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第1章 魔境で生きる
7話 魔人?
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目が覚めると、木の下で
20代くらいの魔人と熊の魔獣が闘っていた
「グオォオォ!」
「……ふん…」
ん?あの魔人いつもの奴よりおとなしいぞ?
「ガァアァア!」
熊の魔獣が魔人へ鋭く尖った爪を振り下ろす、それを魔人はいなすように避ける
あの、魔人の武器は…ない?
素手で戦うのか?
魔人はスルリと魔獣の背後に回った
そのまま正拳突きを繰り出すと
魔獣は少し浮き上がり
バキッ!!
背骨が折れる音がした
魔獣はうつ伏せに倒れた
すぐさま魔人は魔獣の脳天に拳を打ち込んだ
ビチャ!
うわ~脳みそが飛び散ったよ…えげつねぇ
「すまん……」
なんか、お辞儀してるな
やっぱり今までの魔人とはなんか違うみたいだな?
よし、後をつけてみるか!
魔人は熊の魔獣を担いで、森の奥に
歩いて行った
バレないように、50mは離れとこう
魔眼のおかげで見失う事はないだろう
30分ほど歩くと、魔人は熊の魔獣を外に置くとボロボロの掘っ建て小屋の中に入って行った
「魔人が小屋で生活だって?」
家の図書館で読んだ魔人の生態は
ただ、本能のままに魔境を彷徨い続けるだけの存在だと書いてあった
本当にあれは魔人なのか?
しばらく考え込んでいると魔人は
斧を持って出てきた!
感づかれたか!
そのまま、小屋の裏に回ると
薪を割りはじめた…
「まんま、人間じゃねぇか」
その隙に小屋の中に入ってみる
中は手作りのテーブルに手作りの椅子が2脚、台所もしっかりある…
「普通だな……」
変なところはどこにもない
すると背後から気配がした!
振り返るとさっきの魔人が薪割りを終えて帰ってきていた!
外に出ようにもここは小屋の中だ
倒すしかないか!
「お前、人間か?だが左眼がおかしいな?」
「な!喋れるのか!」
「ん?あぁ、俺もお前と同じ様なものだと思うぞ?」
「どういう事だ?お前は魔人じゃないのか?」
「とりあえず、座って話そうぜ?」
2脚ある椅子の片方に座るよう
促された
「あ、あぁ」
椅子に腰掛けた、魔人も向かいに
座っている
「それじゃあ、説明するとだな、俺はここに魔人を倒しに来たんだ、知ってるか?魔人はだいたいが魔導具を持っている、それを売ればかなりの額になるってわけだ」
一攫千金狙いだったって事か…
「なるほど、じゃあ元は冒険者か何かだったのか?」
「その通り、だが来てみたはいいが数日ここにいたら身体に魔素が大量に入ってきてな、魔人になると理性を失うらしいじゃねぇか、だから首より上に魔素が行かないよう俺の魔力をフルに使ったわけよ」
その結果、魔人を狩りに来たのに自分が魔人になっちまったと彼は笑いながら言った
「その、なんて言うか……」
「あん?同情とかはいらねぇぞ」
「わかった」
「にしても、お前さん見た目はガキに見えるが?大人びてやがんな?名前はなんてんだ?」
「ん?あぁよく言われるよ、ちょいと理由があってな、名前はない…好きに呼んでくれ」
「そうか、なら坊主でいいな、まだがきんちょみてぇだしよ、俺の名はヒロキってんだよろしくな!」
「あぁよろしく」
「坊主、お前行くとこあんのか?良かったらここに住むか?」
「いいのか?」
「おうよ!1人じゃ寂しかったところだし、聞きたい事も色々あるしな!」
「それじゃあ、世話になる」
「おう!」
こうして、魔人?と暮らす事になった
============================
頑張って更新していきます!
よろしくお願いします!
20代くらいの魔人と熊の魔獣が闘っていた
「グオォオォ!」
「……ふん…」
ん?あの魔人いつもの奴よりおとなしいぞ?
「ガァアァア!」
熊の魔獣が魔人へ鋭く尖った爪を振り下ろす、それを魔人はいなすように避ける
あの、魔人の武器は…ない?
素手で戦うのか?
魔人はスルリと魔獣の背後に回った
そのまま正拳突きを繰り出すと
魔獣は少し浮き上がり
バキッ!!
背骨が折れる音がした
魔獣はうつ伏せに倒れた
すぐさま魔人は魔獣の脳天に拳を打ち込んだ
ビチャ!
うわ~脳みそが飛び散ったよ…えげつねぇ
「すまん……」
なんか、お辞儀してるな
やっぱり今までの魔人とはなんか違うみたいだな?
よし、後をつけてみるか!
魔人は熊の魔獣を担いで、森の奥に
歩いて行った
バレないように、50mは離れとこう
魔眼のおかげで見失う事はないだろう
30分ほど歩くと、魔人は熊の魔獣を外に置くとボロボロの掘っ建て小屋の中に入って行った
「魔人が小屋で生活だって?」
家の図書館で読んだ魔人の生態は
ただ、本能のままに魔境を彷徨い続けるだけの存在だと書いてあった
本当にあれは魔人なのか?
しばらく考え込んでいると魔人は
斧を持って出てきた!
感づかれたか!
そのまま、小屋の裏に回ると
薪を割りはじめた…
「まんま、人間じゃねぇか」
その隙に小屋の中に入ってみる
中は手作りのテーブルに手作りの椅子が2脚、台所もしっかりある…
「普通だな……」
変なところはどこにもない
すると背後から気配がした!
振り返るとさっきの魔人が薪割りを終えて帰ってきていた!
外に出ようにもここは小屋の中だ
倒すしかないか!
「お前、人間か?だが左眼がおかしいな?」
「な!喋れるのか!」
「ん?あぁ、俺もお前と同じ様なものだと思うぞ?」
「どういう事だ?お前は魔人じゃないのか?」
「とりあえず、座って話そうぜ?」
2脚ある椅子の片方に座るよう
促された
「あ、あぁ」
椅子に腰掛けた、魔人も向かいに
座っている
「それじゃあ、説明するとだな、俺はここに魔人を倒しに来たんだ、知ってるか?魔人はだいたいが魔導具を持っている、それを売ればかなりの額になるってわけだ」
一攫千金狙いだったって事か…
「なるほど、じゃあ元は冒険者か何かだったのか?」
「その通り、だが来てみたはいいが数日ここにいたら身体に魔素が大量に入ってきてな、魔人になると理性を失うらしいじゃねぇか、だから首より上に魔素が行かないよう俺の魔力をフルに使ったわけよ」
その結果、魔人を狩りに来たのに自分が魔人になっちまったと彼は笑いながら言った
「その、なんて言うか……」
「あん?同情とかはいらねぇぞ」
「わかった」
「にしても、お前さん見た目はガキに見えるが?大人びてやがんな?名前はなんてんだ?」
「ん?あぁよく言われるよ、ちょいと理由があってな、名前はない…好きに呼んでくれ」
「そうか、なら坊主でいいな、まだがきんちょみてぇだしよ、俺の名はヒロキってんだよろしくな!」
「あぁよろしく」
「坊主、お前行くとこあんのか?良かったらここに住むか?」
「いいのか?」
「おうよ!1人じゃ寂しかったところだし、聞きたい事も色々あるしな!」
「それじゃあ、世話になる」
「おう!」
こうして、魔人?と暮らす事になった
============================
頑張って更新していきます!
よろしくお願いします!
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