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第1章 魔境で生きる
12話 テツの実力
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今日はテツがどの程度の戦力になるのか調べようと思う
「テツ!来い!」
小屋の外でグルグル飛び回っていたテツを呼ぶ
「キュキュ~?(なになに~?)」
俺の身体を中心に回り始めた、遊ぶの?ねぇねぇ?遊ぶの?しゅじ~ん?と少々うっとおしい
「遊びじゃない今日は、テツの戦力チェックだ!」
「キュキュ?キュー!キュキュ!(せん、りょく、ちぇっく?楽しそう!やるやる!)」
「よし、ついて来い!テツ!」
「キュー(はーい)」
獲物を探して魔境を歩き回る
いつもなら、とっくに闘いが始まっていてもおかしくないのに今日はなかなか魔獣と遭遇しない
というより、魔獣の魔力は近くに感じるんだが遠巻きにこちらをうかがっているようだ
「キュー、キュー(しゅじーん、これなにしてるの~)」
とテツが退屈そうに聞いてくる
「魔獣を探してるんだけど、なかなか出てこなくてな」
「キュー、キュキュー?(うーん、それって僕の匂いのせいかな~?)」
は!そう言えば、母ドラゴンがそんな事を言っていた気がする
一緒にいるだけで、魔獣が避けるとは、某RPGの聖水みたいだな…それなら!こっちから行こう!
俺は近くに感じてた魔獣の方向へ駆け出した、テツも後ろからついてきている
お!いたいた!
「キー!キキー!!!」「キー!」「キキキ!キー!」
猿の魔獣3匹が木の上でこちらを見て奇声をあげている、流石に目の前まで来られたら戦う気満々だな
「テツ!お前が相手をしろ!」
「キュー(はーい)」
テツは上空に飛び上がると口を大きく開いて、ブレスを吐いた
火炎放射器ぐらいの威力の炎が3匹に降り注ぐ
「キキ!キー!!ギィー!」「キー!」「キキー!」
3匹のうち1匹に炎がうつり、火だるまと化した!地面に落ちると辺りを転げ回り、少ししたら真っ黒の死体がそこにあった
残りの2匹はテツを撃退しようと、石や木の棒を投げているが、テツはひらりひらりと涼しい顔でかわしている
またも、テツがブレスを吐くと
2匹ともに引火し、炎を消そうと転げ回るがそれもむなしく死亡してから、炎は消えた
炎は相手が死亡するまで燃え続けていた、いったいどういうことだ?テツに質問してみる
「キュ~?キューキュー?(だって?僕の魔力で炎を作ってるから僕が自由に操れるのは普通だよ?)」
なるほど、えげつない技だな……今度俺も使ってみよう
だが!戦力としては申し分ない!
上空に飛んでいたら、地上の奴は敵じゃないな!
その後、テツには頑張ったという事で兎の肉を与えた
1匹食べると気に入ったのか、もう1匹要求してきた
「キュー!キュ!キュー!(しゅじーん!もう1匹だけ!おねが~い!)」
仕方なく、もう1匹与えた
その代わりデカくなったら必ず俺を乗せて空を飛ぶんだぞと言っておく
「キュー?キュキュキュー!(そんな事でいいの?そんなの、おやすいごようだよ~!)」
よし、許可は貰った!空を飛ぶのが楽しみだ!
ん?そう言えば、まだ時空魔法で空を飛べるか試してないな…明日試そう
そんな事を考え、道中の薬草や果実を拾って家に帰った
============================
お気に入りが200を突破していて
びっくりです!
これからも更新していくので
よろしくお願いします!
「テツ!来い!」
小屋の外でグルグル飛び回っていたテツを呼ぶ
「キュキュ~?(なになに~?)」
俺の身体を中心に回り始めた、遊ぶの?ねぇねぇ?遊ぶの?しゅじ~ん?と少々うっとおしい
「遊びじゃない今日は、テツの戦力チェックだ!」
「キュキュ?キュー!キュキュ!(せん、りょく、ちぇっく?楽しそう!やるやる!)」
「よし、ついて来い!テツ!」
「キュー(はーい)」
獲物を探して魔境を歩き回る
いつもなら、とっくに闘いが始まっていてもおかしくないのに今日はなかなか魔獣と遭遇しない
というより、魔獣の魔力は近くに感じるんだが遠巻きにこちらをうかがっているようだ
「キュー、キュー(しゅじーん、これなにしてるの~)」
とテツが退屈そうに聞いてくる
「魔獣を探してるんだけど、なかなか出てこなくてな」
「キュー、キュキュー?(うーん、それって僕の匂いのせいかな~?)」
は!そう言えば、母ドラゴンがそんな事を言っていた気がする
一緒にいるだけで、魔獣が避けるとは、某RPGの聖水みたいだな…それなら!こっちから行こう!
俺は近くに感じてた魔獣の方向へ駆け出した、テツも後ろからついてきている
お!いたいた!
「キー!キキー!!!」「キー!」「キキキ!キー!」
猿の魔獣3匹が木の上でこちらを見て奇声をあげている、流石に目の前まで来られたら戦う気満々だな
「テツ!お前が相手をしろ!」
「キュー(はーい)」
テツは上空に飛び上がると口を大きく開いて、ブレスを吐いた
火炎放射器ぐらいの威力の炎が3匹に降り注ぐ
「キキ!キー!!ギィー!」「キー!」「キキー!」
3匹のうち1匹に炎がうつり、火だるまと化した!地面に落ちると辺りを転げ回り、少ししたら真っ黒の死体がそこにあった
残りの2匹はテツを撃退しようと、石や木の棒を投げているが、テツはひらりひらりと涼しい顔でかわしている
またも、テツがブレスを吐くと
2匹ともに引火し、炎を消そうと転げ回るがそれもむなしく死亡してから、炎は消えた
炎は相手が死亡するまで燃え続けていた、いったいどういうことだ?テツに質問してみる
「キュ~?キューキュー?(だって?僕の魔力で炎を作ってるから僕が自由に操れるのは普通だよ?)」
なるほど、えげつない技だな……今度俺も使ってみよう
だが!戦力としては申し分ない!
上空に飛んでいたら、地上の奴は敵じゃないな!
その後、テツには頑張ったという事で兎の肉を与えた
1匹食べると気に入ったのか、もう1匹要求してきた
「キュー!キュ!キュー!(しゅじーん!もう1匹だけ!おねが~い!)」
仕方なく、もう1匹与えた
その代わりデカくなったら必ず俺を乗せて空を飛ぶんだぞと言っておく
「キュー?キュキュキュー!(そんな事でいいの?そんなの、おやすいごようだよ~!)」
よし、許可は貰った!空を飛ぶのが楽しみだ!
ん?そう言えば、まだ時空魔法で空を飛べるか試してないな…明日試そう
そんな事を考え、道中の薬草や果実を拾って家に帰った
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これからも更新していくので
よろしくお願いします!
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