とある高3の日記

7月27日

今日も朝から雨が降っていた。昨日の午後は晴れていたので今日は一日中晴れると思っていたので少し残念だった。とはいえ結局昨日と同じく晴れたので午後から出かけることが出来た。
出かけた先はスーパーだ。日曜に誓約書まで書かされて3千円借りたのに食材はやはり足りなかった。ちなみに食材を買う金は兄の口座から取り出した。何故か兄が俺に自分の銀行の暗証番号を教えてきたがこういう時に使えという事だったのかもしれない。金を手に入れてスーパーで買い物をすると残りの日数が持つくらいの量になった。
帰宅後少しすると兄が帰ってきた。「今日の飯はなんだ」と言う兄に俺は「手羽先を塩胡椒で焼いたもの」と答えた。
その返事を聞いた途端兄は不機嫌になった。「俺はそんな食いにくいものいらないから別の物を寄越せ」等色々文句を言われたここで知ったのだが兄は俺が借りた3千円を全て弁当に使う冷凍食品に使うものと考えていたらしい。なら今週の朝晩の朝はどうするのかというと「それを足りない頭で考える事も出来ないのか、本当に情けない」と言われたが、すっからかんの冷蔵庫の何を作ればいいのか俺にはさっぱり分からなかった。