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社長の奴隷.03
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「はぁ~」
美緒はぐしょぐしょになったあそこをティッシュで拭うと下着をつけた。
「で、どうだった?」
まったく慣れとは恐ろしいものだ。
こんな姿をさらしても平気な美緒と、それを見ても眉ひとつ動かさない寛成。
若い二人がこんなことでいいのだろうかと、美緒は時々不安になる。
「すごかったです・・・」
「ふうん・・・。文章はもう少し具体的に頼むね」
そう言うと寛成はすぐさまパソコンの画面の方を向いてしまった。
寛成には一応彼女がいるらしい。
しかし、商品開発に協力して欲しいと頼んだところ、キッパリと断れたということだ。
それはそうだろうな・・・。
こんなの、ただの人体実験だもん・・・。
恋人にすることじゃないよね・・・。
美緒は、恋人にはできない様なことを自分にされているということについて、悲しさを感じるというよりは、むしろ恋人でもない自分がイケメンの寛成に触れてもらえるという、願ってもないご褒美を与えられていると思っていた。
口では無理ですとか、仕事だから渋々やっている体でいるが、本当は心の底から感じまくっているのだった。
そんなことを寛成に知られては、気持ち悪いと思われてしまうので、口が裂けても言えないけれど。
「まだ少し先の予定なんだが、男性用のアダルトグッズ専門店も始めようと思ってる」
寛成は今日も美緒の中に指を入れながら、普通に話しかけてくる。
「はっ、はうっ・・・、そ・・・、そうなんですか・・・、あっ・・・」
美緒はこんな最中に真顔で仕事の話をするのは本当にやめて欲しいと思う。
寛成の方は平気かもしれないが、美緒の方は散々中をいじられて、もうイク寸前で、それどころじゃないというのに・・・。
「この辺りはどうだ?」
寛成は指の角度を変えては、逐一美緒に感想を求めてくる。
「あっ、いい・・・です・・・、すごく・・・」
ああ・・・、普通に快感だけを追っていたいのに・・・。
いちいちその感想を冷静に言葉にしようとすると、とたんに興ざめしてしまう。
しかしこれは仕事なのだ。
男性で言うところのヘルスに行っているんじゃないんだから、気持ちよくなっていればいいわけじゃないのは分かっている。
だけど、あと少しで達しそうになっている時などに感想を求められると、正直本当に泣きたくなる。
ただ、やはり最終目的はそのグッズでオーガズムを感じられるかどうかにある。
そのため、寛成は大抵その日の最後の実験の時には美緒がイクまで指を動かし続けてくれる。
「はあっ・・・しゃ、社長・・・き、気持ちいいです・・・すごく。あっ・・・もう、ああっ・・・はぁっ・・・、い、い、いっちゃう・・・」
美緒は寛成の指をくわえ込んだまま、ビクビクと内壁を痙攣させ達した。
「ふむ・・・。今日も感度抜群だな。じゃあ、しっかり感想を書いて提出してくれよ」
寛成は澄ました顔で濡れた指先を拭うと、自分のデスクへと戻っていった。
美緒はぐしょぐしょになったあそこをティッシュで拭うと下着をつけた。
「で、どうだった?」
まったく慣れとは恐ろしいものだ。
こんな姿をさらしても平気な美緒と、それを見ても眉ひとつ動かさない寛成。
若い二人がこんなことでいいのだろうかと、美緒は時々不安になる。
「すごかったです・・・」
「ふうん・・・。文章はもう少し具体的に頼むね」
そう言うと寛成はすぐさまパソコンの画面の方を向いてしまった。
寛成には一応彼女がいるらしい。
しかし、商品開発に協力して欲しいと頼んだところ、キッパリと断れたということだ。
それはそうだろうな・・・。
こんなの、ただの人体実験だもん・・・。
恋人にすることじゃないよね・・・。
美緒は、恋人にはできない様なことを自分にされているということについて、悲しさを感じるというよりは、むしろ恋人でもない自分がイケメンの寛成に触れてもらえるという、願ってもないご褒美を与えられていると思っていた。
口では無理ですとか、仕事だから渋々やっている体でいるが、本当は心の底から感じまくっているのだった。
そんなことを寛成に知られては、気持ち悪いと思われてしまうので、口が裂けても言えないけれど。
「まだ少し先の予定なんだが、男性用のアダルトグッズ専門店も始めようと思ってる」
寛成は今日も美緒の中に指を入れながら、普通に話しかけてくる。
「はっ、はうっ・・・、そ・・・、そうなんですか・・・、あっ・・・」
美緒はこんな最中に真顔で仕事の話をするのは本当にやめて欲しいと思う。
寛成の方は平気かもしれないが、美緒の方は散々中をいじられて、もうイク寸前で、それどころじゃないというのに・・・。
「この辺りはどうだ?」
寛成は指の角度を変えては、逐一美緒に感想を求めてくる。
「あっ、いい・・・です・・・、すごく・・・」
ああ・・・、普通に快感だけを追っていたいのに・・・。
いちいちその感想を冷静に言葉にしようとすると、とたんに興ざめしてしまう。
しかしこれは仕事なのだ。
男性で言うところのヘルスに行っているんじゃないんだから、気持ちよくなっていればいいわけじゃないのは分かっている。
だけど、あと少しで達しそうになっている時などに感想を求められると、正直本当に泣きたくなる。
ただ、やはり最終目的はそのグッズでオーガズムを感じられるかどうかにある。
そのため、寛成は大抵その日の最後の実験の時には美緒がイクまで指を動かし続けてくれる。
「はあっ・・・しゃ、社長・・・き、気持ちいいです・・・すごく。あっ・・・もう、ああっ・・・はぁっ・・・、い、い、いっちゃう・・・」
美緒は寛成の指をくわえ込んだまま、ビクビクと内壁を痙攣させ達した。
「ふむ・・・。今日も感度抜群だな。じゃあ、しっかり感想を書いて提出してくれよ」
寛成は澄ました顔で濡れた指先を拭うと、自分のデスクへと戻っていった。
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