79 / 86
ケダモノのように愛して.79
しおりを挟む
キスは…、咲那のことを想ってしてくれてるキスなら、嫌じゃない。
でもこんな…、口封じみたいなキスは、キスじゃない。
咲那は、桔平の舌を噛んだ。
「痛っ…」
桔平は、信じられないといった表情で、咲那から唇を離した。
「ねえ、お願い。ちゃんと話して…。桔平は私から逃げればそれで終わり?私は終わりじゃない。だってずっと好きなんだもん。それなのに、何も言わないで行っちゃうの?」
「いつからそんなに口が達者になったんだ…」
桔平は暴れる咲那のことを抱き上げると寝室に連れて行った。
咲那の上に桔平が覆いかぶさる。
「最後にセックスしたくなったのか…。いいよ、してやるよ」
桔平は咲那の首筋にキスをした。
桔平の熱い吐息が耳にかかる。
「ち、ちがう…、話を…話をしにきたの…」
くちくちと舌が耳の中に差し込まれれば、咲那の身体は一気に反応してしまう。
いやだ…、こんな風に誤魔化されたくないのに…。
「その割には、もう感じてるんじゃないのか」
桔平は咲那の身体をまさぐり始める。
「いやっ、桔平…、ちゃんと話したい…」
「じゃあ、話せよ…俺がこうしてる間に」
桔平は咲那の服の中に手を入れると、乳房をキュッと摘んだ。
「ああっ、いやっ、そんなことしたら…、話せない…」
「いいじゃないか、身体で会話するってのもありだろ」
桔平は咲那のTシャツを脱がし、ブラを外すと乳房に熱い舌を這わせた。
「はぁっ…、やだ…、こんなの…、桔平…お願い…」
ちゅくちゅくと先端を吸われれば、言葉は意味をなさなくなってしまう…。
桔平の吐息、立ち昇る香り、熱い身体、その全てに包まれて、咲那の思考は桔平に占領されてしまう。
熱いキスを与えられればそれに応えずにはいられない。
舌を絡ませられれば追いかけずにはいられない
桔平の熱い掌が触れた部分はすべて体の奥の疼きに繋がって、咲那の身体はその全てにビクビクと反応する。
「はあっ…、あっ…、ああっ…、はっ…、ああんっ…」
いつの間にか口から吐き出されるのは甘い吐息だけに変わっている。
激しい口づけを与えられながら、桔平の指が咲那の割れ目を撫でれば、すでに蜜で溢れているそこは、スルリと桔平の指を受け入れた。
「あああっ!はっ…、ああっ…、あっ…、あっ、はぁっ…、あああっ!」
くちゅくちゅと挿入を繰り返される度、咲那は背中を仰け反らせた。
いつの間にこんな体にされてしまったのだろう。
とても抗うことなどできない…。
呼吸もままならないほどのくちづけと、巧みな指使いで、咲那はどんどん追い詰められる。
桔平の香りに満たされて、濃厚に愛撫を繰り返されて、咲那はいよいよ未知の領域へ入っていく。
もう何が何だか分からない。
まともに考えることができない…。
ただ、桔平に満たされている。
強く抱きしめられて、もう桔平との境界線が分からない。
気持ちいいとか…、感じすぎて分からない。
でもこんな…、口封じみたいなキスは、キスじゃない。
咲那は、桔平の舌を噛んだ。
「痛っ…」
桔平は、信じられないといった表情で、咲那から唇を離した。
「ねえ、お願い。ちゃんと話して…。桔平は私から逃げればそれで終わり?私は終わりじゃない。だってずっと好きなんだもん。それなのに、何も言わないで行っちゃうの?」
「いつからそんなに口が達者になったんだ…」
桔平は暴れる咲那のことを抱き上げると寝室に連れて行った。
咲那の上に桔平が覆いかぶさる。
「最後にセックスしたくなったのか…。いいよ、してやるよ」
桔平は咲那の首筋にキスをした。
桔平の熱い吐息が耳にかかる。
「ち、ちがう…、話を…話をしにきたの…」
くちくちと舌が耳の中に差し込まれれば、咲那の身体は一気に反応してしまう。
いやだ…、こんな風に誤魔化されたくないのに…。
「その割には、もう感じてるんじゃないのか」
桔平は咲那の身体をまさぐり始める。
「いやっ、桔平…、ちゃんと話したい…」
「じゃあ、話せよ…俺がこうしてる間に」
桔平は咲那の服の中に手を入れると、乳房をキュッと摘んだ。
「ああっ、いやっ、そんなことしたら…、話せない…」
「いいじゃないか、身体で会話するってのもありだろ」
桔平は咲那のTシャツを脱がし、ブラを外すと乳房に熱い舌を這わせた。
「はぁっ…、やだ…、こんなの…、桔平…お願い…」
ちゅくちゅくと先端を吸われれば、言葉は意味をなさなくなってしまう…。
桔平の吐息、立ち昇る香り、熱い身体、その全てに包まれて、咲那の思考は桔平に占領されてしまう。
熱いキスを与えられればそれに応えずにはいられない。
舌を絡ませられれば追いかけずにはいられない
桔平の熱い掌が触れた部分はすべて体の奥の疼きに繋がって、咲那の身体はその全てにビクビクと反応する。
「はあっ…、あっ…、ああっ…、はっ…、ああんっ…」
いつの間にか口から吐き出されるのは甘い吐息だけに変わっている。
激しい口づけを与えられながら、桔平の指が咲那の割れ目を撫でれば、すでに蜜で溢れているそこは、スルリと桔平の指を受け入れた。
「あああっ!はっ…、ああっ…、あっ…、あっ、はぁっ…、あああっ!」
くちゅくちゅと挿入を繰り返される度、咲那は背中を仰け反らせた。
いつの間にこんな体にされてしまったのだろう。
とても抗うことなどできない…。
呼吸もままならないほどのくちづけと、巧みな指使いで、咲那はどんどん追い詰められる。
桔平の香りに満たされて、濃厚に愛撫を繰り返されて、咲那はいよいよ未知の領域へ入っていく。
もう何が何だか分からない。
まともに考えることができない…。
ただ、桔平に満たされている。
強く抱きしめられて、もう桔平との境界線が分からない。
気持ちいいとか…、感じすぎて分からない。
0
お気に入りに追加
213
あなたにおすすめの小説
なりゆきで、君の体を調教中
星野しずく
恋愛
教師を目指す真が、ひょんなことからメイド喫茶で働く現役女子高生の優菜の特異体質を治す羽目に。毎夜行われるマッサージに悶える優菜と、自分の理性と戦う真面目な真の葛藤の日々が続く。やがて二人の心境には、徐々に変化が訪れ…。
【R18】エリートビジネスマンの裏の顔
白波瀬 綾音
恋愛
御社のエース、危険人物すぎます───。
私、高瀬緋莉(27)は、思いを寄せていた業界最大手の同業他社勤務のエリート営業マン檜垣瑤太(30)に執着され、軟禁されてしまう。
同じチームの後輩、石橋蓮(25)が異変に気付くが……
この生活に果たして救いはあるのか。
※サムネにAI生成画像を使用しています
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
兄と妹のイケナイ関係
星野しずく
恋愛
みのりは、母の再婚相手の連れ子である兄将貴にいつの頃からか恋心を抱くようになっていた。中学3年のみのりと高校3年の将貴が初めて二人で迎える夏休み。何かが起こりそうな予感…。
【R18】今夜、私は義父に抱かれる
umi
恋愛
封じられた初恋が、時を経て三人の男女の運命を狂わせる。メリバ好きさんにおくる、禁断のエロスファンタジー。
一章 初夜:幸せな若妻に迫る義父の魔手。夫が留守のある夜、とうとう義父が牙を剥き──。悲劇の始まりの、ある夜のお話。
二章 接吻:悪夢の一夜が明け、義父は嫁を手元に囲った。が、事の最中に戻ったかに思われた娘の幼少時代の記憶は、夜が明けるとまた元通りに封じられていた。若妻の心が夫に戻ってしまったことを知って絶望した義父は、再び力づくで娘を手に入れようと──。
【共通】
*中世欧州風ファンタジー。
*立派なお屋敷に使用人が何人もいるようなおうちです。旦那様、奥様、若旦那様、若奥様、みたいな。国、服装、髪や目の色などは、お好きな設定で読んでください。
*女性向け。女の子至上主義の切ないエロスを目指してます。
*一章、二章とも、途中で無理矢理→溺愛→に豹変します。二章はその後闇落ち展開。思ってたのとちがう(スン)…な場合はそっ閉じでスルーいただけると幸いです。
*ムーンライトノベルズ様にも旧バージョンで投稿しています。
※同タイトルの過去作『今夜、私は義父に抱かれる』を改編しました。2021/12/25
イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。
すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。
そこで私は一人の男の人と出会う。
「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」
そんな言葉をかけてきた彼。
でも私には秘密があった。
「キミ・・・目が・・?」
「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」
ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。
「お願いだから俺を好きになって・・・。」
その言葉を聞いてお付き合いが始まる。
「やぁぁっ・・!」
「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」
激しくなっていく夜の生活。
私の身はもつの!?
※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
では、お楽しみください。
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
優しい微笑をください~上司の誤解をとく方法
栗原さとみ
恋愛
仕事のできる上司に、誤解され嫌われている私。どうやら会長の愛人でコネ入社だと思われているらしい…。その上浮気っぽいと思われているようで。上司はイケメンだし、仕事ぶりは素敵過ぎて、片想いを拗らせていくばかり。甘々オフィスラブ、王道のほっこり系恋愛話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる