要な知識も、本を読むだけであっさり理解して、身に付けてしまった。
実際、身体強化魔法を使う為の理屈は、そんな難しいもんじゃない。あいつの頭なら、独学で十分何とかなるレベルだろう。
こうして私は、学園にぼっち編入する事になった。
ちょっと憂鬱です。
逆にエドガーは、私の登下校の際の護衛という仕事をゲットして、あからさまに喜んでやがったけど。
つか、みっちり勉強し直して来いとかなんでお前に言われなきゃなんねーんだよ! そもそもその言い方だと、出来の悪いダメな子が、もっぺん学校行かされてるみたいじゃねーか!
違うからね!? デキないんじゃないから!
足りない部分を補いに行くだけだから!
くっそ、ふざけんなよお前! 学園生活が始まったら絶対パシらせてやるからな!
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