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ホストと女医は診察室で.08

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 聖夜のことをあんなにバカにしていたのに、こんなに感じてしまっている自分がいる。

 どうしよう…、こんなに乱れて…、恥ずかしすぎる。
 
 そんな慶子の動揺など構うことなく、聖夜は着々とことを進めていく。

 ブラのホックはたやすく外された。



「あっ!」

 思わず胸を隠したが、その手に聖夜は口づけた。

 口づけはそのまま胸に移動していった。

 聖夜の舌が慶子が隠している部分に侵入していく。

「せ、聖夜さん…」

 聖夜は何も言わず舌を這わせていく。

 慶子は聖夜が与えてくれるであろう快感を想像してしまった。

 その瞬間、慶子の手の力はフッと緩む。

 それを聖夜が見逃すはずもなく、慶子の手はそっと除かれた。



「は、恥ずかしいです…」

「綺麗だよ」

 聖夜は慶子の乳房に愛撫を続ける。

 愛しむように乳房を啄むと、その先端を何度も何度も舐め、吸い上げた。

「あっ、あっ…、ダメです…、せ、聖夜さん…、そんなこと、あっ…、あっ」

 慶子の訴えとは反対に、その先端はちゃんと反応してしまっている。



「素敵だよ」

 聖夜は今度は唯一残ったパンティに手をかけると、慣れた手つきであっという間に脱がせてしまった。

「えっ…、あっ、やだっ、は…、恥ずかしい!」

 ど、どうしよう…。

 自分から言い出したことだと聖夜は言ったけど…。

 家を出てくる時は、まさかこんなことになるなんて、全く考えてなかった…。



 いい大人のくせして、セックスでジタバタするなんて情けない…。

 でも、初めてなのは事実で…。

 しかも聖夜は百戦錬磨の手練れなのだ。

 相手が悪すぎる。

 もう、体は反応しまくって、今更あとに引くことなど考えられない。



「大丈夫、優しくするから」

 聖夜は自分の着ているものを脱ぎ始めた。

 そうだ、自分だけが裸同然で、聖夜はまだ服をきたままだったのだ。

 そんなことにさえ気づいていなかった。

 服を脱いだ聖夜の身体は診察室では何度も見ている。

 だから、今更その裸を見たところで特に何も感じないと思っていた。



 しかし、今この状況で見る彼の身体はなぜだか分からないけれど、すごくセクシーだ。

 直視するのが恥ずかしくて、慶子は思わずその引き締まった身体から目を逸らしてしまった。

「どうしたの?俺の裸なんて見慣れてるでしょ」

「そ、そのはずなんだけど…、どうしてかな?何かドキドキしちゃう」

「先生、ホント可愛いね。病院とは全然違うから、何か俺、調子狂っちゃうよ」

「そ、それは、私だって同じよ。聖夜さん、病院に来た時と全然違うんだもん…」

「それって、褒めてるの?」

 聖夜に問われ、慶子は顔を赤らめた。

「あ~、やっぱ今日の先生、可愛い」

 聖夜は慶子に覆いかぶさると再び口づけをした。

 そして、その口づけは首筋から乳房へ、そして徐々に下半身へと移動した。
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